JPH0574230A - 防鼠ケーブル - Google Patents
防鼠ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0574230A JPH0574230A JP3263047A JP26304791A JPH0574230A JP H0574230 A JPH0574230 A JP H0574230A JP 3263047 A JP3263047 A JP 3263047A JP 26304791 A JP26304791 A JP 26304791A JP H0574230 A JPH0574230 A JP H0574230A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cable
- rat
- protective sheath
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期防鼠性に優れ、しかも可撓性および耐屈
曲性に優れた防鼠ケーブルを提供すること。 【構成】 軟銅線11上にポリエチレン被覆12を施し
た絶縁心線1を多数本撚合わせ、その上にポリエステル
不織布等からなる押え巻テープ2がラップ巻され、コル
ゲート加工が施された両面ホットメルト接着層付きステ
ンレステープ3が縦沿え被覆され、さらに保護シース4
を押出し被覆した構成である。
曲性に優れた防鼠ケーブルを提供すること。 【構成】 軟銅線11上にポリエチレン被覆12を施し
た絶縁心線1を多数本撚合わせ、その上にポリエステル
不織布等からなる押え巻テープ2がラップ巻され、コル
ゲート加工が施された両面ホットメルト接着層付きステ
ンレステープ3が縦沿え被覆され、さらに保護シース4
を押出し被覆した構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼠の食害による絶縁劣
化を防止する防鼠ケーブルに関するものである。
化を防止する防鼠ケーブルに関するものである。
【0002】
【発明の背景】防鼠ケーブルとしては、ナラマイシン等
の鼠忌避性薬剤を保護シース表面に塗布したり、或いは
前記薬剤をマイクロカプセル中に封入しこれを保護シー
ス材料中に混合したもの等が一般的である。しかしなが
ら上記構成では、薬剤の揮発による防鼠効果の低下は避
けられず長期防鼠性に劣り、また鼠の種類によって忌避
効果がまちまちであると言う問題があった。
の鼠忌避性薬剤を保護シース表面に塗布したり、或いは
前記薬剤をマイクロカプセル中に封入しこれを保護シー
ス材料中に混合したもの等が一般的である。しかしなが
ら上記構成では、薬剤の揮発による防鼠効果の低下は避
けられず長期防鼠性に劣り、また鼠の種類によって忌避
効果がまちまちであると言う問題があった。
【0003】また実開昭61−117407号公報に
は、薬剤により防鼠効果を得るのではなく、ケーブルコ
ア上にステンレステープを巻回してなる防鼠ケーブルが
提案されている。しかし単にステンレステープを巻回し
た場合、ケーブルの可撓性が損われると共に、屈曲負荷
によってステンレステープが破断し易いと言う不都合が
あった。
は、薬剤により防鼠効果を得るのではなく、ケーブルコ
ア上にステンレステープを巻回してなる防鼠ケーブルが
提案されている。しかし単にステンレステープを巻回し
た場合、ケーブルの可撓性が損われると共に、屈曲負荷
によってステンレステープが破断し易いと言う不都合が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、上記
従来品の欠点を解消し、長期防鼠性に優れ、しかも可撓
性および耐屈曲性に優れた防鼠ケーブルを提供すること
を課題とする。
従来品の欠点を解消し、長期防鼠性に優れ、しかも可撓
性および耐屈曲性に優れた防鼠ケーブルを提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防鼠ケーブル
は、多数本の絶縁心線上に押え巻テープを巻回し、その
上に、両面にホットメルト接着剤層を有し、かつコルゲ
ート加工が施されたステンレステープを縦沿え包被し、
さらにその上に保護シースを押出し被覆したことを特徴
とするものである。
は、多数本の絶縁心線上に押え巻テープを巻回し、その
上に、両面にホットメルト接着剤層を有し、かつコルゲ
ート加工が施されたステンレステープを縦沿え包被し、
さらにその上に保護シースを押出し被覆したことを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の構成】図1は本発明にかかる防鼠ケーブルの一
例を示す斜視図であり、例えば軟銅線11上にポリエチ
レン被覆12を施した絶縁心線1を多数本撚合わせ、そ
の上にポリエステル不織布等からなる押え巻テープ2が
ラップ巻され、コルゲート加工が施された両面ホットメ
ルト接着層付きステンレステープ3が縦沿え被覆され、
さらに保護シース4を押出し被覆した構成である。
例を示す斜視図であり、例えば軟銅線11上にポリエチ
レン被覆12を施した絶縁心線1を多数本撚合わせ、そ
の上にポリエステル不織布等からなる押え巻テープ2が
ラップ巻され、コルゲート加工が施された両面ホットメ
ルト接着層付きステンレステープ3が縦沿え被覆され、
さらに保護シース4を押出し被覆した構成である。
【0007】本発明の構成であれば、ステンレステープ
という硬質金属により防鼠性を得るので、長期間に渡り
防鼠効果を継続させることができる。またステンレステ
ープにコルゲート加工を施し縦添え包被したので、ステ
ンレステープをストレート巻きする場合に比べ可撓性を
良好とすることができ、さらに屈曲負荷が加わっても該
テープが容易に破断することはない。
という硬質金属により防鼠性を得るので、長期間に渡り
防鼠効果を継続させることができる。またステンレステ
ープにコルゲート加工を施し縦添え包被したので、ステ
ンレステープをストレート巻きする場合に比べ可撓性を
良好とすることができ、さらに屈曲負荷が加わっても該
テープが容易に破断することはない。
【0008】本発明で使用されるステンレステープとし
ては、厚さが50〜200μm、好ましくは80〜15
0μm程度のものが好適である。ステンレステープの厚
さが上記より薄いと、鼠による耐食害性が低下する傾向
があり、厚すぎるとコルゲート加工を施した場合でも可
撓性が損われる傾向がある。また材質は、コルゲート加
工性およびケーブル被覆材としての適度な柔軟性を考慮
するとSUS304、SUS305が好適に使用でき
る。
ては、厚さが50〜200μm、好ましくは80〜15
0μm程度のものが好適である。ステンレステープの厚
さが上記より薄いと、鼠による耐食害性が低下する傾向
があり、厚すぎるとコルゲート加工を施した場合でも可
撓性が損われる傾向がある。また材質は、コルゲート加
工性およびケーブル被覆材としての適度な柔軟性を考慮
するとSUS304、SUS305が好適に使用でき
る。
【0009】上記ステンレステープには、保護シースと
の接着のためおよびテープを縦添え被覆したときの重ね
合わせ部接着のため、その両面にホットメルト接着層が
設けられる。該接着層の厚さは20〜80μm、好まし
くは30〜60μm程度が好適であり、また該接着層を
含めたステンレステープの厚さは、100〜350μ
m、特に150〜250μm程度が好適である。
の接着のためおよびテープを縦添え被覆したときの重ね
合わせ部接着のため、その両面にホットメルト接着層が
設けられる。該接着層の厚さは20〜80μm、好まし
くは30〜60μm程度が好適であり、また該接着層を
含めたステンレステープの厚さは、100〜350μ
m、特に150〜250μm程度が好適である。
【0010】上記ホットメルト接着層は、縦沿え重ね合
せ部が良好に接着し得るようステンレス同士の接着性に
優れると共に、ステンレスと保護シース材料との接着性
が良好なものが選定される。例えば保護シースがPVC
の場合、両者を良好に接着させる材料としてはポリエス
テル系ホットメルト接着剤が使用でき、かかる接着剤と
して市販されているものとしては、例えばレクスパール
(日本石油株式会社商品名)、PES118EE(東亜
合成株式会社商品名)等が挙げられる。
せ部が良好に接着し得るようステンレス同士の接着性に
優れると共に、ステンレスと保護シース材料との接着性
が良好なものが選定される。例えば保護シースがPVC
の場合、両者を良好に接着させる材料としてはポリエス
テル系ホットメルト接着剤が使用でき、かかる接着剤と
して市販されているものとしては、例えばレクスパール
(日本石油株式会社商品名)、PES118EE(東亜
合成株式会社商品名)等が挙げられる。
【0011】ステンレステープには可撓性を良好とする
ためにコルゲート加工が施される。該コルゲート加工
は、可撓性を良好とするため、および縦沿え性を考慮す
るとリングコルゲートであることが望ましい。好ましい
リングコルゲート形状は、ケーブル被覆後においてコル
ゲートピッチが1〜5mm、好ましくは2〜4mm程度、ま
たコルゲートの山部と谷部との最大段差が0.5〜2.
5mm、好ましくは0.7〜1.5mm程度である。
ためにコルゲート加工が施される。該コルゲート加工
は、可撓性を良好とするため、および縦沿え性を考慮す
るとリングコルゲートであることが望ましい。好ましい
リングコルゲート形状は、ケーブル被覆後においてコル
ゲートピッチが1〜5mm、好ましくは2〜4mm程度、ま
たコルゲートの山部と谷部との最大段差が0.5〜2.
5mm、好ましくは0.7〜1.5mm程度である。
【0012】さらに、コルゲートピッチをPmm、山部と
谷部との最大段差をHmmとすると、H/Pが0.15〜
0.6程度、好ましくは0.2〜0.4程度の範囲であ
ることが望ましい。前記H/Pが上記範囲より小さすぎ
るとステンレステープの可撓性が悪くなる傾向があり、
大きすぎるとコルゲート加工を施す際にテープに座屈が
生じやすくなる傾向がある。
谷部との最大段差をHmmとすると、H/Pが0.15〜
0.6程度、好ましくは0.2〜0.4程度の範囲であ
ることが望ましい。前記H/Pが上記範囲より小さすぎ
るとステンレステープの可撓性が悪くなる傾向があり、
大きすぎるとコルゲート加工を施す際にテープに座屈が
生じやすくなる傾向がある。
【0013】保護シースとしては、従来一般にケーブル
シース材として使用されている熱可塑性材料、例えばポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル等が適用できるが、ケーブ
ルへ被覆後においてケーブル自体の可撓性を悪化させな
いよう適度な柔軟性を備えていることが望ましい。
シース材として使用されている熱可塑性材料、例えばポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル等が適用できるが、ケーブ
ルへ被覆後においてケーブル自体の可撓性を悪化させな
いよう適度な柔軟性を備えていることが望ましい。
【0014】また該保護シースと前記ステンレステープ
とは、適度な密着性を備えていることが望ましい。その
理由は、本発明においてはステンレステープを縦沿え包
被するのであるが、ステンレステープ自体は本来剛直な
材質であるので円筒状に縦沿えフォーミングを行って
も、そのスプリングバック性により円筒形状から展開形
状へ戻ろうとする力が比較的強く、保護シースと可及的
強く密着させ円筒状フォーミング形状を前記密着力によ
り保持させるためである。ここで望ましい保護シースと
ステンレステープとの密着強度は、少なくとも2.8Kg
/10mm以上、特に好ましくは3.3Kg/10mm以上であ
る。なお、該密着強度の上限は特に限定されないが、現
状で使用し得る接着剤による密着には自ずから限界があ
り、おおむね6.0Kg/10mm程度である。
とは、適度な密着性を備えていることが望ましい。その
理由は、本発明においてはステンレステープを縦沿え包
被するのであるが、ステンレステープ自体は本来剛直な
材質であるので円筒状に縦沿えフォーミングを行って
も、そのスプリングバック性により円筒形状から展開形
状へ戻ろうとする力が比較的強く、保護シースと可及的
強く密着させ円筒状フォーミング形状を前記密着力によ
り保持させるためである。ここで望ましい保護シースと
ステンレステープとの密着強度は、少なくとも2.8Kg
/10mm以上、特に好ましくは3.3Kg/10mm以上であ
る。なお、該密着強度の上限は特に限定されないが、現
状で使用し得る接着剤による密着には自ずから限界があ
り、おおむね6.0Kg/10mm程度である。
【0015】本発明の防鼠ケーブルの製造方法の一例を
挙げておく。多数本の絶縁心線(例えば通信用絶縁心
線)を撚合わせた上に押え巻テープをラップ巻きしてケ
ーブルコアを作成し、一方ステンレステープを供給ロー
ルから送り出し、該テープを波付け成形ロールに通して
波付け加工を施し、これを前記ケーブルコアと共に円筒
成形ダイスに供給し、ケーブルコア上にステンレステー
プを円筒状に縦沿えさせる。そしてステンレステープの
重ね合せ部を加熱し、テープに被着されているホットメ
ルト接着層を溶融させ接着を行う。しかる後、その上に
保護シースを押出被覆し、該押出時の熱によりステンレ
ステープ表面の接着層を溶融させ、保護シースとステン
レステープとの接着が行われるものである。
挙げておく。多数本の絶縁心線(例えば通信用絶縁心
線)を撚合わせた上に押え巻テープをラップ巻きしてケ
ーブルコアを作成し、一方ステンレステープを供給ロー
ルから送り出し、該テープを波付け成形ロールに通して
波付け加工を施し、これを前記ケーブルコアと共に円筒
成形ダイスに供給し、ケーブルコア上にステンレステー
プを円筒状に縦沿えさせる。そしてステンレステープの
重ね合せ部を加熱し、テープに被着されているホットメ
ルト接着層を溶融させ接着を行う。しかる後、その上に
保護シースを押出被覆し、該押出時の熱によりステンレ
ステープ表面の接着層を溶融させ、保護シースとステン
レステープとの接着が行われるものである。
【0016】
【実施例】以下に、本発明にかかる防鼠ケーブルの具体
的製造例を挙げる。0.6mmの軟銅素線を7ケ撚した上
に厚さ0.8mmのポリエチレン被覆を施した絶縁心線を
20対集合撚した上に、厚さ0.22mm、幅48mmのポ
リエステル不織布からなる押え巻きテープを1/2ラッ
プ巻しケーブルコアを作成した。
的製造例を挙げる。0.6mmの軟銅素線を7ケ撚した上
に厚さ0.8mmのポリエチレン被覆を施した絶縁心線を
20対集合撚した上に、厚さ0.22mm、幅48mmのポ
リエステル不織布からなる押え巻きテープを1/2ラッ
プ巻しケーブルコアを作成した。
【0017】SUS305からなる厚さ125μm、幅
45mmのステンレステープの両面に、厚さ50μmのポ
リエステル系ホットメルト接着剤フィルム(レクスパー
ル:日本石油株式会社商品名)を被着し、該テープに波
付け成形ロールにて、コルゲートピッチ2.5mm、山部
と谷部との段差が1.1mmのコルゲート加工を施した。
このコルゲート加工済みステンレステープを、前記ケー
ブルコアと共に円筒成形ダイスに供給してケーブルコア
外周に円筒状に縦沿えし、テープの重ね合せ部を加熱接
着した。
45mmのステンレステープの両面に、厚さ50μmのポ
リエステル系ホットメルト接着剤フィルム(レクスパー
ル:日本石油株式会社商品名)を被着し、該テープに波
付け成形ロールにて、コルゲートピッチ2.5mm、山部
と谷部との段差が1.1mmのコルゲート加工を施した。
このコルゲート加工済みステンレステープを、前記ケー
ブルコアと共に円筒成形ダイスに供給してケーブルコア
外周に円筒状に縦沿えし、テープの重ね合せ部を加熱接
着した。
【0018】そしてステンレステープ被覆ケーブルコア
上にポリ塩化ビニルからなる保護シースを押出し被覆し
(厚さ2mm)、外径が40mmの防鼠ケーブルを製作し
た。該保護シース押出し後の前記ステンレステープのコ
ルゲートピッチ及び山部と谷部との段差を計測すべくケ
ーブルを解体して調査したところ、コルゲートピッチは
3.0mm、山部と谷部との段差は0.8mmであった。ま
たステンレステープと保護シースとの密着強度を調査し
たところ、3.7Kg/10mmであった。
上にポリ塩化ビニルからなる保護シースを押出し被覆し
(厚さ2mm)、外径が40mmの防鼠ケーブルを製作し
た。該保護シース押出し後の前記ステンレステープのコ
ルゲートピッチ及び山部と谷部との段差を計測すべくケ
ーブルを解体して調査したところ、コルゲートピッチは
3.0mm、山部と谷部との段差は0.8mmであった。ま
たステンレステープと保護シースとの密着強度を調査し
たところ、3.7Kg/10mmであった。
【0019】かくして得た本発明の防鼠ケーブルは、ス
テンレステープを単にストレートラップ巻きしたケーブ
ルに比べ可撓性が良好であり、ケーブル布設時の作業性
が極めて良好であった。また曲げ半径を500mmとした
繰り返し曲げ負荷を100回加えた後、ケーブルを解体
してステンレステープの状態を調査したが破断は認めら
れず、良好な耐屈曲性を備えていることが確認された。
因みに、保護シースを低密度ポリエチレンとして同様の
ケーブルを製作したが、可撓性の点においてポリ塩化ビ
ニル保護シースケーブルのほうが優れていた。。
テンレステープを単にストレートラップ巻きしたケーブ
ルに比べ可撓性が良好であり、ケーブル布設時の作業性
が極めて良好であった。また曲げ半径を500mmとした
繰り返し曲げ負荷を100回加えた後、ケーブルを解体
してステンレステープの状態を調査したが破断は認めら
れず、良好な耐屈曲性を備えていることが確認された。
因みに、保護シースを低密度ポリエチレンとして同様の
ケーブルを製作したが、可撓性の点においてポリ塩化ビ
ニル保護シースケーブルのほうが優れていた。。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通りの本発明の防鼠ケーブ
ルによれば、ケーブルコア上にコルゲート加工を施した
ステンレステープを被覆する構成であるので、ステンレ
ステープの存在により長期に渡り防鼠効果を継続させる
ことができ、またコルゲート加工により優れた可撓性を
備えた防鼠ケーブルとすることができる。従って鼠の食
害から長期間ケーブルコアを保護できるケーブルが提供
できると共に、可撓性が良好であるのでケーブル布設時
の作業性を良好とすることができる等の優れた効果を奏
する。
ルによれば、ケーブルコア上にコルゲート加工を施した
ステンレステープを被覆する構成であるので、ステンレ
ステープの存在により長期に渡り防鼠効果を継続させる
ことができ、またコルゲート加工により優れた可撓性を
備えた防鼠ケーブルとすることができる。従って鼠の食
害から長期間ケーブルコアを保護できるケーブルが提供
できると共に、可撓性が良好であるのでケーブル布設時
の作業性を良好とすることができる等の優れた効果を奏
する。
【図1】本発明の防鼠ケーブルの一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 絶縁心線 2 押え巻テープ 3 ステンレステープ 4 保護シース
Claims (1)
- 【請求項1】 多数本の絶縁心線上に押え巻テープを巻
回し、その上に、両面にホットメルト接着剤層を有し、
かつコルゲート加工が施されたステンレステープを縦沿
え包被し、さらにその上に保護シースを押出し被覆した
ことを特徴とする防鼠ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3263047A JPH0574230A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 防鼠ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3263047A JPH0574230A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 防鼠ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574230A true JPH0574230A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17384127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3263047A Pending JPH0574230A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 防鼠ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574230A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006253102A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Shigeru Sato | 光・同軸複合形通信ケーブル |
JP2011249094A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Hitachi Cable Ltd | 波付きステンレスラミネートシースケーブル |
CN102956316A (zh) * | 2011-08-29 | 2013-03-06 | 北京市重型电缆厂 | 一种节水泵电缆及其制造方法 |
CN102956309A (zh) * | 2011-08-29 | 2013-03-06 | 北京市重型电缆厂 | 一种防蚁防鼠护套层结构及制造方法 |
CN109903897A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-06-18 | 上海胜华电气股份有限公司 | 一种矿物绝缘波纹铜护套电缆及其制备方法 |
CN111063483A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-24 | 上海蓝昊电气江苏有限公司 | 一种耐低温露天矿用移动软电缆及其绕包带 |
JP2020157496A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 株式会社フジクラ | 保護チューブ製造方法、保護チューブ製造装置、保護チューブ用シート部材、保護チューブ及びケーブル |
CN112908551A (zh) * | 2021-01-18 | 2021-06-04 | 成都大唐线缆有限公司 | 一种漏泄同轴电缆 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3263047A patent/JPH0574230A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006253102A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Shigeru Sato | 光・同軸複合形通信ケーブル |
JP2011249094A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Hitachi Cable Ltd | 波付きステンレスラミネートシースケーブル |
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