JPH0573463U - 補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造 - Google Patents

補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造

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JPH0573463U
JPH0573463U JP1035492U JP1035492U JPH0573463U JP H0573463 U JPH0573463 U JP H0573463U JP 1035492 U JP1035492 U JP 1035492U JP 1035492 U JP1035492 U JP 1035492U JP H0573463 U JPH0573463 U JP H0573463U
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JP
Japan
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heat storage
ventilation
passage
heater
heat
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Pending
Application number
JP1035492U
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English (en)
Inventor
不二夫 薗田
盛 稲葉
悟 武山
憲昭 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaido Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Hokkaido Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0573463U publication Critical patent/JPH0573463U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄熱式暖房器で夜間暖房時にも蓄熱を可能と
する通風路構造を得る。 【構成】 通風路構造は、入口通風路に温風路Aと、冷
風路Bを並列に接続し、出口通風路で合流するように構
成している。温風路Aは、断熱材3で囲まれた蓄熱体1
と接触して直接熱交換するように形成され、冷風路Bは
蓄熱体1を非接触又は殆んど触れないよう冷風を出口側
へ送るように設けられている。入口通風路には通風ファ
ン4により吸入した風を分流するダンパー5が設けら
れ、出口通回路には補助ヒータ6が設けられている。補
助ヒータ6による夜間暖房時はダンパ5で温風路Aへの
通風を遮断して蓄熱体1への蓄熱を可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、補助ヒータ付き蓄熱式暖房器内の通風路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
蓄熱式暖房器は、深夜電力時間帯(23時〜7時)等における安価な電力を利 用して蓄熱した熱を暖房に供するものであり、原理的な構成を有するものとして 、例えば特開昭49−2355号公報、あるいは特開昭50−130244号公 報のものが知られている。
【0003】 図2に一般的な従来の蓄熱式暖房器の概略構造を示す。1は蓄熱体、2は蓄熱 ヒータ、3は断熱材、4は通風ファン、5xはダンパー、6は補助ヒータである 。
【0004】 図示のように、蓄熱式暖房器内の通風路構造は、一般に断熱材3で囲まれた蓄 熱体1と接触して直接熱交換する通風路Aと、反対に蓄熱体1に非接触で又は殆 んど触れないように吸入側の冷風を出口側へ送る通風路Bとから成る。吸入側に 設けた通風ファン4で吸入された風を途中のダンパー5で上記通風路へ導き、ダ ンパーの開度を調整して上記両通風路A、Bからの冷風と温風を混合して温度調 節をし、出口側から最適温度の温風が得られる。
【0005】 蓄熱量が低下し、十分な暖房能力(熱の取出し)が得られない場合の補助暖房 用として通風路の出口側には補助ヒータが設けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の蓄熱式暖房器は、夜間の深夜電力時間帯に蓄熱 のみ行い、昼間は暖房のみ行うという考え方であり、従って補助ヒーターも昼間 蓄熱量が不足した場合に使用する目的しか持っていなかった。このため夜間蓄熱 しながら暖房する場合たとえ補助ヒーターを使用しても通風路の構造上充分な蓄 熱量が確保できない問題があった。
【0007】 これは、通風路におけるダンパー構造として、補助ヒータで室内を暖房しなが ら蓄熱しようとすると、風が蓄熱体側に流れ込み、これを阻止するようになって おらず、このため、蓄熱体から熱を奪ってしまい蓄熱が不十分となるからである 。
【0008】 この考案は、上述した従来の蓄熱式暖房器の通風路構造における問題点に留意 して、夜間の深夜電力時間帯で暖房すると共に蓄熱体への蓄熱を可能とする通風 路構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためこの考案は、吸込側の通風ファンで風を吸入しダンパ ーで制御してこれを分流する入口通風路に、断熱材で囲まれた蓄熱体と接触して 直接熱交換する温風路と、蓄熱体と非接触又は殆んど触れないよう冷風を出口側 へ送る冷風路とを並列に接続し、両通路の合流点付近に補助ヒータを設けた出口 通風路から成り、前記ダンパーをヘ字状として補助ヒータによる暖房中は温風路 への送風を遮断するように構成した上記ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造と したのである。
【0010】
【作用】
上記のように構成した通風路構造では、ダンパーを通常位置にセットしておけ ば昼間の暖房を行なうことができる。深夜時間帯になるとダンパーを操作して蓄 熱体と接触する温風路へ流れる風を完全に遮断し、風は全て補助ヒータ側へ流す ことにより補助ヒータによる夜間暖房をしながら、蓄熱体で蓄熱することもでき る。これにより連続運転が可能となる。
【0011】
【実施例】 以下この考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 図1は実施例の補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の概略構成を示す図である。従来 例と同様に、1は蓄熱体、2は蓄熱ヒータ、3は断熱材、4は通風ファン、5は ダンパー、6は補助ヒータ、7はソレノイドである。
【0013】 この実施例では、ダンパー5の形状がヘ字状であり、その設け方が通風路A、 Bに対して従来と異なった作用を与えるように設けられている。
【0014】 図示の蓄熱式暖房器の通風路は、吸込側の通風ファン4で風を吸入しダンパー 5で制御して風を分流する入口通風路と、この入口通風路に並列に接続され、断 熱材3で囲まれた蓄熱体1を接触して直接熱交換する温風路Aと、蓄熱体1と非 接触又は殆んど触れないよう冷風を出口側へ送る冷風路Bと、両通路の合流点付 近に補助ヒータ6を設けた出口通風路とを備えている。
【0015】 上記ダンパー5は、実線で示す位置と一点鎖線で示す位置の間の任意の角度位 置に制御され、これによって冷風と温度の割合を所望の比率にコントロールでき る。従って、昼間は実線と一点鎖線の間の所望の角度位置で運転し、深夜電力時 間帯に入るとダンパー5を実線の位置へソレノイド7により動かすと、全通風量 は通路Bへと流れ、通路Aへの流れが完全に遮断される。このため、蓄熱体1で の熱交換がなくなり、蓄熱ヒータ2による熱は全て蓄熱体1に蓄熱される。
【0016】 実施例の蓄熱式暖房器では、深夜電力8時間の運転で蓄熱体は約600℃にな る。一方、従来構造のものでは補助ヒータを使用しかつ室内を暖房しながら運転 すると蓄熱体は400℃までしか蓄熱されなかった。しかし、図示の実施例のも ので試験したところ本来の通り約600℃まで蓄熱が可能であった。
【0017】
【効果】
以上詳細に説明したように、この考案の通風路構造はダンパーをヘ字状とし補 助ヒータ使用時に風が蓄熱体側への通風路へ流れるのを完全に遮断するようにし たから、夜間補助ヒータを使用しながら蓄熱を同時にする夜間暖房が可能となり 、24時間連続運転の暖房が可能となったという利点が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の蓄熱暖房器の概略構成図
【図2】従来例の蓄熱暖房器の概略構成図
【符号の説明】
1 蓄熱体 2 蓄熱ヒータ 3 断熱材 4 通風ファン 5 ダンパー 6 補助ヒータ 7 ソレノイド A 温風路 B 冷風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稲葉 盛 北海道札幌市豊平区里塚461番地の6 北 海道電力株式会社総合研究所内 (72)考案者 武山 悟 北海道札幌市豊平区里塚461番地の6 北 海道電力株式会社総合研究所内 (72)考案者 小林 憲昭 北海道空知郡奈井江町字奈井江776番地 北海道電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込側の通風ファンで風を吸入しダンパ
    ーで制御してこれを分流する入口通風路に、断熱材で囲
    まれた蓄熱体と接触して直接熱交換する温風路と、蓄熱
    体と非接触又は殆んど触れないよう冷風を出口側へ送る
    冷風路とを並列に接続し、両通路の合流点付近に補助ヒ
    ータを設けた出口通風路から成り、前記ダンパーをヘ字
    状として補助ヒータによる暖房中は温風路への送風を遮
    断するように構成したことと特徴とする補助ヒータ付き
    蓄熱式暖房器の通風路構造。
JP1035492U 1992-03-03 1992-03-03 補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造 Pending JPH0573463U (ja)

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JP1035492U JPH0573463U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造

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JPH0573463U true JPH0573463U (ja) 1993-10-08

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ID=11747847

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JP1035492U Pending JPH0573463U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 補助ヒータ付き蓄熱式暖房器の通風路構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4117350B2 (ja) * 2005-03-03 2008-07-16 富山県 機能改変フェニルアラニン脱水素酵素、およびこの酵素を用いた生体試料中のアミノ酸の分析方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4117350B2 (ja) * 2005-03-03 2008-07-16 富山県 機能改変フェニルアラニン脱水素酵素、およびこの酵素を用いた生体試料中のアミノ酸の分析方法

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