JPH0574226U - 移動農機の原動部構造 - Google Patents

移動農機の原動部構造

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JPH0574226U
JPH0574226U JP1281392U JP1281392U JPH0574226U JP H0574226 U JPH0574226 U JP H0574226U JP 1281392 U JP1281392 U JP 1281392U JP 1281392 U JP1281392 U JP 1281392U JP H0574226 U JPH0574226 U JP H0574226U
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bonnet
intake port
cooling air
seat
dust
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美樹雄 大森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横置き型のエンジンとその横外側に配備した
ラジエータとを、上面に座席を前向きに取付けた箱型の
ボンネットで覆い、このボンネットの前面に防塵吸気口
を形成するとともに、そのボンネットの内部に、前記防
塵吸気口と前記ラジエータの冷却風取入口とを導通する
鉤形の冷却風導入通路を設けた移動農機の原動部構造に
おいて、殊に、夏期等において、太股の裏側が接触する
座席前部のボンネット上部の角部がボンネット内の熱気
によって不当に熱くなることを防止する。 【構成】 冷却風導入通路形成用ダクト9の縦壁9aを
前記ボンネットBの上面壁Baまで延出して、前記座席
前部のボンネット上面壁部分にも前記冷却風導入通路8
に連通する防塵吸気口10を形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、横置き型のエンジンとその横外側に配備したラジエータとを、上面 に座席を前向きに取付けた箱型のボンネットで覆い、このボンネットの前面に防 塵吸気口を形成するとともに、そのボンネットの内部に前記防塵吸気口と前記ラ ジエータの冷却風取入口とを導通する鉤形の冷却風導入通路を設けたコンバイン 等の移動農機の原動部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
横置き型のエンジンとその横外側に配備したラジエータとを、上面に座席を前 向きに取付けた箱型のボンネットで覆い、このボンネットの前面に防塵吸気口を 形成するとともに、そのボンネットの内部に前記防塵吸気口と前記ラジエータの 冷却風取入口とを導通する鉤形の冷却風導入通路を設けた上記構造のコンバイン の原動部構造としては、実開昭60ー174526号公報に記載の技術が知られ ている。 上記移動農機の原動部構造は、図6に示すように、ボンネットBの前面に形成 された防塵吸気口6aをラジエータ冷却風取入口へ導通するさせるための冷却風 導入通路8形成用のダクト9は、ボンネットBの上面壁Baと間隔をあけて設け られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記冷却風導入通路形成用ダクトの上面と座席前部のボンネット上面壁部分と の間に溜まる熱気によって、前記座席前部のボンネット上部の角部が熱くなり勝 ちであった。この前記ボンネット上部の角部は、運転者が座席に深く座った場合 に太股の裏側が接触する箇所であり、殊に、夏期においてはこの箇所が高温にな るために、座席に深く座れないことがあった。 そこで、上記欠点を解消する手段として、図5に示すように、前記ボンネット B上部の角部の外方側に、前記導入通路8内の冷気の一部を導いて太股の裏側が 火傷することを防止する保護カバーCを設けることが考えられるが、斯かる場合 には、保護カバーの製作や組付けによって、コストアップを招く不都合がある。 本考案は、コストアップを招来することなく太股の裏側が触れるボンネット上 部の角部が不当に熱くなることがないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、前記冷却風導入通路形成用ダ クトの縦壁を前記ボンネットの上面壁まで延出して、前記座席前部のボンネット 上面壁部分にも前記冷却風導入通路に連通する防塵吸気口を形成した点にある。
【0005】
【作用】
図1に示すように、ラジエータ冷却ファンによる吸気作用によって、座席前部 のボンネット上面壁Ba部分に形成した防塵吸気口10からも外気が吸引される ので、太股の裏側が接触する座席前部のボンネット上部の角部が冷却されること となる。
【0006】
【考案の効果】
上記構成の結果、ダクトの縦壁を上方に延出する構造と、座席前部のボンネッ ト上面壁部分に防塵吸気口を形成する簡単な構造改良によって、コストアップを 招来することなく、ボンネット上部の角部が不当に熱くなるのを防止することが でき、座席に自由に深く座って運転できるようになった。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を自脱型コンバインに付いて説明する。 図3に示すように、引起し装置1を備えた前処理装置2の横側部に、上面に座 席3を前向きに取付けたエンジンE等の原動部を覆う箱型のボンネットBを設け 、前記前処理装置2、並びに、座席3の後方に夫々脱穀装置4、並びに、グレン タンク5を配設して、自脱型コンバインを構成してある。 図1及び図2に示すように、前記ボンネットB内に横置き型のエンジンEとそ の横外側にラジエータRを配備した状態で収納配置するとともに、このボンネッ トBの前面及び横外側面に防塵網構造の吸気口6a,6bを形成し、その内部に 前記ラジエータRの冷却風取入口7に導通する鉤形の冷却風導入通路8を設けて 操縦部の冷却構造を構成してある。 そして、前記冷却風導入通路形成用ダクト9の縦壁9aを前記ボンネットBの 上面壁Baまで延出し、そして、前記座席前部のボンネット上面壁部分に、前記 冷却風導入通路8に連通する防塵吸気口10を形成して、ラジエータ冷却ファン F1 による吸気作用によって、座席前部のボンネット上面壁部分に形成した防塵 吸気口10からも外気が吸引されるように構成して、座席前部のボンネット上部 の角部を冷却可能に構成してある。 また、前記エンジンEの出力プーリー11の先端にファンF2 を設けて、ボン ネットB内の熱気を、座席3横の操縦パネル12の縦壁に強く吹きつけて前後進 変速レバー13や前処理装置昇降レバー14等の操作孔13a,14aから熱気 が外部に排出されるように構成してある。
【0008】 〔別実施例〕 前記防塵吸気口10の網目、及び、ボンネット前面の吸気口6a上部の網目部 分をその下部の網目部分より大きくし、吸気抵抗を小さくして、座席前部のボン ネット上部の角部の冷却効率を図るように構成しても良い。 上記実施例では、ボンネットBの横外側面にも防塵網構造の吸気口6bを形成 したが、前記吸気口6bは無くてもよい。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】原動部の縦断側面図
【図2】原動部の横断平面図
【図3】コンバインの側面図
【図4】操縦部の斜視図
【図5】比較例を示す原動部の縦断側面図
【図6】従来構造を示す原動部の縦断側面図
【符号の説明】
3 座席 6a 防塵吸気口 8 冷却風導入通路 9 冷却風導入通路形成用ダクト 9a 縦壁 10 防塵吸気口 B ボンネット Ba ボンネット上面壁 E エンジン R ラジエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横置き型のエンジン(E)とその横外側
    に配備したラジエータ(R)とを、上面に座席(3)を
    前向きに取付けた箱型のボンネット(B)で覆い、この
    ボンネット(B)の前面に防塵吸気口(6a)を形成す
    るとともに、そのボンネット(B)の内部に、前記防塵
    吸気口(6a)と前記ラジエータ(R)の冷却風取入口
    (7)とを導通する鉤形の冷却風導入通路(8)を設け
    た移動農機の原動部構造であって、前記冷却風導入通路
    形成用ダクト(9)の縦壁(9a)を前記ボンネット
    (B)の上面壁(Ba)まで延出して、前記座席前部の
    ボンネット上面壁部分にも前記冷却風導入通路(8)に
    連通する防塵吸気口(10)を形成してある移動農機の
    原動部構造。
JP1281392U 1992-03-16 1992-03-16 移動農機の原動部構造 Expired - Lifetime JP2559658Y2 (ja)

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JPH0574226U true JPH0574226U (ja) 1993-10-12
JP2559658Y2 JP2559658Y2 (ja) 1998-01-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082047A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Iseki & Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082047A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Iseki & Co Ltd コンバイン

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JP2559658Y2 (ja) 1998-01-19

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