JPS6330876A - 板書複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の産業上の利用分野〕 本発明は板書面に板書された情報を電子写真装置で複写
する板書複写装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、板書面に板書された情報を複写可能にする装置に
おいては、板書面読み取り方式としては固体撮像素子と
してＣＯＤセンサーによる平面走査方式、また記録方式
としては感熱記録方式が一般的である。この種のデジタ
ル方式は、普通紙に板書上の書画情報が複写できないば
かりではなく、記録密度も約６ドツト／　ｍ　ｍ程度で
ある。

そこで、最近板書面に書かれた情報を電子写真方式で記
録する方法が提案されている。この種の方式には、板書
された情報を従来の電子写真複写機のベルトやドラム状
の感光体上に直接結像させ、公知の電子写真プロセスに
より普通紙による転写材に複写する方法と、板書された
情報を原稿台となるプラテンガラス上に一度結像させ、
そあ結像像を電子写真複写機内光学系を介して感光体上
に結像させ、公知のプロセスにより転写材に転写して複
写する方法等がある。

両者共に、原稿台に載置された原稿の複写と板書面に書
かれた情報の普通紙への複写とが可能であり、且つ従来
のデジタル方式に比べ、記録密度も向とする。

しかしながら、前者方式においては、原稿複写と板書情
報複写との光路が全共通ではなくなる為、複写装置内の
構造が一般には複雑となる。−方、後者方式では所謂普
通紙複写機がそのまま使用可となる利点がある。特に安
価で小型である特徴を備えた上記複写機には、結像素子
として集束性光伝送体アレイ、例えば日本板硝子社製、
セルフォックレンズアレイ（商品名）が用いられるが、
板書側に載置される結像光学系による光束指向性により
、板書情報複写時にはセルフォックレンズアレイを構成
する各ロンド状素子の配列に起因する光量リップルが発
生し、複写画像に悪影響を及ぼすという欠点を有する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記従来欠点を除き、集束性光伝送体アレイを
具備した普通紙複写機に板書された画情報を共有光路を
もって、複写回旋ならしむる板書複写装置を提供するこ
とにある。

〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例の斜視図であり、第２図はそ
れを横から見た図である０図中１は、幅広合成樹脂ベル
ト等の白色乃至淡色の可撓性板書面部材であり、ローラ
２．３間に張架立設されている。板書面は上下方向に略
平面であり、ローラ２．３を矢印方向に回転する事によ
り可動であって、この時板書された情報が走査され、後
述の光学系により感光体に投影される０部材１には、Ａ
に示す側の面に於いて、適宜の筆記具により所望の情報
が板書され、板書された情報はローラ２゜３の回転によ
りＡとは反対側の位置であるＢの位Ｍに於いてランプ４
により照明され、走査されるものである。

５は複写プロセス部であって箱体６内に矢印方向に回転
する電子写真感光体７を有している。

感光体７の回転径路沿には、感光体帯電器、現像機、転
写帯電器、クリーナーが設けられており、一方、転写帯
電器位置に転写材を供給する手段、また転写材に転写さ
れたトナー像を定着する定着器も各々所定の位置に設け
られているが、これらは周知であるので説明は省略する
。

箱体６の上部には可動原稿台８が取付けられている。原
稿複写モードでは、この原稿台８に書類等の被複写原稿
が載置され、そして台８は部材１の移動方向と略垂直な
矢印方向に往動して原稿が走査される。そして原稿走査
が終了すると台８がホームポジションに復動復帰する。

原稿走査時。

台８に載置された原稿の像は、箱体６内に配置された集
束性光伝送体アレイ９なる結像光学系により、感光体７
に結像露光される。この露光位置は前記感光体帯電器と
現像器の間の位置である。

尚、上記結像光学系は、箱体６に対して固定された位置
であるＣ位置にある原稿部分の像を感光体７に投影する
。

一方板書面複写モードでは、上記Ｃ位置において原稿台
８に当接して指向性光拡散素子１４が、また近接して図
中上方にフレネルレンズ１３とが配置される。但し、原
稿台８に載置した原稿の複写モードでは、上記一方向性
光拡散素子１４．及びフレネルレンズ１３とは、上記位
置からは退避される。

而して、板書面複写モードにおいて、Ｂ位置にてランプ
４で照明された板書面上画情報は、第１゜第２ミラー１
０，１１．結像レンズ１２．フレネルレンズ１３を介し
て、原稿台８上即ちそれに当接する指向性光拡散素子１
４上に一度結像され、所望の指向性光拡散効果を得た上
で集束性光伝送体アレイを介して、感光体７上に再度投
影結像される。

ここで上記フレネルレンズ１３と指向性光拡散素子１４
との効果を第３図、第４図を用いて述べる。

フレネルレンズ１３は結像レンズから口方向に拡がって
原稿台８に向かう軸外光線の指向性を第３図の極く原稿
台８に対して垂直入射になるべく方向変換するだめの光
学部材であり、平板の表面に輪帯上に鋸歯状の凹凸をつ
けて成る０次に指向性光拡散板１４は集束性光伝送体ア
レイ（セルフォックレンズアレイ）により、第４図の極
〈発生する光量ムラを、素子の配列方向へ、Ｃ位置から
の発散光束を更に助長することにより、結果感光体上の
光量ムラを除去するために載置されるものである。通常
上記配列方向に、非常に小さな曲率半径を有する円弧上
突起を連続的に平板上に形成してなる光学部材であり、
一般にはレンチキラーと呼ばれる。尚、結像性能上、当
該、指向性光拡散板は、結像位置、即ち原稿台８上に当
接することが望ましい。

本実施例では指向性光拡散板１４に、レンチキラーを用
いたものを示したが、光量、結像性能に全欧があれば、
更に一般的な拡散板を用いることも可能である。

〔効　果〕

以上説明したように、板書面に板書された情報と原稿台
に載置された原稿の双方を複写できる複写装置において
、前述の結像光学系、フレネルレンズ及び指向性光拡散
素子を具備することにより、集束性光伝送体アレイを載
置する小型、安価な普通紙複写機をベースとした板書複
写装置を提供することが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図はその側面
図、第３図はフレネルレンズ及び指向性光拡散素子の効
果説明図、第４図は集束性光伝送体の光量ムラを示す図
、 図において、 １は板書面部材、 ２．３は板書面回動用ローラー。 ４はランプ、　　　　　５は複写装置、６は箱体、　　
　　　　７は感光体ドラム、８は原稿台ガラス、 ９は集束性光伝体アレイ ｌＯは第１ミラー、 １１は第２ミラー、 １２は結像レンズ、 １３はフレネルレンズ、 １４は指向性光拡散素子、 １５　、１５’は板書側光路中軸外光束、１６は同上、
軸上光束、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）板書面上画情報と通常の複写用原稿の双方が同一
   の電子写真装置で複写可能な複写装置において、 複写用原稿の像を感光体に結像させる結像光学系に集束
   性光伝送体アレイを使用し、板書面上画情報を複写用原
   稿保持の目的で載置されるプラテンガラス上に一旦結像
   するための結像光学系を具備し、当該結像光学系と上記
   プラテンガラス間にフレネルレンズと指向性光拡散素子
   とを載置することを特徴とする板書複写装置。