JPH0574840U - スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置 - Google Patents

スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置

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JPH0574840U
JPH0574840U JP2189692U JP2189692U JPH0574840U JP H0574840 U JPH0574840 U JP H0574840U JP 2189692 U JP2189692 U JP 2189692U JP 2189692 U JP2189692 U JP 2189692U JP H0574840 U JPH0574840 U JP H0574840U
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JP
Japan
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endless belt
cleaning device
screen
printing machine
screen printing
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Pending
Application number
JP2189692U
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English (en)
Inventor
敬章 古川
誠一郎 中安
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラッシングロール以前に糊や綿カスの大部
分を除去しうる簡単かつ効率的なエンドレスベルトの洗
浄装置を提供する。 【構成】 エンドレスベルト(1)が間欠的に移送され
る移送路に沿って、上記エンドレスベルト(1)の表面
に向って水を噴射するノズル群を備えてなるシャワーノ
ズル(2)と、上記エンドレスベルト(1)の表面に圧
接するスポンジ(3)と、上記エンドレスベルト(1)
の表面に接触しながら回転するブラッシングロール
(4)を順次設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
布帛に色糊を印捺する方法としては、例えば自動スクリーン捺染機による方法 が知られている。かかる自動スクリーン捺染機は布帛を間欠的に捺染作業域に搬 送するエンドレスベルト等からなる搬送機構と、捺染作業域の上方に設けられた 1又は複数のスクリーンと、捺染時には布帛とスクリーンを接触せしめ且つ非捺 染時には布帛とスクリーンを離隔せしめるスクリーン昇降手段と、スクリーン上 を圧接,走行するスケージとからなり、スクリーン上に各種色糊を置き、エンド レスベルトによる布帛の間欠送り、スクリーン昇降手段によるスクリーンの下降 ,スケージの圧接,走行、スクリーン昇降手段によるスクリーンの上昇を1サイ クルとして連続運転し布帛に模様を印捺するものである。
【0003】 然して上記自動スクリーン捺染機においては、エンドレスベルトが色糊の布帛 の裏面への浸透等により汚れるために、捺染作業域を出たエンドレスベルトを洗 浄するための洗浄装置が設けられている。かかる従来の洗浄装置としては図4に 示すように、エンドレスベルト(1)が間欠的に移送される移送路に沿って、エ ンドレスベルト(1)の表面に向って水を噴射するノズル群を備えてなるシャワ ーノズル(2)と、エンドレスベルト(1)の表面に圧接するよう張架したナイ ロンネット(12)と、エンドレスベルト(1)の表面に接触しながら回転する ブラッシングロール(4)を順次配設したものが知られている。そして、従来の 洗浄装置においては、糊や綿カスをシャワーノズル(2)のシャワー水による洗 浄力と、ナイロンネット(12)の摩擦力とブラッシングロール(4)の摩擦力 によりエンドレスベルト(1)より取り除くようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の洗浄装置においては、ナイロンネット(12)を強くエ ンドレスベルト(1)に圧接するように張架するエンドレスベルト(1)に傷が つくため、ナイロンネット(12)を軽くエンドレスベルト(1)に圧接するよ うに張架していた。このため、糊や綿カスの大部分をナイロンネット(12)の 所までに除去することができず、ブラッシングロール(4)の所にまで糊や綿カ スが送られてきて、ブラッシングロール(4)に糊や綿カス等が付着し、ブラッ シングロール(4)の糊や綿カスを除去する能力が低減するため、ブラッシング ロール(4)を度々掃除する必要があり、作業能率が向上しないという問題があ った。
【0005】 本考案は上述の問題点に鑑みなされたものであって、ブラッシングロール以前 に糊や綿カスの大部分を除去しうる簡単かつ効率的なエンドレスベルトの洗浄装 置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的は、エンドレスベルトが間欠的に移送される移送路に沿って、上記 エンドレスベルトの表面に向って水を噴射するノズル群を備えてなるシャワーノ ズルと、上記エンドレスベルトの表面に圧接するスポンジと、上記エンドレスベ ルトの表面に接触しながら回転するブラッシングロールを順次設けたことを特徴 とするスクリーン捺染機のベルトの洗浄装置により達成される。
【0007】
【作用】
この考案のようにシャワーノズルとブラッシングロールの間にエンドレスベル トの表面に圧接するスポンジを設けると、スポンジを強くエンドレスベルトに押 しつけることが可能となり、エンドレスベルト上の糊や綿カスをシャワー水の洗 浄力とスポンジの摩擦力により大部分除去しうるようになり、ブラッシングロー ルの所まで糊や綿カスが送られてくることが少なくなり、その結果ブラッシング ロールに糊や綿カスが付着することが少なくなり、ブラッシングロールの掃除作 業を減少しうるようになるのである。
【0008】
【実施例】
以下、図を参照して本考案を具体的に説明する。
【0009】 図2は実施例の自動スクリーン捺染機全体を示す図であり、また図3は同じく 部分拡大図であり、該自動スクリーン捺染機は布帛(13)を間欠的に捺染作業 域(14)に搬送する搬送機構(15)と、上記捺染作業域(14)の上方に設 けられた3個のスクリーン(16)と、捺染時には上記布帛(13)と上記スク リーン(16)を接触せしめ且つ非捺染時には上記布帛(13)と上記スクリー ン(16)を離隔せしめるスクリーン昇降機構(17)と、上記スクリーン(1 6)上を圧接,走行するスケージ(18)とからなる。
【0010】 上記搬送機構(15)は、減速機(19)を介して直流電動機(20)により 駆動する第1駆動ローラ(21)と、減速機(22)を介して直流電動機(23 )により駆動する第2駆動ローラ(24)と、上記第1駆動ローラ(21)と上 記第2駆動ローラ(24)の間に張架されたエンドレスベルト(1)とからなる 。
【0011】 上記スクリーン(16)は捺染ユニット(27)の支持部材(28),(29 )により支持されており、また上記捺染ユニット(27)は上記エンドレスベル ト(1)の両側に設けられたガイドレール(30)上に図示しない車輪で載置さ れており、スクリーン移動モータ(31)により布帛長手方向に左右動可能に移 動するように構成されている。
【0012】 上記スクリーン昇降機構(17)は上記スクリーン(16)を上記布帛(13 )に接離可能に昇降せしめる昇降フレーム(25)と、この昇降フレーム(25 )を作動せしめる駆動機構(26)とからなる。
【0013】 上記スケージ(18)は上記支持部材(28),(29)の内部に設けられた 図示しない無端状チェーンと、この無端状チェーンを駆動するモータ(32)に より移動可能に構成されている。
【0014】 次に上記自動スクリーン捺染機のエンドレスベルト(1)の洗浄装置について 図1に基づき詳細に説明する。この洗浄装置は上記エンドレスベルト(1)が間 欠的に移送される移送路に沿って、上記捺染作業域(14)の下流に、上記エン ドレスベルト(1)の表面に向って水を噴射するノズル群を備えてなるシャワー ノズル(2)と、スポンジ受け台(5)によって保持され、上記エンドレスベル ト(1)の表面に圧接するスポンジ(3)と、上記エンドレスベルト(1)の表 面に接触しながら回転するブラッシングロール(4)とが順次設けられた機構と なっている。
【0015】 そして、上記ブラッシングロール(4)はモータ(6)によりチェーン(7) を介して上記エンドレスベルト(1)の走行と逆方向に回転するように且つその 一部が水槽(8)のオーバーフロー口(9)まで貯留した水に浸漬されるように 構成されている。更に、上記ブラッシングロール(3)の次には上記エンドレス ベルト(1)に向って水を噴射するシャワーパイプ(10)と水切りドクタ(1 1)が設けられた機構となっている。
【0016】 次に上記の自動スクリーン捺染機の作動状態を説明する。
【0017】 先ずエンドレスベルト(1)に貼付けられた布帛(13)は第1駆動ロール( 21)と第2駆動ロール(22)の回転により間欠送りされ1ピッチ送られる。 次にスクリーン昇降機構(17)の作動によりスクリーン(16)が下降し、ス ケージ(18)の圧接,走行により布帛(13)上に印捺模様が形成され、その 後スクリーン昇降機構(17)の作動によりスクリーン(16)が上昇する。そ して次に布帛(13)は1ピッチ送られ同様の動作を繰り返すようになる。
【0018】 そして捺染作業域(14)を出たエンドレスベルト(1)に付着している糊や 綿カスは先ずシャワーノズル(2)のノズル群によって噴射されたシャワー水に より洗浄され、次にスポンジ(3)の摩擦力により除去され、最後にわずかに残 っている糊や綿カスはブラッシングロール(4)の摩擦力により除去されるよう になる。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案のベルトの洗浄装置によれば、ブラッシングロ ールの掃除を度々行なう必要がなく、作業効率の向上という効果を奏する。また エンドレスベルトに傷がつかないため、エンドレスベルトを度々交替する必要が なく頗る有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスクリーン捺染機のベルトの洗浄装置
を示す概略側面図である。
【図2】スクリーン捺染機を示した概略側面図である。
【図3】スクリーン捺染機の要部を示した概略平面図で
ある。
【図4】従来のスクリーン捺染機のベルトの洗浄装置を
示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 エンドレスベルト 2 シャワーノズル 3 スポンジ 4 ブラッシングロール 5 スポンジ受け台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスベルト(1)が間欠的に移送
    される移送路に沿って、上記エンドレスベルト(1)の
    表面に向って水を噴射するノズル群を備えてなるシャワ
    ーノズル(2)と、上記エンドレスベルト(1)の表面
    に圧接するスポンジ(3)と、上記エンドレスベルト
    (1)の表面に接触しながら回転するブラッシングロー
    ル(4)を順次設けたことを特徴とするスクリーン捺染
    機のベルトの洗浄装置。
JP2189692U 1992-03-11 1992-03-11 スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置 Pending JPH0574840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2189692U JPH0574840U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置

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JP2189692U JPH0574840U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574840U true JPH0574840U (ja) 1993-10-12

Family

ID=12067878

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JP2189692U Pending JPH0574840U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 スクリーン捺染機のベルトの洗浄装置

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JP (1) JPH0574840U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110331691A (zh) * 2019-06-12 2019-10-15 五邑大学 一种用于轨道的清洗装置

Cited By (1)

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