JPH0572626U - 変速機のパーキング機構 - Google Patents

変速機のパーキング機構

Info

Publication number
JPH0572626U
JPH0572626U JP2083892U JP2083892U JPH0572626U JP H0572626 U JPH0572626 U JP H0572626U JP 2083892 U JP2083892 U JP 2083892U JP 2083892 U JP2083892 U JP 2083892U JP H0572626 U JPH0572626 U JP H0572626U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
parking
casing member
support member
parking mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2083892U
Other languages
English (en)
Inventor
昌宏 浅利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Ltd filed Critical JATCO Ltd
Priority to JP2083892U priority Critical patent/JPH0572626U/ja
Publication of JPH0572626U publication Critical patent/JPH0572626U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーキング機構のサポート部材を取り付けて
いるボルトが緩んだとしても、パーキング機構としての
機能が維持されるようにする。 【構成】 サポート部材16はボルト14によって第1
ケーシング部材10に取り付けられる。第1ケーシング
部材10に連結される第2ケーシング部材12には、ボ
ルト14の頭部に近接して配置される突出部22が設け
られている。ボルト14が緩んだとしても、ボルト14
の頭部が突出部22に当るため、ボルト14が抜け出す
ことはない。これにより、サポート部材16が脱落する
ことが防止され、パーキング機構としての機能を維持す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、変速機のパーキング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の変速機のパーキング機構として、例えば特開平3−200458号公報 に示されるものがある。これに示される変速機のパーキング機構は、サポート部 材と、アクチュエータと、パーキングポールとを有している。サポート部材はボ ルトによってケーシング部材に固定され、一方パーキングポールはケーシング部 材に揺動可能に支持されている。サポート部材とパーキングポールとの間に、軸 方向に移動可能なアクチュエータが設けられている。アクチュエータはパーキン グポールを移動させるためのカム面を有している。アクチュエータが突出してパ ーキングポールを揺動させた状態では、パーキングポールの歯が、出力軸と一体 に回転するパーキングギアにかみ合う。これにより出力軸が固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の変速機のパーキング機構では、サポート部 材がボルトによって固定されており、ボルトが緩んで抜けるとサポート部材が脱 落し、パーキング機構としての機能を失ってしまう、という問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、サポート部材を固定するボルトの頭部に近接して、これが抜けるこ とを防止する突出部を設けることにより上記課題を解決する。すなわち、本考案 による変速機のパーキング機構は、第1ケーシング部材に第2ケーシング部材が 連結され、第1ケーシング部材にはボルトによってサポート部材が取り付けられ 、サポート部材に隣接して揺動可能なパーキングポールが配置され、サポート部 材とパーキングポールとの間に配置されるアクチュエータを移動させることによ り、これのカム面によってパーキングポールを出力軸と一体のパーキングギアと のかみ合い位置と解除位置との間で移動させるように構成される変速機のパーキ ング機構を前提としたものであり、第2ケーシング部材に、これが第1ケーシン グ部材に取り付けられたときに上記ボルトの頭部に近接した位置まで達するボル ト抜け防止用の突出部が設けられていることを特徴としている。
【0005】
【作用】
振動やアクチュエータの作動などによって、サポート部材を固定しているボル トに緩みが発生しても、第1ケーシング部材に取り付けられている第2ケーシン グ部材には、ボルトの頭部に近接する突出部が設けられているので、ボルトはこ の突出部に接触する位置までしか抜け出すことができない。したがって、ボルト が緩んだ場合であっても完全に抜け出すことはないため、サポート部材は取り付 け位置に保持され、パーキング機構としての機能を維持することができる。
【0006】
【実施例】
第1ケーシング部材10に、第2ケーシング部材12が図示してないボルトに よって連結されている。第1ケーシング部材10には2本のボルト14によって サポート部材16が固定されている。このサポート部材16の図中下方には、パ ーキングポール18の一端側が配置されている。パーキングポール18の他端側 は、第1ケーシング部材10と第2ケーシング部材12とによって保持されるシ ャフト20によって、揺動可能に支持されている。なお、パーキングポール18 は、シャフトの外周に設けられたスプリング21からの力によって、サポート部 材16に押し付けられる向きの力を受けている。なお、図示を省略してあるが、 サポート部材16とパーキングポール18との間には、セレクトレバーによって 操作されるアクチュエータが配置される。アクチュエータは図中で上下方向に移 動することにより、これのカム面によってパーキングポール18をスプリングの 力に抗して揺動させることが可能である。第2ケーシング部材12には、2つの 突出部22が設けられている。突出部22は第2ケーシング部材12を強化する リブとして構成されている。突出部22は2本のボルト14の頭部の上方に近接 して位置するように配置されている。なお、第2ケーシング部材12は、ボルト 14によってサポート部材16を取り付けた後から第1ケーシング部材10に連 結される。
【0007】 前述のように、図示してないアクチュエータが、サポート部材16とパーキン グポール18との間のすきまに出し入れされることによりパーキングポール18 が揺動する。パーキングポール18は図示していない歯を有しており、この歯が 出力軸と一体のパーキングギアの歯にかみ合うことにより出力軸が固定される。 この際の動作に伴って、サポート部材16にはアクチュエータからの反力が作用 する。また、サポート部材16には車両の振動などが伝達される。このため、 ボルト14が緩む可能性があるが、ボルト14が緩んだとしてもこれの頭部に近 接して突出部22が設けられているため、ボルト14は突出部22とのすきま分 しか抜け出すことができない。したがって、ボルト14が完全に抜け出すことは なく、これが緩んだとしてもサポート部材16が脱落することは有り得ない。し たがって、ボルト14が緩んだとしてもパーキング機構としての機能は保持され る。
【0008】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本考案によると、パーキング機構のサポート部材を 固定するボルトの頭部に近接して第2ケーシング部材の突出部を設けたので、ボ ルトが緩んでもサポート部材が脱落することはなく、パーキング機構としての機 能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
10 第1ケーシング部材 12 第2ケーシング部材 14 ボルト 16 サポート部材 18 パーキングポール 20 スプリング 22 突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ケーシング部材に第2ケーシング部
    材が連結され、第1ケーシング部材にはボルトによって
    サポート部材が取り付けられ、サポート部材に隣接して
    揺動可能なパーキングポールが配置され、サポート部材
    とパーキングポールとの間に配置されるアクチュエータ
    を移動させることにより、これのカム面によってパーキ
    ングポールを出力軸と一体のパーキングギアとのかみ合
    い位置と解除位置との間で移動させるように構成される
    変速機のパーキング機構において、 第2ケーシング部材には、これが第1ケーシング部材に
    取り付けられたときに上記ボルトの頭部に近接した位置
    まで達するボルト抜け防止用の突出部が設けられている
    ことを特徴とする変速機のパーキング機構。
JP2083892U 1992-03-06 1992-03-06 変速機のパーキング機構 Pending JPH0572626U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2083892U JPH0572626U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 変速機のパーキング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2083892U JPH0572626U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 変速機のパーキング機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572626U true JPH0572626U (ja) 1993-10-05

Family

ID=12038219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2083892U Pending JPH0572626U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 変速機のパーキング機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0572626U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167819A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関におけるバルブタイミング可変装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167819A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関におけるバルブタイミング可変装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS595459B2 (ja) 自動変速機のパ−キング装置
JP2511115B2 (ja) ドアロツク装置
JPS60116545A (ja) 自動車のパ−キングロック装置
JP2585897B2 (ja) スタータのピニオン移送装置
JPH0572626U (ja) 変速機のパーキング機構
ITTO990137A1 (it) Dispositivo di cavalletto automatico.
JP2003276580A (ja) 車両用変速機のパーキング機構
JPH0224139U (ja)
JP2676023B2 (ja) ドアロツク装置
JPS5853254Y2 (ja) パ−キングブレ−キ
JPS603237Y2 (ja) 自動車用ドアのインサイドハンドル装置
JPH03157250A (ja) 自動変速機のパーキング機構
JP2004116738A (ja) パーキング機構付き駆動装置
JPS628188Y2 (ja)
JPH07122369B2 (ja) ドアロツク装置
JPH0650246Y2 (ja) ワイヤ操作レバー
JPS5850113Y2 (ja) クラッチケ−ブルを用いた常時接触式クラッチレリ−ズ機構
JP3769713B2 (ja) パーキングレバーの取付構造
JPH0427731Y2 (ja)
JP3532321B2 (ja) 自動変速機のパーキング装置
JPS5819608Y2 (ja) 自動変速機操作レバ−装置における押ボタンの振動防止装置
JP4343311B2 (ja) レバーホイスト用レバー
JPS6144907Y2 (ja)
JPH07122367B2 (ja) ドアロツク装置
JPH022840Y2 (ja)