JPH0572848A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH0572848A
JPH0572848A JP3263273A JP26327391A JPH0572848A JP H0572848 A JPH0572848 A JP H0572848A JP 3263273 A JP3263273 A JP 3263273A JP 26327391 A JP26327391 A JP 26327391A JP H0572848 A JPH0572848 A JP H0572848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
fixing device
fixing
roller
switchback roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3263273A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Isobe
卓人 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0572848A publication Critical patent/JPH0572848A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着器と別個にスイッチバック機構を配置す
ることなく、定着後のシートの搬送方向を変更可能とし
てコストダウンを図る。 【構成】 画像転写後のシート17を順送りしながらシ
ート17上の転写画像を定着するとともに、スイッチバ
ックされたそのシート17を逆送りする定着器25を設
ける。その定着器25より後に、定着器25を通過した
シート17の後端を検知する検知センサ27と、それで
シート17の後端を検知後、順送りしていたシート17
の後端を挾んだ状態で逆転するスイッチバックロ−ラ2
8とを順に配置する。一方、その定着器25より前に、
画像転写後のシート17を定着器25へと案内するとと
もに、スイッチバックロ−ラ28でスイッチバックされ
て定着器25で逆送りしたシート17を排紙又は再給紙
の方向に案内する切換部材33を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ・レ
ーザ複写機・レーザファクシミリなど、電子写真方式
(感光体に形成した画像を用紙や封筒などのシートに転
写して記録を行う方式)によってシートに記録を行う電
子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーザプリンタの中に
は、たとえば図2に示すように、スイッチバックロ−ラ
1等で構成したスイッチバック機構Sを定着器2と別個
にその下流に配置したものがある。そして、画像転写後
のシートを定着器2へと送り、該定着器2で順送りしな
がらそこで熱と圧を加えてシート上の転写画像を定着す
るとともに、その定着後のシートを定着後ロ−ラ3や搬
送ロ−ラ4で搬送して後、前記スイッチバックロ−ラ1
で順送りしてそのままトレー5上に排出する一方、必要
に応じ該スイッチバックロ−ラ1でスイッチバックして
別の排紙路6又は再給紙路7へと搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザプリンタでは、定着後のシートの搬送方向を変え
るために、定着器2と別個にスイッチバック機構Sを配
置するので、部品点数が多くなり又シート搬送経路が長
くなってコストアップとなる問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、定着器と別個
にスイッチバック機構を配置することなく、定着後のシ
ートの搬送方向を変更可能としてコストダウンを図るこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施例で示す通り、順
送りしながらシート17上の転写画像を定着するととも
に、スイッチバックされたそのシート17を逆送りする
定着器25と、順送りされてその定着器25を通過した
シート17の後端を検知する検知センサ27と、その検
知センサ27でシート17の後端を検知後、順送りして
いたシート17の後端を挾んだ状態で逆転するスイッチ
バックロ−ラ28と、画像転写後のシート17を前記定
着器25へと案内する一方、前記スイッチバックロ−ラ
28でスイッチバックされて前記定着器25で逆送りし
たシート17を排紙又は再給紙の方向に案内する切換部
材33と、を備えてなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施例で示す通り、請求項1に記載の電子写真装置
において、シート搬送系を一つの正逆回転駆動モータで
駆動し、その駆動モータと、前記定着器25及びスイッ
チバックロ−ラ28を除くシート搬送系との間に、逆回
転伝達を遮断するワンウェイクラッチを設けてなること
を特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施例で示す通り、請求項1に記載の電子写真装置
において、前記定着器25及び前記スイッチバックロ−
ラ28を一つの正逆回転駆動モータで駆動し、それらを
除くシート搬送系を別個の駆動モータで駆動してなるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、請求項1に記載の発明では、定着器2
5で順送りしながらシート17上の転写画像を定着する
とともに、定着後のシート17をスイッチバックロ−ラ
28で順送りする。そして、前記シート17の後端を検
知センサ27で検知する。すると、前記定着器25及び
スイッチバックロ−ラ28を停止し、それら定着器25
及びスイッチバックロ−ラ28を逆転するとともに、前
記切換部材33を切り換える。そして、順送りしていた
シート17をスイッチバックロ−ラ28でスイッチバッ
クして定着器25と一緒に逆送りし、前記切換部材33
で排紙又は再給紙の方向へ案内する。
【0009】請求項2に記載の発明では、定着後、シー
トの搬送方向を変更しないときは、駆動モータを正転駆
動し、すべてのシート搬送系を正回転する。一方、定着
後、シートの搬送方向を変更するときは、駆動モータを
逆転駆動し、クラッチを働かせてシート搬送系のうち、
定着器25及びスイッチバックロ−ラ28だけを逆回転
する。
【0010】請求項3に記載の発明では、定着器25及
びスイッチバックロ−ラ28は一つの駆動モータを正逆
回転駆動し、定着器25及びスイッチバックロ−ラ28
を除くシート搬送系は別個の駆動モータで回転駆動す
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例につき説明する。
【0012】図1は、この発明の一実施例のレーザプリ
ンタにおける内部機構全体の概略構成である。図中符号
10は、装置本体である。
【0013】この装置本体10内には、図示するように
ほぼ中央にベルト状の感光体11を設ける。その感光体
11の周りには、図中矢印で示す駆動方向に順に、帯電
器12、現像器13、転写器14、クリーニング器15
を配置する。前記帯電器12およびクリーニング器15
の下側には、レーザ書込み器16を設け、さらにその下
側には、シート17を収納する給紙カセット18を図中
左右方向に着脱自在に設ける。
【0014】また、給紙カセット18のシート送り出し
側には、給紙ロ−ラ22を設ける。その給紙ロ−ラ22
の近くには、前記シート17を搬送するシート搬送路2
3の始端を設ける。そのシート搬送路23は、装置本体
10の図中右の正面側内部を通り、前記感光体11の上
側を通って図中左の背面側へと延びている。このシート
搬送路23の途中には、前器転写器14を挾んで図中右
にレジストローラ対24を配置し、図中左に定着器25
を配置する。
【0015】前記定着器25には、一対の定着ロ−ラ2
6を設ける。その定着ロ−ラ26は、前記給紙ロ−ラ2
2やレジストローラロ−ラ対24等を駆動すると同じ駆
動モータで駆動する。図示省略したこの駆動モータは、
正逆回転自在である。そして、該駆動モータと、前記定
着器25及び後記するスイッチバックロ−ラ28を除く
前記給紙ロ−ラ22やレジストローラ対24等のシート
搬送系との間に、逆回転伝達を遮断する図示しないワン
ウェイクラッチを設けてなる。
【0016】前記定着器25の図中左には、前記シート
の後端を検知する検知センサ27と、一対のスイッチバ
ックロ−ラ28を順に並べて設ける。そのスイッチバッ
クロ−ラ28は、前記定着ロ−ラ26と図示しないギヤ
又はベルトで連結してなる。前記装置本体10の背面側
には、前記スイッチバックロ−ラ28の下から斜め上向
きに突出して第一スタック部29を設ける。
【0017】また、前器定着器25の手前には、前記シ
ート搬送路23から分岐して反転搬送路32を設ける。
それらシート搬送路23と反転搬送路32との分岐点に
は、前記シート17の搬送方向を切り換える切換部材3
3を設ける。前記スイッチバック路32は、先端を排紙
路34と再給紙路35とに接続してなる。それら排紙路
34と再給紙路35との分岐点には、前記シート17の
搬送方向を切り換える切換部材36を設ける。前記排紙
路34の前端方向には、排紙ロ−ラ対37を設けるとと
もに、前記装置本体10の正面側へ突出して第二スタッ
ク部38を設ける。一方、前記再給紙路35は、前方を
前記シート搬送路23に前記レジストローラ対24の手
前で接続してなる。なお、図中符号39は、シート17
の手差しガイド部である。
【0018】しかして、いまこのレーザプリンタを用い
電子写真方式によってシート17に画像を形成するとき
は、駆動モータを駆動し前記給紙ローラ22を駆動して
給紙カセット18内のシート17を矢印方向に送り出
す。そして、そのシート17をシート搬送路23を通し
てレジストローラ対24間に突き当て、そこでタイミン
グをとりながら感光体11の上側へと搬送する。その感
光体11は、矢示するごとく反時計方向に駆動し、その
際、帯電器12によって表面を一様に帯電し、レーザ書
込み器16からのレーザ光を照射して感光体11上に静
電潜像を形成する。この潜像は、現像器13を通るとき
トナーによって可視像化する。そして、この可視像は、
感光体11の上側に搬送されてきたシート17の下面に
転写器14により転写する。その転写後、定着器25の
定着ローラ26間へシート17を搬送し、該定着ロ−ラ
26の正回転によりシート17を順送りしながらそこで
熱と圧とを加えてシート17上の転写画像を定着する。
そして、定着後、シートの搬送方向を変更しないとき
は、定着器25を出た記録済のシート17を前記スイッ
チバックロ−ラ28でそのまま順送りして第一スタック
部29上にスタックする。
【0019】一方、可視像転写後の前記感光体11は、
前記クリーニング器15でクリーニングする。
【0020】ところで、定着後、シート17の搬送方向
を変更する場合は、定着器25を出た記録済のシート1
7を前記スイッチバックロ−ラ28で順送りして装置本
体10の外方へ大部分が突出する状態まで搬送し、その
シート17の後端を前記検知センサ27で検知する。す
ると、その検知信号により前記定着ロ−ラ26及び前記
スイッチバックロ−ラ28を停止し、駆動モータを逆転
駆動してこれら定着ロ−ラ26及び前記スイッチバック
ロ−ラ28を逆回転するとともに、前記切換部材33を
図示する点線位置へと切り換える。そうして、順送りし
ていた前記シート17をスイッチバックロ−ラ28でス
イッチバックして定着器25と一緒に逆送りする。そし
て、前記シート17を再び装置本体10内へ送り込み、
前記切換部材33で案内して前記反転搬送路32へ送り
込む。
【0021】そうして、図示する搬送ロ−ラで搬送する
とともに実線位置の切換部材36により排紙路34へ案
内し、排紙ロ−ラ対37で排紙して前記第二スタック部
38上にスタックする。
【0022】一方、シート17の両面に記録を行うとき
は、点線位置の切換部材36でシート17を再給紙路3
5へ案内し、図示する搬送ロ−ラで搬送して再び装置本
体10内に給紙する。そして、前記駆動モータを逆転駆
動から正転駆動へと変換することにより、すべてのシー
ト搬送系を正回転駆動し、上述した電子写真方式によっ
てシート17の裏面に記録を行う。
【0023】なお、上述した図示実施例では、前記定着
器25及び前記スイッチバックロ−ラ28を他のシート
搬送系と一緒に一つの正逆回転駆動モータで駆動する構
成とした。しかし、前記定着器25及び前記スイッチバ
ックロ−ラ28を、それら定着器25及び前記スイッチ
バックロ−ラ28を除くシート搬送系を駆動する駆動モ
ータと別個の駆動モータで駆動する構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、定着後
のシートの搬送方向を変更するとき、スイッチバックロ
−ラでスイッチバックするとともに、定着器を逆回転し
て定着後のシートを逆送りするので、定着器と別個にス
イッチバック機構を配置することなく定着後のシートの
搬送方向を変更することができ、よって、部品点数を削
減してコストダウンを図ることができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、定着後の
シートの搬送方向を変更するとき、駆動モータを逆転駆
動すると、シート搬送系のうち、定着器及びスイッチバ
ックロ−ラだけが逆回転するので、専用の駆動モータが
不用となり、部品点数を削減してコストダウンを図るこ
とができる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、定着器及
びスイッチバックロ−ラを除くシート搬送系を別個の駆
動モータで回転駆動するので、逆回転伝達を遮断するワ
ンウェイクラッチが不用となり、部品点数を削減してコ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーザプリンタの内
部機構全体の概略構成図である。
【図2】従来のレーザプリンタにおける内部機構全体の
概略構成図である。
【符号の説明】
17 シート 25 定着器 28 スイッチバックロ−ラ 33 切換部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順送りしながらシート上の転写画像を定
    着するとともに、スイッチバックされたそのシートを逆
    送りする定着器と、 順送りされてその定着器を通過したシートの後端を検知
    する検知センサと、 その検知センサでシートの後端を検知後、順送りしてい
    たシートの後端を挾んだ状態で逆転するスイッチバック
    ロ−ラと、 画像転写後のシートを前記定着器へと案内する一方、前
    記スイッチバックロ−ラでスイッチバックされて前記定
    着器で逆送りしたシートを排紙又は再給紙の方向に案内
    する切換部材と、 を備えてなる、電子写真装置。
  2. 【請求項2】 シート搬送系を一つの正逆回転駆動モー
    タで駆動し、その駆動モータと、前記定着器及び前記ス
    イッチバックロ−ラを除くシート搬送系との間に、逆回
    転伝達を遮断するワンウェイクラッチを設けてなる、請
    求項1に記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記定着器及び前記スイッチバックロ−
    ラを一つの正逆回転駆動モータで駆動し、それらを除く
    シート搬送系を別個の駆動モータで駆動してなる、請求
    項1に記載の電子写真装置。
JP3263273A 1991-09-13 1991-09-13 電子写真装置 Pending JPH0572848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263273A JPH0572848A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 電子写真装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263273A JPH0572848A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 電子写真装置

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Publication Number Publication Date
JPH0572848A true JPH0572848A (ja) 1993-03-26

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ID=17387173

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JP3263273A Pending JPH0572848A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 電子写真装置

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JP (1) JPH0572848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351159A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

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