JPH0572342A - 放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測定装置 - Google Patents

放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測定装置

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JPH0572342A
JPH0572342A JP23177491A JP23177491A JPH0572342A JP H0572342 A JPH0572342 A JP H0572342A JP 23177491 A JP23177491 A JP 23177491A JP 23177491 A JP23177491 A JP 23177491A JP H0572342 A JPH0572342 A JP H0572342A
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wiping
drum
arm
filter paper
heads
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JP23177491A
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Shinichi Sumiya
住谷信一
Shin Tamada
玉田  慎
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Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射性廃棄物を充填したドラム缶のスミヤ法
による表面汚染密度測定を高速で自動的に行い、且つ、
特別なスミヤろ紙を用いない装置の提供。 【構成】 ドラム缶1の上面、底面拭取用アーム3a,
3bは水平旋回可能に且つ若干鉛直旋回可能に支持さ
れ、側面拭取用アーム3cは水平旋回可能に且つ昇降可
能に支持されている。これらのアームの先端にはアーム
長手軸線の周りに首振り可能なドラム缶拭取用ヘッド5
a,5b,5cがある。これらアーム及びヘッドに上記
運動をさせるための夫々の駆動モータがある。各拭取用
ヘッドは、夫々のアームの運動で夫々のろ紙ホルダ4に
持ち来たされ、その中の堆積ろ紙の上部一枚を真空吸着
し、適切な方向に首振りされた後、アームの動きにより
ドラム缶受台上で回転中のドラム缶の夫々の面全体をろ
紙で拭き取り、その後、上向きに首振りされ、アームの
動きで夫々の放射線検出器6に下から挿入されて、ろ紙
の放射線計測を受けた後、ろ紙排出部に移動してろ紙を
放す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性物質を収納した
ドラム缶の表面汚染密度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力施設等から発生する放射性廃棄物
は、現在、セメント等の固化材によって固型化されたド
ラム缶詰め固化体として施設敷地内に貯蔵されている。
この固化体の貯蔵本数の年々の増加に対応するため、こ
れを放射性廃棄物の最終処分場に最終処分する計画がな
されている。
【0003】上記固化体を最終処分に供する為には、固
化体の物性等が埋設の技術基準を満足していることを検
査する必要が有る。この検査項目の1つとして固化体の
表面汚染の有無を確認することが義務付けられている。
【0004】表面汚染を検査する方法として、ろ紙を被
検査体であるドラム缶に手作業でこすり付け、そのろ紙
に付着した放射性物質を検出器によって測定する方法が
従来広く行なわれている。また、特開昭60−1437
97号公報記載のように1本のアームで専用連続テープ
状のろ紙をドラム缶表面にこすり付ける装置も知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、年間約150
0本程の固化体ドラム缶を逐一手作業による拭き取りで
検査する前記従来の方法では、搬出処理量を満足するこ
とが難しいという問題があると共に、作業員の被曝線量
の増加等の問題が有る。また、テープ状のろ紙を使用す
る上記公報記載の如き拭き取り装置では、その取扱いが
煩雑になる可能性が有り、処理速度の観点からも、必ら
ずしも、固化体の搬出用検査に適用できるとは言いがた
い。
【0006】本発明の目的は、通常発電所内で手作業に
よる拭き取り検査で用いられているろ紙および検出器を
そのまま使用しながら検査時間を大幅に短縮し得る高速
自動操作式の放射性廃棄物ドラム缶の表面汚染密度測定
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明の放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測定
装置は特許請求の範囲の各請求項に記載の構成を有す
る。
【0008】
【作用】ドラム缶上面、底面および側面夫々の拭取用ア
ームは、その先端の拭取用ヘッドを下向きに首振りさせ
た状態にて、夫々の拭取用アームの運動により、夫々の
ろ紙ホルダに拭取用ヘッドを持ち来たし、ろ紙ホルダー
に堆積されているろ紙の最上部の一枚を真空吸着し、次
いで、拭取用アームの運動により、ドラム缶に対し拭取
用ヘッドを夫々適切な首振り方向にして接近し、ドラム
缶受台上で回転しのているドラム缶に拭取用ヘッドに吸
着されているろ紙を接触させ、拭取用アーム運動により
ドラム缶の上面、底面および側面を全体に亘って拭き取
る。拭取が終ったら、拭取用アームの運動により、拭取
用ヘッドを放射線検出器に適当な首振り方向において持
ち来たして、拭取用ヘッドに吸着されている拭取済のろ
紙の放射線測定をする。この測定が終ったらアームの運
動により拭取用ヘッドをろ紙排出部に持ち来たし、真空
吸引を止めるか又は逆に正圧空気を拭取用ヘッドに与え
て、ろ紙を拭取用ヘッドから放す。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例によるドラム缶表面汚染密
度の測定装置を図面により説明する。図1は該装置全体
の立面図、図2は平面図である。基盤に直立した柱体
に、ドラム缶1の上面を拭き取るための拭取アーム3
a、ドラム缶1の底面を拭き取るための拭取アーム3b
が水平旋回可能に、またドラム缶の側面を拭き取るため
の拭取アーム3cが昇降および水平旋回可能に設けられ
ている。これら拭取アーム3a,3b,3cの先端に
は、夫々、拭取ヘッド5a,5b,5cが取付けられて
いる。前記拭取アーム3a,3b,3cの拭取ヘッド5
a,5b,5cにドラム缶拭取用ろ紙を供給するための
ろ紙ホルダ4が、基盤に直立した柱体に、夫々、取付け
られており、また、拭取り後のろ紙を夫々測定するため
の放射線検出器(GM管使用のもの)6が柱体に取付け
られている。放射線検出器6の測定データはコンピュー
タ7により演算処理、表示、記録され、このコンピュー
タ7によりドラム缶表面汚染密度測定結果はオンライン
で管理される。
【0010】ドラム缶1は、基盤に直立した支持ガイド
に沿ってドラム缶昇降用モータ9により昇降可能なドラ
ム缶受台100(その図示は図1では省略してある)上
に支持される。ドラム缶受台100は、図3に示す如
く、ドラム缶1を載せる3つの回転ローラ2を有し、そ
のうち2つの回転ローラはモータ57、変速機53、プ
ーリ54、ベルト55によって、更には、ユニバーサル
ジョイント56を介して回転駆動され、これにより、回
転ローラ2上に載せたドラム缶1を回転することができ
る。
【0011】上記のドラム缶拭取アーム3a,3b,3
cおよびドラム缶受台100の一部分ならびに拭取アー
ム3cの支持手段を図4に示す。図5は拭取アーム3c
の支持手段を図4の右方から見た図である。拭取アーム
3a,3b,3cの先端に夫々取付けられている拭取ヘ
ッド5a,5b,5cは当該アームのアーム長手軸線の
周りに回動(これを首振りという)可能になっている。
この首振りは、拭取ヘッドを拭取アームに対してアーム
長手軸線の周りに回動させるか、又は、拭取アームをア
ーム長手軸線の周りに拭取ヘッドごと回動させる構造と
することによって、実現し得る。この首振り用のモータ
(不図示)が夫々の拭取アームに設けられている。ドラ
ム缶側面拭取アーム3cは、昇降用モータ62で回転す
るボールスクリュー63によって昇降する昇降体64に
水平旋回自在に支持され、水平旋回用モータ61により
水平旋回せしめられる様になっている。ドラム上面拭取
アーム3aおよび底面拭取アーム3bの水平旋回駆動機
構も側面拭取アーム3cの水平旋回駆動機構と同様の機
構になっている。上面拭取アーム3aおよび底面拭取ア
ーム3bは全体としての昇降はしないが、その先端の拭
取ヘッドを若干昇降させる必要があり、そのために、該
アーム3a,3bは回動用モータ8a,8bにより根元
部を中心として上下回動せしめられることにより、先端
部が若干昇降し得る様になっている。
【0012】図6は拭取アーム3a,3b,3cの拭取
ヘッド5a,5b,5cの動作を示した立面図、図7は
これら拭取ヘッドがろ紙ホルダ4からろ紙を吸着する動
作の詳細図、図8は拭取後のろ紙を放射線検出器6で測
定する動作の詳細図である。
【0013】図7に示す如く、拭取ヘッド5a,5b,
5cは、押しばね51に連結された多孔吸着盤52を有
し、この吸着盤は真空装置(不図示)で負圧にされる。
ろ紙ホルダ4は上部が開口しており、内部にはろ紙32
を100枚〜200枚程度載積した受台42がエアシリ
ンダ33で上下動可能に設けられている。ろ紙を吸着す
る時には、拭取ヘッド5a,5b,5cは、エア駆動手
段(不図示)で下向きに首振りされ、夫々、拭取アーム
3a,3b,3cの旋回および昇降動作によりろ紙ホル
ダ4上部に持ち来たされる。そしてエアシリンダ33に
より受台42を押し上げると、ろ紙ホルダ4内の最上部
の1枚のろ紙がヘッド5a,5b,5cの吸着盤52に
吸着される。吸着後は、シリンダ33により受台42は
下降し、そして、拭取ヘッド5aは下向き、ヘッド5b
は上向き、ヘッド5cは水平向きに首振りされ、且つ夫
々の拭取アーム5a,5b,5cの動きによりドラム缶
1へ持ち来たされて、図6の如く、夫々、ドラム缶1の
上面、底面および側面の拭取り動作を行う。拭取り動作
時のヘッド押付方向の自由度は押付ばね51により確保
される。
【0014】他方、図8に示す如く、放射線検出器6
は、計測時のバックグランド放射線を遮断する為に、下
方が開口した鉛製のコリメータ111中にGM管を収納
してある。ドラム缶拭取りが終った拭取ヘッド5a,5
b,5cは全て上向きに首振りされ、拭取アーム3a,
3b,3cの動作によりコリメータ111中に下から挿
入され、吸着盤52に吸着されている拭取済みのろ紙3
2が放射線測定される。ろ紙32に付着している粉塵等
が検出部に落下せぬ様にコリメータ111は全て下向き
に開口させてある。
【0015】放射線検出器6での計測が終ったら、アー
ム3a,3b,3cの旋回によりヘッド5a,5b,5
cを不図示のろ紙排出部に移動させ、吸着盤52の真空
引きを停止し、又は、これに正圧を作用させる様にエア
系統を切替え、ろ紙を夫々のヘッド5a,5b,5cか
ら放してろ紙排出部に捨てる。
【0016】なお、ろ紙ホルダ4および放射線検出器6
は、夫々、アーム5a,5b,5cの旋回によるヘッド
5a,5b,5cの旋回軌跡上に設けることは明らかで
あろう。
【0017】後は、再び、前記と同様にして、ろ紙ホル
ダから新しいろ紙を吸着し、上記動作を繰返す。
【0018】次にドラム缶上面の具体的な拭取り動作を
図9により説明する。図7の様にしてろ紙32を拭取ヘ
ッド5aに保持した拭取アーム3aは、図9(a)のよ
うにドラム缶1の上面の中心に向って旋回する。この
時、拭取アーム3aは同図(b)の状態1の様に上方向
にドラム缶に対して若干のギャップを持つように逃げて
おり、拭取り前に、拭取りヘッド5aがドラム缶上面に
接触することを防止している。拭き取り時には、状態2
の様に拭取アーム3aを下降させることによって、拭取
りヘッド5a先端に保持されているろ紙32をドラム缶
1の上面に接触させる。ドラム缶1は所定速度で回転し
ており、拭取アーム3aを徐々に外方へ旋回させること
により、拭取ヘッド5aはレコード針の様にドラム缶上
面の表面を渦巻き線状に接触走査していき、ドラム缶外
周部で拭取りを終了する。拭取り終了後は再び、状態1
に戻り、放射線検出器6でろ紙を計測する動作へ移行す
る。尚、拭取り時にアーム3aを徐々に旋回させる代り
に、拭取アーム3a自体が次第に伸縮する様にしても効
果は同様である。
【0019】次にドラム缶1の底面の具体的な拭取り動
作を図10を用いて説明する。ドラム底面の拭取り動作
はドラム缶1の底面の中心部から外側に向って拭き取り
動作を行う所まではドラム缶上面の拭取り動作と同じで
ある。しかし、ドラム缶の底部には、図10(a)に示
す様にリム部91がその構造上設けられている。このリ
ム部91は床面に接触する部分であることから、汚染し
ている可能性が高いので、このリム部の汚染密度の測定
が必らず必要となる。本実施例では、拭取りアーム3b
が図10(a)の状態3でドラム缶1の底面の中心から
外周部に向って移動していき、拭取ヘッド5bがリム部
91の所に来たとき状態4の様に一旦ドラム缶底面から
拭取ヘッド5bを離し、リム部91上へ移動した後、拭
取ヘッド5bをリム部91に押付けることによってリム
部91の拭取りを行う。リム部91を一周拭取った後
は、ろ紙の放射線計測動作へ移行する。
【0020】次にドラム缶1の側面の拭取り動作につい
て図11を用いて説明する。
【0021】ろ紙ホルダ4からろ紙を吸着した拭取ヘッ
ド5cは水平の向きに首振りした後、ドラム缶1の側面
に拭取アーム3cの旋回によって接触せしめられる。ド
ラム缶の側面の拭取りはドラム缶の側面の下部から開始
し、順次上部へ拭取りを行う。この拭取りは、ドラム缶
を回転させつつ拭取りアーム3cの昇降で行う。拭取り
アーム3cを固定してドラム缶1を図2中のドラム缶昇
降用モータ9で昇降させてもドラム缶の側面の拭取はで
きるが、ドラム缶を昇降させずに拭取アーム3cを昇降
させる事によって、ドラム缶の側面の拭取りと同時に、
前記の如くにして上面および底面の拭取りを実行し得
る。
【0022】ところで、ドラム缶1の側面には通常強度
補強の為に輪帯101が設けられており、この輪帯10
1による凹凸を考慮して以下の様な制御を行い、拭き残
し等がない様にする。
【0023】機械的に凹凸に追従できる様に、拭取りヘ
ッド部5cには、押付スプリング51を設けたことによ
り、立体的な自由度を持たせている。また拭取りアーム
3cの昇降の移動速度を図11の様に、速度A及び速度
Bの変速運転とする。即ち、ドラム缶の側面の平面部に
対しては、速度Bにて拭取りを行い、輪帯部101につ
いては、輪帯101の頂上部では速度B、頂部を除いた
部分では速度Bより低速の速度Aにて拭き取る。これに
より輪帯部101の拭取り残しがない様にしている。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、放射性廃棄物充填ドラ
ム缶の表面汚染密度を、従来の手作業による拭取りで用
いていたろ紙を使用しながら、高速かつ自動で検査で
き、多数のドラム缶を効率良く検査できる効果が有る。
また、自動化によって作業員の負担が低減されるため、
被曝線量が大幅に低下する効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施によるドラム缶表面汚染密度の
測定装置の立面図。
【図2】同装置の平面図。
【図3】ドラム缶受台の平面図。
【図4】ドラム缶側面拭取アームの支持手段及びドラム
缶受台を明示した装置立面図。
【図5】ドラム缶側面拭取アームの支持手段の側面図。
【図6】拭取アームと拭取ヘッドの動作を示す立面図。
【図7】ろ紙ホルダと拭取ヘッドを示す図。
【図8】放射線検出器と拭取ヘッドを示す図。
【図9】ドラム缶の上面の拭取動作の説明図。
【図10】ドラム缶の底面の拭取動作の説明図。
【図11】ドラム缶の側面の拭取動作の説明図。
【符号の説明】
1…ドラム缶 2…ドラム缶支持回
転ローラ 3a…上面拭取りアーム 3b…底面拭取りア
ーム 3c…側面拭取りアーム 4…ろ紙ホルダー 5a…上面拭取りヘッド 5b…底面拭取りヘ
ッド 5c…側面拭取りヘツド 6…放射線検出器 7…コンピュータ 8a…上面拭取アー
ム昇降用モータ 8b…底面拭取アーム昇降用モータ 9…ドラム缶昇降用モータ 32…ろ紙 33…エアシリンダ 42…ろ紙受け台 51…押付けスプリング 52…吸着盤 53…変速機 54…プーリー 55…Vベルト 56…ユニバーサル
ジョイント 57…ドラム缶回転用モータ 61…側面拭取アーム旋回用パルスモータ 62…側面拭取りアーム昇降用パルスモータ 63…ボールスクリュー 64…昇降体 91…ドラム缶リム部 100…ドラム缶受
台 101…ドラム缶輪帯部 111…鉛製コリメ
ータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性廃棄物充填ドラム缶を直立して載
    置し且つこれを鉛直軸線の周りに回転駆動可能なドラム
    缶受台と、該ドラム缶受台上のドラム缶の上面拭取用で
    あって駆動機構により水平旋回運動可能なアームと、ド
    ラム缶受台上のドラム缶の底面拭取用であって駆動機構
    により水平旋回運動可能なアームと、ドラム缶受台上の
    ドラム缶の側面拭取用であって駆動機構により水平旋回
    運動および昇降運動可能なアームと、ドラム缶面拭取用
    ろ紙を真空吸着する吸着盤を夫々有し、前記の上面拭取
    用アーム、底面拭取用アームおよび側面拭取用アームの
    先端部に夫々取付けられており且つこれら夫々のアーム
    のアーム長手軸線の周りに駆動機構により回転可能な上
    面拭取用ヘッド、底面拭取用ヘッドおよび側面拭取用ヘ
    ッドと、前記上面拭取用アーム、底面拭取用アームおよ
    び側面拭取用アームの前記運動による前記夫々の拭取用
    ヘッドの運動範囲内に夫々設置され該夫々の拭取用ヘッ
    ドに供給すべきろ紙を堆積保持するろ紙ホルダと、前記
    上面拭取用アーム、底面拭取用アームおよび側面拭取用
    アームの前記運動による前記夫々の拭取用ヘッドの運動
    範囲内に夫々設置され該夫々の拭取用ヘッドに真空吸着
    されているドラム缶拭取後のろ紙の放射線測定を行う放
    射線検出器と、前記夫々の拭取用ヘッドの運動範囲内に
    配置され、そこで前記放射線測定後のろ紙を夫々の拭取
    用ヘッドから放すためのろ紙排出部と、を備えたことを
    特徴とする放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記の各拭取用ヘッドは吸着盤押付け用
    スプリングを有する請求項1記載の放射性廃棄物充填ド
    ラム缶の表面汚染密度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各ろ紙ホルダは、ろ紙を堆積支持し
    且つ前記夫々の拭取用ヘッドに向ってこれを押付ける様
    に移動されるろ紙受台を内蔵している請求項1又は2記
    載の放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各放射線検出器は前記夫々の拭取用
    ヘッドを挿入し得る鉛製コリメータと、該コリメータ内
    に収納された放射線センサとを有する請求項1,2又は
    3記載の放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚染密度測定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記の上面拭取用アームおよび底面拭取
    用アームは夫々の先端部の前記夫々の拭取用ヘッドを若
    干昇降させる運動が駆動機構により可能である請求項
    1,2,3又は4記載の放射性廃棄物充填ドラム缶の表
    面汚染密度測定装置。
  6. 【請求項6】 前記の上面拭取用アームおよび底面拭取
    用アームは夫々ドラム缶上面および底面拭取時にアーム
    軸線方向に伸縮可能に構成されている請求項1ないし5
    のいずれかに記載の放射性廃棄物充填ドラム缶の表面汚
    染密度測定装置。
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