JPH0573822A - 磁気ヘツド装置 - Google Patents
磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0573822A JPH0573822A JP15096491A JP15096491A JPH0573822A JP H0573822 A JPH0573822 A JP H0573822A JP 15096491 A JP15096491 A JP 15096491A JP 15096491 A JP15096491 A JP 15096491A JP H0573822 A JPH0573822 A JP H0573822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- recording medium
- gap
- recording
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドのギャップ部分の隙間の摩耗を均
一にして安定した記録または再生ができるようにする。 【構成】 記録媒体７が磁気ヘッド１とロ−ラ８との間
を通過する度毎に、磁気ヘッド１のギャップ３と、記録
媒体７との隙間が摩耗するのを防止するために、磁気ヘ
ッドにおける記録媒体７との接触の可能性のある部材
を、記録媒体７の進入側の部材を退出側の部材よりも摩
耗し易い材質、もしくはその逆にしたものである。
一にして安定した記録または再生ができるようにする。 【構成】 記録媒体７が磁気ヘッド１とロ−ラ８との間
を通過する度毎に、磁気ヘッド１のギャップ３と、記録
媒体７との隙間が摩耗するのを防止するために、磁気ヘ
ッドにおける記録媒体７との接触の可能性のある部材
を、記録媒体７の進入側の部材を退出側の部材よりも摩
耗し易い材質、もしくはその逆にしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体を磁気ヘッドに
押圧しながら記録または再生を行う磁気ヘッド装置に関
するものである。
押圧しながら記録または再生を行う磁気ヘッド装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の磁気ヘッド装置としては
図３に示すようなカードリーダライターがある。以下、
このカードリーダライターを例にあげて説明する。
図３に示すようなカードリーダライターがある。以下、
このカードリーダライターを例にあげて説明する。
【０００３】図３において、磁気ヘッド１は、コア２、
ギャップ３、巻線４、端子５、ケース６等からなってい
る。磁気カード等の記録媒体７の磁気記録層の読み書き
を安定させる為に通常ローラ８でカードを送りながら磁
気ヘッド１のギャップ３の部分に押圧する。このローラ
８は主としてゴムやプラスチック等がその材質として使
用されている。
ギャップ３、巻線４、端子５、ケース６等からなってい
る。磁気カード等の記録媒体７の磁気記録層の読み書き
を安定させる為に通常ローラ８でカードを送りながら磁
気ヘッド１のギャップ３の部分に押圧する。このローラ
８は主としてゴムやプラスチック等がその材質として使
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例では、磁
気ヘッド１の摺動面に使用されているそれぞれの部品の
材質は、ギャップ３に対して記録媒体の進入側退出側共
に同様である為に記録媒体７が磁気ヘッド１の摺動面上
をローラ８によって押圧されながら通過していくと図４
に示すように少しづつ磁気ヘッド１がローラ８のＲ形状
により凹状に摩耗されていく。
気ヘッド１の摺動面に使用されているそれぞれの部品の
材質は、ギャップ３に対して記録媒体の進入側退出側共
に同様である為に記録媒体７が磁気ヘッド１の摺動面上
をローラ８によって押圧されながら通過していくと図４
に示すように少しづつ磁気ヘッド１がローラ８のＲ形状
により凹状に摩耗されていく。
【０００５】その為に記録媒体と磁気ヘッドのギャップ
部分３との隙間が不安定になり、安定した記録、再生の
妨げとなるという問題があった。特に記録媒体の材質が
変化すると、磁気ヘッドギャップ部３と媒体との隙間の
広さが著しく大きくなる場合があり、記録・再生の不安
定さを増す結果となる。
部分３との隙間が不安定になり、安定した記録、再生の
妨げとなるという問題があった。特に記録媒体の材質が
変化すると、磁気ヘッドギャップ部３と媒体との隙間の
広さが著しく大きくなる場合があり、記録・再生の不安
定さを増す結果となる。
【０００６】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので磁気ヘッドのギャップ部分の隙間の
摩耗を均一にして、安定した記録・再生ができるように
した磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
めになされたもので磁気ヘッドのギャップ部分の隙間の
摩耗を均一にして、安定した記録・再生ができるように
した磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の磁気ヘッドは磁気ヘッドの記録媒体と接
触する部分の部材は、磁気ギャップに対し、記録媒体の
進入側、又は退出側のどちらか一方の材質を、他方の材
質よりも摩耗しやすい材質により形成したものである。
めにこの発明の磁気ヘッドは磁気ヘッドの記録媒体と接
触する部分の部材は、磁気ギャップに対し、記録媒体の
進入側、又は退出側のどちらか一方の材質を、他方の材
質よりも摩耗しやすい材質により形成したものである。
【０００８】
【作用】本発明では、ローラのＲ形状による磁気ヘッド
の凹状の摩耗発生による、記録媒体とギャップ部との隙
間を軽減することにより、安定した記録・再生を可能に
するものである。
の凹状の摩耗発生による、記録媒体とギャップ部との隙
間を軽減することにより、安定した記録・再生を可能に
するものである。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例である磁気ヘッドの
側断面図であり、本発明の特徴を最もよく表している。
図中、１は磁気ヘッド、２Ａ，２Ｂはコア、３はギャッ
プ、４は巻線、５は端子、６はケース、７は磁気カード
等の記録媒体、８はローラ、９Ａ，９Ｂはサポートであ
る。
側断面図であり、本発明の特徴を最もよく表している。
図中、１は磁気ヘッド、２Ａ，２Ｂはコア、３はギャッ
プ、４は巻線、５は端子、６はケース、７は磁気カード
等の記録媒体、８はローラ、９Ａ，９Ｂはサポートであ
る。
【００１０】図１に示すように、記録媒体７が磁気ヘッ
ド１とローラ８との間をローラ８に押圧されながら通過
していく装置においては、記録媒体７が通過していく度
に磁気ヘッド１と記録媒体７との接触部分が少しづつ摩
耗されてゆく。そして、摩耗されてゆくことにより、記
録媒体７と、磁気ヘッド１のギャップ３との隙間の広さ
が著しく大きくなる場合があり、記録・再生の不安定さ
を増す結果となる。そのために、磁気ヘッド１のギャッ
プ３に対して記録媒体７と接触の可能性のあるコア２
Ａ、サポート９Ａ等の記録媒体７の進入側の各部材を記
録媒体７と接触の可能性のあるコア２Ｂ、サポート９Ｂ
等の記録媒体７の退出側の各部材よりも摩耗しやすい材
質にすることにより、記録媒体７と磁気ヘッド１のギャ
ップ部３との隙間の広さが著しく大きくなる事を軽減し
安定した記録・再生をするものである。なお、記録媒体
７と接触の可能性のある磁気ヘッド１の部品としてコア
２Ａ，コア２Ｂ，サポート９Ａ，９Ｂ，ケース６などが
考えられる。
ド１とローラ８との間をローラ８に押圧されながら通過
していく装置においては、記録媒体７が通過していく度
に磁気ヘッド１と記録媒体７との接触部分が少しづつ摩
耗されてゆく。そして、摩耗されてゆくことにより、記
録媒体７と、磁気ヘッド１のギャップ３との隙間の広さ
が著しく大きくなる場合があり、記録・再生の不安定さ
を増す結果となる。そのために、磁気ヘッド１のギャッ
プ３に対して記録媒体７と接触の可能性のあるコア２
Ａ、サポート９Ａ等の記録媒体７の進入側の各部材を記
録媒体７と接触の可能性のあるコア２Ｂ、サポート９Ｂ
等の記録媒体７の退出側の各部材よりも摩耗しやすい材
質にすることにより、記録媒体７と磁気ヘッド１のギャ
ップ部３との隙間の広さが著しく大きくなる事を軽減し
安定した記録・再生をするものである。なお、記録媒体
７と接触の可能性のある磁気ヘッド１の部品としてコア
２Ａ，コア２Ｂ，サポート９Ａ，９Ｂ，ケース６などが
考えられる。
【００１１】図２は本発明の他の実施例としての磁気ヘ
ッドの側断面図である。図２において、図１と同一符号
は同一または相当の機能を有するので説明は省略する。
図２では、磁気ヘッド１のギャップ３に対し、記録媒体
７との接触の可能性のある記録媒体７の退出側のコア２
Ｂ，サポート９Ｂ等の各部品を、記録媒体７の進入側の
コア２Ａ，サポート９Ａ等の各部品より摩耗しやすい部
品にする。そのことにより、磁気ヘッド１のギャップ３
と記録媒体７の隙間の軽減をし、安定した記録・再生を
するものである。
ッドの側断面図である。図２において、図１と同一符号
は同一または相当の機能を有するので説明は省略する。
図２では、磁気ヘッド１のギャップ３に対し、記録媒体
７との接触の可能性のある記録媒体７の退出側のコア２
Ｂ，サポート９Ｂ等の各部品を、記録媒体７の進入側の
コア２Ａ，サポート９Ａ等の各部品より摩耗しやすい部
品にする。そのことにより、磁気ヘッド１のギャップ３
と記録媒体７の隙間の軽減をし、安定した記録・再生を
するものである。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は記録媒体
を磁気ヘッドに押圧しながら記録・再生を行う装置にお
いて、磁気ヘッドの磁気ギャップに対し記録媒体の進入
側、又は退出側のどちらか一方の材質を他方の材質より
も摩耗しやすい材質にすることで、磁気ヘッドの摩耗に
よる記録媒体と磁気ヘッドのギャップ部との隙間の広さ
が著しく大きくなる事を軽減し安定した記録・再生を行
う事ができる。
を磁気ヘッドに押圧しながら記録・再生を行う装置にお
いて、磁気ヘッドの磁気ギャップに対し記録媒体の進入
側、又は退出側のどちらか一方の材質を他方の材質より
も摩耗しやすい材質にすることで、磁気ヘッドの摩耗に
よる記録媒体と磁気ヘッドのギャップ部との隙間の広さ
が著しく大きくなる事を軽減し安定した記録・再生を行
う事ができる。
【図１】本発明の一実施例である磁気ヘッドの側断面図
である。
である。
【図２】本発明の他の実施例としての磁気ヘッドの側断
面図である。
面図である。
【図３】磁気ヘッド装置の媒体未通過の状態を示す側断
面図である。
面図である。
【図４】従来の磁気ヘッド装置のローラ形状による凹状
の摩耗発生後の状態を示す側断面図である。
の摩耗発生後の状態を示す側断面図である。
１ 磁気ヘッド ２ ２Ａ，２Ｂコア ３ ギャップ ４ 巻線 ５ 端子 ６ ケース ７ 記録媒体 ８ ローラ ９ ９Ａ，９Ｂサポート
Claims (1)
- 【請求項１】 記録媒体を磁気ヘッドにローラで押圧し
ながら記録、または再生を行う装置における磁気ヘッド
において、前記磁気ヘッドの記録媒体と接触する部分の
部材は、磁気ギャップに対し、記録媒体の進入側、又は
退出側のどちらか一方の材質を、他方の材質よりも摩耗
しやすい材質により形成したことを特徴とする磁気ヘッ
ド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15096491A JPH0573822A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15096491A JPH0573822A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 磁気ヘツド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573822A true JPH0573822A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15508290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15096491A Pending JPH0573822A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573822A (ja) |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP15096491A patent/JPH0573822A/ja active Pending
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