JPH0574236A - 線条体の張力制御方法 - Google Patents
線条体の張力制御方法Info
- Publication number
- JPH0574236A JPH0574236A JP25848491A JP25848491A JPH0574236A JP H0574236 A JPH0574236 A JP H0574236A JP 25848491 A JP25848491 A JP 25848491A JP 25848491 A JP25848491 A JP 25848491A JP H0574236 A JPH0574236 A JP H0574236A
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- Japan
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- tension
- dancer roller
- changing
- coil spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルばねを取替えることなく、設定張力の
変更を可能とした線条体の張力制御方法を提供する。 【構成】 ダンサーローラーの位置制御中点を電気的に
ダンサーローラーの移動方向に変えることにより設定張
力値を変えることを特徴とする線条体の張力制御方法。
変更を可能とした線条体の張力制御方法を提供する。 【構成】 ダンサーローラーの位置制御中点を電気的に
ダンサーローラーの移動方向に変えることにより設定張
力値を変えることを特徴とする線条体の張力制御方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブル、通
信ケーブル等の線条体の張力制御方法に関するものであ
る。
信ケーブル等の線条体の張力制御方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図２は
従来の線条体の張力制御方法の説明図である。ダンサー
ローラー１は図の上下方向に自由に動くことが出来る。
コイルばね２は片端がダンサーローラー１に、他端がフ
レーム４等の固定部に接続されており、コイルばね２の
張力によって、中点Ａにおいて、ダンサーローラー１は
Ｆの力で下方に引張られている。そして走行する線条体
３の張力がＦ／２の時に、線条体３の張力とコイルばね
２の引張り力がつり合い、ダンサーローラー１は中点Ａ
で静止する。ここで、線条体３の張力に変動が生じる
と、線条体３の張力とコイルばね２の引張り力とのつり
合い位置に変動が生じ、ダンサーローラー１の位置は
Ａ′となる。この時、センサ５にてダンサーローラー１
の位置を検出し、この位置信号により線条体操出し装置
（図示せず）のモータの回転数を制御して線条体の走行
速度Ｖ1 又はＶ2 を変えることにより、ダンサーローラ
ー１のつり合い点が常に中点Ａにあるように制御され、
線条体３の張力を一定に保つ。
従来の線条体の張力制御方法の説明図である。ダンサー
ローラー１は図の上下方向に自由に動くことが出来る。
コイルばね２は片端がダンサーローラー１に、他端がフ
レーム４等の固定部に接続されており、コイルばね２の
張力によって、中点Ａにおいて、ダンサーローラー１は
Ｆの力で下方に引張られている。そして走行する線条体
３の張力がＦ／２の時に、線条体３の張力とコイルばね
２の引張り力がつり合い、ダンサーローラー１は中点Ａ
で静止する。ここで、線条体３の張力に変動が生じる
と、線条体３の張力とコイルばね２の引張り力とのつり
合い位置に変動が生じ、ダンサーローラー１の位置は
Ａ′となる。この時、センサ５にてダンサーローラー１
の位置を検出し、この位置信号により線条体操出し装置
（図示せず）のモータの回転数を制御して線条体の走行
速度Ｖ1 又はＶ2 を変えることにより、ダンサーローラ
ー１のつり合い点が常に中点Ａにあるように制御され、
線条体３の張力を一定に保つ。
【０００３】しかしながら、上述した従来の張力制御方
法においては、設定張力Ｆの値を変える時は、コイルば
ね２をその特性の違うものと取り替える必要があり、作
業が面倒であった。
法においては、設定張力Ｆの値を変える時は、コイルば
ね２をその特性の違うものと取り替える必要があり、作
業が面倒であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、コイルばねを取り替えることなく設定張力の変
更を可能とした線条体の張力制御方法を提供するもの
で、その特徴は、ダンサーローラーの位置制御中点を電
気的にダンサーローラーの移動方向に変えることにより
設定張力値を変えることにある。
解消し、コイルばねを取り替えることなく設定張力の変
更を可能とした線条体の張力制御方法を提供するもの
で、その特徴は、ダンサーローラーの位置制御中点を電
気的にダンサーローラーの移動方向に変えることにより
設定張力値を変えることにある。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の張力制御方法の具体例の説明
図である。なお図面において、図２と同一符号は同一部
位をあらわしている。図において、ダンサーローラー１
の設定張力ＦをＦ′に変える場合、センサ出力Ｐとなる
ダンサーローラー１の位置を中点としていたのに対し、
Ｐ′の位置が中点となるようにする。その方法は、あら
かじめ設定張力をＰＬＣ（Plogramab-le Logic Control
ler ）等のコントローラー６に入力しておき、ＰＬＣ６
内でのセンサ出力と中点との関係を電気的に変更するこ
とにより行なう。これにより、コイルばね２の持つ特
性、即ち、伸び量とそのときの引張り力が比例関係にあ
ることを利用し、線条体３の張力とコイルばねの引張り
力のつり合い位置を変えることで設定張力の変更が可能
となる。
図である。なお図面において、図２と同一符号は同一部
位をあらわしている。図において、ダンサーローラー１
の設定張力ＦをＦ′に変える場合、センサ出力Ｐとなる
ダンサーローラー１の位置を中点としていたのに対し、
Ｐ′の位置が中点となるようにする。その方法は、あら
かじめ設定張力をＰＬＣ（Plogramab-le Logic Control
ler ）等のコントローラー６に入力しておき、ＰＬＣ６
内でのセンサ出力と中点との関係を電気的に変更するこ
とにより行なう。これにより、コイルばね２の持つ特
性、即ち、伸び量とそのときの引張り力が比例関係にあ
ることを利用し、線条体３の張力とコイルばねの引張り
力のつり合い位置を変えることで設定張力の変更が可能
となる。
【０００６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の線条体の
張力制御方法によれば、制御中点の位置をコイルばねの
特性を利用して電気的に変えることにより、従来の装置
を殆んど変えることなくコイルばねの取替えを必要とし
ない設定張力の変更が実現できる。
張力制御方法によれば、制御中点の位置をコイルばねの
特性を利用して電気的に変えることにより、従来の装置
を殆んど変えることなくコイルばねの取替えを必要とし
ない設定張力の変更が実現できる。
【図１】本発明の張力制御方法の具体例の説明図であ
る。
る。
【図２】従来の張力制御方法の説明図である。
１ ダンサーローラー ２ コイルばね ３ 線条体 ４ フレーム ５ センサ ６ コントローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 コイルばねによりフレームに接続された
可動式ダンサーローラーの位置をセンサにて検出し、こ
の位置信号により線条体繰出し装置のモータの回転数を
制御し、繰出される線条体の張力を一定に制御する方法
において、ダンサーローラーの位置制御中点を電気的に
ダンサーローラーの移動方向に変えることにより設定張
力値を変えることを特徴とする線条体の張力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3258484A JP3011219B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 線条体の張力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3258484A JP3011219B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 線条体の張力制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574236A true JPH0574236A (ja) | 1993-03-26 |
| JP3011219B2 JP3011219B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17320854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3258484A Expired - Lifetime JP3011219B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 線条体の張力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3011219B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100765940B1 (ko) * | 2006-05-26 | 2007-10-11 | 주식회사 에이브이엠에스 | 롤 증착 챔버 장치 |
| CN102294413A (zh) * | 2011-08-25 | 2011-12-28 | 建科机械（天津）股份有限公司 | 钢筋矫直机牵引机构的闭环控制电路 |
| CN103407839A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-11-27 | 北京航空航天大学 | 一种缠绕机张力稳定装置 |
| CN104616832A (zh) * | 2015-01-12 | 2015-05-13 | 安徽普瑞斯电工机械有限公司 | 用于电缆牵引的张力恒定控制系统 |
| CN110498294A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-26 | 安徽卓科智能装备有限公司 | 一种缆绳收放装置的过渡轮机构 |
| CN110713073A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-21 | 海盐县梦芝舟毛纺厂 | 一种绞纱棚架的驱动装置 |
| CN112047199A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-12-08 | 何泽江 | 一种电缆收线机收线口处电线张力调节保护装置 |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP3258484A patent/JP3011219B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100765940B1 (ko) * | 2006-05-26 | 2007-10-11 | 주식회사 에이브이엠에스 | 롤 증착 챔버 장치 |
| CN102294413A (zh) * | 2011-08-25 | 2011-12-28 | 建科机械（天津）股份有限公司 | 钢筋矫直机牵引机构的闭环控制电路 |
| CN103407839A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-11-27 | 北京航空航天大学 | 一种缠绕机张力稳定装置 |
| CN104616832A (zh) * | 2015-01-12 | 2015-05-13 | 安徽普瑞斯电工机械有限公司 | 用于电缆牵引的张力恒定控制系统 |
| CN110498294A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-26 | 安徽卓科智能装备有限公司 | 一种缆绳收放装置的过渡轮机构 |
| CN110713073A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-21 | 海盐县梦芝舟毛纺厂 | 一种绞纱棚架的驱动装置 |
| CN112047199A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-12-08 | 何泽江 | 一种电缆收线机收线口处电线张力调节保护装置 |
| CN112047199B (zh) * | 2020-08-19 | 2022-02-11 | 阳春市宏昌电力发展有限公司 | 一种电缆收线机收线口处电线张力调节保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3011219B2 (ja) | 2000-02-21 |
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Legal Events
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