JPH0572575U - 自動車のストップランプ装置 - Google Patents

自動車のストップランプ装置

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JPH0572575U
JPH0572575U JP2048392U JP2048392U JPH0572575U JP H0572575 U JPH0572575 U JP H0572575U JP 2048392 U JP2048392 U JP 2048392U JP 2048392 U JP2048392 U JP 2048392U JP H0572575 U JPH0572575 U JP H0572575U
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JP
Japan
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switch
lamp
stop lamp
tail lamp
emergency
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Application number
JP2048392U
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English (en)
Inventor
憲昭 柴田
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストップランプの球切れ時に、テールランプ
をストップランプとしても機能させて自動車の移動の安
全性を確保する。 【構成】 ストップランプスイッチ4を介して電源3に
接続したストップランプ1を設ける一方、入力端を電源
3に接続したテールランプスイッチ5を設け、該テール
ランプスイッチ5の出力端とテールランプ2を常閉スイ
ッチ7を介して接続する。テールランプ2を前記ストッ
プランプスイッチ4の出力端に接続する常開の非常スイ
ッチ6を設けるとともに、前記常閉スイッチ7に並列に
接続した非常回路8を設ける。非常回路8を常開スイッ
チ10と抵抗9の直列回路で構成する一方、前記非常ス
イッチ6を常閉スイッチ7および常開スイッチ10に連
動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のストップランプ装置に係り、詳しくは、ストップランプの 球切れ時にテールランプをストップランプとして機能させて安全性を確保するよ うにした自動車のストップランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車においては、ストップランプの球切れを警報装置により知ること ができる。しかしながら、従来ではストップランプの通電回路を他のランプの通 電回路から独立させていたために、ストップランプの球を交換するまではブレー キペダルを操作してもストップランプが点灯しない。このために、例えば走行中 にストップランプが球切れした場合は、ストップランプが作動しないまま自動車 を適当な位置まで移動させる必要性があるので何等かの改善が要請されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記要請に応えるべくなされたものであり、ストップランプが球切れ した場合は、テールランプを一時的にストップランプとして機能させることがで きるストップランプ装置を提供することにより、ストップランプの球切れ後にお ける移動中の安全性を改善することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、ストップランプスイッチを介して電源に 接続したストップランプを設ける一方、入力端を電源に接続したテールランプス イッチを設け、該テールランプスイッチの出力端を常閉スイッチを介してテール ランプに接続している。また、前記テールランプを前記ストップランプスイッチ の出力端に接続する常開の非常スイッチを設けるとともに、前記常閉スイッチに 並列に接続した非常回路を設けている。そして、常開スイッチと抵抗の直列回路 で前記非常回路を構成するとともに、前記非常スイッチに常閉スイッチおよび常 開スイッチを連動させたことを特徴としている。
【0005】
【作用】
ストップランプが球切れしていない通常の状態では、常閉スイッチが閉成し、 常開スイッチおよび非常スイッチが開成している。従って、この状態ではテール ランプの通電回路とストップランプの通電回路が独立しているために、テールラ ンプスイッチが閉成しているときにテールランプが点灯作動し、ストップランプ スイッチが閉成したときにストップランプが点灯する。
【0006】 ストップランプが球切れしたことを警報装置などの表示によって知ったときは 、非常スイッチを閉成作動させてテールランプをストップランプスイッチに接続 する。このようにして非常スイッチが閉成操作されると、常閉スイッチが開成作 動するとともに、常開スイッチが閉成作動する。従って、この状態でテールラン プスイッチが開成していればストップランプスイッチが閉成したときにテールラ ンプが点灯する。
【0007】 一方、テールランプスイッチが閉成されているときは、このテールランプスイ ッチの出力が常開スイッチおよび抵抗を介してテールランプに供給されるために 、テールランプが減光状態で点灯する。また、この状態でストップランプスイッ チが閉成されると、このストップランプスイッチの出力が非常スイッチを介して テールランプに供給されてテールランプを通常の明るさで点灯させるために、こ の明るさの変化をして後続車がブレーキの作動を知ることができる。
【0008】 すなわち、ストップランプが球切れをした場合は、テールランプを一時的にス トップランプとしても機能させることができるために、例えば高速道路の走行中 にストップランプの球切れが発生した場合においても、非常スイッチを操作する のみで次のサービスエリアまで安全に移動することができる。なお、ストップラ ンプの電球を交換した後は非常スイッチを閉成復帰させればよい。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る自 動車のストップランプ装置の一実施例を示す回路図、図2は同じく作動状態の回 路図であり、自動車の後部にストップランプ1とテールランプ2を設けている。 なお、ストップランプ1およびテールランプ2はそれぞれ独立したハウジングに 設けられたものであってもよく、あるいは、コンビネーションランプとして共通 のハウジングに設けたものであってもよい。
【0010】 また、自動車に搭載した電源3にストップランプスイッチ4およびテールラン プスイッチ5の入力端をそれぞれ接続している。なお、これら両スイッチ4、5 と電源3との間に必要に応じてメインスイッチあるいはヒューズなどを接続して いる。そして、前記ストップランプスイッチ4の出力端に前記ストップランプ1 を接続することにより、ストップランプスイッチ4が閉成されているときに限っ てストップランプ1が点灯作動するようにしている。
【0011】 一方、前記テールランプ2と前記ストップランプスイッチ4の出力端を常開の 非常スイッチ6を介して接続している。また、このように非常スイッチ6を介し てストップランプスイッチ4の出力端に接続されたテールランプ2と前記テール ランプスイッチ5の出力端とを常閉スイッチ7を介して接続し、この常閉スイッ チ7に非常回路8を並列に接続している。そして、抵抗9と常開スイッチ10と の直列回路で前記非常回路8を構成するとともに、前記非常スイッチ6を常閉ス イッチ7および常開スイッチ10に連動させることにより、非常スイッチ6を切 換作動させると、常閉スイッチ7および常開スイッチ10が切換作動されるよう にしている。
【0012】 以上のように構成された自動車のストップランプ装置において、ストップラン プ1が球切れしていない通常の状態では、図1に示したように常閉スイッチ7が 閉成し、常開スイッチ10および非常スイッチ6が開成している。従って、この 状態ではテールランプ2の通電回路とストップランプ1の通電回路が独立してい るために、従来同様にテールランプスイッチ5が閉成しているときにテールラン プ2が点灯作動し、ストップランプスイッチ4が閉成したときにストップランプ 1が点灯する。
【0013】 ストップランプ1が球切れしたことを警報装置などの表示によって知ったとき は、図2に示したように非常スイッチ6を閉成作動させてテールランプ2をスト ップランプスイッチ4に接続する。なお、このように非常スイッチ6を閉成操作 すると、常閉スイッチ7が開成作動するとともに、常開スイッチ10が閉成作動 する。従って、この状態でテールランプスイッチ5が開成していれば、ストップ ランプスイッチ4が閉成したときにテールランプ2が点灯する。
【0014】 一方、非常スイッチ6が閉成している状態でテールランプスイッチ5が閉成さ れているときは、このテールランプスイッチ5の出力が常開スイッチ10および 抵抗9を介してテールランプ2に供給されるために、テールランプ2は減光状態 で点灯する。また、このようにテールランプ2が減光状態で点灯しているときに ブレーキペダルの操作にともなってストップランプスイッチ4が閉成されると、 このストップランプスイッチ4の出力が非常スイッチ6を介してテールランプ2 に供給されるために、テールランプ2が明るくなる。従って、テールランプスイ ッチ5が閉成してテールランプ2が点灯しているときにおいてもサービスブレー キの作動状態を後続車に知らせることができる。
【0015】 すなわち、ストップランプ1が球切れをした場合は、テールランプ2を一時的 にストップランプとして機能させることができるために、例えば高速道路の走行 中にストップランプ1の球切れが発生した場合においても、非常スイッチ6を操 作するのみで次のサービスエリアまで安全に移動することができる。そして、ス トップランプ1の電球を交換した後は非常スイッチ6、常閉スイッチ7および常 開スイッチ10復帰させる。
【0016】 なお、非常スイッチ6、常閉スイッチ7および常開スイッチ10は、例えば3 連の押ボタンスイッチなどで構成してこれを一体化できるが、これらのスイッチ 6、7、10を半導体スイッチで構成し、ストップランプ1の球切れの有無に応 答して前記半導体スイッチを自動的に切換作動させる制御回路を設けることもで きる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、ストップランプの球切れ時に はテールランプをストップランプとしても機能させて後続車にブレーキの作動状 況を報知することができるために、走行中にストップランプが球切れした場合に おいても電球交換までの自動車の移動の安全性が確保される。また、ストップラ ンプの球切れ時にはテールランプスイッチによる通電回路に抵抗を介装してテー ルランプを減光状態で点灯させることにより、ストップランプの閉成にともなっ てテールランプが明るく点灯するようにしているために、夜間走行あるいはトン ネル内での走行のようにテールランプを点灯させている走行状態での安全性も確 保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車のストップランプ装置の一
実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示したストップランプ装置の作動状態を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 ストップランプ 2 テールランプ 3 電源 4 ストップランプスイッチ 5 テールランプスイッチ 6 非常スイッチ 7 常閉スイッチ 8 非常回路 9 抵抗 10 常開スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストップランプスイッチを介して電源に
    接続したストップランプと、入力端を電源に接続したテ
    ールランプスイッチと、該テールランプスイッチの出力
    端をテールランプに接続する常閉スイッチと、前記テー
    ルランプを前記ストップランプスイッチの出力端に接続
    する常開の非常スイッチと、前記常閉スイッチに並列に
    接続した非常回路とを備え、該非常回路を常開スイッチ
    と抵抗の直列回路で構成するとともに、前記非常スイッ
    チを常閉スイッチおよび常開スイッチを連動させたこと
    を特徴とする自動車のストップランプ装置。
JP2048392U 1992-03-05 1992-03-05 自動車のストップランプ装置 Pending JPH0572575U (ja)

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JP2048392U JPH0572575U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 自動車のストップランプ装置

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JP2048392U JPH0572575U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 自動車のストップランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0572575U true JPH0572575U (ja) 1993-10-05

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ID=12028380

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