JPH0574425B2 - - Google Patents

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JPH0574425B2
JPH0574425B2 JP60190565A JP19056585A JPH0574425B2 JP H0574425 B2 JPH0574425 B2 JP H0574425B2 JP 60190565 A JP60190565 A JP 60190565A JP 19056585 A JP19056585 A JP 19056585A JP H0574425 B2 JPH0574425 B2 JP H0574425B2
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JP
Japan
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coating
board
ceramic
row
plate material
Prior art date
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JP60190565A
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English (en)
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JPS6252190A (ja
Inventor
Kenji Tsunoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WASHI CHUETSU BOODO KK
Original Assignee
WASHI CHUETSU BOODO KK
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Publication date
Application filed by WASHI CHUETSU BOODO KK filed Critical WASHI CHUETSU BOODO KK
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乱貼り調の窯業系化粧板の製造方法及
び装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来より壁面にタイル、レンガ等の貼付施工を
行なつた外観を模した凹凸面を窯業系の板材に切
削あるいはプレス等の加工手段により形成した板
材については多くのものが生産されているが、前
記凹凸面に着色あるいは砂まきなどの手法による
化粧を施す際、従来の手法として実施しているロ
ールコーター、フローコーターなどによる塗装加
工手段を用いる場合には、単一色の着色しかでき
ず、又スクリーン印刷の手法を用いる場合には、
一工程で多色の印刷を行なえず、その上塗料層が
厚い場合は一色毎に乾燥工程を必要とし、又前記
塗料層上に砂まき等の手段によつて微細な凹凸面
を形成する事は、極めて繁雑な製造工程が要求さ
れる。
〔発明の解決課題〕
本発明は、上記欠点を解消し、乱貼り調の窯業
系化粧板の製造に際し、多色塗装を一連の工程に
て実施できるようにし、しかも塗装のための装置
の簡略化を図るための製造方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題を解決するための手段として本発明
は、格子状の凹面が形成された窯業系板材の凸面
に乱貼り調の多色塗装を施すための窯業系化粧板
の製造方法であつて、前記板材の凸面の列数に応
じて設けた複数の塗布手段を並設するとともに、
各列毎の塗布手段を板材の進行方向に少なくとも
2つ設け、任意の色彩を有する塗料を各塗布手段
に供給し、着色の必要個所においては板材に所要
長さ分当接させ、着色の不要個所においては板材
より離間させ、各凸面において選択された少なく
とも2色の配色を得るように板材と塗布手段の一
方あるいは両方を相対的に移動させて一連に各列
毎に塗装を施し乱貼り調の化粧板とするようにし
た製造方法及び窯業系板材と塗装手段の一方ある
いは両方を相対的に移動させる移動手段と、板材
の凸面に塗料を付着させるための凸面の各列毎に
設けてなる塗布手段と、少なくとも各列毎に2つ
設けてなる前記塗布手段を板材凸面に当接させる
かさせないかを選択し、凸面に対し離間又は当接
させかつ当接時間を決定するための選択駆動手段
とによりなる装置として構成するようにしたので
ある。
〔実施例〕
第1図は、本発明における窯業系化粧板を製造
するための一実施例装置の概略側面図であり、第
2図は同じく一実施例装置の概略平面図であつ
て、1,1…は台枠2に装着してなるローラーで
あり、自明の駆動手段(図示せず)を介し、ロー
ラー1,1…上のベルト3を矢印A方向に走行さ
せ、これによりベルト3上の窯業系板材4を一定
速度にて移動させるための移動手段を構成してな
り、前記窯業系板材4は第3図のように表面には
縦横に格子状に走る定間隔の凹状の溝部5が、切
削あるいはプレス等により刻設されており、6は
L字形レバーであり、ベルト3の搬送方向Aに対
し直角方向に支承してなる固定軸7に回転可能に
挿嵌してなり、L字形レバー6の一辺側端部には
ローラー8が装着され、固定軸7にはローラー9
が嵌装され、ローラー8とローラー9には無端の
塗布ベルト10が張設されてなる。以上は塗布手
段の一実施態様であつて、前記塗布ベルト10は
第6図に示すように表面はゴム質からなり、表面
形状は細い溝10aが縦横に刻設されており、こ
の微小な凹凸面が形成されているので塗布された
塗料が十分に保持され得る。11は塗布ベルト1
0に接して軸支されてなるドクターロールであ
り、12はドクターロール11の両側面及び塗布
ベルト10の両側面に圧着する部分に設けた一対
のプレートであり、L字形レバー6の中央部にて
L字形レバー6と接着してなる。13は連結棒で
あり、一端はL字形レバー6の他辺部分の先端近
くに軸14により軸支してなるとともに他端は、
摺動片受け台15に対し横方向に摺動可能に挿通
してなる摺動片17の一端に軸16支してなり、
摺動片17の他端にはコロ18が軸支されてな
り、19は制御ドラムであり、周面には制御チエ
ーン20が装着されており、ドラム支軸21を中
心にベルト3の移動速度に同期して回転される。
前記コロ18は制御チエーン20に圧着されるよ
うに、L字形レバー6の他辺端と支持部材22と
の間に引張スプリング23が係着されている。本
実施例図面は塗布ベルト10の駆動のための駆動
手段が1列分で1ユニツトのみを示しているが、
実際は第4図に示すように凸面24の列数に応じ
て塗布ベルト10が配設され、塗装の色種に応じ
例えば本例の場合は一つの凸面24の列数に対し
て少なくも2つの塗布ベルト10,10を装置し
ている。
以上が本発明の一実施例装置であるが、塗布手
段としては、以上述べた塗布ベルトを用いるもの
の他、凸面の幅によつては単なる塗布ロールを当
接させるようにすることもできる。次にこの装置
を用いて本発明の窯業系化粧板の製造方法につい
て説明すると、まず塗布ベルトには所望の着色の
ための塗料25がドクターロール11とローラー
9上の塗布ベルト10及びプレート12から形成
される谷部に注入されると、塗料24は塗布ベル
ト10の溝部10aに保持されながら回転し、第
4図のように着色Sの必要な板材4の凸面24に
着色を施すことになるが、次の位置で不要の場合
は、塗布ベルト10を板材4の表面より離間さ
せ、この位置には別の塗布ベルト10′に保持さ
せた別の着色Rを塗布させる。この塗布の選択
は、各L字形レバー6,6…に対応した制御チエ
ーン20,20…の高さを変えて、格子の長さ分
に対応して板材4に当接する時間を決定するよう
にした組み込んでセツトしておき、この高さの変
化に応じて連結棒13が変位されることにより、
塗布に必要な個所にのみ、板材4と当接し、不要
個所においては板材4より離間させ、各凸面24
において選択された配色が得られるようにするも
のであり、凸面への塗布の選択及び塗布の長さの
ための塗布ベルトの当接の時間を制御ドラムの回
転と制御チエーンの組み方により容易に実施可能
であり、又、装置自体も凸面の列数に応じて組み
込み易い形状であるので、塗布装置の簡略化が図
れる。この装置を用いて第5図に示す乱貼り調の
窯業系化粧板が得られる。以上の方法において
は、移動する板材に対し、定位置の塗装手段によ
り塗装を実施してなる方法について、およびこれ
に伴う装置について説明しているが、もちろん定
位置の板材に対し塗装手段を移動させるかあるい
は、板材と塗装手段を相対的に移動させて実施す
る方法及び装置も、本発明の技術範囲に含まれる
ものである。又、砂まき工程は、上記塗布工程に
連続して砂まき機により一連に実施することがで
きる。
以上の塗布ベルト10を板材4の凸面24に対
し当接するかしないかを選択し、凸面24に対し
離間あるいは当接させる手段としては、上記実施
例のような機械式の他に、電気式、油圧式あるい
はこれらに機械式を組み合わせたものなど種々の
手段を用いて乱貼り調の窯業系化粧板の製造を実
施することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、窯業系板材の凸面を2
色以上の塗装を施し乱貼り調の化粧板とするため
に、その製造方法として凸面の列数に対応した塗
布手段を板材に対して設け、この塗布手段を、着
色の必要個所においては板材に所要長さ分当接さ
せ、着色の不要個所においては離間するように
し、各凸面において選択された少なくとも2色の
配色が得るようにしたので、複数種の着色と乾燥
が一連の工程でできることになり、乱貼り調の化
粧板を能率的に製造でき、又その装置として着色
するための選択駆動手段を各凸面の各列毎に少な
くとも2つ設けたことにより、乱貼り調の種々の
デザインを、所望の配色の組み合わせに基づいて
容易に組み換えできる等、乱貼り調の窯業系化粧
板を製造する上で有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における窯業系化粧板を製造
するための一実施例装置の概略側面図であり、第
2図は、同じく一実施例装置の概略平面図であ
り、第3図は、窯業系板材の斜視図であり、第4
図は、塗布の状態を示す概略平面図であり、第5
図は、塗布後の乱貼り調化粧板を示す平面図であ
り、第6図は、一部拡大部を含む塗布ベルトの平
面図である。 3……ベルト、4……窯業系板材、5……溝
部、6……L字形レバー、7……固定軸、8,9
……ローラー、10……塗布ベルト、11……ド
クターロール、19……制御ドラム、20……制
御チエーン、24……凸部、25……塗料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 格子状の凹面が形成された窯業系板材の凸面
    に乱貼り調の多色塗装を施すための窯業系化粧板
    の製造方法であつて、前記板材の凸面の列数に
    各々対応して複数の塗布手段を、並設するととも
    に、各列毎の塗布手段を板材の進行方向に少なく
    とも2つ設け、任意の色彩を有する塗料を各塗布
    手段に供給し、着色の必要個所においては板材に
    所要長さ分当接させ、着色の不要個所においては
    板材より離間させ、各凸面において選択された少
    なくとも2色の配色を得るように板材と塗装手段
    の一方あるいは両方を相対的に移動させて一連に
    各列毎に塗装を施し乱貼り調の化粧板とすること
    を特徴とする乱貼り調の窯業系化粧板の製造方
    法。 2 窯業系板材と塗装手段の一方あるいは両方を
    相対的に移動させる移動手段と、板材の凸面に塗
    料を付着させるための凸面の各列毎に設けてなる
    塗布手段と、少なくとも各列毎に2つ設けてなる
    前記塗布手段を板材凸面に当接させるかさせない
    かを選択し、凸面に対し離間又は当接させかつ、
    当接時間を決定するための選択駆動手段とにより
    構成したことを特徴とする乱貼り調の窯業系化粧
    板の製造装置。 3 塗布手段が、板材より離間して板材の移動方
    向に対し直角方向に支承してなる固定軸を支軸と
    して回動可能としたL字型レバーの一辺側の端部
    に軸支してなるローラーと、前記支軸と同軸上に
    軸支してなるローラーに張設された塗布ベルトよ
    りなることを特徴とする上記特許請求の範囲第2
    項記載の乱貼り調の窯業系化粧板の製造装置。 4 選択駆動手段が、L字型レバーの他辺端部と
    連結棒を介して連結されてなり、ドラム支軸に回
    転可能に支承され制御チエーンが装着されてなる
    制御ドラムからなり、制御チエーンの高低の変化
    によりL字型レバーを支軸を中心に回動させ、制
    御チエーンの組み方により塗布長さを制御するよ
    うに構成されていることを特徴とする上記特許請
    求の範囲第2項記載の乱貼り調の窯業系化粧板の
    製造装置。
JP60190565A 1985-08-28 1985-08-28 乱貼り調の窯業系化粧板の製造方法及び装置 Granted JPS6252190A (ja)

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