JPH0575594U - 管のスクイズオフ装置 - Google Patents

管のスクイズオフ装置

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JPH0575594U
JPH0575594U JP1413392U JP1413392U JPH0575594U JP H0575594 U JPH0575594 U JP H0575594U JP 1413392 U JP1413392 U JP 1413392U JP 1413392 U JP1413392 U JP 1413392U JP H0575594 U JPH0575594 U JP H0575594U
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秀樹 奥村
雅也 衣川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管のスクイズオフを行うに際し、その作業性
を向上させ且つその危険性を解消し得る手段を提供す
る。 【構成】 向う側受け部材1を、その長手方向において
分割した一対の分割受け部材1a,1bから構成する。
各分割受け部材1a,1bを両端相当部分で接近離隔方
向へ揺動自在に枢支し、且つ、各分割受け部材1a,1
bを離隔方向へ揺動しないように規制する規制部Dを設
ける。そして、装置主要部を遠隔箇所から支持して移動
操作する移動操作部B、及び、前記分割受け部材1a,
1bを遠隔箇所から手前方向へ揺動操作する揺動操作部
Eを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管のスクイズオフ装置に関し、更に詳しくは、管の向う側に配置可 能な向う側受け部材と、移動案内体にて前記管に対する接近離隔方向へ移動案内 されて前記向う側受け部材との離間距離が変更可能な手前側受け部材と、その手 前側受け部材を接近離隔移動させる駆動部とを主要部として備え、前記両受け部 材の間に前記管を位置させた状態にて前記離間距離を狭めることにより、前記管 を押し潰してその管内を一時遮断する管のスクイズオフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の管のスクイズオフ装置としては、図3に示す如く、管Pの向う側(管P が土中に埋設されたガス管である場合、管Pの下側)に配置される向う側受け部 材21を、それと平行に配置される手前側受け部材24を管に対する接近離隔方 向へ移動案内する移動案内体25の先端部に着脱自在に取り付けると共に、前記 手前側受け部材24を、手動ハンドル22の回転操作に基づいて、前記移動案内 体25に案内させて接近離隔方向へ移動(管Pが前記ガス管の場合、上下移動) させることにより、その手前側受け部材24と前記向う側受け部材21との離間 距離を変更するように構成したものがあった。 かかる装置を用いて管Pを押し潰し、管Pをスクイズオフする場合は、作業者 が、作業し難い箇所(管Pが前記ガス管の場合、土中に設けた狭い掘削穴内)に 立ち入った上で、前記向う側受け部材21を一旦取り外すことにより前記両受け 部材21,24の間に前記管Pを位置させる作業、及び、前記手動ハンドル22 を回転操作して前記離間距離を狭めることにより前記管Pを押し潰す作業を実施 していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる作業は、通常、前記狭い掘削穴内等、作業し難い箇所で行われるので、 作業性が非常に悪い上、作業箇所が土中に設けた前記掘削穴内である場合は、土 砂が崩れて作業者が危険な目に会うという問題があった。 本考案は、かかる実情に着目してなされたものであり、上述の作業を実施する ときの作業性及び危険性の問題を解消し得る手段を提供することを目的としてい る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る管のスクイズオフ装置(以下、本案装置という)は、 管の向う側に配置可能な向う側受け部材を、その長手方向において分割した一 対の分割受け部材から構成し、その各分割受け部材を前記向う側受け部材の両端 部に相当する部分で接近離隔方向へ揺動自在に枢支し、且つ、前記各分割受け部 材を前記向う側受け部材の未分割状態よりも離隔方向へ揺動しないように規制す る規制部を設けると共に、 遠隔箇所から前記主要部を支持して移動操作するための移動操作部、及び、遠 隔箇所から前記一対の分割受け部材を前記未分割状態から手前方向へ揺動操作す るための揺動操作部を設けてあることを特徴としている。
【0005】
【作用】
かかる本案装置によれば、作業者は、遠隔箇所から前記主要部を支持して移動 操作することにより、作業し難い箇所に立ち入ることなく、手前の作業し易い箇 所にて前記向う側受け部材を管の向う側に移動させることができる。なぜなら、 前記一対の分割受け部材が上述の如く揺動自在に枢支されているため、前記向う 側受け部材を手前から管の向う側へ移動させるときに前記一対の分割受け部材は その揺動に基づいて管を難なく通過できるからである。 そして、上述の如く管を一旦通過した通過済みの分割受け部材は、前記規制部 の存在によって離隔方向へ揺動しないように規制されるので、前記通過済みの分 割受け部材に対し、駆動部の駆動によって前記手前側受け部材を接近移動させる ことにより、前記両受け部材の間に管を位置させつつ前記両受け部材の離間距離 を狭めることができ、もって、管の押し潰しを行ってその管内を一時遮断するこ とができる。 尚、前記管内の一時遮断を解除すべく本案装置を取り外したいときには、前記 駆動部の駆動を解除して前記向う側受け部材から前記手前側受け部材を離間させ た後、前記揺動操作部を操作して前記分割受け部材を手前方向へ揺動させ、その 状態を維持しつつ前記主要部を手前へ移動操作することにより、本案装置を容易 に取り外すことができる。
【0006】
【考案の効果】
かかる作業は全て、作業者が、前記掘削穴内等の作業し難い箇所に立ち入るこ となく行えるので、前記作業を行うときの従来の問題、即ち、その作業時の作業 性及び危険性の問題を解消することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1には、本案装置の一実施例が示されている。図中のPは、土中に埋設され たガス管であり、そのガス管Pの補修工事等のため、そのガス管Pは、土中に掘 削穴を設けることによってその穴内にて露出状態とされ、本案装置によって前記 工事等に先立つ管内の一時遮断が行われるようになっている。
【0008】 本案装置は、ガス管Pの向う側に配置可能な向う側受け部材1と、移動案内体 2にて接近離隔方向へ移動案内されて前記向う側受け部材1との離間距離が変更 可能な手前側受け部材3と、その手前側受け部材3を接近離隔移動させる駆動部 Aとを主要部として備えている。 前記移動案内体2は、上下姿勢で平行に配置された左右一対の角柱状体にて構 成され、その内側部分に、前記手前側受け部材3の両端部に形成された被係合部 3a,3bを摺動自在に係合させることにより、前記手前側受け部材3を両受け 部材1,3間に位置させたガス管Pに対する接近離隔方向へ移動案内するように なっている。 また、前記駆動部Aは、前記左右一対の角柱状体からなる移動案内体2の手前 側両端部に架設された手前側連結部2aに、その手前側連結部2aをピストンロ ッド5aが挿通する状態で装着された油圧シリンダ5にて構成され、その油圧シ リンダ5には、遠隔箇所としての地上箇所に配置される油圧ユニット5bが可撓 性の油圧配管5dを介して接続されている。 そして、前記両受け部材1,3の間に前記ガス管Pを位置させた状態にて前記 離間距離を狭めることにより、前記ガス管Pを図2(ハ)に示すように押し潰し てその管内を一時遮断することができるようになっている。
【0009】 前記向う側受け部材1は、その長手方向において二分割された一対の分割受け 部材1a,1bから構成されており、それら一対の分割受け部材1a,1bの夫 々は、前記向う側受け部材1の両端部に相当する部分で接近離隔方向(本実施例 では、上下方向)へ揺動自在に枢支されている。 また、前記各分割受け部材1a,1bを前記向う側受け部材1の未分割状態よ りも離隔方向へ揺動しないように規制する規制部Dが、前記移動案内体2の向う 側両端部に設けられている。その規制部Dは、具体的には、前記移動案内体2の 向う側両端部に内側に突出するように取り付けられた板状体6である。
【0010】 更に、上述の如く向う側受け部材1と手前側受け部材3と駆動部Aとを備えて なる本案装置の主要部には、それを吊り下げ支持して前記地上箇所から移動操作 する移動操作部Bが付設されている。その移動操作部Bは、具体的には、前記手 前側連結部2aに装着された油圧シリンダ5に対して、その手前側底部に取り付 けられた、ハンドル7a付きシャフト7にて構成されている。また、前記本案装 置の主要部には、前記地上箇所から前記一対の分割受け部材1a,1bを前記向 う側受け部材1の未分割状態から手前方向へ揺動操作するための揺動操作部Eが 付設されている。その揺動操作部Eは、具体的には、先端部8aが前記一対の分 割受け部材1a,1bの先端側に連結され、且つ、全体が案内筒体内に摺動自在 に収納されたワイヤ8に対し、その基端部8bを引き操作自在に連結された操作 レバー9にて構成されている。尚、その操作レバー9は、前記シャフト7のハン ドル7a又はその近傍に、作業者の操作性を考慮して取り付けられている。そし て、前記操作レバー9を引き操作することにより、前記一対の分割受け部材1a ,1bを上述の如く手前方向へ揺動操作できるようになっている。
【0011】 尚、前記一対の分割受け部材1a,1bは、前記操作レバー9の引き操作が行 われていない状態で前記規制部Dとしての板状体6に接当するように、バネ10 にて下向きに付勢されている。
【0012】 かかる本案装置によれば、前記一対の分割受け部材1a,1bが上述の如く揺 動自在に枢支されているため、前記向う側受け部材1を手前からガス管Pの下側 へ移動させるときに前記一対の分割受け部材1a,1bはその揺動に基づいて図 2(イ)に示すようにガス管Pを難なく通過できる。そして、その通過後には前 記一対の分割受け部材1a,1bはバネ10にて下向きに付勢されて図2(ロ) に示すように元の姿勢をとるようになる。そして、上述の如くガス管Pを一旦通 過した分割受け部材1a,1bは、前記規制部Dの存在によって未分割状態より は下向きへ揺動しないように規制されるので、その分割受け部材1a,1bに対 し、駆動部Aの駆動によって前記手前側受け部材3を下向き移動させることによ り、ガス管Pの押し潰しを図2(ハ)に示すように行ってその管内を一時遮断す ることができる。そして、前記管内の一時遮断を解除すべく本案装置を取り外し たいときには、前記駆動部Aの駆動を解除して前記向う側受け部材1から前記手 前側受け部材3を離間させた後、前記揺動操作部Eを操作して前記分割受け部材 1a,1bを図2(ニ)に示すように上向きに揺動させ、その状態を維持しつつ 前記主要部を手前へ操作することにより、本案装置を容易に取り外すことができ る。
【0013】 次に、別実施例について説明する。 前記移動操作部Bとしてのシャフト7は、本案装置の主要部を吊り下げ支持す る紐状体に代替させてもよい。この場合、2本の紐状体とするのが作業性の上か ら好ましい。
【0014】 また、前記手前側受け部材3を接近離隔移動させる駆動部Aは、手動の駆動装 置であってもよい。
【0015】 また、上述の実施例は、本案装置を下向きに吊り下げ支持することにより、地 下に存在する作業し難い箇所に持ち込むものであったが、本案装置は、上述の実 施例とは逆向き(即ち、上向き)に持ち上げ支持して、空中に存在する作業し難 い箇所に持ち込む場合においても適用することができる。
【0016】 また、水道管等、ガス管以外の管であっても、本案装置にてスクイズオフする ことができる。
【0017】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスクイズオフ装置の一実施例を示
す斜視図
【図2】その使用状態を示す説明図
【図3】従来のスクイズオフ装置を示す正面図
【符号の説明】
1 向う側受け部材 1a,1b 分割受け部材 2 移動案内体 3 手前側受け部材 A 駆動部 B 移動操作部 D 規制部 E 揺動操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管(P)の向う側に配置可能な向う側受
    け部材(1)と、移動案内体(2)にて前記管(P)に
    対する接近離隔方向へ移動案内されて前記向う側受け部
    材(1)との離間距離が変更可能な手前側受け部材
    (3)と、その手前側受け部材(3)を接近離隔移動さ
    せる駆動部(A)とを主要部として備え、前記両受け部
    材(1),(3)の間に前記管(P)を位置させた状態に
    て前記離間距離を狭めることにより、前記管(P)を押
    し潰してその管内を一時遮断する管のスクイズオフ装置
    であって、 前記向う側受け部材(1)を、その長手方向において分
    割した一対の分割受け部材(1a),(1b)から構成
    し、その各分割受け部材(1a),(1b)を前記向う側
    受け部材(1)の両端部に相当する部分で接近離隔方向
    へ揺動自在に枢支し、且つ、前記各分割受け部材(1
    a),(1b)を前記向う側受け部材(1)の未分割状態
    よりも離隔方向へ揺動しないように規制する規制部
    (D)を設けると共に、 遠隔箇所から前記主要部を支持して移動操作するための
    移動操作部(B)、及び、遠隔箇所から前記一対の分割
    受け部材(1a),(1b)を前記未分割状態から手前方
    向へ揺動操作するための揺動操作部(E)を設けてある
    スクイズオフ装置。
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