JP2568074Y2 - 管のスクイズオフ装置 - Google Patents

管のスクイズオフ装置

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JP2568074Y2
JP2568074Y2 JP1413392U JP1413392U JP2568074Y2 JP 2568074 Y2 JP2568074 Y2 JP 2568074Y2 JP 1413392 U JP1413392 U JP 1413392U JP 1413392 U JP1413392 U JP 1413392U JP 2568074 Y2 JP2568074 Y2 JP 2568074Y2
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秀樹 奥村
雅也 衣川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、管のスクイズオフ装置
に関し、更に詳しくは、管の向う側に配置可能な向う側
受け部材と、移動案内体にて前記管に対する接近離隔方
向へ移動案内されて前記向う側受け部材との離間距離が
変更可能な手前側受け部材と、その手前側受け部材を接
近離隔移動させる駆動部とを主要部として備え、前記両
受け部材の間に前記管を位置させた状態にて前記離間距
離を狭めることにより、前記管を押し潰してその管内を
一時遮断する管のスクイズオフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管のスクイズオフ装置としては、
図3に示す如く、管Pの向う側(管Pが土中に埋設され
たガス管である場合、管Pの下側)に配置される向う側
受け部材21を、それと平行に配置される手前側受け部
材24を管に対する接近離隔方向へ移動案内する移動案
内体25の先端部に着脱自在に取り付けると共に、前記
手前側受け部材24を、手動ハンドル22の回転操作に
基づいて、前記移動案内体25に案内させて接近離隔方
向へ移動(管Pが前記ガス管の場合、上下移動)させる
ことにより、その手前側受け部材24と前記向う側受け
部材21との離間距離を変更するように構成したものが
あった。かかる装置を用いて管Pを押し潰し、管Pをス
クイズオフする場合は、作業者が、作業し難い箇所(管
Pが前記ガス管の場合、土中に設けた狭い掘削穴内)に
立ち入った上で、前記向う側受け部材21を一旦取り外
すことにより前記両受け部材21,24の間に前記管P
を位置させる作業、及び、前記手動ハンドル22を回転
操作して前記離間距離を狭めることにより前記管Pを押
し潰す作業を実施していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる作業は、通常、
前記狭い掘削穴内等、作業し難い箇所で行われるので、
作業性が非常に悪い上、作業箇所が土中に設けた前記掘
削穴内である場合は、土砂が崩れて作業者が危険な目に
会うという問題があった。本考案は、かかる実情に着目
してなされたものであり、上述の作業を実施するときの
作業性及び危険性の問題を解消し得る手段を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る管のスクイ
ズオフ装置(以下、本案装置という)は、管の向う側に
配置可能な向う側受け部材を、その長手方向において分
割した一対の分割受け部材から構成し、その各分割受け
部材を前記向う側受け部材の両端部に相当する部分で接
近離隔方向へ揺動自在に枢支し、且つ、前記各分割受け
部材を前記向う側受け部材の未分割状態よりも離隔方向
へ揺動しないように規制する規制部を設けると共に、遠
隔箇所から前記主要部を支持して移動操作するための移
動操作部、及び、遠隔箇所から前記一対の分割受け部材
を前記未分割状態から手前方向へ揺動操作するための揺
動操作部を設けてあることを特徴としている。
【0005】
【作用】かかる本案装置によれば、作業者は、遠隔箇所
から前記主要部を支持して移動操作することにより、作
業し難い箇所に立ち入ることなく、手前の作業し易い箇
所にて前記向う側受け部材を管の向う側に移動させるこ
とができる。なぜなら、前記一対の分割受け部材が上述
の如く揺動自在に枢支されているため、前記向う側受け
部材を手前から管の向う側へ移動させるときに前記一対
の分割受け部材はその揺動に基づいて管を難なく通過で
きるからである。そして、上述の如く管を一旦通過した
通過済みの分割受け部材は、前記規制部の存在によって
離隔方向へ揺動しないように規制されるので、前記通過
済みの分割受け部材に対し、駆動部の駆動によって前記
手前側受け部材を接近移動させることにより、前記両受
け部材の間に管を位置させつつ前記両受け部材の離間距
離を狭めることができ、もって、管の押し潰しを行って
その管内を一時遮断することができる。尚、前記管内の
一時遮断を解除すべく本案装置を取り外したいときに
は、前記駆動部の駆動を解除して前記向う側受け部材か
ら前記手前側受け部材を離間させた後、前記揺動操作部
を操作して前記分割受け部材を手前方向へ揺動させ、そ
の状態を維持しつつ前記主要部を手前へ移動操作するこ
とにより、本案装置を容易に取り外すことができる。
【0006】
【考案の効果】かかる作業は全て、作業者が、前記掘削
穴内等の作業し難い箇所に立ち入ることなく行えるの
で、前記作業を行うときの従来の問題、即ち、その作業
時の作業性及び危険性の問題を解消することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本案装置の一実施例が示されている。
図中のPは、土中に埋設されたガス管であり、そのガス
管Pの補修工事等のため、そのガス管Pは、土中に掘削
穴を設けることによってその穴内にて露出状態とされ、
本案装置によって前記工事等に先立つ管内の一時遮断が
行われるようになっている。
【0008】本案装置は、ガス管Pの向う側に配置可能
な向う側受け部材1と、移動案内体2にて接近離隔方向
へ移動案内されて前記向う側受け部材1との離間距離が
変更可能な手前側受け部材3と、その手前側受け部材3
を接近離隔移動させる駆動部Aとを主要部として備えて
いる。前記移動案内体2は、上下姿勢で平行に配置され
た左右一対の角柱状体にて構成され、その内側部分に、
前記手前側受け部材3の両端部に形成された被係合部3
a,3bを摺動自在に係合させることにより、前記手前
側受け部材3を両受け部材1,3間に位置させたガス管
Pに対する接近離隔方向へ移動案内するようになってい
る。また、前記駆動部Aは、前記左右一対の角柱状体か
らなる移動案内体2の手前側両端部に架設された手前側
連結部2aに、その手前側連結部2aをピストンロッド
5aが挿通する状態で装着された油圧シリンダ5にて構
成され、その油圧シリンダ5には、遠隔箇所としての地
上箇所に配置される油圧ユニット5bが可撓性の油圧配
管5dを介して接続されている。そして、前記両受け部
材1,3の間に前記ガス管Pを位置させた状態にて前記
離間距離を狭めることにより、前記ガス管Pを図2
(ハ)に示すように押し潰してその管内を一時遮断する
ことができるようになっている。
【0009】前記向う側受け部材1は、その長手方向に
おいて二分割された一対の分割受け部材1a,1bから
構成されており、それら一対の分割受け部材1a,1b
の夫々は、前記向う側受け部材1の両端部に相当する部
分で接近離隔方向(本実施例では、上下方向)へ揺動自
在に枢支されている。また、前記各分割受け部材1a,
1bを前記向う側受け部材1の未分割状態よりも離隔方
向へ揺動しないように規制する規制部Dが、前記移動案
内体2の向う側両端部に設けられている。その規制部D
は、具体的には、前記移動案内体2の向う側両端部に内
側に突出するように取り付けられた板状体6である。
【0010】更に、上述の如く向う側受け部材1と手前
側受け部材3と駆動部Aとを備えてなる本案装置の主要
部には、それを吊り下げ支持して前記地上箇所から移動
操作する移動操作部Bが付設されている。その移動操作
部Bは、具体的には、前記手前側連結部2aに装着され
た油圧シリンダ5に対して、その手前側底部に取り付け
られた、ハンドル7a付きシャフト7にて構成されてい
る。また、前記本案装置の主要部には、前記地上箇所か
ら前記一対の分割受け部材1a,1bを前記向う側受け
部材1の未分割状態から手前方向へ揺動操作するための
揺動操作部Eが付設されている。その揺動操作部Eは、
具体的には、先端部8aが前記一対の分割受け部材1
a,1bの先端側に連結され、且つ、全体が案内筒体内
に摺動自在に収納されたワイヤ8に対し、その基端部8
bを引き操作自在に連結された操作レバー9にて構成さ
れている。尚、その操作レバー9は、前記シャフト7の
ハンドル7a又はその近傍に、作業者の操作性を考慮し
て取り付けられている。そして、前記操作レバー9を引
き操作することにより、前記一対の分割受け部材1a,
1bを上述の如く手前方向へ揺動操作できるようになっ
ている。
【0011】尚、前記一対の分割受け部材1a,1b
は、前記操作レバー9の引き操作が行われていない状態
で前記規制部Dとしての板状体6に接当するように、バ
ネ10にて下向きに付勢されている。
【0012】かかる本案装置によれば、前記一対の分割
受け部材1a,1bが上述の如く揺動自在に枢支されて
いるため、前記向う側受け部材1を手前からガス管Pの
下側へ移動させるときに前記一対の分割受け部材1a,
1bはその揺動に基づいて図2(イ)に示すようにガス
管Pを難なく通過できる。そして、その通過後には前記
一対の分割受け部材1a,1bはバネ10にて下向きに
付勢されて図2(ロ)に示すように元の姿勢をとるよう
になる。そして、上述の如くガス管Pを一旦通過した分
割受け部材1a,1bは、前記規制部Dの存在によって
未分割状態よりは下向きへ揺動しないように規制される
ので、その分割受け部材1a,1bに対し、駆動部Aの
駆動によって前記手前側受け部材3を下向き移動させる
ことにより、ガス管Pの押し潰しを図2(ハ)に示すよ
うに行ってその管内を一時遮断することができる。そし
て、前記管内の一時遮断を解除すべく本案装置を取り外
したいときには、前記駆動部Aの駆動を解除して前記向
う側受け部材1から前記手前側受け部材3を離間させた
後、前記揺動操作部Eを操作して前記分割受け部材1
a,1bを図2(ニ)に示すように上向きに揺動させ、
その状態を維持しつつ前記主要部を手前へ操作すること
により、本案装置を容易に取り外すことができる。
【0013】次に、別実施例について説明する。前記移
動操作部Bとしてのシャフト7は、本案装置の主要部を
吊り下げ支持する紐状体に代替させてもよい。この場
合、2本の紐状体とするのが作業性の上から好ましい。
【0014】また、前記手前側受け部材3を接近離隔移
動させる駆動部Aは、手動の駆動装置であってもよい。
【0015】また、上述の実施例は、本案装置を下向き
に吊り下げ支持することにより、地下に存在する作業し
難い箇所に持ち込むものであったが、本案装置は、上述
の実施例とは逆向き(即ち、上向き)に持ち上げ支持し
て、空中に存在する作業し難い箇所に持ち込む場合にお
いても適用することができる。
【0016】また、水道管等、ガス管以外の管であって
も、本案装置にてスクイズオフすることができる。
【0017】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスクイズオフ装置の一実施例を示
す斜視図
【図2】その使用状態を示す説明図
【図3】従来のスクイズオフ装置を示す正面図
【符号の説明】
1 向う側受け部材 1a,1b 分割受け部材 2 移動案内体 3 手前側受け部材 A 駆動部 B 移動操作部 D 規制部 E 揺動操作部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管(P)の向う側に配置可能な向う側受
    け部材(1)と、移動案内体(2)にて前記管(P)に
    対する接近離隔方向へ移動案内されて前記向う側受け部
    材(1)との離間距離が変更可能な手前側受け部材
    (3)と、その手前側受け部材(3)を接近離隔移動さ
    せる駆動部(A)とを主要部として備え、前記両受け部
    材(1),(3)の間に前記管(P)を位置させた状態に
    て前記離間距離を狭めることにより、前記管(P)を押
    し潰してその管内を一時遮断する管のスクイズオフ装置
    であって、 前記向う側受け部材(1)を、その長手方向において分
    割した一対の分割受け部材(1a),(1b)から構成
    し、その各分割受け部材(1a),(1b)を前記向う側
    受け部材(1)の両端部に相当する部分で接近離隔方向
    へ揺動自在に枢支し、且つ、前記各分割受け部材(1
    a),(1b)を前記向う側受け部材(1)の未分割状態
    よりも離隔方向へ揺動しないように規制する規制部
    (D)を設けると共に、 遠隔箇所から前記主要部を支持して移動操作するための
    移動操作部(B)、及び、遠隔箇所から前記一対の分割
    受け部材(1a),(1b)を前記未分割状態から手前方
    向へ揺動操作するための揺動操作部(E)を設けてある
    スクイズオフ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103759040A (zh) * 2014-01-21 2014-04-30 芜湖耐得胶管阀业有限公司 裸式管夹阀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103759040A (zh) * 2014-01-21 2014-04-30 芜湖耐得胶管阀业有限公司 裸式管夹阀

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