JPH0573885U - Fpcコネクタ - Google Patents
FpcコネクタInfo
- Publication number
- JPH0573885U JPH0573885U JP1176392U JP1176392U JPH0573885U JP H0573885 U JPH0573885 U JP H0573885U JP 1176392 U JP1176392 U JP 1176392U JP 1176392 U JP1176392 U JP 1176392U JP H0573885 U JPH0573885 U JP H0573885U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- contact
- insulator
- fitting
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FPCの挿入嵌合が1工程で済み、また部品
点数を削減すること。 【構成】 FPC(3)との嵌合接触部(11)を持つ
コンタクト(1)、該コンタクトを保持するインシュレ
ータ(2)とから構成される。前記嵌合接触部にはFP
C接触部(14)が折曲形成されている。また、コンタ
クトの先端部分(12)はインシュレータのFPC挿入
口(22)の外側に延在している。
点数を削減すること。 【構成】 FPC(3)との嵌合接触部(11)を持つ
コンタクト(1)、該コンタクトを保持するインシュレ
ータ(2)とから構成される。前記嵌合接触部にはFP
C接触部(14)が折曲形成されている。また、コンタ
クトの先端部分(12)はインシュレータのFPC挿入
口(22)の外側に延在している。
Description
【0001】
本考案は、FPCコネクタに関し、特に電子機器内配線などにおいてFPC( フレキシブルプリント回路)とプリント基板などを接続する際に使用されるFP Cコネクタに関するものである。
【0002】
従来のFPCコネクタを図3に例示した。このFPCコネクタは、図3(a) の ように、コンタクト1、コンタクト1をその内面において係止、保持するインシ ュレータ2、並びにインシュレータ2に挿脱されるスライダ4から構成されるも のである。コンタクト1の図において右端部は、例えばプリント基板に形成され た端子穴に挿着し半田付けされて接続される。
【0003】 このFPCコネクタにFPCを嵌合して接続する場合には、まず図3(b) のよ うにスライダ4をインシュレータ2から離脱させた状態とする。次いでこの状態 で、図3(c) のように、インシュレータ2とスライダ4との隙間からFPC3を インシュレータ内部のコネクタ嵌合部に挿入し、コンタクト1に接触させる。そ して最後に、図3(d) のようにスライダ4をスライドさせてインシュレータ内部 に押込み、これによりFPCコネクタに対するFPC3の嵌合接続が終了する。
【0004】
しかしながら、上記従来のFPCコネクタは、コネクタ嵌合部にFPCを挿入 した後にスライダを押込む構造であるから、FPCの挿入嵌合の際にはスライダ を上記離脱状態にセットする工程、FPCをコネクタ嵌合部に挿入する工程、並 びにスライダをインシュレータ内部に押込む工程などの3工程が必要となる。こ のため、FPCの挿入嵌合の際の作業性が悪く、またハーネス費が嵩むという問 題がある。更に、インシュレータとコンタクトの他にスライダが必要になること から、部品点数が多くてコスト高であるという欠点もある。
【0005】 それ故に本考案の課題は、FPCの挿入嵌合を1工程で終えることができ、ま た部品点数を2つに削減することが可能なFPCコネクタを提供することにある 。
【0006】
本考案によれば、FPCとの嵌合接触部を持つコンタクトと、前記コンタクト を保持し且つFPC挿入口が形成されたインシュレータとからなるFPCコネク タにおいて、前記嵌合接触部には前記インシュレータの内壁との間で前記FPC を保持すると共に電気的な接続を行うためのFPC接触部が折曲形成されており 、前記コンタクトの先端部分は前記FPC挿入口より外側に延在していることを 特徴とするFPCコネクタが得られる。
【0007】
上記構成である本考案のFPCコネクタでは、FPC挿入時にはコンタクトの 先端部分をFPCの先端裏打ち部などで押える。これにより、コンタクトの嵌合 接触部が弾性変形し、インシュレータ内壁とコンタクトのFPC接触部とで形成 されるFPC嵌合部が開く。そして、この状態のまま嵌合部内側にFPCを挿入 することで、FPCとコネクタとの嵌合接続が終了する。
【0008】
以下に本考案の実施例を説明する。図1に本考案の実施例のFPCコネクタを 示した。このFPCコネクタは、コンタクト1とインシュレータ2とから構成さ れる。インシュレータ2は複数の並列に組み合わされたコンタクト1を所定の間 隔でそれぞれ固定保持する。またインシュレータ2は下部壁が上部壁よりも長く 、これらの間には、FPC挿入口22が形成されている。更に、インシュレータ 2の下部壁には、上記複数のコンタクト1に対応するように凹溝23がそれぞれ 形成されている。図で21はFPC3との嵌合接触形成部である。
【0009】 コンタクト1は長尺のもので、例えば金属板をプレスにより打抜き折曲加工し て得られる。コンタクト1の中間部分にはFPCとの嵌合接触部11が、また右 側には基板半田付け部13が、それぞれ折曲形成されている。基板半田付け部1 3は、プリント基板に形成された端子穴に挿着後に半田付けされて接続される。 嵌合接触部11の略中央には、インシュレータ2の上部内壁21との間でFPC 嵌合部を形成するためのFPC接触部14が折曲形成されている。すなわち、コ ンタクト1は、FPC接触部14がインシュレータ2の上部内壁21に近接した 状態で固定保持されている。また、コンタクト1の先端部分12は、インシュレ ータ2のFPC挿入口22より外側に延在している。更に、先端部分12の先端 はインシュレータ2の下部壁に向けて折曲されている。
【0010】 以下に、上記構成である本考案のFPCコネクタにFPCを接続する手順を説 明する。まず図2(a) のようにFPC3を矢印Iの方向にスライドさせて、FP C3の先端がFPC挿入口22とコンタクト1の嵌合接触部11とに当接するま で仮挿入する。
【0011】 次いで、図2(b) のようにFPC3の先端裏打ち部31を介してコンタクト1 の先端部分12を矢印IIの方向に押圧して下方移動させる。すると、インシュレ ータ2の上部内壁21とコンタクト1のFPC接触部14とで形成されるFPC 嵌合部が開く。
【0012】 この開いた状態を保持させつつ、図2(c) のようにFPC3を矢印III の方向 に更に押し込み移動させる。そして、FPC3の先端がインシュレータ2の上部 内壁21の奥部に形成された係止面24に当接したら移動を停止し、FPC3を 離して押圧を解除すれば、FPC3とFPCコネクタとの嵌合が終了する。
【0013】 解除した状態は図2(d) に示した通りで、コンタクト1の嵌合接触部11が元 に戻ろうとする弾性復帰力によって、コンタクト1のFPC接触部14がFPC 3の裏面側に圧接し、この裏面に形成されたFPC3の電流取出し用の端子に接 続される。
【0014】
以上の通り、本考案のFPCコネクタによれば、FPCの挿入嵌合が1工程で 終了できるとともに、部品点数を2つに削減できる。また、コンタクトの嵌合接 触部の弾性変形によってFPCを挿入して嵌合接触するため、FPC挿入の際に 要する挿入力を上記従来例の場合に比べて低減することができるという効果もあ る。
【図1】本考案の実施例のFPCコネクタの斜視図であ
る。
る。
【図2】(a) 〜(d) は図1のFPCコネクタにFPCを
嵌合接触する工程の説明図である。
嵌合接触する工程の説明図である。
【図3】(a) 〜(d) は従来のFPCコネクタの説明図で
ある。
ある。
1 コンタクト 2 インシュレータ 3 FPC 4 スライダ 11 嵌合接触部 12 先端部分 13 基板半田付け部 14 FPC接触部 22 FPC挿入口 23 凹溝
Claims (1)
- 【請求項1】 FPCとの嵌合接触部を持つコンタクト
と、前記コンタクトを保持し且つFPC挿入口が形成さ
れたインシュレータとからなるFPCコネクタにおい
て、前記嵌合接触部には前記インシュレータの内壁との
間で前記FPCを保持すると共に電気的な接続を行うた
めのFPC接触部が折曲形成されており、前記コンタク
トの先端部分は前記FPC挿入口より外側に延在してい
ることを特徴とするFPCコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176392U JPH0573885U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | Fpcコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176392U JPH0573885U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | Fpcコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573885U true JPH0573885U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11787020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1176392U Pending JPH0573885U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | Fpcコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0573885U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5711483A (en) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 | Fujitsu Ltd | Contactor spring mechanism for connector and printed board terminal |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1176392U patent/JPH0573885U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5711483A (en) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 | Fujitsu Ltd | Contactor spring mechanism for connector and printed board terminal |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951212 |