JPH0573158A - 直流電源 - Google Patents

直流電源

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Publication number
JPH0573158A
JPH0573158A JP23280291A JP23280291A JPH0573158A JP H0573158 A JPH0573158 A JP H0573158A JP 23280291 A JP23280291 A JP 23280291A JP 23280291 A JP23280291 A JP 23280291A JP H0573158 A JPH0573158 A JP H0573158A
Authority
JP
Japan
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power supply
output
voltage
current
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP23280291A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ono
信 大野
Osamu Hiromura
修 広村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0573158A publication Critical patent/JPH0573158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、定電圧制御と定電圧制御を有する
直流電源に関し、特に二つの制御状態の境界付近での発
熱を低減する直流電源に関し、安価で且つ小型化が容易
な直流電源を提供することを目的としている。 【構成】 出力電流を検出する抵抗9と、基準電圧と抵
抗9の両端電圧を比較する誤差増幅器14とを有し、こ
の誤差増幅器14の入力にツェナーダイオード11と抵
抗10とからなる直列回路の一端を接続し、この直列回
路のもう一方の端子を出力端子に接続してなる回路を有
する構成で、ツェナーダイオード11と抵抗10の直列
回路という極めて簡単な回路を定電流制御回路に付加す
るだけで実現できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定電圧制御と定電流制御
を有する直流電源に関し、特に二つの制御状態の境界付
近での発熱を低減する直流電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流電源は、通常出力電圧を入力電圧や
出力電流の変化等の外乱に対し安定化するように動作し
ている(定電圧制御)が、直流電源自身や負荷側の保護
のためにある一定の値以下の電力しか供給しないように
設計されている。しかし、出力電力を制限しても負荷側
のインピーダンスが小さくなると出力電圧が低下するた
め、出力電流が増加し、この電流による発熱で故障や安
全上の問題を生じる。
【0003】これに対し、従来は発熱を低くするために
直流電源の出力が時間的に間欠になるようにしていた。
また出力電圧が低下しても出力電流が一定になるように
出力電流を定電流制御する方法もあったが、定電圧制御
と定電流制御の境界付近での発熱が大きくなるので大き
な放熱装置が必要であった。
【0004】一方、2次電池の充電のために定電流制御
された出力を利用する直流電源があるが、このような電
源では通常定電圧制御状態で必要な出力電流よりも大き
な値の定電流出力が必要になる。この場合定電圧制御と
定電流制御の境界付近では、両方の要求を満足しないと
いけないため、過大な出力電力になってしまうが、それ
による発熱を低くするために直流電源は、大きな放熱装
置が必要だった。
【0005】これらに対し定電圧制御では、出力電流を
必要な値以下に制限し、定電流制御では、出力電圧を必
要な値以下に制限し、これらの二つの点の間は図2のよ
うに出力電圧も電流も低下させるようにした方法があ
る。従来図2中の点Aから点Bまでの制御は、前記した
図3に示す出力電力制限によるか、図4に示す出力電流
によって補償された電圧制御を追加することによって行
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では直流電源を間欠動作させるためのタイマーや出力遮
断機能を追加する必要があったり、温度や入力電圧など
に対して安定な出力電力制限回路を追加しそれを高精度
で設定する必要があったり、また、出力電流で補償され
た電圧制御回路を追加する必要があったため、高価で且
つ小型化を困難にしていた。
【0007】本発明は上記のような課題を解決するもの
で、安価で且つ小型化が容易な直流電源を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、出力電流を検出する手段と、基準電圧と前
期出力電流を検出する手段によって得られた信号とを比
較する誤差増幅手段とを有し、この誤差増幅手段の入力
に定電圧ダイオードと抵抗とからなる直列回路の一端を
接続し、この直列回路のもう一方の端子を出力端子に接
続して構成したものである。
【0009】
【作用】上記した構成により、定電圧ダイオードと抵抗
の直列回路と言う極めて簡単な回路を定電流制御回路に
付加するだけで実現できるものである。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
直流電源の回路図を示すものである。図1において、1
はフィルタブロック、2は整流平滑ブロック、3はコン
バータブロック、4は出力整流平滑ブロック、5から8
は電流検出用ブリッジ回路の抵抗、9は出力電流検出抵
抗、10,13は抵抗、11は定電圧ダイオードとして
のツェナーダイオード、12は制御信号をコンバータブ
ロック3に帰還するフォトカプラ、14,18は誤差増
幅器、15,19は誤差増幅器14,18の負帰還用コ
ンデンサ(直列に抵抗が付加されることもある)、20
から22は電圧検出用ブリッジ回路の抵抗、23は基準
電圧用のツェナーダイオード(定電圧用ICの場合もあ
る)である。
【0011】以上のように構成された直流電源につい
て、その動作を説明する。まず、通常は誤差増幅器18
が基準電圧21と抵抗22,23の分圧を通して出力電
圧とを比較しフォトダイオード12で信号をコンバータ
ブロック3に帰還して定電圧制御をしている。
【0012】出力電流が大きくなり出力電流検出抵抗9
の両端電圧が、電流検出用ブリッジ回路の抵抗5から8
で設定された値になると誤差増幅器14が動作し出力電
流を一定に制御するが、出力電圧がツェナーダイオード
11の電圧以上の場合、抵抗10を通じて電流検出用ブ
リッジ回路の設定値が小さくなるように設定値を補償す
る。この時その補償量は出力電圧が高い時に多く、ツェ
ナーダイオード11の電圧に近くなるほど少なくなるた
め、出力電圧電流特性は図2のようになる。この時、図
2のI1とV1とI2の値は下記のように決定できる。
【0013】I1=(V12−V10)/R131=V2+V1012=R12REF/(R11+R12) V10={R10R1VREF+(Vo−V2)R910}/K K=R910+R101+R19 Rn:図1に示す抵抗nの抵抗値(nは整数) Vn:図1に示す抵抗10又はツェナーダイオード11
の両端電圧 VREF:図1に示す抵抗7による基準電圧 I2=(R1011-R9R12)VREF/{R13(R9+R10
(R11+R12)} Rn:図1に示す抵抗nの抵抗値(nは整数) Vn:図1に示す抵抗10又はツェナーダイオード11
の両端電圧 VREF:図1に示す抵抗7による基準電圧
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、定電圧ダイオー
ドと抵抗の直列回路という極めて簡単な回路を追加する
ことにより、定電圧制御と定電流制御の境界付近での発
熱を低くすることができるため、極めて小型で安価な直
流電源を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における直流電源の回路図
【図2】本発明が実現しようとする直流電源の出力電圧
電流特性図
【図3】出力電圧制御を利用した従来例における出力電
圧電流特性図
【図4】出力電流による補償をかけた定電圧制御による
出力電圧電流特性図
【符号の説明】
1 フィルタブロック 2 整流平滑ブロック 3 コンバータブロック 4 出力整流平滑ブロック 5〜8 電流検出用ブリッジ回路の抵抗 9 出力電流検出抵抗 10,13 抵抗 11 ツェナーダイオード 12 制御信号をコンバータブロックに帰還するフォト
カプラ 14,18 誤差増幅器 15,19 増幅器の負帰還用コンデンサ 20〜22 電圧検出用ブリッジ回路の抵抗 23 基準電圧用のツェナーダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力電流を検出する手段と、基準電圧と前
    記出力電流を検出する手段によって得られた信号とを比
    較する誤差増幅手段とを有し、この誤差増幅手段の入力
    に定電圧ダイオードと抵抗とからなる直列回路の一端を
    接続し、この直列回路のもう一方の端子を出力端子に接
    続した直流電源。
JP23280291A 1991-09-12 1991-09-12 直流電源 Pending JPH0573158A (ja)

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