JPH0575498B2 - - Google Patents

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JPH0575498B2
JPH0575498B2 JP19919987A JP19919987A JPH0575498B2 JP H0575498 B2 JPH0575498 B2 JP H0575498B2 JP 19919987 A JP19919987 A JP 19919987A JP 19919987 A JP19919987 A JP 19919987A JP H0575498 B2 JPH0575498 B2 JP H0575498B2
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JP
Japan
Prior art keywords
chain
cast
mold
cut
polystyrene
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19919987A
Other languages
English (en)
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JPS6444245A (en
Inventor
Ryoichi Kuwabara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUWABARA CHUKO KK
Original Assignee
KUWABARA CHUKO KK
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Application filed by KUWABARA CHUKO KK filed Critical KUWABARA CHUKO KK
Priority to JP19919987A priority Critical patent/JPS6444245A/ja
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋳物製の鎖に関するもので、特に建
物の周囲などに設けられる美粧な柵などに使用さ
れる鋳物製鎖の製造法に関するものである。
(従来の技術) 一般に公園や建物の周囲などに設けられる固定
された柵に使用される鎖は、鋼鉄製の丸棒を所要
寸法に切断し、環状としながら順次連結して鎖と
なしたものが主で、必要であれば環状としたとき
の接触部を熔接などにより接合し製作される。
(発明が解決しようとする問題点) 近時、建物に付属して設けられる柵の外に、夜
間駐車場の仕切りの為の移動柵、公園や各種建物
の出入路などを仮に仕切るために鎖付の移動可能
な仕切柵が使用されるが、従来使用されている鋼
鉄などで作られた鎖は前述の如く一般に金属の丸
棒を切断して作られたものが多く、重量があり、
持運びに不便であるばかりか、、美観上あまり好
ましいものとは言えず、支柱と共に美粧な鎖の出
現が望まれるようになつてきた。然し乍ら、支柱
などが特にアルミニウムなどの金属で鋳造される
ようになり、計量化され、さらに着色など表面加
工により美粧化された製品が出現しているが、ア
ルミニウムなどの金属により製作された鎖は軽量
であるが、丸棒より作ると接触部の熔接が困難
で、取扱い中に拡開して鎖が切れてしまうことが
あるなどの欠点があり、支柱などと同様に美粧化
された接合部のない、一体化された鎖の出現が望
まれるようになつてきた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かゝる要望に答え、従来の鎖では得
られない美粧な鋳物製の鎖を製造する方法を開発
することを目的とするもので、発泡ポリスチレン
を使用した鋳造法、すなわちフルモールド法を適
用することにより解決せるものである。
すなわち、発泡ポリスチレンで成型した鋳型単
体は、分割して成型して有機系の接着剤で貼り合
わせ組立てられたり、また成型後刃物で容易に切
断でき、かつ有機系の接着剤、または粘着テープ
などを用いて元の形状に復元でき、さらに僅かで
はあるが有する弾性、即ち切れ目などを入れて切
れ目を拡開できるなどの性質を利用し、別に鋳造
しておいた鋳物製鎖の単体に、発泡ポリスチレン
で成型した鎖の鋳型単体を必要に応じその一部に
切れ目を入れ、また一部を切断するなどして連結
したのち、有機系の接着剤で貼り合わせたり、接
着テープで固定するなどして元の形状に復元し、
鋳型単体を鋳砂中に埋設固定し、常法に従がい溶
融せる金属を鋳型単体に注湯することにより、発
泡ポリスチレン製の鋳型単体を燃焼させ鋳物の鎖
の単体を形成せしめることにより、継目のない一
体化された鎖単体が連結した鋳物製の鎖を得るこ
とができた。
さらに、発泡ポリスチレン製の鋳型単体は、表
面に澱粉、酢酸ビニルなだの有機系接着剤の溶液
を用い、硅砂、ジルコン、溶融石英、溶融アルミ
ナ、シリマナイトなどの耐火性粉末を塗被してお
くと、すでに成型してある鋳物製の鎖の単体と発
泡ポリスチレン製の鋳型単体が接触していても、
溶融金属を注湯した際に接合する恐れがないこと
が判明し、本発明を完成するに至つたものであ
る。
(実施例) 本発明を図面に示す実施例に従つて説明する。
実施例 1 第1図に示す如き、環状体を鎖の単体とする製
品においては、まず、従来法または発泡ポリスチ
レンで成型した鋳型を用いて、1個宛金属アルミ
ニウムを用い環状体の鎖の鋳物単体1を鋳造して
おき、第2図に示す如く発泡ポリスチレンで成型
し表面に微粉末の硅砂を酢酸ビニルエマルジユン
中に分散させた溶液を塗被乾燥させた環状体の鋳
型単体2を一部で切断し、発泡ポリスチレンの弾
性を利用して切断部3をお互に反対方向に捻つた
り、拡開して開口させ、前記鋳物製鎖の単体1を
連結したのち、切断部3を澱粉糊や酢酸ビニルエ
マルジヨンなどの有機系接着剤、またはセロフア
ンテープなど片面に粘着剤を塗布したテープを用
いて接合し、発泡ポリスチレン製の鋳型単体2を
鋳砂中に固定し、溶融せる金属アルミニウムを鋳
型単体2に注湯し、発泡ポリスチレンを燃焼させ
ると同時にアルミニウム鋳物の鎖を形成せしめ
た。以上の操作を繰返えすことにより所要の長さ
のアルミニウム製の鋳物鎖が得られた。
なお、環状の鎖単体の場合は、第1図に示す如
く、鋳物製鎖の単体1を、発泡ポリスチレン製の
鋳型単体2で交互に連続的に所要の長さとなるよ
う連結し、鋳型単体2,2…を鋳砂中に固定し、
溶融せる金属を鋳型単体2に注湯して鋳物製の鎖
を鋳造することができる。鋳造された鎖は、継ぎ
目もなく軽量で美粧な製品であつた。
実施例 2 第3〜5図に示す如く、一端に球状体6を設
け、この球状体6を包むよう端面に開口する中空
の球冠体7を他端に設けた形状の鎖の単体におい
ては、第3,4図に示す如く、発泡ポリスチレン
で成型し、表面に硅砂およびシリマナイトの耐火
性粉末を酢酸ビニルエマルジヨン中に分散させた
溶液を塗被乾燥した鋳型単体5(2)を第3図に示す
如く球冠体7の開口面より球冠体7を2分割する
ように切れ目を入れ切断部3を形成し、第4図に
示すように発泡ポリスチレンの微かに有する弾性
を利用してステンレス鋼で鋳造した鋳物製鎖の単
体4(1)の球状体6で、鋳型単体5(2)の球冠体7の
開口面より切断部3を押し広げながら嵌挿して鋳
物製鎖の単体4(1)と鋳型単体5(2)を連結したのち
切断部3を密着させながら粘着テープを用いて固
定し、実施例1と同様に鋳型単体5(2)を鋳砂中に
固定したのちステンレス鋼材を溶融して注湯し、
発泡ポリスチレンを燃焼させると同時に鋳物鎖の
単体を形成せしめた。以上の操作を反復し、所要
の長さのステレス鋼製の鎖が得られた。
なお、第5図に示す実施例は、鋳型単体5(2)
球冠体7の中空部は、球状体6を包むように冠着
されたとき連結後はずれないように中空部は半球
よりも大きく形成する必要があり、2分割して成
型し、接着剤を用いて接合し組立てられるが、こ
のように分割成形した鋳型単体5(2)を用いる場合
を示したもので、この場合は接合せずに、第5図
に示すように連結時に接合組立てるようにすれば
よい。得られた鋳物製の鎖は、継目もなくステン
レス鋼のもつ金属光沢を有する美粧な製品であつ
た。
(発明の効果) 本発明にかかる製造方法により、製造した鋳物
製の鎖は、熔接などによる接合部がなく、さらに
は従来得られなかつた種々の形状、例えば、六角
または八角形をした角棒で環状体となした単体を
連結した美粧化された製品も得られ、かつ、鋳物
の素材も従来の鉄や銅ばかりでなく、従来接合部
の熔接が出来ないので、使用できなかつた軽量な
アルミニウムなどの金属を使用できるので軽量化
することも可能であり、特に、実施例2に示した
如く、環状とは異つた形状の鎖も1ケ宛鋳造しな
がら連結してゆくことも可能で、さらに外観の美
しい光沢を有するステンレス鋼なども使用でき、
特別の形状をした美粧な鎖の製作も可能となるな
ど有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
鋳造前の連結状況を示す部分正面図、第2図は第
1図の鋳型単体の正面図、第3図は他の実施例の
1部省略した連結前の正面図、第4図は第3図の
実施例の連結状況を示す正面図、第5図は第3図
の実施例の鋳型単体を2分割したものを使用した
ときの正面図である。 1,4(1)……鋳物製鎖の単体、2,5(2)……発
泡ポリスチレン製の鋳型単体、3……切断部、6
……球状体、7……球冠体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 常法により鋳造した鋳物製の鎖の単体1と、
    該鋳物製鎖の単体1と同形に発泡ポリスチレンで
    成形し、表面に硅砂、ジルコン、溶融石英、溶融
    アルミナ、シリマナイトなどの耐火性粉末を澱
    粉、酢酸ビニルなどの有機系接着剤を用いて塗被
    した鋳型単体2の一部を切断または連結部に切れ
    目を入れ一部を取外しまたは拡開して連結し、切
    断部3を有機系接着剤または粘着テープを用いて
    接合し、該発泡ポリスチレン製鎖の鋳型単体2を
    鋳砂中に固定したのち溶融金属を注湯して発泡ポ
    リスチレンを燃焼させながら鋳物製鎖の単体を形
    成せしめ、順次以上の操作を繰返し、所要の長さ
    に鋳物製鎖の単体を連結することを特徴とする鋳
    物製鎖の製造法。
JP19919987A 1987-08-11 1987-08-11 Production of cast chain Granted JPS6444245A (en)

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JP19919987A JPS6444245A (en) 1987-08-11 1987-08-11 Production of cast chain

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JP19919987A JPS6444245A (en) 1987-08-11 1987-08-11 Production of cast chain

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Publication Number Publication Date
JPS6444245A JPS6444245A (en) 1989-02-16
JPH0575498B2 true JPH0575498B2 (ja) 1993-10-20

Family

ID=16403788

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JP19919987A Granted JPS6444245A (en) 1987-08-11 1987-08-11 Production of cast chain

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RU2453392C1 (ru) * 2010-10-19 2012-06-20 Виктор Евгеньевич Серебряков Способ литья цепи по газифицируемым моделям

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JPS6444245A (en) 1989-02-16

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