JPH0574103U - チャンネルベース - Google Patents

チャンネルベース

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Publication number
JPH0574103U
JPH0574103U JP970592U JP970592U JPH0574103U JP H0574103 U JPH0574103 U JP H0574103U JP 970592 U JP970592 U JP 970592U JP 970592 U JP970592 U JP 970592U JP H0574103 U JPH0574103 U JP H0574103U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
channel base
cable
cover
insulating plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP970592U
Other languages
English (en)
Inventor
繁 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0574103U publication Critical patent/JPH0574103U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作手順が簡便で有ると共にピットのないと
ころでもケーブル処理の容易なチャンネルベースを提供
すること。 【構成】 断面コの字状で二分割されたフレーム13,
14と、このフレームの絶縁板当接面に設けられた当該
絶縁板を位置決めする係止突起部15と、このフレーム
の側面であって、当該フレームの分割部分に設けられた
ケーブル取り出し用の開口部16と、この開口部を覆う
カバー17とを具備し、分割されたフレームの接合にス
ポット溶接を用いるとともに、このフレーム接合ライン
の側面に表れた部位を当該カバーで覆うことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキャビネットやコンソール等の電子機器用筐体に取り付けられるチャ ンネルベースに係り、特に設置作業の簡素化に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、例えば実開昭57−157176号公報等でチャンネルベースの 構造を提案している。図3はチャンネルベースの使用状態を示す構成図で、(A )はピットのある床、(B)はピット無しの床に設置する場合を表している。こ こで、ピットとはケーブル等を通す為に設けた溝を言う。チャンネルベース10 はコンソール30と床との間に挿入されるもので、コンソール30の床に対する 固定を容易にしたり絶縁をとるのに用いる。コンソール30は操作者とのマンマ シンインターフェイスを担当するもので、例えば特開平1−158517号公報 などに具体的な構造が開示されている。ケーブル40は外部機器とコンソール3 0との間を接続する信号線で、ピットが設けている場合にはコンソール30の底 面を出口として用い、ピットが無いときは後扉31を開いて出口として用いる。
【0003】 図4は従来装置の構成斜視図である。チャンネルベース10は断面コの字状の 枠体で、その幅は例えば50mm程度になっている。チャンネルベース10は組付け を容易にするため二分割構造になっており、溶接によって接合している。絶縁板 20はチャンネルベース10とコンソール30との間に介在するもので、四辺形 状のフレームであり固定用の取付け穴21が四隅に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、チャンネルベース10の製作手順は、形鋼の切断→溶接→仕上 げの手順か、板金の曲げ加工→溶接→仕上げの手順となっている。この場合、溶 接工程と仕上工程にかなりの作業時間を要するという課題があった。また絶縁板 20を適切に位置決めすることは熟練を要する。更に、ピットが無い場合にはケ ーブル処理が煩雑になるという課題があった。本考案はこのような課題を解決し たもので、製作手順が簡便で有ると共にピットのないところでもケーブル処理の 容易なチャンネルベースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案は、断面コの字状で二分割されたフレーム13,1 4と、このフレームの絶縁板当接面に設けられた当該絶縁板を位置決めする係止 突起部15と、このフレームの側面であって、当該フレームの分割部分に設けら れたケーブル取り出し用の開口部16と、この開口部を覆うカバー17とを具備 している。そして、分割されたフレームの接合にスポット溶接を用いるとともに 、このフレーム接合ラインの側面に表れた部位を当該カバーで覆うことを特徴と している。
【0006】
【作用】
二分割フレームはスポット溶接により接合しているので、溶接作業が簡便にな る。カバーで二分割フレームの接合ラインを覆っているので、仕上げ作業が簡便 に成る。またフレーム接合部側面に開口部を設け、ピットが無い場合のケーブル 取り出しを容易にしている。
【0007】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案を詳細に説明する。図1は本考案の一実施例を示す 構成斜視図、図2は部品図で、(A)は左フレーム13、(B)はカバー17を 表している。図において、チャンネルベース10は左右対称な左右フレーム13 ,14の二分割構造となっている。係止突起部15は左右フレーム13,14の 絶縁板20当接面側であって内側縁を折り曲げたもので、この突起量は絶縁板2 0の厚さにほぼ見合っている。ケーブル取出穴16は左右フレーム13,14の 接合端部に設けられた矩形の開口部で、コンソール30からのケーブルを取り出 す場合に使用する。カバー17はケーブル取出穴16を覆うもので、ピットの有 る場合にはケーブルはピットを通しケーブル取出穴16を使用しないことから、 ピットのるある場合に装着する。カバー17の装着には先端が鍵状に形成された 係合突起17aを用いている。左右フレーム13,14の係合を容易にするため 、ケーブル取出穴16となる切欠きの先端に挿入案内部18が設けられ、嵌め合 い関係を確保している。ネジ穴11はコンソール30の固定、若しくはチャンネ ルベース10の床に対する固定に使用する。
【0008】 このような装置において、左右フレーム13,14は板金の曲げ加工のみで製 作され、挿入案内部18で嵌め合いを取ったのち両者の接合部をスポット溶接す る。絶縁板20は係止突起部15を位置決めに用いており、チャンネルベース1 0の所定位置に装着される。ピットのあるときは、ケーブルはコンソール30の 底面並びにチャンネルベース10の枠内を通ってピットに送られる。そこで、カ バー17によりケーブル取出穴16を塞いでいる。ピットのない場合には、ケー ブル取出穴16からケーブルを引き出す。コンソール30では、ケーブルが底面 より取り出されるのを基本構造としているので、後扉を経由する場合に比較して 取扱が容易に成る。またカバー17により左右フレーム13,14の接合ライン が隠れるので、溶接に対する仕上げ作業(グラインダ仕上げやパテ仕上げ)が省 略できる。
【0009】 尚、上記実施例においては係止突起部15をライン状に設けているが、絶縁板 20のチャンネルベース10に対する位置決めがなされれば足りるので、点状で もよく、また設ける位置も内側の縁に限られない。ケーブル取出穴16の開口形 状は上に乗るコンソールやキャビネットのケーブル太さに応じて十分な大きさと する。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によればフレームの側面にケーブル取出穴16を 設けてケーブルを取り出すようにしたので、ピットのない場所でもケーブル処理 が容易にできる。また、ケーブル取出穴16近傍に二分割フレームの接合部を設 けているので、カバーにより隠蔽が可能となり仕上げ作業がないぶん製作作業が 簡便に成る。更に、実施例のように係止突起部を設けると、絶縁板20のチャン ネルベース10に対する位置決めが容易にでき、組み立て作業が能率的に行える という実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成斜視図である。
【図2】図1の装置の部品図である。
【図3】チャンネルベースの使用状態を示す構成図であ
る。
【図4】従来装置の構成斜視図である。
【符号の説明】
10 チャンネルベース 13,14 フレーム 15 係止突起部 16 ケーブル取出穴 17 カバー 20 絶縁板 30 コンソール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面コの字状で二分割されたフレーム1
    3,14と、 このフレームの絶縁板当接面に設けられた当該絶縁板を
    位置決めする係止突起部15と、 このフレームの側面であって、当該フレームの分割部分
    に設けられたケーブル取り出し用の開口部16と、 この開口部を覆うカバー17と、 を具備し、分割されたフレームの接合にスポット溶接を
    用いるとともに、このフレーム接合ラインの側面に表れ
    た部位を当該カバーで覆うことを特徴とするチャンネル
    ベース。
JP970592U 1992-02-28 1992-02-28 チャンネルベース Withdrawn JPH0574103U (ja)

Priority Applications (1)

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JP970592U JPH0574103U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャンネルベース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP970592U JPH0574103U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャンネルベース

Publications (1)

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JPH0574103U true JPH0574103U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11727661

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JP970592U Withdrawn JPH0574103U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャンネルベース

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JP (1) JPH0574103U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11177249A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Okamura Corp 配線機能付きのキャビネットベース装置
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Effective date: 19960606