JPH0573978U - 放熱装置 - Google Patents
放熱装置Info
- Publication number
- JPH0573978U JPH0573978U JP1198692U JP1198692U JPH0573978U JP H0573978 U JPH0573978 U JP H0573978U JP 1198692 U JP1198692 U JP 1198692U JP 1198692 U JP1198692 U JP 1198692U JP H0573978 U JPH0573978 U JP H0573978U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- copper foil
- printed circuit
- foil pattern
- circuit board
- Prior art date
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント基板に実装されるトランジスタ等の
発熱する電子部品の効率の良い放熱をするためのプリン
ト基板上の放熱装置を提供する。 【構成】 プリント基板1の上の放熱用の銅箔パターン
13に加え、前記放熱用の銅箔パターン13上に設けた
実装用の孔11に放熱用ショートジャンパー線4を実装
し半田付けすることで、電子部品で発生した熱を前記放
熱用の銅箔パターン13と前記放熱用ショートジャンパ
ー線4で放熱でき、安価かつ簡単な方法でプリント基板
の小型高密度化自動組立化を損なわずに放熱特性を向上
させることができる。
発熱する電子部品の効率の良い放熱をするためのプリン
ト基板上の放熱装置を提供する。 【構成】 プリント基板1の上の放熱用の銅箔パターン
13に加え、前記放熱用の銅箔パターン13上に設けた
実装用の孔11に放熱用ショートジャンパー線4を実装
し半田付けすることで、電子部品で発生した熱を前記放
熱用の銅箔パターン13と前記放熱用ショートジャンパ
ー線4で放熱でき、安価かつ簡単な方法でプリント基板
の小型高密度化自動組立化を損なわずに放熱特性を向上
させることができる。
Description
【0001】
本考案は、トランジスタ等の発熱する電子部品の放熱をするためのプリント基 板上の放熱装置に関するものである。
【0002】
近年、使用機器の小型軽量化にともないプリント基板の小型高密度実装化が進 んでいる。同時に組立費用削減のためプリント基板の自動組立化が進んでいる。 このためプリント基板上に実装される電子部品はますます小型化するとともに、 自動組立対応化している。例えば半導体集積回路(以下、ICと略す)やトラン ジスターでは表面実装用のフラットパッケージタイプが多く用いられている。こ のような小型化された部品の場合、許容損失が少ないため使用条件によっては部 品の発熱が大きくなり許容温度をこえてしまう場合がある。この様な場合、部品 の発熱を逃がすために銅箔パターンによる放熱装置が使用されている。
【0003】 以下図面を参照しながら、上述した従来の放熱装置の一例について説明する。 図2(a)、(b)は従来の放熱装置の構成を示す平面図及び側面図である。 図2において、1はプリント基板、2はプリント基板1の上に実装されたIC、 3はIC2の内部のチップのサブストレートに結線されている端子につながって いる任意の面積を有する放熱用の銅箔パターンである。
【0004】 以上のように構成された放熱装置について、以下、その動作を説明する。 IC2より発生した熱は内部のチップのサブストレート及び内部のチップのサ ブストレートに結線されている端子を通じ銅箔パターン3に伝わる。この熱が銅 箔パターン3より周囲に放射されるため、銅箔パターン3がない場合よりプリン ト基板実装時のIC2の許容損失が増加することになる。すなわち銅箔パターン 3が放熱装置として働くことになる。
【0005】
しかしながら上記のような従来の放熱装置は、プリント基板の片面からしか放 熱しないこと、銅箔パターンは薄いため熱伝導度はあまり高くないことにより大 きな放熱効果を得るためには大きな面積が必要となる。また放熱効果が不足の場 合、大型の許容損失の大きい部品を使用したり別途放熱板等の放熱装置が必要と なる。すなわちプリント基板の小型高密度化、自動組立化に相反するという問題 点を有していた。
【0006】 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、安価かつ簡単な方法でプリント基板の小 型高密度化を実現する高性能な放熱装置を提供することを目的としてなされたも のである。
【0007】
上記課題を解決するために本考案の放熱装置は、プリント基板上に実装される 半導体集積回路の内部のチップのサブストレートに結線されている端子またはト ランジスタ等の発熱する部品の端子につながっている任意の面積を有するプリン ト基板上の放熱用の銅箔パターンと、前記放熱用の銅箔パターン上に設けた実装 用の孔と、前記実装用の孔に装着されるショートジャンパー線とからなり、前記 放熱用の銅箔パターン上の実装用の孔にショートジャンパー線を実装し半田付け されたものである。
【0008】
本考案は上記した構成によって、プリント基板上の放熱用の銅箔パターンに加 え、自動機で安価かつ簡単に実装できる放熱用ショートジャンパー線を用いたこ とにより、安価かつ簡単に、プリント基板上の放熱用の銅箔パターンのみの場合 よりも効率のよい高性能な放熱装置を実現できることとなる。
【0009】
以下本考案の放熱装置の実施例について、図1を参照しながら詳細に説明する 。
【0010】 図1は本考案の一実施例における放熱装置の構成を示す平面図及び側面図であ る。
【0011】 図1において、1はプリント基板、2はプリント基板1の上に実装されたIC 、13はIC2の内部のチップのサブストレートに結線されている端子2aにつ ながっている任意の面積を有する放熱用の銅箔パターン、4は銅箔パターン13 に設けた実装用の孔11にプリント基板1の反対の面から実装され半田付けされ るショートジャンパー線である。また、12はショートジャンパー線4の半田付 けのためのレジスト非塗布部であり、図面において半田は省略する。
【0012】 以上のように構成された放熱装置について、以下、その作用を説明する。まず 、IC2より発生した熱は内部のチップのサブストレート及び内部のチップのサ ブストレートに結線されている端子2aを通じ、放熱用の銅箔パターン13に伝 わる。この熱が放熱用の銅箔パターン13より周囲に放射されるとともにショー トジャンパー線4に伝わる。ショートジャンパー線4に伝わった熱はプリント基 板1の銅箔パターン13と反対の面から放熱する。ショートジャンパー線4は通 常すずメッキ銅線が用いられているので熱伝導率がよく、また表面のほとんどが 空気と接しており、あたかも放熱器のフィンのような構成になっている。このた めショートジャンパー線4からの放熱により、ショートジャンパー線4がない場 合よりプリント基板実装時のIC2の許容損失が大幅に増加することになる。
【0013】 以上のように本実施例によれば、プリント基板上の放熱用の銅箔パターンに加 え、放熱用ショートジャンパー線を用いて効率のよい放熱装置を実現している。
【0014】 上記の例では発熱部品がIC2の場合であるが、トランジスターや他の電子部 品の場合にも同様の構成で同じ効果が得られるのは言うまでもない。また放熱用 ジャンパー線の数は必要に応じて増減してよいことは言うまでもない。
【0015】
以上のように本考案の放熱装置は、プリント基板上に実装される半導体集積回 路の内部のチップのサブストレートに結線されている端子またはトランジスタ等 の発熱する部品の端子につながっている任意の面積を有するプリント基板上の放 熱用の銅箔パターンと、前記放熱用の銅箔パターン上に設けた実装用の孔と、前 記実装用の孔に装着されるショートジャンパー線とからなり、前記放熱用の銅箔 パターン上の実装用の孔にショートジャンパー線を実装し半田付けされた物であ り、自動機で安価かつ簡単に実装できる放熱用ショートジャンパー線を用いて、 プリント基板の小型高密度化を実現する高性能な放熱装置を提供することができ るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例における放熱装置の
構成を示す平面図。(b)は本考案の一実施例における
放熱装置の構成を示す側面図。
構成を示す平面図。(b)は本考案の一実施例における
放熱装置の構成を示す側面図。
【図2】(a)は従来の放熱装置の構成を示す平面図。
(b)は従来の放熱装置の構成を示す側面図。
(b)は従来の放熱装置の構成を示す側面図。
1 プリント基板 2 IC 4 ショートジャンパー線 11 実装用の孔 13 銅箔パターン
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板上に実装される半導体集積
回路の内部のチップのサブストレートに結線されている
端子またはトランジスタ等の発熱する部品の端子につな
がっている任意の面積を有するプリント基板上の放熱用
の銅箔パターンと、前記放熱用の銅箔パターン上に設け
た実装用の孔と、前記実装用の孔に装着されるショート
ジャンパー線とからなり、前記放熱用の銅箔パターン上
の実装用の孔にショートジャンパー線を実装し半田付け
されたことを特徴とするプリント基板上の放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198692U JPH0573978U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198692U JPH0573978U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 放熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573978U true JPH0573978U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11792917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1198692U Pending JPH0573978U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0573978U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173631A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | プリント配線板の実装構造とそれを用いた放電灯点灯装置及びプロジェクタ |
CN102884710A (zh) * | 2011-01-28 | 2013-01-16 | 向智勇 | 一种无线充电装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263146A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Hitachi Ltd | プリント板に装着する発熱部品の放熱構造 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP1198692U patent/JPH0573978U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263146A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Hitachi Ltd | プリント板に装着する発熱部品の放熱構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173631A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | プリント配線板の実装構造とそれを用いた放電灯点灯装置及びプロジェクタ |
CN102884710A (zh) * | 2011-01-28 | 2013-01-16 | 向智勇 | 一种无线充电装置 |
JP2014504142A (ja) * | 2011-01-28 | 2014-02-13 | ジヨン シャン | ワイヤレス充電装置 |
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