JPH0575470A - Adm信号再生装置 - Google Patents

Adm信号再生装置

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Publication number
JPH0575470A
JPH0575470A JP23447691A JP23447691A JPH0575470A JP H0575470 A JPH0575470 A JP H0575470A JP 23447691 A JP23447691 A JP 23447691A JP 23447691 A JP23447691 A JP 23447691A JP H0575470 A JPH0575470 A JP H0575470A
Authority
JP
Japan
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signal
adm
section
power
modulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP23447691A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Ishikawa
玲 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP23447691A priority Critical patent/JPH0575470A/ja
Priority to US07/913,597 priority patent/US5408583A/en
Publication of JPH0575470A publication Critical patent/JPH0575470A/ja
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、電源制御方法を改善したADM信
号再生装置に関する。 【構成】送信側は、ADMメモリ1に記憶されているA
DM信号をPWM変調部2においてPWM変調して、こ
れを再生部に送り、再生部は、送られてきたADM信号
をADMデコード部3で復調した後D/A変換回路で元
信号に再生する。この際ADM信号再生装置内の立下り
検出部4は、送られてきたADM信号の最初の立下がり
信号を検出してパワーON信号を発生する。このパワー
ON信号が出力中はカウンタ5はクロックの計数を行う
が、立下り検出部4から送られるOS信号でリセットさ
れる。転送データが終了し、次の単位信号がないとOS
信号が出ず、カウンタ5はクロックの計数を継続し、計
数値が所定値に達したとき、カウンタ5からOFF信号
を送出して再生部の電源をOFFにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電源制御方法を改善し
たADM信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル化された音声メッセージを記
憶したICカードを使用して、必要なとき記憶したメッ
セージを再生する電子手帳などの電子機器が知られてい
る。
【0003】音声情報をディジタル化する方式として各
種の方式が知られているが、デルタ変調(DM)、ある
いは、デルタ変調をさらに発展させた適応型デルタ変調
(ADM)は、サンプリングした音声のアナログ値をそ
の都度ディジタル値に変換する他のディジタル化方式に
比べて、音声情報をディジタル化するに際してディジタ
ルデータが少なくてすむ等の利点を有するので、ICカ
ード等に音声情報を記憶する場合は、これらデルタ変調
(DM)方式、適応型デルタ変調(ADM)が用いられ
ることが多い。
【0004】これらの変調方式で変調された音声を復調
して元音声に再生するためにはそれぞれの変調方式に対
応して、変調された音声情報に同期するクロック発生手
段,アナログ化再生手段,音声出力手段および電源供給
手段等の復調回路が必要である。
【0005】しかし、電子手帳などの電子機器にこれら
手段を固定的に設けることは、装置の小形化を困難にす
るばかりでなく、少なくとも装置価格が高くなる。この
ため音声の再生装置部分はオプションとして外部に設け
ることが考えられる。その場合、使用上の利便を考え
て、本体と接続するケーブル本数をなるべく少なくする
ため復調回路用電源を制御する電源スイッチも再生装置
(オプション)側に独立に設けなければならない。
【0006】しかし、電源スイッチを別にすると電源の
切り忘れがあるばかりでなく、音声情報は常時発生して
いるものでなく間欠的な場合が多いが、間欠的な場合の
空白時にも電源が投入されていると不要に電源を消費し
てしまう問題を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
問題を解決するためになされたもので、シリアル転送用
のケーブルを利用して復調回路側の電源制御を可能にし
たADM信号再生装置を提供することをその目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のADM信号再
生装置は、PWM(Pulse Wides Modulation )変
調されたADM信号を受信する機能を有するADM信号
再生装置において、ADM信号の単位信号の区切りを検
出する区切検出手段と、区切検出手段により検出された
情報をもとに隣り合う単位信号の時間間隔を監視する時
間監視手段と、時間監視手段において所定時間内の次の
単位信号が存在しないと判断したときに電源をOFFす
る電源制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】このような構成により、区切検出手段で検出し
たADM信号の単位信号の区切り情報をもとに次の単位
信号の来信時間を監視し、所定の時間内に次の単位信号
がこなかった場合は、転送データ終了と判断して電源を
切るようにしている。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の一実施
例を説明する。図1は同実施例の本体送信側と音声復調
用の再生部のブロック回路図であり、図2はこの実施例
の動作を説明するための波形タイムチャートである。
【0011】図1において、1は音声情報が適応型デル
タ変調(ADM)されてデータとして記憶されるICカ
ードのADMデータメモリである。適応型デルタ変調
(ADM)方式は、デルタ変調(DM)で得られたディ
ジタル値“1”,“0”に対して、所定の重み付けを行
う方式である。つまり、サンプリング毎の加減算値ΔM
(≧1)は、“1”または“0”が連続する毎に[1]
を加算し、また、“1”→“0”あるいは、“0”→
“1”の変化時において、[1]を減算するとともに、
符号をそれぞれ“+”→“−”,あるいは、“−”→
“+”に変換する方式である。
【0012】例えば、デルタ変調(DM)で得られたデ
ィジタルデータ値が 「0,1,1,1,0,0,0,1」 と変化した場合、適応型デルタ変調(ADM)では、加
減算値ΔMは次のように変化する。 「+1,+2,+3,−2,−3,−4,+3」 したがって音声情報のサンプリング振幅値は次のように
なる。 「0,1,3,6,4,1,−3,0」
【0013】このように、適応型デルタ変調(ADM)
とデルタ変調(DM)ではディジタルデータ値のもつ意
味は多少異なるが、適応型デルタ変調の場合も一回のサ
ンプリングに対してディジタルデータとしては1ビット
のサンプリング単位信号で表現できる。
【0014】このような変調方式であるため、音声情報
が継続している状態では、無音状態でも音声の平均レベ
ルが零になるように「1,0,1,0,1,0」のよう
なサンプリング単位信号で構成されている。
【0015】図1の2は、ADMデータメモリ1から送
られる上記したような変調波をさらに、信号の“0”ま
たは“1”に対応させて、単位信号のパルス幅を変える
変調方式PWM(Pulse Wides Modulation)で変換変調
し、再生部に送出するためのPWM変調部である。
【0016】再生部は、送信部のPWM変調部2から送
られるPWM変調されたADM信号(DIN)をデコー
ドして、さらに、図示しないD/A変換回路に送るため
のADMデコード部3,PWM変調部2から送られるP
WM信号(DIN)の初めの立ち下がりを検出して電源
を投入するための電源投入信号(POFFB)を発生さ
せるとともに、図示しないワンショットマルチを有し、
このワンショットマルチからの出力信号(OS)とを発
生させる立下り検出部4,図示しないクロック信号発生
器を内蔵し、これから発生するクロック信号を、立下り
検出部4から送られるPOFFB信号の出力中はカウン
トを続行し、同じく立下り検出部4から送られる出力信
号(OS)の立ち上がりでリセットされる計数回路を有
し、カウント数が所定値に達したとき電源をOFFする
電源断信号(OFF)を発生させるカウンタ5とで構成
されている。
【0017】このように構成された実施例の動作を図2
の波形タイムチャートで説明する。同図(a) はPWM変
調部2から送られるDIN信号、同図(b) は立下り検出
部4で発生するPOFFB信号、同図(c) は同じく立下
り検出部4で発生するOS信号の波形である。なお、O
S信号は、ワンショットマルチの不動作時においては
“H”状態であり、動作時のおいて所定時間“L”状態
となる信号である。
【0018】同図において、転送データの送出が開始さ
れると、音声データの転送に先立ちDIN信号は所定時
間“L”に立ち下げられる。このとき、再生部の立下り
検出部4は、DIN信号の最初の立ち下がりを検出し
て、POFFB信号を発生させるとともに、この信号を
保持する。このPOFFB信号により再生部のADMデ
コード部3やD/A変換回路などのアナログ回路に電源
が供給される。さらに、DIN信号の立ち下がっている
“L”期間にADMデコード部3やD/A変換回路など
のイニシャライズ処理が行われて、音声データの受信準
備を完了する。
【0019】立下り検出部4は、最初の立ち下がりでワ
ンショットマルチが動作してOS信号を発生させるが、
このときのOS信号は無効であり、DIN信号の次の立
ち下がり、つまり、音声転送データの最初の立ち下がり
を検出したときのワンショットマルチの動作によるOS
信号から有効になる。
【0020】有効なOS信号は、その立ち上がりで、D
IN信号の各単位信号をサンプリングして、その単位信
号の“0”,“1”を判別して、その情報をADMデコ
ード部3等に送るものである。ADMデコード部3はこ
の情報に基づいてADM信号をデコードして、そのデー
タをD/A変換回路に送り音声情報を再生する。
【0021】音声情報のデータ転送が行われているとき
の再生部のカウンタ5は、POFFB信号の出力中はク
ロック信号の計数を続行し、OS信号を受けると、その
信号の立ち上がりでリセットされ、計数値を零に戻すよ
うに動作している。
【0022】音声情報のデータ転送が終了すると、DI
N信号は“H”状態を継続するようになり、信号の立ち
下がりが無くなる。このため、OS信号は発生しなくな
るので、カウンタ5はクロック信号の計数を継続し、計
数値が所定値(OFFカウント値)に達した時点Toff
で、このカウンタ5から電源断信号(OFF)を発生さ
せて、立下り検出部4に送りPOFFB信号の保持を解
き、再生部の電源をOFFにする。
【0023】このように、音声情報の転送データが停止
すると所定の時間後に、再生部のアナログ回路など、比
較的電力を消費する回路部分に対する電源がOFFされ
る。しかし、音声情報は常に連続して継続されるもので
なく、音声情報が間欠的であって、ADM信号が送出さ
れない無音状態が、カウンタ5のOFFカウント値を計
数する時間Toff より長く継続する場合がある。このよ
うな場合は、一度電源がOFFになるので、次の音声情
報が送られてきたとき、再生部のADMデコード部3等
を再びイニシャライズ必要があるので、次の音声情報の
先頭部分が切れたり、乱れたりして聞き辛くなることが
ある。
【0024】このような不都合を解決する手段を図2
(d) おいて説明する。この解決手段は無音区間に
“1”,“0”のダミー信号を送信側から再生部に送出
するものである。その送出タイミングTd はカウンタ5
のOFFカウント値の計数時間Toffより短く設定す
る。つまり、送信側は初めのデータ1の転送を停止した
時点からタイミングTd 後にダミー信号を送出して、こ
のダミー信号によりカウンタ5をリセットする。この後
引き続き音声情報を転送しない場合は、Td のタイミン
グで次の音声情報データ2を転送するまで、ダミー信号
を繰返し送出する。このようにタイミングTd の間隔で
ダミー信号が再生部に送られるので、この間、再生部の
電源はOFFされず、次の音声情報を正常に聞くことが
できる。なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変更しない範囲で変形して実施でき
る。
【0025】上記実施例では、再生部の電源コントロー
ルだけであったが、Audio信号等の再生の場合は、
MUTE解除信号を異なるタイミングで送出してもよ
い。例えば、DIN信号の最初の立ち下がりで再生部の
電源をONにし、2回目の立ち下がりでミュートを解除
する。また、電源をOFFする場合は、タイムカウンタ
の計数値を二段階に設定して、初めの設定値に達したと
きにミュートを設定し、次の設定値に達したとき電源を
OFFにするような手段がとれる。
【0026】また、上記実施例では、データの変調方式
をADMとしたものを説明したが、DM変調など変調方
式の異なる転送データに対しても実施できる。転送デー
タの状態を示す“H”または“L”は逆関係でもよく、
さらに、再生部のDIN入力端子をPULL UPにし
ておけば、接続ケーブルを取り外したときに自動的に電
源OFF(スタンバイ)状態にすることができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、転送データの先頭で
再生装置の電源をONにし、転送データの送られる時間
間隔を監視することにより、転送データの終了を検知し
て電源をOFFにするので、再生部の電源スイッチを不
要にするとともに、電源スイッチ切り忘れによる電源の
不要な消費を抑えることができる。
【0028】また、転送データを転送しない時間帯に、
ダミー信号を送出することにより再生部の電源切断を防
いで、次の転送データを正常に聞き取ることができるよ
うに再生装置を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック回路
図。
【図2】同実施例の動作を説明するための波形タイムチ
ャート。
【符号の説明】
1…ADMデータメモリ 2…PWM変調部 3…
ADMデコード部 4…立下り検出部 5…カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PWMで変調されたADM信号を受信する
    機能を有するADM信号再生装置において、 ADM信号の単位信号の区切りを検出する区切検出手段
    と、区切検出手段により検出された情報をもとに隣り合
    う単位信号の時間間隔を監視する時間監視手段と、時間
    監視手段において所定時間内の次の単位信号が存在しな
    いと判断したときに電源をOFFする電源制御手段とを
    備えたことを特徴とするADM信号再生装置。
JP23447691A 1991-07-26 1991-09-13 Adm信号再生装置 Pending JPH0575470A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23447691A JPH0575470A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 Adm信号再生装置
US07/913,597 US5408583A (en) 1991-07-26 1992-07-14 Sound outputting devices using digital displacement data for a PWM sound signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23447691A JPH0575470A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 Adm信号再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575470A true JPH0575470A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16971618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23447691A Pending JPH0575470A (ja) 1991-07-26 1991-09-13 Adm信号再生装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0575470A (ja)

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