JPH0573043U - パワショベルの配管装置 - Google Patents

パワショベルの配管装置

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JPH0573043U
JPH0573043U JP2171692U JP2171692U JPH0573043U JP H0573043 U JPH0573043 U JP H0573043U JP 2171692 U JP2171692 U JP 2171692U JP 2171692 U JP2171692 U JP 2171692U JP H0573043 U JPH0573043 U JP H0573043U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
arm
cylinder
piping
power shovel
Prior art date
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Pending
Application number
JP2171692U
Other languages
English (en)
Inventor
直 駒宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH0573043U publication Critical patent/JPH0573043U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業中油圧配管が周辺の障害物と干渉するの
を防止する。 【構成】 ブームシリンダ8により起伏自在なブーム1
a、1b、1cと、該ブーム1a、1b、1cの先端に
枢着され、かつアームシリンダ10により回動自在なア
ーム1dよりなるパワショベルの作業機において、上記
ブーム1cとアーム1dの枢着部近傍に、中継手段Aを
設けて、ブーム1cに沿って配設された油圧配管14
を、この中継手段Aを介してアーム側へ配設したもの
で、中継手段Aにより油圧配管14の弛みが少なくでき
ると同時に、方向が規制できるので、油圧配管14が周
辺の障害物と干渉するのを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は作業中に障害物と干渉して配管が損傷されるのを防止したパワショ ベルの配管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来パワショベルは図1に示すようにブームaの先端に、アームシリンダbに よりピンcを中心に回動自在なアームdが設けられていて、このアームdの先端 にバケットシリンダeにより回動されるバケットfが取付けられている。 またバケットシリンダeには高圧ホースよりなる油圧配管gがなされているが 、従来の油圧配管gは、アームdがピンcを中心に回動されても、油圧配管gに 大きな張力が作用しないよう、ピンcを中心に油圧配管gに大きな弛みhを持た せて配設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため作業中に弛んだ油圧配管gが周囲の障害物と干渉し、油圧配管gが損 傷する不具合があった。 この考案は上記不具合を改善するためになされたもので、作業中に配管が周囲 の障害物と干渉するのを防止したパワショベルの配管装置を提供することを目的 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、ブームシリンダにより起伏自在なブー ムと、該ブームの先端に枢着され、かつアームシリンダにより回動自在なアーム よりなるパワショベルの作業機において、上記ブームとアームの枢着部近傍に、 中継手段を設けて、ブームに沿って配設された油圧配管を、この中継手段を介し てアーム側へ配設したものである。
【0005】
【作用】
上記構成によりブームとアーム間の油圧配管の弛みが少なくでき、また弛み方 向が中継手段により規制されるため、作業中油圧配管が周囲の障害物と干渉する のを防止することができる。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例を図2ないし図4に示す図面を参照して詳述する。 図2はパワショベルに装着された作業機の側面図、図3は同作業機を分解した 状態の側面図、図4は図2の矢印Z方向からの矢視図である。 これら図において1は作業機本体で、基端部がパワショベルの上部旋回体2に ピン3により枢着された第1ブーム1aと、第1ブーム1aの先端に縦ピン4に より枢着された第2ブーム1bと、第2ブーム1bの先端に縦ピン5により枢着 された第3ブーム1cと、第3ブーム1cの先端にピン6により枢着されたアー ム1d及びアーム1dの先端に枢着されたバケット7より構成されていて、第1 ブーム1aないし第3ブーム1cはブームシリンダ8によりピン3を中心に上下 方向へ回動自在となっている。
【0007】 また上記第3ブーム1cは、先端と上部に頂部1e、1fを有していて、先端 の頂部1eにアーム1dの上端側がピン6により枢着されていると共に、上部の 頂部にはトラニオン9を介してアームシリンダ10が取付けられている。 上記アームシリンダ10より突出されたピストン杆10aの先端は、ピン11 によりアーム1dの基端部に設けられたアームブラケット1eの上端に枢着され ていて、このアームシリンダ10により先端側がピン6を中心に前後方向へ回動 自在となっていると共に、アーム1dの先端に取付けられたバケット7は、アー ム1dに沿って設けられたバケットシリンダ12によりピン13を中心に回動自 在となっている。
【0008】 一方上記作業機1のアームシリンダ10及びバケットシリンダ12には複数の 高圧ホース14aと鋼管14bよりなる油圧配管14がなされている。 上記油圧配管14の基端部側は高圧ホース14aより形成されていて、一端側 が上部旋回体2側に設けられた複数の作業機操作弁15にそれぞれ接続され、こ れら高圧ホース14aの他端側は第1ブーム1aの背面に配設された鋼管14b の一端に接続されている。 鋼管14bの他端は第1ブーム1aの先端付近に達していて、第2ブーム1b の上面に沿って配設された高圧ホース14aの一端に接続され、この高圧ホース 14aの他端は、一部がU字形に屈曲されてアームシリンダ10に鋼管14bを 介して接続されている。 残りの高圧ホース14aは第3ブーム1c内に引込まれて、第3ブーム1c内 に着脱自在に取付けられた配管ブロック16よりなる中継手段Aに接続されてい る。
【0009】 上記配管ブロック16は図4に示すように、一端側に4個のポート16a、1 6b、16c、16dを有していて、隣接するポート16aと16b及び16c と16d間は通路16e、16fにより互いに連通されており、これらポート1 6aないし16dに高圧ホース14aに取付けられた口金14cがニップル17 を介して螺着されている。 そして配管ブロック16を出た高圧ホース14aは第3ブーム1c内で弛みを 持たせた後、アーム1dのアームブラケット1e内へ引込まれ、アームシリンダ 10に沿って配設された鋼管14bを介してアームシリンダ10に接続されてい る。
【0010】 次に作用を説明すると、作業機本体1により作業すべく図示しない作業機操作 レバーを操作すると、作業機操作弁15より油圧配管14を介してアームシリン ダ10及びバケットシリンダ12へそれぞれ油圧が供給されて、アームシリンダ 10によりピンを中心にアーム1dが前後方向へ回動され、またバケットシリン ダ12によりバケット7が回動されて掘削作業などが行える。
【0011】 また上記アーム1dの回動を許容するため、第3ブーム1cとアーム1d間の 高圧ホース14aには弛みを持たせているが、第3ブーム1c内に配管ブロック 16を設けて、この配管ブロック16を中継してアーム1d側へ配管しているた め、この部分の高圧ホース14aの弛みは少なくてよく、そして配管ブロック1 6により弛みの方向も規制されるため、作業中弛んだ高圧ホース14aが周辺の 障害物と干渉するのを防止することができる。 なお上記実施例では、高圧ホース14aの中継手段Aを配管ブロック16とし たが、図5に示すように、U字形に屈曲した鋼管14dを第3ブーム1cに固定 して中継手段としてもよい。 また上記実施例ではブームを第1ブーム1aから第3ブーム1cに3分割して いるが、一体形のブームを有する作業機にも適用できることは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、ブームとアームの枢着部近傍に中継手段を設 けて、この中継手段を介して油圧配管をブームからアーム側へ配設したことから 、ブームとアーム間の油圧配管の弛みを従来の油圧配管に比べて少なくすること ができると共に、弛みの方向を中継手段により規制することができる。 これによって作業中弛んだ油圧配管が周囲の障害物と干渉して、油圧配管が損 傷されるなどの不具合を解消することができる。 また中継手段を配管ブロックより構成してブーム側より着脱自在とすることに より、配管作業やメンテナンスなどが容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパワショベルの配管装置を示す説明図で
ある。
【図2】この考案の一実施例になるパワショベルの配管
装置を示す側面図である。
【図3】この考案の配管装置を採用したパワショベルの
作業機の分解側面図である。
【図4】図2の矢印Z方向からの矢視図である。
【図5】中継手段の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a 第1ブーム 1b 第2ブーム 1c 第3ブーム 1d アーム 8 ブームシリンダ 10 アームシリンダ 16 配管ブロック A 中継手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームシリンダ8により起伏自在なブー
    ム1a、1b、1cと、該ブーム1a、1b、1cの先
    端に枢着され、かつアームシリンダ10により回動自在
    なアーム1dよりなるパワショベルの作業機において、
    上記ブーム1cとアーム1dの枢着部近傍に、中継手段
    Aを設けて、ブーム1cに沿って配設された油圧配管1
    4を、この中継手段Aを介してアーム側へ配設してなる
    パワショベルの配管装置。
  2. 【請求項2】 中継手段Aを配管ブロック16より構成
    して、ブーム1dに着脱自在に取付けてなる請求項1記
    載の配管装置。
JP2171692U 1992-03-12 1992-03-12 パワショベルの配管装置 Pending JPH0573043U (ja)

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JP2171692U JPH0573043U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 パワショベルの配管装置

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JP2171692U JPH0573043U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 パワショベルの配管装置

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JPH0573043U true JPH0573043U (ja) 1993-10-05

Family

ID=12062802

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JP2171692U Pending JPH0573043U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 パワショベルの配管装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013167107A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 伸縮ロッドおよび深掘掘削機

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