JPH057423B2 - - Google Patents

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JPH057423B2
JPH057423B2 JP63263031A JP26303188A JPH057423B2 JP H057423 B2 JPH057423 B2 JP H057423B2 JP 63263031 A JP63263031 A JP 63263031A JP 26303188 A JP26303188 A JP 26303188A JP H057423 B2 JPH057423 B2 JP H057423B2
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Pekuu Pieerumisheru
Shorushu Jirubeeru
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Rhodia Chimie SAS
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Rhone Poulenc Chimie SA
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Publication date
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Publication of JPH057423B2 publication Critical patent/JPH057423B2/ja
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/54Silicon-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
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Description

【発明の詳細な説明】
[技術分野] この発明は、天然又は合成のヒドロゲルから選
択される硬化剤を使用前に添加されて含有し、密
閉雰囲気下においてさえ硬化してエラストマーに
なる、珪素原子に結合したアシルオキシ基を有す
るオルガノポリシロキサン組成物に関する。 [従来の技術] 上記のタイプの随意に促進された硬化性の組成
物は公知であり、特に英国特許第1308985号(こ
こでの硬化剤は含水ゼオライトである)並びにヨ
ーロツパ特許第118325号及び同第117772号{ここ
での硬化剤は、アルカリ金属及びアルカリ土類金
属の水酸化物から又は水とアルカリ金属若しくは
アルカリ土類金属の燐酸塩及び(若しくは)ポリ
燐酸塩とから成る混合物からそれぞれ選択され
る}に記載されている。 これらの組成物は、2種の構成体として(又は
2つの容器中に)別々に保存された場合にのみ貯
蔵安定性である。実際、硬化剤(これは2種の構
成体の一方に包装される)は水を含有し、そして
2種の構成体を混合し次いで一般に加熱した時に
水を放出又は発生させることができる。 さらに、これらの組成物は数分から60分程度の
比較的短い架橋(硬化)時間を有する。さらに、
この架橋は、水が硬化剤によつてのみ提供され得
るので、周囲環境の湿度に依存しない。 従つて、これらの組成物は、例えば自動車産業
における「現場での(in−situ)」シール製造の
ような、この特性が特に有利である利用分野に用
いられる。 これらの組成物は、上記の特性によつて、貯蔵
安定性であり且つ単に大気中の湿分と接触させた
だけで硬化するアシルオキシ又はケチミノキシ基
含有単一構成型組成物と明確に区別される(例え
ば仏国特許第1193271号、米国特許第3061575号、
仏国特許第2429811号、ヨーロツパ特許第102268
号、同第157580号及び西独国特許第3524452号を
参照されたい)。 連続シール付着を伴う産業用途においては、一
般に、2構成体型ジオルガノポリシロキサン組成
物付着用の自動装置が用いられる。この装置は、
製造すべきシールの外郭に沿つて移動する塗布ノ
ズルを備えた混合ヘツドを有する。 操作中に又は連続シール塗布ラインを停止して
いる間に周囲温度に保持されている混合ヘツド中
で組成物が固化するのを防止するためには、一方
で、2つの構成体を混合した後、即ち硬化剤を混
合した後に周囲温度において架橋するのが遅く
(少なくとも約10分以上)、他方で塗布した後にシ
ールの架橋が非常に早いという特性を有する組成
物を得ることが望ましい。 周囲温度における架橋時間を完全に制御するこ
とによつて、混合ヘツドをパージする必要なく連
続シール塗布ラインを停止することが可能にな
る。また、周囲温度における硬化がかなり遅けれ
ば、基材へのシールの好適な接着をもたらすこと
が促進される。なぜならば、表面の好適な湿潤を
確保するのに充分長い接触時間で組成物が基材上
に容易に拡散し、また基材へのシールの接着は大
抵の場合シール固有の性質であるからである。 また、できる限り小さい昇温(低い温度)の作
用下で迅速に硬化する組成物を得ることも望まし
い。実際、昇温幅が適度であれば、工業用連続シ
ール塗布ラインの生産性を高く維持することが可
能になる。 さらに、この種の組成物においては、これから
得られるエラストマーが良好な機械的特性、特に
密閉雰囲気中で加熱した場合の残留圧縮永久歪
(RCS)の点で良好な機械的特性を有していなけ
ればならない。 既知の随意に促進された硬化性の組成物は、上
記の望まれる特性の全部を示すことはなかつた。
実際、硬化剤が酸化亜鉛及び水又はゼオライトで
ある組成物は、特に、密閉雰囲気中で加熱した場
合に満足できる機械的特性を示さない。 ヨーロツパ特許第118325号及び同第117772号に
記載された組成物は、密閉雰囲気中で加熱された
時の機械的特性の維持の点で非常に大きな進歩を
可能にし、工業的組立てライン上を移動する部材
又は完全な硬化を確保する空いた貯蔵区域のない
部材の接着結合又はシールにこの組成物を使用す
ることを可能にした。しかしながら、これらの組
成物においては、周囲温度における硬化時間が短
すぎ且つ基材、特に金属基材に対する接着性が不
適当であるという問題点があつた。 [発明の目的] 本発明の目的は、正に、上記の望ましい特性を
併せ持つオルガノポリシロキサン組成物を提供す
ることにある。 [発明の具体的な説明] 本発明は実際、大気中の湿分の不在下において
さえ、そして特に密閉雰囲気下において、硬化し
てエラストマーになり得るオルガノポリシロキサ
ン組成物であつて、 A 主に25℃において700〜1000000mPa・sの
粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオル
ガノポリシロキサンポリマーであつて、それぞ
れが式 R2SiO (式中、記号Rは同一であつても異なつてい
てもよく、1〜8個の炭素原子を有し且つハロ
ゲン原子若しくはシアノ基で置換された又は置
換されていない炭化水素基を表わす) のジオルガノシロキシ単位の序列から成る前記
α,ωジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキ
サンポリマー: 100部 B 一般式: RpSi(OCOR′)4-p (式中、記号RはAにおけるのと同じ意味を
持ち、 記号R′は1〜15個の炭素原子を有し且つ脂
肪族不飽和を持たない炭化水素基を表わし、 記号pは0又は1である) の架橋剤: 2〜20重量部 C 無機充填剤: 0〜150重量部 D 天然又は合成の凝集コロイド1部と、水少な
くとも5部とを含むヒドロゲル: AとBとCとの合計100部につき 0.01〜10部、好ましくは0.05〜2部 を含むことを特徴とする、前記組成物に関す
る。 本明細書において部及び百分率は、特に記載が
ない限り重量によるものとする。 本発明に従えば、用意「ヒドロゲル」とは、水
を含有するゲルを意味し、このゲルはコロイドが
含有水と共に凝集することによつて生じるもので
ある。コロイドは天然のものであつても合成によ
るものであつてもよい。 凝集したコロイド(好ましくは水に不溶性であ
るもの)は物理的又は化学的ゲルを形成し、巨大
分子の格子中に多量の水を吸収する性質を有す
る。この性質によつて、オルガノポリシロキサン
組成物中に導入されるコロイドの量がごく少量だ
けになる。 このようにコロイドの量がごく少量であれば、
架橋の後に得られるシリコーンエラストマーの最
終特性に全く又はほとんど影響を及ぼさない。 他方、これらのヒドロゲルは、組成物中に水を
均一に分散させる有効で且つ容易に用いられる手
段を提供するという利点を有する。 巨大分子格子が多糖類型のもの{例えば寒天、
ゲロース、アルジネート、カルボキシメチルセル
ロース(特に米国特許第3589364号に記載された
ようなもの)、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、ゲル化トリ酢酸セルロース(特
に米国特許第1693890号及び同第3846404号に記載
されたようなもの)、ポリアクリロニトリルをグ
ラフト結合させた澱粉(特に米国特許第3935099
号及び同第3661815号に記載されたもの)並びに
アクリル酸をグラフト結合させた澱粉(例えば仏
国特許第2305452号に記載されたもの)}である天
然のヒドロゲルを本発明の範囲内で使用すること
ができる。 また、巨大分子格子が ・ メタクリル酸ヒドロキシエチルポリマー; ・ 架橋されたポリビニルアルコール; ・ ポリアクリルアミド; ・ 部分加水分解されたポリ酢酸ビニル; ・ アクリル酸ヒドロキシエチル; ・ ジエチレングリコールモノアクリレート; ・ ジエチレングリコールモノメタクリレート; ・ アクリル酸2−ヒドロキシプロピル; ・ メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル; ・ アクリル酸3−ヒドロキシプロピル; ・ メタクリル酸3−ヒドロキシプロピル; ・ ジプロピレングリコールモノメタクリレー
ト; ・ ビニルピロリドン; ・ アクリルアミド; ・ メタクリルアミド; ・ N−プロピルアクリルアミド; ・ N−イソプロピルメタクリルアミド; ・ N−メチルアクリルアミド; ・ N−2−ヒドロキシエチルメタクリルアミ
ド; ・ 米国特許第3939105号に記載されたようにな、
ポリ(アルキレンオキシ)ポリオールと有機ジ
イソシアネートとを反応させ且つ水又は有機ポ
リアミンで僅かに架橋させた生成物である、イ
ソシアネートを末端基とするプレポリマーの僅
かに架橋されたポリマーから形成されるポリウ
レタンヒドロゲル; ・ 米国特許第4038264号に記載されたような、
エチレン系不飽和モノマーと、アクリル酸及び
メタクリル酸ヒドロキシアルキルとの並びにア
ルコキシアルキレングリコールアクリレート及
びメタクリレートとのコポリマー; ・ 有機ジイソシアネートと少なくとも2種のジ
オール(そのうちの1種は3000〜30000の範囲
の分子量を有する水溶性ポリアルキレングリコ
ールであり、第2番目のものは2〜20個のオキ
シアルキレン基を有するオキシアルキル化ジフ
エノールである)の混合物とを反応させること
によつて製造されるポリエーテル−ポリウレタ
ン型の樹脂 から成る合成ヒドロゲル並びに当業者に既知の他
のヒドロゲルを、本発明の範囲内で使用すること
もできる。 本発明の範囲内で特に好ましいヒドロゲルは、
水不溶性凝集コロイドがアルカリ金属(特にナト
リウム)カルボン酸){特にアクリル酸及び(又
は)メタクリル酸}基を有し且つこのコロイド1
部につき少なくとも20部、好ましくは少なくとも
50部の水を含有するヒドロゲルである。 本発明の範囲内では、特にヨーロツパ特許第
36463号及び同第83222号に記載されたような、水
性エマルシヨン中におけるアクリル酸とアクリル
酸アルカリ金属との重合法によつて得られるアク
リル酸アルカリ金属(特にナトリウム)ポリマー
がさらに特に好ましい。 25℃において700〜1000000mPa・s、好まし
くは1000〜700000mPa・sの粘度を有するポリ
マーAは、前記の式R2SiOのジオルガノシロキシ
単位から成り且つ鎖部の各末端をヒドロキシル基
でブロツクされた、実質的に線状のポリマーであ
る。しかしながら、式RSiO1.5のモノオルガノシ
ロキシ単位及び(又は)式SiO2のシロキシ単位
がジオルガノシロキシ単位の数に対して2%を越
えない割合で存在することも除外されない。 記号Rが表わす1〜8個の炭素原子を有し且つ
ハロゲン原子若しくはシアノ基で置換された又は
置換されていない炭化水素基は、以下のものから
選択することができる: ・ 1〜8個の炭素原子を有するアルキル及びハ
ロアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、n−ペン
チル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、n
−オクチル、3,3,3−トリフルオルプロピ
ル、4,4,4−トリフルオルブチル又は4,
4,4,3,3−ペンタフルオルブチル基); ・ 4〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル
及びハロシクロアルキル基(例えばシクロペン
チル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシ
ル、2,3−ジフルオルシクロブチル又は3,
4−ジフルオル−5−メチルシクロヘプチル
基); ・ 2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基
(例えばビニル、アリル又は2−ブテニル基); ・ 6〜8個の炭素原子を有するアリール及びハ
ロアリール基(例えばフエニル、トリル、キシ
リル、クロルフエニル、ジクロルフエニル又は
トリクロルフエニル基); 並びに ・ アルキル鎖が2〜3個の炭素原子を有するシ
アノアルキル基(例えばβ−シアノエチル及び
γ−シアノプロピル基)。 式R2SiOで表わされる単位の例としては、以下
の式のものを挙げることができる: (CH32SiO CH3(CH2=CH)SiO CH3(C6H5)SiO (C6H52SiO CF3CH2CH2(CH3)SiO NC−CH2CH2(CH3)SiO NC−CH(CH3)CH2(CH2=CH)SiO NC−CH2CH2CH2(C6H5)SiO。 本発明の他の態様に従えば、ポリマーAとして
分子量及び(若しくは)珪素原子に結合した基の
種類が互いに異なる2種のα,ω(ヒドロキシ)
ジオルガノポリシロキサンのコポリマー又はポリ
マー混合物を使用することができるのということ
を解されたい。 これらα,ω(ヒドロキシ)ジオルガノポリシ
ロキサンコポリマーAは商業的に入手することが
できる。さらに、これらは容易に製造することも
できる。 架橋剤Bはα,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガ
ノポリシロキサンポリマーA100部につき2〜20
部、好ましくは3〜15部の割合で使用される。 この架橋剤Bは、前記の式: RpSI(OCOR′)4-p (式中、前記したように、記号RはAにおける
のと同じ意味を持ち、 記号R′は1〜15個の炭素原子を有し且つ脂肪
族不飽和を持たない炭化水素基を表わし、 記号pは0又は1である) に相当する。 記号Rで表わされる基の種類についての詳細
は、前記した通りである。記号R′は下記のもの
よりなる群から選択される基を表わす: ・ 1〜15個の炭素原子を有するアルキル基(例
えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、n−ペンチル、1−エチルペンチル、n−
ヘキシル、2−エチルヘキシル、n−オクチ
ル、ネオデシル、n−デシル、n−ドデシル又
はn−ペンタデシル基); ・ 5〜6個の環炭素原子を有するシクロアルキ
ル基(例えばシクロペンチル及びシクロヘキシ
ル基); 並びに ・ 6〜8個の炭素原子を有するアリール基(例
えばフエニル、トリル又はキシル基)。 架橋剤Bの例としては、下記の式に相当する
ものを挙げることができる; CH3Si(OCOCH33 C2H5Si(OCOCH33 CH2=CHSi(OCOCH33 C6H5Si(OCOCH33 CF3CH2CH2Si(OCOC6H53 本発明の組成物において、成分A及びBを、仏
国特許第1220348号に記載された方法に従つてA
とBとの化学量論的な反応から得られる当量の脱
蔵生成物で置き換えることができるということは
明白である。 無機充填剤Cは、α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジ
オルガノポリシロキサンポリマーA100部につき
0〜150部、好ましくは10〜120部の割合で使用さ
れる。この充填剤は、平均粒径が0.1μm以下であ
る非常に微細に粉砕された製品の形であつてよ
い。この充填剤には、比表面積が一般に40m2/g
より大きい、大抵の場合150〜300m2/gの範囲で
ある熱分解法シリカ及び沈降シリカが包含され
る。 また、充填剤Cは、平均粒径が0.1μmより大き
い、より粗大な製品の形であつてもよい。このよ
うな充填剤の例としては、石英粉末、珪藻土シリ
カ、炭酸カルシウム、焼成クレー、ルチル型酸化
チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化ジ
ルコニウム、酸化マグネシウム、種々の形のアル
ミナ(水和物他)、窒化硼素、リトポン及びメタ
硼酸バリウム、を挙げることができる。これらの
比表面積は一般に30m2/g以下である。 充填剤Cは、通常用いられる種々の有機珪素化
合物で処理することによつて表面改質されていて
よい。しかして、この有機珪素化合物は、オルガ
ノクロルシラン類、ジオルガノシクロポリシロキ
サン類、ヘキサオルガノジシロキサン類、ヘキサ
オルガノジシラザン類又はジオルガノシクロポリ
シランザン類(仏国特許第1126884号、同第
1136885号、同第1236505号及び英国特許第
1024234号)であつてよい。大抵の場合、処理さ
れた充填剤はその重量の3〜30重量%の有機珪素
化合物を含有する。 充填剤Cは、粒度の異なる数種の充填剤の混合
物から成つていてもよい。しかして、この充填剤
Cは、例えば40m2/gより大きい比表面積を有す
る微粒状シリカ30〜70%と、30m2/g以下の比表
面積を有する粗粒状シリカ70〜30%とから成つて
いてよい。 本発明に従うオルガノポリシロキサン組成物
は、成分A,B,C及びDの他に、下記のものよ
り成る群から通常選択される硬化触媒を含有して
いてよい: ・ カルボン酸の金属塩、好ましくはジブチル錫
ジアセテート及びジブチル錫ジラウレートのよ
うなカルボン酸の有機錫塩; ・ カルボン酸の有機錫塩とチタン酸エステルと
の反応生成物(米国特許第3409753号); ・ 錫キレート(ヨーロツパ特許第147323号); 並びに ・ チタン酸エステル及びジルコニウム酸エステ
ルのような有機チタン及びジルコニウム誘導体
(米国特許第4525565号)。 これら硬化触媒は通常α,ω(ヒドロキシ)ジ
オルガノポリシロキサンポリマーA100部につき
0.0004〜6部、好ましくは0.0008〜5部の割合で
使用される。 オルガノポリシロキサン組成物はまた、慣用の
補助剤及び添加剤(特に熱安定剤を含む)を含有
していてもよい。シリコーンエラストマーの耐熱
性を改善する熱安定剤は、希土類金属の塩、酸化
物及び水酸化物(より特定的には酸化第二セリウ
ム及び水酸化第二セリウム)から、又は酸化チタ
ン及び酸化鉄(好ましくは燃焼によつて得られた
もの)から選択することができる。 本発明に従う組成物は、α,ω−ジ(ヒドロキ
シ)ジオルガノポリシロキサンポリマーA100部
につき0.1〜15部、好ましくは0.15〜12部の熱安
定剤を含有するのが有利である。 他の添加剤としては、耐熱性を改善する化合物
を挙げることができる。この化合物は、好ましく
は、有機及び無機白金誘導体から選択される。 主要成分A,B,C及びD並びに上記の添加剤
に加えて、本発明に従う組成物の物理的特性及び
(又は)この組成物を硬化させることによつて製
造されるエラストマーの機械的特性を改良するた
めに、特定のオルガノポリシロキサン化合物を導
入することもできる。 このようなオルガノポリシロキサン化合物は公
知であり、より特定的には以下のものが包含され
る: (1f) ジオルガノシロキサン単位と1%を越え
ない量のモノオルガノシロキシ及び(又は)シ
ロキシ単位とから実質的に成り、25℃において
少なくとも10mPa・sの粘度をもつα,ω−
ビス(トリオルガノシロキシ)ジオルガノポリ
シロキサン及び(又は)α−(ヒドロキシ−ω
−(トリオルガノシロキシ)ジオルガノポリシ
ロキサンポリマーであつて、珪素原子に結合し
た有機基がメチル、ビニル及びフエニル基から
選択され、これら有機基の少なくとも60%がメ
チル基であり且つ10%以下がビニル基であるも
の (このようなポリマーの粘度は25℃において
数千万mPa・sに達していてよい。従つて、
これらには、外観が流動性から粘性までに渡る
オイル及び軟質から硬質までに渡る樹脂が包含
される。これらは慣用の方法、より正確には仏
国特許第978058号、同第1025150号、同第
1108764号及び同第1370884号に記載された方法
に従つて製造される。好ましくは、25℃におい
て10〜1000mPa・sの範囲の粘度を有するα,
ω−ビス(トリメチルシロキシ)ジメチルポリ
シロキサンオイルが使用される。これらポリマ
ーは可塑剤として作用し、α,ω−ジ(ヒドロ
キシ)ジオルガノポリシロキサンポリマー
A100部につき150部を越えない、好ましくは5
〜120部の割合で添加することができる。); (2f) 次式: (CH33SiO0.5 (CH32SiO 及び CH3SiO1.5 の単位の組合せから成り、ヒドロキシ基0.1〜
8%を含有し、珪素原子1個につき1.4〜1.9個
のメチル基を含有する液状の分枝鎖状メチルポ
リシロキサンポリマー (これらは、仏国特許第1408662号及び同第
2429811号に教示されたように、対応するクロ
ルシランの加水分解によつて製造することがで
きる。好ましくは、単位が下記の比: (CH33SiO0.5/(CH)3Si2O=0.01〜0.15 及び CH3SiO1.5/(CH)3Si2O=0.1〜1.5 に従つて分布された分枝鎖状のポリマーが使用
される。これらポリマーは、α,ω−ジ(ヒド
ロキシ)ジオルガノポリシロキサンポリマー
A100部につき70部を越えない、好ましくは3
〜50部の割合で添加することができる。これら
は、特に処理されたシリカと共に、チキソトロ
ープ特性を付与する。); (3f) ヒドロキシル及び(又は)1〜4個の炭
素原子を有する低級アルコキシ基でブロツクさ
れた、一般に25℃において2〜40000mPa・s
の範囲(ヒドロキシル基のみでブロツクされて
いる場合には25℃において700mPa・s以下)
の低粘度を有するジオルガノポリシロキサンオ
イルであつて、オイル中の珪素原子に結合した
有機基が前記と同様にメチル、ビニル及びフエ
ニル基から選択され、これらの基の少なくとも
40%がメチル基であり且つ10%以下がビニル基
であるもの (鎖部をブロツクする低級アルコキシ基とし
ては、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、
n−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ
及びt−ブトキシ基を挙げることができる。ヒ
ドロキシル及び(又は)アルコキシ基の含有率
は一般に0.5〜20%の範囲である。このような
オイルは、慣用の方法、より正確には仏国特許
第938292号、同第1104674号、同第1116196号、
同第1278281号及び同第1276619号に記載された
方法に従つて製造される。好ましくは、25℃に
おいて10〜300mPa・sの粘度を有するα,ω
−ジ(ヒドロキシ)ジメチルポリシロキサンオ
イル、25℃において200〜600mPa・sの粘度
を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)メチルフエ
ニルポリシロキサンオイル及び25℃において30
〜2000mPa・sの粘度を有するα,ω−ジ
(メトキシ){又はジ(エトキシ)}ジメチルポ
リシロキサンオイルが使用される。これらは、
α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロ
キサンポリマーA100部につき50部を越えない、
好ましくは2〜40部の割合で導入することがで
きる。これらのオイルは全体の粘度を低下せし
め、慣用的な表現によれば、オイル(2f)と同
様に、「加工助剤」とみなされる。); (4f) 一般式: Z′SiZ2(OSiZ2WOH (式中、記号Zは同一であつても異なつてい
てもよく、メチル、エチル、n−プロピル、ビ
ニル又はフエニル基を表わし、 記号Z′はヒドロキシル基又はZを表わし、 記号wは0,1又は2である) に相当する周囲温度において固体状の化合物か
ら選択されるヒドロキシル化有機珪素化合物 (このような化合物の具体例としては、ジフ
エニルシランジオール、メチルフエニルシラン
ジオール、ジメチルフエニルシラノール、1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンジオー
ル、1,3−ジメチル−1,3−ジフエニルジ
シロキサンジオール及び1,1,5,5−テト
ラメチル−3,3−ジフエニルトリシロキサン
ジオールを挙げることができる。これらの化合
物は、α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポ
リシロキサンポリマーA100部につき30部を越
えない、好ましくは0.5〜20部の割合で添加す
ることができる。これらの化合物は、媒体にチ
キソトロープ特性を付与し、一般にその作用に
よつて媒体が僅かにゲル状になる。)。 (1f)のα,ω−ビス(トリオルガノシロキ
シ)ジオルガノポリシロキサン及び(又は)α−
(ヒドロキシ−ω−(トリオルガノシロキシ)ジオ
ルガノポリシロキサンポリマーは、成分A,B,
C及びDに対して不活性であり且つ少なくとも
α,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキ
サンポリマーAと混和性である有機化合物で完全
に又は部分的に置き換えることができる。 有機可塑性の例としては、特に、200℃以上の
沸点範囲を有し、脂肪族及び(又は)芳香族炭化
水素の混合物から成る石油留分;仏国特許第
2254231号、同第2293831号及び同第2405985号に
記載されたような、好ましくは低分子量のポリブ
チレン;ベンゼンのアルキル化生成物、特にベン
ゼンを長い直鎖又は分枝鎖を有するオレフイン
(特に、プロピレンの重合によつて製造される12
個の炭素原子を有するオレフイン)でアルキル化
することによつて製造されるポリアルキルベンゼ
ン(例えば、仏国特許第2446849号に記載された
もの)を挙げることができる。 また、ポリオキシアルキレン−ポリオルガノシ
ロキサンブロツクコポリマー、燐酸エステル(仏
国特許第2372203号)、燐酸トリオクチル(仏国特
許第2415132号)、ジカルボン酸ジアルコールエス
テル(米国特許第2938007号)及びシクロアルキ
ルベンゼン(仏国特許第2924476号のような混合
有機ポリジオルガノシロキサンポリマーを使用す
ることもできる。 好ましい有機可塑性は、200以上の分子量を有
するベンゼンのアルキル化生成物、特にアルキル
ベンゼン及びポリアルキルベンゼンである。 本発明に従う組成物は、随意に、液状有機化合
物中に希釈した後に使用することができる。この
希釈剤は、下記のものから選択される通常市販さ
れている化合物が好ましい: ・ ハロゲン化された又はされていない脂肪族、
脂環式又は芳香族炭化水素(例えばn−ヘプタ
ン、n−オクタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、トルエン、キシレン、メシチレ
ン、クメン、テトラリン、ペルクロルエチレ
ン、トリクロルエタン、テトラクロルエタン、
クロルベンゼン又はo−ジクロベンゼン); ・ 脂肪族又は脂環式ケトン(例えばメチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン又はイソホロン); ・ エステル(例えば酢酸エチル、酢酸ブチル又
はエチレングリコールアセテート)。 希釈剤の量は一般に少量である。この量は、一
般に、組成物の総重量に対して50重量%以下であ
る。 本発明によつて、 ・ 次式: YoSi(OY′)4-o (式中、YはC1〜C10の飽和又は不飽和炭化
水素基であり、 Y′はC1〜C8のアルキル基及びC3〜C6アルコ
キシアルキレン基を表わし、 nは1又は0である) の化合物 並びに ・ ポリ珪酸C1〜C4アルキル、特にポリ珪酸メ
チル及びポリ珪酸エチル から選択される少なくとも1種の接着促進剤を成
分A,B及びCの合計100部につき0.1〜10部、好
ましくは1〜5部添加することによつて、種々の
基材、特に木材及びアルミニウムに対するエラス
トマーの接着性を大きく増大させることができる
ということを示すことができた。 また、これら接着促進剤の混合物、特に珪酸メ
チルとポリ珪酸メチルとの混合物を使用すること
ができる。 好ましい接着促進剤Eは、以下のものである: ・ ビニルトリメトキシシラン CH2=CHSi(OCH33 ・ アリルトリメトキシシラン CH2=CH−CH2Si(OCH33 ・ ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン CH2=CHSi(OCH2CH2OCH33 ・ 珪酸メチル Si(OCH34 ・ テトラ(メトキシエトキシ)シラン Si(OCH2CH2OCH34 ・ ポリ珪酸メチル 及び ・ ポリ珪酸エチル。 本発明の組成物の製造は、2工程で実施され
る。この方法(これが本発明の1つの主題を形成
する)に例えば、初めに湿分の不在下で成分A,
B,C、随意としてのE並びに随意としての慣用
の添加剤及び補助剤を混合することによつて第1
の構成体を製造する。この第1の構成は貯蔵時に
安定であり、周囲空気中の湿分にさらした場合に
のみ硬化する。 第2工程において、前記の単一構成体型組成物
に使用時に硬化剤D(これが第2の構成体を形成
する)を添加する(且つ均質化させる)。 本発明の好ましい実施態様によれば、架橋剤D
をより容易に導入するために、第2の構成体には
ペースト中に小さい粒子の形で分散させたヒドロ
ゲルを含有させる。このペーストは、混練機を用
いて充填剤、可塑剤及びヒドロゲルを均質化させ
ることによつて形成される。 また、この可塑剤は、第1の構成体中の可塑剤
(1f)〜(4f)の全部若しくは一部及び(又は)
オイルAの一部(半分まで)であつてよい。同様
に、充填剤は、充填剤Cの一部(数%)であつて
よい。 本発明の他の主題は、シールの製造に迅速硬化
性組成物を使用することから成る。 本発明に従う組成物は、 ・ 建築業界におけるシール; ・ 非常に広範な材料(金属、プラスチツク、天
然及び合成ゴム、木材、厚紙、陶器、煉瓦、セ
ラミツク、ガラス、石材、コンクリート、組積
造部材)の組立て; ・ 電気導体の絶縁; ・ 電気回路の封入; 並びに ・ 合成樹脂又はフオームから成る製品の製造用
に用いられる金型の製造 のような多くの用途に使用することができる。 さらに、この組成物は、自動車製造産業におい
て用いられる「現場での(in situ)」シールの製
造に有用である。この現場でのシールには、種々
のタイプのもの、即ち「押潰し(squashed)」シ
ール、「成形(shaped)」シール及び「注入
(injected)」シールが包含される。 押潰しシールは、組立てるべき2種の金属部材
の間の接触区域に組成物のペースト状ビーズを塗
布することによつて形成される。初めにこのビー
ズを部材の一方に付着させ、次いでもう一方の部
材を即座に第1の部材に適合させる。そしてエラ
ストマーに転化させる前に、ビーズを押し潰す。
この種のシールは、通常分解されない組立体(油
溜めシール、分配弁ケーシングシール)用に適用
される。 また、成形シールも、組立てるべき2種の部材
の間に接触区域に組成物のペースト状ビーズを塗
布することによつて得られる。しかしながら、組
成物のペースト状ビーズを部材の一方に付着させ
た後に、ビーズが完全に硬化してエラストマーに
なるのを待ち、その後に初めて、第2の部材を第
1の部材に適合させる。この結果として、この種
の組立体は、シールを付着させた部材に適合させ
る部材がこのシールに接着しないので、容易に分
解することができる。さらに、そのゴム状の性質
のためにこのシールは接合される表面の全ての凹
凸に密接に適合し、その結果、 (1) 互いに接触して配置されるべき金属表面を注
意深く機械加工する; (2) 製造される組立体をきつく締付けする という必要がない。この特性によつて、組立体
の部材を補剛且つ強化することを通常意図され
るリブ、固定用シール及びスペーサーをある程
度取り除くことが可能になる。 本発明に従う組成物は密閉雰囲気中又は周囲空
気中で加熱した時に迅速に硬化するので、これら
組成物の硬化から得られる成形シール(及び他の
現場でのシール)は工業的製造上の非常に過酷な
条件下で製造することができる。例えば、これら
のシールは、自動車製造産業における慣用の組立
ラインに組成物付着用の自動装置を備えさせた組
立ライン上で製造することができる。この自動装
置は大抵の場合、加熱系と製造すべきシールの外
郭に沿つて移動する塗布ノズルとを備えた混合ヘ
ツドを有する。この混合ヘツドは単一構成体型ポ
リシロキサン組成物及び促進剤を受けることがで
きる。 この装置によつて製造且つ分配される組成物
は、一方で混合ヘツド中で固化するのを回避する
ために、他方で互いに接合されるべき部材上への
ペースト状ビーズの付着が終了した後に完全な架
橋を得るためにうまく調節された硬化時間を有し
ていなけれればならない。これらの成形シール
は、ロツカーボツクスカバー、ギヤボツクスカバ
ー、調時スペーサー及び油溜めのシール用に特に
適している。シールの塗布を停止するためには混
合ヘツドの加熱スイツチを切り且つ(又は)添加
剤の供給を停止すれば充分であるが、ラインの停
止期間が組成物が硬化し始める時間より長い場合
には、オルガノポリシロキサン組成物が固化する
前に周囲温度おいて少なくとも10分間混合ヘツド
からオルガノポリシロキサン組成物をパージす
る。 注入シールは、密閉雰囲気中、多くの場合完全
に密閉されたキヤビテイ中で形成される。このキ
ヤビテイ中に装入した組成物は迅速にエラストマ
ーに転化し、このエラストマーは、周囲空気中で
組成物を硬化させることによつて製造されるエラ
ストマーと同じ特性を有する。このシールは、例
えばクランクシヤフト軸受のシール用に用いるこ
とができる。 本発明に従う組成物はまた、自動車製造産業以
外の用途における迅速硬化性シールの製造にも適
している。しかして、この組成物は、プラスチツ
ク製電気製品のハウジングを接合し且つシールす
るのに使用することができ、また、真空掃除機及
びスチームアイロン用のシールを製造するのに使
用することもできる。 本発明に従う組成物を硬化させることによつて
製造されるエラストマーは、既知の単一構成体型
組成部からい製造されるエラストマー、即ちDを
添加せずに成分A,B,C及び随意としての慣用
の添加剤を単に混合することによつて製造される
エラストマーと同じ機械的特性を有する。特に、
残留圧縮永久歪は比較的低く、例えば約8〜35%
である。さらに、加熱した後に、前記した架橋時
間(通常数分〜60分の範囲、場合によつてはそれ
以上であるがしかし3時間を越えることはない)
の直後に完全な架橋(シヨアーA硬度として測定
される)が達成される。単一構成体型組成物の場
合には、最も好適な条件下で完全に架橋させるた
めに少なくとも10時間必要である。さらに、単一
構成体組成物にヒドロゲルを用いずに単に水を添
加するだけでも硬化行程が実質的に促進される
が、しかし水の添加だけでは適度に架橋させるこ
とはできない。 [実施例] 本発明を、以下の実施例によつて例示する。 例1(比較例)及び例2〜5: 以下の成分: ・ 25℃において20000mPa・sの粘度を有する
α,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン
オイル(O1): 178部 ・ 25℃において3500mPa・sの粘度を有する
ジヒドロキシポリジメチルシロキサンオイル
(O2): 534部 ・ 200m2/gのBET比表面積を有し、オクタメ
チルシクロテトラシロキサンで処理された熱分
解法シリカ(A200): 93部 ・ 5μmの平均粒径を有する石英粉末: 170部 ・ メチルトリトアセトキシシラン: 30部 を混合することによつて、周囲温度以上において
大気中の湿分の存在下で硬化してエラストマーに
なる組成物Aを製造した。 この組成物は流体であり、密閉無水雰囲気中で
安定である。 この組成物Aは硬化させるための特別な系をそ
れぞれ含有する5種のペースト(B1〜B5)をそ
れぞれ製造した。それらペーストB1〜B5中の各
成分の種類及び量(重量部)を、下記の表1に示
す。
【表】 ペーストB1〜B5を製造するのに用いた操作は、
以下の通りである: まず初めに、タービン式ブレンダー内に水及び
ヒドロゲル(ペーストB1の場合を除く)を導入
する。この混合物を均質ゲルが得られるまで激し
く攪拌する(200rpm)。 次いで、タービン式ブレンダーにオイルO1
びO2並びにシリカを添加する。次いで、組成物
B1〜B5を1.33kPaにおいて2分間脱蔵し、25℃に
冷却し、空気の不在下に貯蔵する。 アクワ・キープ(Aqua Keep)(登録商標名)
10 SHPは、ノルソラー(Norsolor)社より市販
されているアクリル酸アルカリ金属ポリマーであ
る。 キサンタンゴムは、ローヌ・プーラン(Rho^
ne Poulenc)社より市販されているロドポール
(Rhodopol)23である。 カルボキシメチルセルロースは、そのナトリウ
ム塩の形でプロラボ(Prolabo)社より市販され
ている。 組成物A100部にペーストB1〜B55.5部を添加し
て例1〜5の組成物を得た。組成物Aへのペース
トBの添加時間は約2分である。得られた組成物
を即座に、温度調節された容器内の種々の温度T
に加熱された鉄鋼板上に厚さ4mmの層の形に塗布
した。 各板の上に塗布された組成物の層をゴム状スト
リツプに転化させた。シヨーアA硬度が測定可能
になる時間tp(分)及びシヨーアA硬度が最大値
(約42)に達するので時間tn(分)を測定する。時
間tp及びtnは、板を加熱容器内に入れた瞬間から
測定する。上記の全ての操作は、窒素雰囲気下で
実施する。 結果を下記の表2にまとめる。
【表】 表2から、特定の組成物について、温度Tの関
数として広範囲の硬化時間を可能であるというこ
とがわかる。さらに、アクワ・キープ10 SHPを
用いることによつて最短硬化時間が得られるとい
うこともわかる。さらに、ヒドロゲルを存在させ
ることによつて、比較例のヒドロゲルを用いない
例1の場合と比較して硬化時間が短くなる。 例 6〜8: 以下の成分: ・ 25℃において70000mPa・sの粘度を有する
α,ω−ジヒドロキシポリジメトルシロキサン
オイル(O3) 500部 ・ 60m2/gのBET比表面積を有し、オクタメ
チルシクロテトラシロキサンで処理された熱分
解法シリカ: 70部 ・ 5μmの平均粒径を有するルチル型酸化チタ
ン: 2.5部 ・ メチルトリアセトキシシラン: 20部 ・ チタン酸ブチル: 0.2部 を混合することによつて、周囲温度以上において
大気中の湿分の存在下で硬化してエラストマーに
なる組成物Cを製造した。 アクリルタイプのヒドロゲルを含有する3種の
ペースト(D1,D2及びD3)をそれぞれ製造した。
これらペースト中の各成分の種類及び量(重量
部)を、下記の表3に示す。
【表】 オイルO1、シリカA200及びアクワ・キープ
10SHPは例1において前記したものである。 オイルO4は25℃において1000mPa・sの粘度
を有するα,ω−(トリメチルシロキシ)ポリジ
メチルシロキサン可塑剤オイルである。 ペーストD1〜D3製造のための操作方法は、例
1〜5のペーストB1〜B5の製造におけるのと同
じである。 組成物C100部にペーストD1〜D35.2部を添加し
て例6〜8の組成物を得た。組成物Cへのペース
トDの導入時間は約2分である。得られた組成物
を即座に、温度調節された容器内の種々の温度T
に加熱された鉄鋼板上に厚さ4mmの層の形に塗布
した。 各板の上に塗布された組成物の層をゴム状スト
リツプに転化させ、そのシヨアーA硬度を時間の
関数として測定した。シヨアーA硬度が測定可能
になる時間tp(分)及びシヨアーA硬度が最大値
(約31)に達するまでの時間tn(分)を測定する。
時間tp及びtnは、板を加熱容器内に入れた瞬間か
ら測定する。上記の全ての操作は、窒素雰囲気下
で実施する。 結果を下記の表4にまとめる。
【表】
【表】 表4から、特定の組成物について、温度Tの関
数として広範囲の加硫時間が可能であるというこ
とがわかる。さらに、水の導入量が同じである場
合、アクワ・キープを用いることによつて最短硬
化時間が得られるということもわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大気中の湿分の不在下においてさえ、そして
    特に密閉雰囲気下において、硬化してエラストマ
    ーになり得るオルガノポリシロキサン組成物であ
    つて、 A 主に25℃において700〜1000000mPa・sの
    粘度を有するα,ω−ジ(ヒドロキシ)ジオル
    ガノポリシロキサンポリマーであつて、それぞ
    れが式 R2SiO (式中、記号Rは同一であつても異なつてい
    てもよく、1〜8個の炭素原子を有し且つハロ
    ゲン原子若しくはシアノ基で置換された又は置
    換されていない炭化水素基を表わす) のジオルガノシロキシ単位の序列から成る前記
    α,ω(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロキサ
    ンポリマー: 100重量部 B 一般式: RpSi(OCOR′)4-p (式中、記号RはAにおけるのと同じ意味を
    持ち、 記号R′は1〜15個の炭素原子を有し且つ脂
    肪族不飽和を持たない炭化水素基を表わし、 記号pは0又は1である) の架橋剤: 2〜20重量部 C 無機充填剤: 0〜150重量部 D 天然又は合成コロイド1重量部と、水少なく
    とも5重量部とを含むヒドロゲル: AとBと
    Cとの合計100部につき 0.01〜10重量部 を含むことを特徴とする、前記オルガノポリシ
    ロキサン組成物。 2 ヒドロゲルがアクリル酸及び(又は)メタク
    リル酸アルカリ金属基を有するコロイドと、この
    コロイド1部につき少なくとも20部、好ましくは
    少なくとも50部の水とを含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 成分A及びBがAとBとの化学量論的な反応
    から得られる脱蔵生成物で置き換えられたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1又は2項記載の組
    成物。 4 次式: YoSi(OY′)4-o {式中、Yは飽和又は不飽和のC1〜C10の炭化
    水素基であり、 Y′はC1〜C8のアルキル及びC3〜C6のアルコキ
    シアルキレン基を表わし、 nは1又は0である} の化合物及びポリ珪酸C1〜C4アルキルエステル
    から選択される少なくとも1種の接着促進剤Eを
    成分A,B及びCの合計100部につき0.1〜10部の
    量で追加的に含有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜3項のいずれかに記載の組成物。 5 硬化触媒を追加的に含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の
    組成物。 6 一部又は全部が200以上の分子量を有するア
    ルキルベンゼン及びポリアルキルベンゼンである
    可塑剤を追加的に含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の組成
    物。
JP63263031A 1987-10-20 1988-10-20 硬化剤としてヒドロゲルを含有する、アシルオキシ基含有オルガノポリシロキサン組成物 Granted JPH01152156A (ja)

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FR87/14749 1987-10-20

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