JPH0573435A - 記憶素子監視保護装置 - Google Patents

記憶素子監視保護装置

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JPH0573435A
JPH0573435A JP26096991A JP26096991A JPH0573435A JP H0573435 A JPH0573435 A JP H0573435A JP 26096991 A JP26096991 A JP 26096991A JP 26096991 A JP26096991 A JP 26096991A JP H0573435 A JPH0573435 A JP H0573435A
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JP
Japan
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storage element
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alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP26096991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Otaki
正明 大滝
Yoshimitsu Matsui
良光 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Printed Circuits Co Ltd
Original Assignee
NAGANO OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Printed Circuits Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGANO OKI DENKI KK, Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Printed Circuits Co Ltd filed Critical NAGANO OKI DENKI KK
Priority to JP26096991A priority Critical patent/JPH0573435A/ja
Publication of JPH0573435A publication Critical patent/JPH0573435A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この装置は、書込み回数に制限のあるEEP
ROMのような記憶素子5への書込み動作が設定時間内
で異常に多い場合、カウンタ部11及び比較部12がこ
れを検出する。そして、警報部14がその旨の警報を発
する。 【効果】 プログラムの異常等によって、記憶素子5に
対し頻繁に無用な書込みが行われている場合に、早期に
これを検出して、書込み回数に制限のある記憶素子5の
寿命を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書込み回数に制限のあ
る記憶素子、例えばEEPROM(電気的消去可能な読
出し専用記憶素子)への書込み動作を監視し、その保護
を図る記憶素子監視保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置には、極めて多くの記憶素
子が使用されている。この記憶素子には、高速大容量で
の読み書きの可能なダイナミックランダムアクセスメモ
リや、読出し専用のリードオンリメモリ等がある。読出
し専用メモリの多くは、一旦データの書込みを行うと、
その書換えができない。しかしながら、電気的な手段に
よって内容を消去し、新たなプログラムの書込み等を可
能とするEEPROMといった記憶素子も多用されてい
る。ここで、このEEPROMは、データの書込みを例
えば数万回以上行うと、素子の寿命となり、その後のデ
ータの正確な読み書きが不能となる性質を持っている。
このような、書込み回数に制限のある記憶素子について
は、適当なタイミングでその機能を検査し、重要なデー
タの消失防止や装置の誤動作防止を図る必要がある。こ
のチェックに当たっては、所定のデータを書き込み、更
に、これを読み出して、書込みデータと読み出しデータ
の比較を行うコンペアチェックや、その他よく知られた
ハッシュトータルチェック等が行われる。
【0003】図2にこの種の従来装置の記憶素子監視保
護のための動作フローチャートを示す。図において、保
護動作が開始されると、まず、記憶素子にデータの書込
みが行われる(ステップS1)。次にその書き込まれた
データを読出し、書込みデータの正当性がチェックされ
る(ステップS2)。そして、書込みが正常に行われて
いるか否かがステップS3において判断され、正常なら
ばチェック作業は終了するが、異常の場合には、例えば
そのメモリを記憶領域から切り離し、書込みを禁止した
り、その他の種々のエラー処理が実行される(ステップ
S4)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な記憶素子の監視保護動作は、記憶素子が正常に使用さ
れている場合、記憶素子の使用が開始されてから適当な
期間経過後、記憶素子を診断し、その結果を知らせる。
しかしながら、記憶素子自体がまだ新しいにもかかわら
ず、記憶素子の寿命を検出してしまう場合がある。これ
には例えば、装置の動作プログラムの誤りが考えられ
る。即ち、動作プログラムに何らかの誤りがあり、記憶
素子への書込みが不当に頻繁に行われているようなこと
がある。このようなプログラムを使用すると、記憶素子
の機能が極めて短時間に低下し、顧客からクレームを受
け保守が頻繁になる等の弊害が生じる。本発明は以上の
点に着目してなされたもので、このようなプログラムの
誤り等により生じる記憶素子への異常な書込みを早期に
発見し、記憶素子を保護する記憶素子監視保護装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶素子監視保
護装置は、書込み回数に制限のある記憶素子への書込み
動作を監視して、設定時間内で全書込み回数を累積して
カウントするカウンタ部と、前記設定時間内で、通常動
作では発生しない書込み回数を基準異常値に設定し、こ
の基準異常値と前記カウンタのカウント値とを比較する
比較部と、前記カウント値が前記所定の時間内で、前記
基準異常値に達したとき、警報を発する警報部とを備え
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この装置は、書込み回数に制限のあるEEPR
OMのような記憶素子への書込み動作が設定時間内で異
常に多い場合、カウンタ部及び比較部がこれを検出す
る。そして、警報部がその旨の警報を発する。これによ
り、プログラムの異常等によって、記憶素子に対し頻繁
に無用な書込みが行われている場合に、早期にこれを検
出して、書込み回数に制限のある記憶素子の寿命を維持
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は本発明の記憶素子監視保護装置実施例を示す
ブロック図である。図の装置は、CPU(中央処理装
置)1によって制御される。このCPU1には、データ
バス3及びアドレスバス4を介して、主記憶装置10と
記憶素子5が接続されている。記憶素子5は、本発明の
装置により監視保護の対象となる、書込み回数に制限の
あるEEPROM等の素子である。主記憶装置10は、
カウンタ部11、比較部12及び警報部14を備えてい
る。また、比較部12には、カウンタ部11の出力の
他、予め設定された基準異常値13が入力する構成とさ
れている。
【0008】上記カウンタ部11は、アドレスバス4に
出力されるアドレスとデータバス3に出力されるデータ
を監視している。そして、記憶素子5に対し、データの
書込みが行われる際の、アドレス信号やその他の制御信
号を監視し、記憶素子5に対し1回書込みがあればその
カウントを1だけアップするようなカウンタ回路から構
成される。これは、実際には、プログラムによるソフト
カウンタからなる。基準異常値13は、例えば、本来記
憶素子5には所定の設定時間内では数回程度しか書込み
が行われないはずなのに、数百回の書込みが行われたと
したような場合、プログラム異常と判断するために設定
される値である。従って、設定時間内では通常動作で発
生することが有り得ない書込み回数を設定する。即ち、
本来ならば数回程度であるとすれば、その設定時間内で
50とか100とかいう値を基準異常値13に設定して
おく。比較部12は、カウンタ部11の出力する記憶素
子5への書込み回数と基準異常値13とを比較して、そ
の結果を警報部14に出力する比較回路から構成され
る。警報部14は、カウンタ部11の出力が基準異常値
13よりも大きいと比較部12が判断した場合に、その
旨をCPU1に対し、割込みにより通知する回路であ
る。
【0009】図3に上記の本発明の装置の動作フローチ
ャートを示す。まず、装置の動作が開始すると、図1に
示すカウンタ部11が記憶素子5への書込みを監視し、
書込みがあった場合には、ステップS1からステップS
2に移る。ステップS2においては、カウンタ部11の
値を1だけインクリメントする。そして、ステップS3
に移り、カウンタの値が基準異常値であるNと等しい
か、あるいはこれより大きいかを判断する。このような
基準異常値Nに達していない場合には、ステップS4に
移り、既に図2で説明した従来装置の動作と同様に、記
憶素子5に対し所定のデータの書込みを行い、ステップ
S5においてその書込みデータの正当性がチェックされ
る。そして、書込みが正常に行われた場合には、ステッ
プS6を経て処理を終了する。一方、書込みが正常でな
いと判断されると、記憶素子5をメモリ空間から切り離
す等のエラー処理が行われる(ステップS7)。
【0010】図4に、正常動作時における書込み回数の
増加傾向を示し、図5に、異常動作時における書込み回
数の増加傾向を示す。図4も図5も、その横軸に時間を
とり、縦軸に書込み回数をとってある。ここでは、記憶
素子5の書込み制限値をPと置いている。正常動作時に
おいては、書込み回数は、ほぼその使用時間と比例して
直線的に緩やかに増加していく。一方、異常動作時にお
いては、書込み回数の増加速度は極めて大きい。本発明
においては、図のように設定時間Tを定め、予め基準異
常値Nを設定しておく。そして、この設定時間Tの間に
カウントされた書込み回数が、基準異常値Nを超えてい
る場合には、図1に示す比較部12がその結果を警報部
14に出力し、警報部14はその旨をCPU1に通知す
る。これによって、CPU1はその動作を停止し、オペ
レータはプログラムの内容を検査して記憶素子5に対す
る異常なアクセスを停止させる。本発明は以上の実施例
に限定されない。上記実施例においては、カウンタ部1
1や比較部12、あるいは警報部14等は、主記憶装置
10の所定領域に設けたプログラムにより構成すること
としたが、専用のカウンタ回路を記憶素子5に付属して
設けるようにしても差し支えない。
【0011】
【発明の効果】以上説明した本発明の記憶素子監視保護
装置は、書込み回数に制限のある記憶素子への書込み動
作を、カウンタを用いてカウントしながら監視し、設定
時間内で、通常動作では発生しないような書込み回数が
記録された場合、警報を発し所定の処理を行うようにし
たので、プログラムの異常等を早期に発見し、記憶素子
の高寿命化を図ることができる。従って、予想以上に早
期に記憶素子が障害を発生し、誤った情報処理による二
次障害の発生等を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記憶素子監視保護装置実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】従来装置の動作フローチャートである。
【図3】本発明の装置の動作フローチャートである。
【図4】装置の正常動作時の説明図である。
【図5】装置の異常動作時の説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 5 記憶素子 10 主記憶装置 11 カウンタ部 12 比較部 13 基準異常値 14 警報部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み回数に制限のある記憶素子への書
    込み動作を監視して、設定時間内で全書込み回数を累積
    してカウントするカウンタ部と、 前記設定時間内で、通常動作では発生しない書込み回数
    を基準異常値に設定し、この基準異常値と前記カウンタ
    のカウント値とを比較する比較部と、 前記カウント値が前記所定の時間内で、前記基準異常値
    に達したとき、警報を発する警報部とを備えたことを特
    徴とする記憶素子監視保護装置。
JP26096991A 1991-09-12 1991-09-12 記憶素子監視保護装置 Pending JPH0573435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26096991A JPH0573435A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 記憶素子監視保護装置

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JPH0573435A true JPH0573435A (ja) 1993-03-26

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ID=17355273

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JP26096991A Pending JPH0573435A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 記憶素子監視保護装置

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JP (1) JPH0573435A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2042991A1 (en) * 2007-09-25 2009-04-01 GEMALTO Pte Ltd Method of detecting abnormal use of a non volatile memory
JP2013084275A (ja) * 2006-11-24 2013-05-09 Sandforce Inc メモリの寿命を縮める動作を遅延させるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品
CN111930553A (zh) * 2020-07-15 2020-11-13 烽火通信科技股份有限公司 一种服务器内存故障预警方法及系统
US11599401B2 (en) 2020-07-31 2023-03-07 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing method, and non-transitory recording medium

Cited By (5)

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