JPH0572798U - チップ状回路部品収納容器の補給容器 - Google Patents

チップ状回路部品収納容器の補給容器

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JPH0572798U
JPH0572798U JP020868U JP2086892U JPH0572798U JP H0572798 U JPH0572798 U JP H0572798U JP 020868 U JP020868 U JP 020868U JP 2086892 U JP2086892 U JP 2086892U JP H0572798 U JPH0572798 U JP H0572798U
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JP
Japan
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container
circuit component
chip
storage container
component storage
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JP020868U
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English (en)
Inventor
浩一 野原
富士雄 関
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チップ状回路部品を安全に保護収納し、簡単
な操作でかつ部品をこぼすことなく回路部品収納容器に
補給可能とする。 【構成】 補給容器50をその端面壁53側から回路部
品収納容器10の挿入口17の中に挿入すると、引掛片
55が回路部品収納容器の挿入口17の縁に引き掛かる
ため、カバーフィルム60が剥される。そのため、回路
部品収納容器10の奥側を挿入口17よりやや幅を広く
しておくことによって、補給容器50に収容されている
チップ状回路部品が回路部品収納容器10の中に落下
し、補給される。また、補給容器50の側面外形幅を回
路部品収納容器10の挿入口の対応する内側幅寸法とほ
ぼ等しくしているため、補給中に補給容器と回路部品収
納容器との間から回路部品収納容器の挿入口からチップ
状回路部品がこぼれない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チップ状回路部品を収納した容器へ回路部品を補給する補給容器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回路基板へチップ状回路部品を自動的に装着するためのマウンターの収 納容器は、例えば図6に示すように、縦長の立方形状のケース1の中にチップ状 回路部品をバルク状に収納するものである。この収納容器にチップ状回路部品を 補給する容器の形態としては、一般に、チップ状回路部品を袋詰めしたものや、 カセットケース等に詰めたものから補給することが行われている。前者の袋詰め の場合は、この袋の一端を開封してその中のチップ状回路部品を収納容器に供給 する。この袋は静電気による回路部品の絶縁破壊等を防止するため、例えば導電 性のプラスチックフィルムを用いた袋が一般に使用されている。
【0003】 また、後者のカセットケースに詰めたものは、カセットケースごとマウンター の収納容器を取り替える形式のもので、内部にチップ状回路部品を収納したカー トリッジを用いるものが多く採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者の回路部品の補給手段では、袋が比較的安価で低コストで利用で きるものの、外部からの圧力に弱く、外から圧力が加わった場合に、内部の回路 部品が損傷しやすいという問題点がある。また、実際に袋から回路部品をマウン ターの収納容器に補給するときに、誤って部品を外部にこぼしたりする等の不具 合があった。 一方、後者の回路部品の補給手段では、外部からの圧力に対しては強く、回路 部品の保護性においては優れているものの、カセットケースのコストが高いとい う問題点がある。
【0005】 そこで、本考案は、前記の従来技術に鑑み、チップ状回路部品が損傷を受け難 く、かつ、収納容器にチップ品を補給する際に、チップ状回路部品を外部にこぼ すことなく、簡単にチップ状回路部品を回路部品収納容器に補給することができ る補給容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本考案では、バルク状にチップ状回路部品を収納 する回路部品収納容器にチップ状回路部品を供給するための補給容器であって、 チップ状回路部品を収納する六面体の容器本体の側面外形幅を回路部品収納容器 の挿入口の対応する内側幅寸法とほぼ等しくすると共に、容器本体の一つの側面 を開口面とすると共に、該開口面を剥離可能なカバーフィルムで覆い、該カバー フィルムの端部を、容器本体より突出した引掛片に連結したことを特徴とするチ ップ状回路部品収納容器の補給容器を提供する。
【0007】
【作用】
前記本考案によるチップ状回路部品収納容器の補給容器では、前記補給容器を その端面側から回路部品収納容器の挿入口に挿入することにより、前記容器本体 の開口部を覆ったカバーフィルムの先端に設けた引掛片が回路部品収納容器の挿 入口の縁に引き掛かるため、容器本体を回路部品収納容器の奥に挿入するに従っ て、カバーフィルムが剥され、開口面が開口される。そのため、前記回路部品収 納容器の奥側を挿入口よりやや幅を広くしておくことによって、容器本体に収容 されているチップ状回路部品は、前記容器本体のカバーフィルムが剥された開口 部から回路部品収納容器の中に落下し、補給される。また、六面体の容器本体の 側面外形幅を回路部品収納容器の挿入口の対応する内側幅寸法とほぼ等しくして いるため、補給中に補給容器と回路部品収納容器との間から回路部品収納容器の 挿入口からチップ状回路部品がこぼれてしまうことがない。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1にチップ状回路部品収納容器(以下、単に「収納容器」と称する)10と 、この収納容器にチップ状回路部品を補給するための補給容器とが示されている 。収納容器10は、図には示していない回路基板へチップ状回路部品を自動的に 装着するためのマウンター上に搭載されるものである。また、この収納容器10 は、外形が縦長の立方形状となっており、例えば透明な硬質の樹脂を所定の形状 に成形したものである。この収納容器10の底面には、漏斗状の勾配面11が形 成され、さらに、その中央部からは部品排出パイプ12が上下にスライド自在に 突出して設けられている。
【0009】 この部品排出パイプ12の上端は斜めに開口しており、収納容器10はこの部 品排出パイプ12に対して相対的に上下運動を行う。この部品排出パイプ12に 対する収納容器10の相対的な上下往復運動に伴い、部品排出パイプ12の上端 が収納容器10の底面から上がったところで内部にバルク状に収容されているチ ップ状回路部品aが崩され、部品排出パイプ12の上端が下がったところでその 開口部からチップ状回路部品aが一つずつ部品排出パイプ12の中に入る。この 様にして、部品排出パイプ12の中に入ったチップ状回路部品aは、一列に並ん で下方へ、順次送られる。
【0010】 前記収納容器10は、外形略縦長の六面体容器となっており、をの上面が挿入 口17として図1で示すように開口することができるようになっており、ここか ら、後に説明する補給容器を挿入し、チップ状回路部品を補給する。この収納容 器10の4つの縦壁面は、それぞれ2組が平行に対向しており、これら縦壁面の 1つの壁面14の略中央部の内面側に断面形状が略台形状の凹部16が形成され ている。従って、この凹部16が形成された部分の収納容器10の縦壁面の間隔 は、前挿入口17の対向する辺の間隔より広くなっている。
【0011】 図1に前記収納容器10にチップ状回路部品を補給するための補給容器を示す 。この補給容器の容器本体50は、前記収納容器10の複数の縦壁面で形成され る部品収容空間の内面に沿って挿入可能なように、挿入口17の内側寸法とほぼ 等しい外形平面寸法を有した側面台形状の容器である。 すなわち、この補給容器50の詳細が、図2及び図3に示されている。図2の (a)及び(b)に示すように、容器本体50は六面体容器であり、図の符号5 1、51、52は側面壁を、符号53は側面壁52に対して傾斜した端面壁を、 符号54は側面壁51、51、52に対して直交する端面壁を各々示している。 また、側面壁52と対向する図において上側にある側面は開口部となっている。 また、符号55は、前記容器本体50の端面壁53を延長してそこから僅かに側 方に突出して形成された引掛片であり、符号56は、引掛片55と容器本体50 との間に形成された切断用のV溝である。
【0013】 この容器本体50は、例えば硬質プラスチック等より真空成形法やその他の成 形法にて作成することが出来、これにより外部からの圧力に対して強く、中に収 容された回路部品の保護性に優れたものとする。また、導電性プラスッチクスで 成型すると、容器内部に収納したチップ状回路部品aが静電気で絶縁破壊された り、塵が付着するのを防止できる。
【0014】 この様な容器本体50に、前記開口部より所定の量のチップ状回路部品aを収 納し、さらに図3に示すように、その開口部52’をカバーフィルム60で覆い 、このカバーフィルム60の端縁を前記の引掛片55に接着する。このカバーフ ィルム60は、前記収納容器50の上面に熱圧着または接着剤等で止められるが 、この接着力は収容したチップ状回路部品aの重力がかかった程度では剥がれな いが、人が引掛片55を摘んで手で引っ張った場合に引き剥すことが出来る程度 とする。また、このカバーフィルム60は、フィルム状の軟質の導電性プラスチ ックを用いることにより、前記と同様に、摩擦静電気による悪影響を取り除くこ とが出来る。
【0015】 次に、図4により、前記の容器本体50により収納容器10内にチップ状回路 部品を補給する動作を説明する。 先ず、図4の(a)に示すように、チップ状回路部品が収容された補給容器を 用意し、その一方の引掛片55をV溝56で折り曲げて切断し、チップ状回路部 品を補給すべき収納容器10の挿入口17からその中に傾斜した端面壁53を先 頭にして容器本体50を挿入する。図4の(b)に示すように、収納容器10の 挿入口17から挿入された容器本体50は、収納容器10の収納空間を形成する 一対の壁面14、15の内壁面に沿って下方に移動するが、容器本体50から突 出した引掛片55が収納容器10の挿入口17の縁に掛かり、引掛片55は挿入 口17から収納容器10の内部に挿入されない。従って、前記収納容器10を収 納容器10の内部に挿入していくに従って、カバーフィルム60が容器本体50 から次第に引き剥され、その開口部が開いていく。
【0016】 さらに容器本体50を下方に押し下げることで、図4の(c)に示すように、 その先端部が前記収納容器10の途中に形成された凹部16にまで達すると、容 器本体50内部に収納されていたチップ状回路部品が落下し、収納容器10に供 給される。すなわち、図5に示すように、容器本体50に収納されたチップ状回 路部品aは、その自重により端面壁53に沿って滑り落ち、カバーフィルム60 が剥された開口部から収納容器10の底部に向かって落下し、補給される。 なお、前記の実施例では、特に、容器本体50の形状について、少なくともそ の前方壁面53を傾斜させた側面台形形状のものとして説明したが、本考案はこ の構造のみに限られず、例えばこの前方壁面53を直立させて側面長方形状にす ることも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の補給容器によれば、収納したチッ プ状回路部品を外部圧力から確実に保護することが出来ると共に、この補給容器 を用いて本考案のチップ状回路部品収納容器に補給することにより、チップ状回 路部品を収納容器の外にこぼれ落とすこともなく、簡単な補給操作により確実な 補給作業ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるチップ状回路部品収納
容器及びその補給容器の全体を示す斜視図である。
【図2】前記本考案の補給容器の構造を示す上面図及び
側面断面図である。
【図3】前記補給容器の内部にチップ状回路部品を収納
した状態を示す側面断面図である。
【図4】前記補給容器からチップ状回路部品収納容器に
チップ状回路部品を補給する動作を説明するための動作
説明図である。
【図5】前記補給容器からチップ状回路部品収納容器へ
のチップ状回路部品補給動作を説明するための一部拡大
断面図である。
【図6】従来技術のチップ状回路部品収納容器の一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 回路部品収納容器 14、15 壁面 16 凹部 50 補給容器の容器本体 51 側面壁 52 側面壁 53 端面壁 55 引掛片 56 V溝 60 カバーフィルム a チップ状回路部品

Claims (2)

    【整理番号】 0030936−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルク状にチップ状回路部品を収納する
    回路部品収納容器にチップ状回路部品を供給するための
    補給容器であって、チップ状回路部品を収納する六面体
    の容器本体の側面外形幅を回路部品収納容器の挿入口の
    対応する内側幅寸法とほぼ等しくすると共に、容器本体
    の一つの側面を開口面とすると共に、該開口面を剥離可
    能なカバーフィルムで覆い、該カバーフィルムの端部
    を、容器本体より突出した引掛片に連結したことを特徴
    とするチップ状回路部品収納容器の補給容器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、前記立方体を形
    成する6面の中の前記開口面に隣接する端面の少なくと
    も1方を傾斜していることを特徴とするチップ状回路部
    品収納容器の補給容器。
JP020868U 1992-03-07 1992-03-07 チップ状回路部品収納容器の補給容器 Pending JPH0572798U (ja)

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JPH0572798U true JPH0572798U (ja) 1993-10-05

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JP020868U Pending JPH0572798U (ja) 1992-03-07 1992-03-07 チップ状回路部品収納容器の補給容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267297A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Taiyo Yuden Co Ltd バルクフィーダ用の部品収納ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267297A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Taiyo Yuden Co Ltd バルクフィーダ用の部品収納ケース

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