JPH0572643A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0572643A JPH0572643A JP23346091A JP23346091A JPH0572643A JP H0572643 A JPH0572643 A JP H0572643A JP 23346091 A JP23346091 A JP 23346091A JP 23346091 A JP23346091 A JP 23346091A JP H0572643 A JPH0572643 A JP H0572643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- sla
- contact glass
- plate
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】いわゆる原稿台移動型で、SLA4を有する複
写機において、SLA取付部材1a,1bの上端部をケ
ーシング6上面から突出させ、コンタクトガラス3の前
後端部3a,3bを摺動自在に支持する。ケーシング6
上面の後部6bに、アキュライド23と一体に取付けら
れたコンタクトガラス取付板2を配置し、コンタクトガ
ラス3の後端部3bと連結する。コンタクトガラス取付
板2は、コンタクトガラス3を上下動自在に連結するヒ
ンジ部21を備える。 【効果】SLAとコンタクトガラスとの間隔の精度を容
易に調整できる。よって、正確にSLAの焦点合わせが
できる。
写機において、SLA取付部材1a,1bの上端部をケ
ーシング6上面から突出させ、コンタクトガラス3の前
後端部3a,3bを摺動自在に支持する。ケーシング6
上面の後部6bに、アキュライド23と一体に取付けら
れたコンタクトガラス取付板2を配置し、コンタクトガ
ラス3の後端部3bと連結する。コンタクトガラス取付
板2は、コンタクトガラス3を上下動自在に連結するヒ
ンジ部21を備える。 【効果】SLAとコンタクトガラスとの間隔の精度を容
易に調整できる。よって、正確にSLAの焦点合わせが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆる原稿台移動
型の画像形成装置に関する。
型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、いわゆる電子写真
法を用いた複写機は、透明なコンタクト板を通して原稿
を照明するとともに、当該原稿からの反射光を、レンズ
部材によって感光体に導くことにより感光体に静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナー像に顕像化した後、用
紙に転写するようにされている。
法を用いた複写機は、透明なコンタクト板を通して原稿
を照明するとともに、当該原稿からの反射光を、レンズ
部材によって感光体に導くことにより感光体に静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナー像に顕像化した後、用
紙に転写するようにされている。
【0003】上記複写機には、原稿を装置本体のケーシ
ング上面に配置された原稿台に載置して、この原稿台が
原稿とともにケーシング上面に沿って往復移動する原稿
台移動型の複写機がある。図3は、従来の原稿台移動型
の複写機における、この発明に関する部分を示す断面図
である。この複写機は、図示していないが、装置本体の
ケーシング60内に、原稿5を照明するための光源、原
稿5からの反射光によって静電潜像が形成される感光体
ドラム、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナー像
に顕像化する現像部、トナー像を用紙に転写する作像部
および用紙に転写されたトナー像を定着する定着部等が
内蔵されている。
ング上面に配置された原稿台に載置して、この原稿台が
原稿とともにケーシング上面に沿って往復移動する原稿
台移動型の複写機がある。図3は、従来の原稿台移動型
の複写機における、この発明に関する部分を示す断面図
である。この複写機は、図示していないが、装置本体の
ケーシング60内に、原稿5を照明するための光源、原
稿5からの反射光によって静電潜像が形成される感光体
ドラム、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナー像
に顕像化する現像部、トナー像を用紙に転写する作像部
および用紙に転写されたトナー像を定着する定着部等が
内蔵されている。
【0004】また、装置本体のケーシング60上面に
は、コンタクトガラス30、コンタクトガラス30を往
復移動可能に保持するアキュライド(商品名)230お
よびアキュライド230とコンタクトガラス30の後部
30bとを連結するコンタクトガラス取付板20が配置
されている。コンタクトガラス30の前部30a下面
は、ケーシング60上面に形成された突起9およびスベ
リ部材130aを介して支持されている。また、このコ
ンタクトガラス30の前部3aは、上記突起9からコン
タクトガラス3が脱落しないように、止定部材70によ
って止定されている。
は、コンタクトガラス30、コンタクトガラス30を往
復移動可能に保持するアキュライド(商品名)230お
よびアキュライド230とコンタクトガラス30の後部
30bとを連結するコンタクトガラス取付板20が配置
されている。コンタクトガラス30の前部30a下面
は、ケーシング60上面に形成された突起9およびスベ
リ部材130aを介して支持されている。また、このコ
ンタクトガラス30の前部3aは、上記突起9からコン
タクトガラス3が脱落しないように、止定部材70によ
って止定されている。
【0005】一方、ケーシング60下面の中央部には、
紙面の幅方向である主走査方向に長いセルフォックレン
ズアレイ(商品名、以下「SLA」という)40が備え
られている。SLA40は、その前後端部40a,40
bが、それぞれSLA取付材8a,8bによって保持さ
れている。
紙面の幅方向である主走査方向に長いセルフォックレン
ズアレイ(商品名、以下「SLA」という)40が備え
られている。SLA40は、その前後端部40a,40
bが、それぞれSLA取付材8a,8bによって保持さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
原稿台移動型の複写機においては、以下の問題点があっ
た。一般に、SLA40とコンタクトガラス30との間
隔は、予め定められた間隔に正しく調整しなければなら
ない。そうしなければ、SLA40の焦点が合わなくな
るからである。
原稿台移動型の複写機においては、以下の問題点があっ
た。一般に、SLA40とコンタクトガラス30との間
隔は、予め定められた間隔に正しく調整しなければなら
ない。そうしなければ、SLA40の焦点が合わなくな
るからである。
【0007】ところで、従来例では、SLA40とコン
タクトガラス30との間隔を決定する部材として、前側
Xは、SLA取付材8a、突起9およびスベリ部材13
0aがあり、後側Yは、SLA取付材8b、ケーシング
60、アキュライド230およびコンタクトガラス取付
板20がある。このため、SLA40とコンタクトガ
ラス30との間隔を決定するのに関与する部材が多いの
で、SLA40とコンタクトガラス30と間隔調整の精
度が出難かった。SLA40とコンタクトガラス30
との前側Xと後側Yとで関与している部材の数が違うの
で、SLA40とコンタクトガラス30との間隔の前側
Xと後側Yとを合わせ難かった。したがって、SLA4
0の焦点合わせが困難であった。
タクトガラス30との間隔を決定する部材として、前側
Xは、SLA取付材8a、突起9およびスベリ部材13
0aがあり、後側Yは、SLA取付材8b、ケーシング
60、アキュライド230およびコンタクトガラス取付
板20がある。このため、SLA40とコンタクトガ
ラス30との間隔を決定するのに関与する部材が多いの
で、SLA40とコンタクトガラス30と間隔調整の精
度が出難かった。SLA40とコンタクトガラス30
との前側Xと後側Yとで関与している部材の数が違うの
で、SLA40とコンタクトガラス30との間隔の前側
Xと後側Yとを合わせ難かった。したがって、SLA4
0の焦点合わせが困難であった。
【0008】そこで、この発明の目的は、レンズ部材と
コンタクト板との間隔を容易に精度良く調整できるとと
もに、レンズ部材とコンタクト板との間隔の前側と後側
とを等しく正確に決定することができ、レンズ部材の焦
点合わせが正確にできる画像形成装置を提供することで
ある。
コンタクト板との間隔を容易に精度良く調整できるとと
もに、レンズ部材とコンタクト板との間隔の前側と後側
とを等しく正確に決定することができ、レンズ部材の焦
点合わせが正確にできる画像形成装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るための、この発明の画像形成装置の構成は、装置本体
のケーシング上面に原稿を載置して往復移動する透明な
コンタクト板を備え、ケーシング下面には、ケーシング
に形成されたスリット窓を介して与えられる原稿の反射
光を導くためのレンズ部材が備えられた画像形成装置に
おいて、ケーシング上面に固定されたスライド軸受と、
このスライド軸受とコンタクト板の一辺とを、コンタク
ト板の板面が上下に偏位自在な状態で連結する連結手段
と、ケーシング上面から突出し、コンタクト板の往復移
動方向に延び、コンタクト板の下面に当接してコンタク
ト板を支持する一対の支持部材と、この支持部材と一体
化されており、ケーシング下面に備えられたレンズ部材
の両端を保持するものであって、コンタクト板に対して
レンズ部材が所定の間隔になるように規制するレンズ部
材取付手段とを備えたことを特徴とするものである。
るための、この発明の画像形成装置の構成は、装置本体
のケーシング上面に原稿を載置して往復移動する透明な
コンタクト板を備え、ケーシング下面には、ケーシング
に形成されたスリット窓を介して与えられる原稿の反射
光を導くためのレンズ部材が備えられた画像形成装置に
おいて、ケーシング上面に固定されたスライド軸受と、
このスライド軸受とコンタクト板の一辺とを、コンタク
ト板の板面が上下に偏位自在な状態で連結する連結手段
と、ケーシング上面から突出し、コンタクト板の往復移
動方向に延び、コンタクト板の下面に当接してコンタク
ト板を支持する一対の支持部材と、この支持部材と一体
化されており、ケーシング下面に備えられたレンズ部材
の両端を保持するものであって、コンタクト板に対して
レンズ部材が所定の間隔になるように規制するレンズ部
材取付手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構成の画像形成装置によれば、ケーシング
上面に固定されたスライド軸受と、コンタクト板の一辺
とは、コンタクト板の板面が上下に偏位自在な連結手段
で連結されているので、コンタクト板とケーシングとの
間の距離は、スライド軸受に関係なく、一対の支持部材
の突出量によって定まる。
上面に固定されたスライド軸受と、コンタクト板の一辺
とは、コンタクト板の板面が上下に偏位自在な連結手段
で連結されているので、コンタクト板とケーシングとの
間の距離は、スライド軸受に関係なく、一対の支持部材
の突出量によって定まる。
【0011】また、ケーシング上面から突出してコンタ
クト板を支持する一対の支持部材と、ケーシング下面に
備えられたレンズ部材の両端を保持するレンズ部材取付
手段とが一体化されているので、コンタクト板とレンズ
部材との間隔を、レンズ部材の前後で異なることのない
よう、所定の間隔に容易に規制することができる。
クト板を支持する一対の支持部材と、ケーシング下面に
備えられたレンズ部材の両端を保持するレンズ部材取付
手段とが一体化されているので、コンタクト板とレンズ
部材との間隔を、レンズ部材の前後で異なることのない
よう、所定の間隔に容易に規制することができる。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
例を示す画像形成装置としての小型の原稿台移動型複写
機の斜視図である。同図を参照して、この実施例の複写
機の構成を説明する。
照しながら詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
例を示す画像形成装置としての小型の原稿台移動型複写
機の斜視図である。同図を参照して、この実施例の複写
機の構成を説明する。
【0013】上記複写機は、透明なコンタクトガラス3
を通して原稿5を照明するとともに、当該原稿5からの
反射光を、レンズ部材としてのセルフォックレンズアレ
イ4(商品名、以下「SLA」という)によって感光体
ドラムに導くことにより、感光体ドラムに静電潜像を形
成し、この静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に
転写するというものである。
を通して原稿5を照明するとともに、当該原稿5からの
反射光を、レンズ部材としてのセルフォックレンズアレ
イ4(商品名、以下「SLA」という)によって感光体
ドラムに導くことにより、感光体ドラムに静電潜像を形
成し、この静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に
転写するというものである。
【0014】複写機は、上下2つに分割できるケーシン
グ6を有する略直方体形状の装置本体と、この装置本体
のケーシング6上面に配置され、ケーシング6上面に沿
って副走査方向に往復移動可能な原稿台とを備えてい
る。また、ケーシング6上面の中央には、主走査方向に
細長い長方形形状のスリット窓61が形成されている。
なお、装置本体のケーシング6内には、原稿を照明走査
したときの原稿からの反射光を感光体ドラムに導くため
のSLA4、図示していないが、感光体ドラムに形成さ
れた静電潜像をトナー像に顕像化する現像部、トナー像
を用紙に転写する転写部、および用紙に転写されたトナ
ー像を定着する定着部等が内蔵されている。
グ6を有する略直方体形状の装置本体と、この装置本体
のケーシング6上面に配置され、ケーシング6上面に沿
って副走査方向に往復移動可能な原稿台とを備えてい
る。また、ケーシング6上面の中央には、主走査方向に
細長い長方形形状のスリット窓61が形成されている。
なお、装置本体のケーシング6内には、原稿を照明走査
したときの原稿からの反射光を感光体ドラムに導くため
のSLA4、図示していないが、感光体ドラムに形成さ
れた静電潜像をトナー像に顕像化する現像部、トナー像
を用紙に転写する転写部、および用紙に転写されたトナ
ー像を定着する定着部等が内蔵されている。
【0015】原稿台は、原稿5を直接載置する透明なコ
ンタクトガラス3と、原稿5を押さえるために略90°
回動自在に取り付けられた押さえ板31とを備えてい
る。図1は、図2の複写機におけるこの発明に関する部
分を示すZ−Z断面図である。同図を参照して、コンタ
クトガラス3は、ケーシング6上面を略覆うように配置
されている。ケーシング6上面の前後部6a,6bに
は、コンタクトガラス3の往復移動方向に延びる一対の
支持部材11a,11bがケーシング6上面から突出さ
れている。コンタクトガラス3は、前後端部3a,3b
が、これらの支持部材11a,11bによって、支持さ
れている。なお、支持部材11a、11bの上面には、
コンタクトガラス3のすべりを良くするために、スベリ
部材13a,13bが貼付されている。スベリ部材13
a,13bは、コンタクトガラス3側に貼付されていて
もよい。また、支持部材11a,11bが、摩擦係数の
低い樹脂等で形成されていれば、スベリ部材13a,1
3bは、省略することもできる。
ンタクトガラス3と、原稿5を押さえるために略90°
回動自在に取り付けられた押さえ板31とを備えてい
る。図1は、図2の複写機におけるこの発明に関する部
分を示すZ−Z断面図である。同図を参照して、コンタ
クトガラス3は、ケーシング6上面を略覆うように配置
されている。ケーシング6上面の前後部6a,6bに
は、コンタクトガラス3の往復移動方向に延びる一対の
支持部材11a,11bがケーシング6上面から突出さ
れている。コンタクトガラス3は、前後端部3a,3b
が、これらの支持部材11a,11bによって、支持さ
れている。なお、支持部材11a、11bの上面には、
コンタクトガラス3のすべりを良くするために、スベリ
部材13a,13bが貼付されている。スベリ部材13
a,13bは、コンタクトガラス3側に貼付されていて
もよい。また、支持部材11a,11bが、摩擦係数の
低い樹脂等で形成されていれば、スベリ部材13a,1
3bは、省略することもできる。
【0016】また、ケーシング6下面には、ケーシング
6中央に形成されたスリット窓61の下方に位置するよ
うに、SLA4が配置されている。SLA4は、コンタ
クトガラス3に対してSLA4が所定の間隔になるよう
に、上記支持部材11a,11bと一体化されたSLA
取付部材1a,1bによって、その両端4a,4bが保
持されている。これらSLA取付部材1a,1bは、ケ
ーシング6下面に、それぞれビス12a,12bによっ
て固定されている。
6中央に形成されたスリット窓61の下方に位置するよ
うに、SLA4が配置されている。SLA4は、コンタ
クトガラス3に対してSLA4が所定の間隔になるよう
に、上記支持部材11a,11bと一体化されたSLA
取付部材1a,1bによって、その両端4a,4bが保
持されている。これらSLA取付部材1a,1bは、ケ
ーシング6下面に、それぞれビス12a,12bによっ
て固定されている。
【0017】ケーシング6上面の後部6bにスライド軸
受としてのアキュライド(商品名)23が固定されてい
る。このアキュライド23とコンタクトガラス3の後部
3bの上面とは、コンタクトガラス取付板2によって連
結されている。コンタクトガラス取付板2は、コンタク
トガラス3の板面がアキュライド23に対して上下に偏
位自在な状態になるように、ヒンジ部21を備えてい
る。このヒンジ部21は、コンタクトガラス取付板2
を、アキュライド23側とコンタクトガラス3側とに二
分する中間に位置されており、その構造は、板部材24
に対してアキュライド23、コンタクトガラス3各側
に、コンタクトガラス取付板2とピン22,22で連結
されているものである。一方、コンタクトガラス3の前
側3aの端部は、コンタクトガラス3が支持部材11a
から脱落しないように、止定部材7によって止定されて
いる。
受としてのアキュライド(商品名)23が固定されてい
る。このアキュライド23とコンタクトガラス3の後部
3bの上面とは、コンタクトガラス取付板2によって連
結されている。コンタクトガラス取付板2は、コンタク
トガラス3の板面がアキュライド23に対して上下に偏
位自在な状態になるように、ヒンジ部21を備えてい
る。このヒンジ部21は、コンタクトガラス取付板2
を、アキュライド23側とコンタクトガラス3側とに二
分する中間に位置されており、その構造は、板部材24
に対してアキュライド23、コンタクトガラス3各側
に、コンタクトガラス取付板2とピン22,22で連結
されているものである。一方、コンタクトガラス3の前
側3aの端部は、コンタクトガラス3が支持部材11a
から脱落しないように、止定部材7によって止定されて
いる。
【0018】この実施例の複写機を用いて複写するに
は、従来のものと同様に複写することができ、押さえ板
31を後方に開いて原稿5をコンタクトガラス3上に載
置した後押さえ板31を閉じて、複写を開始する。する
と、当該押さえ板31とともにコンタクトガラス3が副
走査方向に移動を開始し、コンタクトガラス3を通して
照明される原稿5からの反射光は、SLA4を介して感
光体ドラムに導かれる。そして、感光体ドラムに原稿5
の静電潜像は形成され、この静電潜像をトナー像に顕像
化され、用紙に転写される。
は、従来のものと同様に複写することができ、押さえ板
31を後方に開いて原稿5をコンタクトガラス3上に載
置した後押さえ板31を閉じて、複写を開始する。する
と、当該押さえ板31とともにコンタクトガラス3が副
走査方向に移動を開始し、コンタクトガラス3を通して
照明される原稿5からの反射光は、SLA4を介して感
光体ドラムに導かれる。そして、感光体ドラムに原稿5
の静電潜像は形成され、この静電潜像をトナー像に顕像
化され、用紙に転写される。
【0019】この実施例の複写機によれば、以下の作用
効果を奏することができる。ケーシング6上面に固定さ
れたアキュライド23と、アキュライド23とコンタク
トガラス3の後部3bとは、コンタクトガラス3の板面
がアキュライド23に対して上下に偏位自在に、コンタ
クトガラス取付板2で連結されているので、アキュライ
ド23とケーシング6上面との間の距離に関係なく、コ
ンタクトガラス3とケーシング6上面との距離は、一対
の支持部材11a,11bの突出高さによって一義的に
決まる。
効果を奏することができる。ケーシング6上面に固定さ
れたアキュライド23と、アキュライド23とコンタク
トガラス3の後部3bとは、コンタクトガラス3の板面
がアキュライド23に対して上下に偏位自在に、コンタ
クトガラス取付板2で連結されているので、アキュライ
ド23とケーシング6上面との間の距離に関係なく、コ
ンタクトガラス3とケーシング6上面との距離は、一対
の支持部材11a,11bの突出高さによって一義的に
決まる。
【0020】また、一対の支持部材11a,11bと、
ケーシング6下面に備えられたSLA4の両端4a,4
bを保持するSLA取付部材1a,1bとが一体化され
ているので、支持部材11a,11bの上端、つまり、
コンタクトガラス3の下面からSLA4までの間隔が所
定の間隔になるように、かつ、SLA4の前後4a,4
bで、その間隔が異なることのないように、SLA4を
容易に取付けることができる。したがって、SLA4と
コンタクトガラス3との間隔の精度を容易に調整できる
とともに、SLA4とコンタクトガラス3との間隔の前
側Aと後側Bとを等しく正確に決定することができるの
で、コンタクトガラス3に載置された原稿5の前後の焦
点が、正確にSLA4に合うことができる。
ケーシング6下面に備えられたSLA4の両端4a,4
bを保持するSLA取付部材1a,1bとが一体化され
ているので、支持部材11a,11bの上端、つまり、
コンタクトガラス3の下面からSLA4までの間隔が所
定の間隔になるように、かつ、SLA4の前後4a,4
bで、その間隔が異なることのないように、SLA4を
容易に取付けることができる。したがって、SLA4と
コンタクトガラス3との間隔の精度を容易に調整できる
とともに、SLA4とコンタクトガラス3との間隔の前
側Aと後側Bとを等しく正確に決定することができるの
で、コンタクトガラス3に載置された原稿5の前後の焦
点が、正確にSLA4に合うことができる。
【0021】なお、上記コンタクトガラス取付板2のヒ
ンジ部21は、これに限定されず、例えば、樹脂等を用
いて当該部分を薄くしたヒンジ構造のものや、コンタク
トガラス3とコンタクトガラス取付板2との取付け部分
にスポンジ部材等を介在したものなど、コンタクトガラ
ス3が上下に偏位自在にできるものなら何でもよい。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で、種々の設計
変更を施すことが可能である。
ンジ部21は、これに限定されず、例えば、樹脂等を用
いて当該部分を薄くしたヒンジ構造のものや、コンタク
トガラス3とコンタクトガラス取付板2との取付け部分
にスポンジ部材等を介在したものなど、コンタクトガラ
ス3が上下に偏位自在にできるものなら何でもよい。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で、種々の設計
変更を施すことが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明の画像形成装置
によれば、レンズ部材とコンタクト板との間隔の精度を
容易に調整できるとともに、レンズ部材とコンタクト板
との間隔の前側と後側とを等しく正確に決定することが
できるので、正確にレンズ部材の焦点合わせを行うこと
ができる。
によれば、レンズ部材とコンタクト板との間隔の精度を
容易に調整できるとともに、レンズ部材とコンタクト板
との間隔の前側と後側とを等しく正確に決定することが
できるので、正確にレンズ部材の焦点合わせを行うこと
ができる。
【図1】この発明の一実施例の画像形成装置としての複
写機における、この発明に関する部分を示す断面図であ
る。
写機における、この発明に関する部分を示す断面図であ
る。
【図2】図1の複写機の斜視図である。
【図3】従来の画像形成装置としての複写機の断面図で
ある。
ある。
1a,1b SLA取付部材 2 コンタクトガラス取付板(連結手段) 21 ヒンジ部 23 アキュライド(スライド軸受) 3 コンタクトガラス(コンタクト板) 4 SLA(レンズ部材) 5 原稿 6 ケーシング
Claims (1)
- 【請求項1】装置本体のケーシング上面に原稿を載置し
て往復移動する透明なコンタクト板を備え、ケーシング
下面には、ケーシングに形成されたスリット窓を介して
与えられる原稿の反射光を導くためのレンズ部材が備え
られた画像形成装置において、 ケーシング上面に固定されたスライド軸受と、このスラ
イド軸受とコンタクト板の一辺とを、コンタクト板の板
面が上下に偏位自在な状態で連結する連結手段と、ケー
シング上面から突出し、コンタクト板の往復移動方向に
延び、コンタクト板の下面に当接してコンタクト板を支
持する一対の支持部材と、この支持部材と一体化されて
おり、ケーシング下面に備えられたレンズ部材の両端を
保持するものであって、コンタクト板に対してレンズ部
材が所定の間隔になるように規制するレンズ部材取付手
段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23346091A JPH0572643A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23346091A JPH0572643A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572643A true JPH0572643A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16955382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23346091A Pending JPH0572643A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572643A (ja) |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23346091A patent/JPH0572643A/ja active Pending
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