JPH0646492B2 - フレキシブルディスク装置のディスク保持機構 - Google Patents

フレキシブルディスク装置のディスク保持機構

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JPH0646492B2
JPH0646492B2 JP60266927A JP26692785A JPH0646492B2 JP H0646492 B2 JPH0646492 B2 JP H0646492B2 JP 60266927 A JP60266927 A JP 60266927A JP 26692785 A JP26692785 A JP 26692785A JP H0646492 B2 JPH0646492 B2 JP H0646492B2
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幹雄 高橋
英雄 柚村
修 別府
義裕 森部
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフレキシブルディスク装置のディスク保持機構
に関し、特にハードカートリッジに封入された可撓性を
有する記録媒体を用いるフレキシブルディスク装置(以
下、単に「装置」ともいう)において、磁気ヘッドと装
置にセットされる記録媒体との接触状態を安定に保つこ
とを可能とするフレキシブルディスク装置のディスク保
持機構に関する。
〔従来の技術〕
高記録密度の大容量フレキシブルディスクを開発して製
品化するためには、記録媒体と磁気ヘッドとを安定して
接触させることが必要である。しかし、従来から用いら
れているハードケースタイプのものでは、構造的に不安
定な媒体接触状態となるため、歩留りが悪くなってい
る。以下、これについて具体的に説明する。
第4図は従来のフレキシブルディスク装置の要部を示す
平面図、第5図はそのA−A面断面図、また、第2図は
同B−B面断面図である。各図において、1は後述する
カセット(ケース)筺体、2はフレキシブルディスク等の
記録円板、3は磁気ヘッドが挿入される開口部20をカ
バーするシャッタ、4はシャッタ3を復帰させるための
スプリング、5はカセット筺体1の基準面に記録円板2
を押付けるための押付け部材(以下、「プレッシャパッ
ド」という)、6はカセット筺体1の内面に設けられて
いる第1の基準面、7は記録円板2のサイド1に対応す
る磁気ヘッド、8は同サイド0に対応する磁気ヘッド、
10はカセット筺体1を中心部に挿入して回転させるス
ピンドル、11はカセット筺体1を装置にセットする際
に用いられる第2の基準面、12および24はバネ、2
1はシャッター3の開口部、23はカセット筺体1を装
置にセットする際に用いられる支持用溝を示している。
上述の如く構成された従来のディスク保持機構において
は、可撓性を有するマイラーシート等の両面に磁性体を
有する記録円板2を、可撓性を有しないカセット(ケー
ス)筺体1に封入した記録媒体22を、装置内のカセッ
ト筺体保持用溝23で支持する如く構成されている。こ
の装置においては、磁気ヘッド7と8(これらを合わせ
て、「磁気ヘッド9」ともいう)、および、記録円板2
を回転させるスピンドル10に対する記録媒体22の高
さを決める第2の基準面11と、記録媒体2を保護する
ためにシャッタ3を開閉するピン17を備え、バネ12
の力により、カセット筺体1を第2の基準面11に押付
けている。記録媒体22は、記録円板2を保護するシャ
ッター3と、その復帰スプリング4,プレッシャーパッ
ド5を備えており、記録円板2が回転して、第1の基準
面6に押付けられた位置を通過した後、磁気ヘッド9、
すなわち、磁気ヘッド7と8の間を通ったとき、情報の
記録・再生が行われる。なお、上述の如き、基準面等の
配置関係については、例えば、実開昭58-17683号公報,
特公昭58-17988号公報等に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の如く、記録円板2上に高密度の情
報記録を行うためには、従来以上に磁気ヘッド9と記録
円板2との接触状態を安定に保つ必要があり、従来の構
造では、これ以上の高密度情報記録は不可能であるとい
う問題がある。以下、これを具体的に説明する。
第11図,第12図は、それぞれ、フレキシブルディス
ク装置における再生出力波形図である。例えば、従来の
構造を有する装置において、比較的低い記録密度で記録
円板2の1周で第11図に示す如き再生電圧が得られる
ものでも、高い記録密度では、第12図に示す如く再生
電圧特性が劣化する。これは、主として、記録円板2と
磁気ヘッドとの接触状態が不十分であることに起因して
いる。
これに対しては、先に第2図に示した如く、記録媒体2
2の内部において、プレッシャパッド5により記録円板
2を第1の基準面6に押圧するようにして、磁気ヘッド
9に流入する記録円板2の走行を安定化する方法も提案
されている。しかしながら、この構造では、第3図に示
す如く、カセット筺体1の成型時の曲がり等がある場合
には、寸法精度が出なくなるという問題が生ずる。
そこで、これに対して、第6図に示す如く、記録再生用
開口部の近傍に、装置本体の下部に設けた第3の基準面
13に対向するプレッシャパッド14を設けて、記録円
板2に強制的に一定の歪を与え、磁気ヘッド9と記録円
板2の接触状態を安定する方法が提案されている。第7
図および第8図は、この方法に係る装置の特性を説明す
る図である。
第7図においては、第6図に示すδ2(強制変形量、すな
わち、記録円板2のクランプ位置と上述の基準面13と
の位置ずれ)を一定にした状態で、δ1(記録円板2のク
ランプ位置と磁気ヘッド9の中心位置との位置ずれ)を
変えた状況を示す。
第7図の示すところは、δ1−δ2、つまり、記録円板2
に、あまり大きな変形を与えるとその耐久性に問題が生
じ、逆に、与える変形が小さいと充分な再生特性が得ら
れないということである。
また、第8図の示すところは、上述のδ1とδ2を、並行
的に大きくすると、記録円板2の内周と外周との特性の
差異が大きくなり、好ましくないということである。
いずれにしても、この構造では、第3図に示す如きカセ
ット筺体1の成型時の曲がり等がある場合には、記録円
板2に過大な力が加わり、記録円板2に損傷を与える可
能性があるという問題があることは明らかである。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、磁気ヘッドと装置にセットされる記録媒体との接
触状態を安定に保つことを可能とするフレキシブルディ
スク装置のディスク保持機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、ケースに収納された可撓性を有す
る記録媒体を用いるフレキシブルディスク装置のディス
ク保持機構であって、前記ケース内の一方の内面に、該
内面とは高さの異なる記録媒体案内面を設けるととも
に、前記ケースに設けた開口部を介して、前記記録媒体
を前記記録媒体案内面に押圧する手段を設け、また、前
記フレキシブルディスク装置の、前記ケース内の記録媒
体案内面に対応する位置に、前記ケースを保持する基準
面を設けたことを特徴とするフレキシブルディスク装置
のディスク保持機構によって達成される。
〔作用〕
本発明に係るフレキシブルディスク装置のディスク保持
機構においては、上述の如く構成されたディスク保持機
構により、カセット筺体1の変形等が発生している場合
でも、記録媒体の位置の変動を極めて小さく抑えること
が可能になり、高記録密度の大容量フレキシブルディス
クの製品化を実現可能とするものである。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第9図および第10図は、本発明の一実施例に係るフレ
キシブルディスク装置の要部を示す上面図(各a)および
側断面図(各b)である。また、第1図は、本実施例に係
るフレキシブルディスク装置の要部を示す断面図であ
る。各図において、前出の各記号は先に各図に用いたと
同じ意味に用いられている。なお、14は第3の基準面
13に対向するプレッシャパッド、15は該プレッシャ
パッド14を第4の基準面16に押圧するためのバネを
示しており、18は第2のカセット開口部、19は第2
のシャッタ開口部を示している。
本実施例に係る装置の特徴は、プレッシャパッド14と
第4の基準面16の間を通り抜けた記録円板2を、安定
した状態で磁気ヘッド7,8の間に導くように構成した
点にある。すなわち、装置内に、記録円板2を封入した
記録媒体22を、支持用溝23を通して挿入すると、ピ
ン17が動作することにより、記録媒体22のシャッタ
3が開かれる。これにより、磁気ヘッド7,8が記録円
板2に接触して、記録再生動作を行う領域、すなわち、
第1のカセット開口部20と、記録円板2の走行を安定
化するために設けられた本実施例の特有の領域、すなわ
ち、第2のカセット開口部18とが開かれる。
その後、第1図に示される如く、第2のカセット開口部
18において、上述のプレッシャパッド14がバネ15
の力により、記録円板2を第4の基準面16と第3の基
準面13に押圧することによって、回転する記録円板2
を保護し、更に、記録媒体22のライナを介して押圧す
ることによって、記録円板2の面を清浄化する。
上述の如く、本実施例においては、記録円板2は、第4
の基準面16とプレッシャパッド14の間を通り、磁気
ヘッド7,8の間に導かれる。従って、バネ24の力に
よって記録円板2に押圧されている磁気ヘッド7および
8は、第4の基準面16のサイド0磁気ヘッド8に対す
る相対高さ寸法のバラツキが少なくなり、磁気ヘッド9
の近傍で記録円板2が安定に回転するため、磁気ヘッド
9と記録円板2の接触状態が安定化し、高密度の情報記
録が可能になる。
第14図は、本実施例に係る装置における再生出力波形
図である。これを、従来の技術での再生出力波形図(第
11図,第12図)と比較すると、再生電圧の大小差が
改善されていることから、高い記録密度においても、磁
気ヘッド9から十分な再生電圧が得られること、つま
り、記録円板2と磁気ヘッド9の接触状態が安定化して
いることがわかる。なお、第13図は、比較のために示
した従来技術における比較的低密度記録の場合の、再生
出力波形図である。第13図と第14図とを比較して
も、本実施例に係る装置における高密度記録の良好な特
性が理解される。
また、本実施例に係る装置においては、従来のカセット
筺体1、すなわち、前述の如き、ケース内の一方の内面
に、該内面とは高さの異なる第1の記録媒体案内面と、
上記ケースに設けた開口部を介して、上記記録媒体を上
記第1の記録媒体案内面に押圧する手段とを有しないカ
セット筺体1の使用も可能であり、1台の装置により、
高密度記録用カセット筺体1と、従来の低密度記録用カ
セット筺体1の使い分けが可能である。
更に、プレッシャパッド14および第3の基準13,第
4の基準面16の位置は、記録円板2の円周上のどの場
所においても、スペース空間の許可される範囲で自由に
設置することができる。
上述の如く、本実施例によれば、磁気ヘッド7,8と記
録円板2の接触を安定に保持することが可能となり、よ
り高い周波数で高密度の情報を記録することが可能にな
る。例えば、20000〜30000BPI以上の水平
記録、または、100000BPI以上の垂直記録も可
能である。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、磁気ヘッ
ドと装置にセットされる記録媒体との接触状態を安定に
保つことを可能とするフレキシブルディスク装置のディ
スク保持機構を実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフレキシブルディスク
装置の要部を示す断面図、第2図は第4図のB−B面断
面図、第3図はカセット筺体の断面図、第4図は従来の
フレキシブルディスク装置の要部を示す平面図、第5図
はそのA−A面断面図、第6図は従来技術に係るフレキ
シブルディスク装置の要部を示す断面図、第7図,第8
図は再生電圧と磁気ヘッド高さ変更時の関係を示す図、
第9図,第10図は本発明の一実施例に係るフレキシブ
ルディスク装置の動作説明図、第11図〜第13図は従
来のフレキシブルディスク装置の再生出力波形図、第1
4図は実施例に係るフレキシブルディスク装置の再生出
力波形図である。 1:カセット筺体、2:記録円板、3:シャッタ、7:
サイド1磁気ヘッド、8:サイド0磁気ヘッド、9:磁
気ヘッド、10:スピンドル、11:第2の基準面、1
3:第3の基準面、14:プレッシャパッド、16:第
4の基準面、18:第2のカセット開口部、19:第2
のシャッタ開口部、20:第1のカセット開口部、2
1:第1のシャッタ開口部、22:記録媒体、23:カ
セット筺体支持用溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森部 義裕 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭58−155581(JP,A) 実開 昭60−82770(JP,U) 実開 昭60−10627(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに収納された可撓性を有する記録媒
    体を用いるフレキシブルディスク装置のディスク保持機
    構であって、前記ケース内の一方の内面に、該内面とは
    高さの異なる記録媒体案内面を設けるとともに、前記ケ
    ースに設けた開口部を介して、前記記録媒体を前記記録
    媒体案内面に押圧する手段を設け、また、前記フレキシ
    ブルディスク装置の、前記ケース内の記録媒体案内面に
    対応する位置に、前記ケースを保持する基準面を設けた
    ことを特徴とするフレキシブルディスク装置のディスク
    保持機構。
JP60266927A 1985-11-27 1985-11-27 フレキシブルディスク装置のディスク保持機構 Expired - Lifetime JPH0646492B2 (ja)

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JPS62125585A JPS62125585A (ja) 1987-06-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6010627U (ja) * 1983-06-30 1985-01-24 笹谷 敏彦 生理ナプキン用テ−プ
JPS6082770U (ja) * 1983-11-10 1985-06-07 日立マクセル株式会社 デイスクカ−トリツジ

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