JP2007051928A - 汚染拭き取り装置、汚染除去方法および汚染検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
拭き取り部材の押し付け力を均一に保ちつつ、拭き取り対象物の表面の様々な状態に対応できる汚染拭き取り装置を得る。
【解決手段】
6軸力センサ13によって測定された力から、拭き取り部材を取り付けるスミヤヘッド11に作用する押し付け方向の力と押し付け位置の移動方向の力を算出し、それらの力が所定の範囲になるように拭き取り部移動機構12を制御し、拭き取り対象物15の表面にスミヤヘッド11を押し付けながら、拭き取り対象物15の表面に沿う押し付け位置を変えて拭き取り対象物15の表面を拭き取る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドラム缶等の拭き取り対象物の表面汚染を、濾紙などにより拭き取る汚染拭き取り装置、および、この装置を用いた汚染除去方法および汚染検査方法に関する。
一般に原子力発電所や再処理施設等の放射性物質を取扱う施設における廃棄物は、ドラム缶等の容器に封入固化されて貯蔵保管されている。保管されている各容器の管理上の観点から、その表面汚染の程度を測定して、汚染があればそれを除去する必要がある。容器の表面汚染の程度を測定する方法として、容器の表面を濾紙で拭き取り(スミヤし)、この濾紙に付着した放射性物質から発生する放射線を検出器で測定するスミヤ式汚染検査方法がある。このような作業では放射線被曝の危険を避けるために人手による実施は回避するのが望ましく、特に中、高レベルの放射性物質を扱う場合には機械による遠隔作業が必須となる。
ドラム缶等の円柱形状をした検査体の表面を拭き取る汚染拭き取り装置が特許文献1および特許文献2に開示されている。これらの装置を用いる方法では、まず、検査体を回転および昇降させるターンテーブルに積載し、回転する検査体表面にアーム機構を用いてスミヤ濾紙を押し付けることで検査体表面を拭き取る。その後に、回収したスミヤ濾紙に付着した汚染物を検出器で測定することでドラム缶の汚染状態を判定する。
これらの汚染拭き取り装置においては、一般に回転する検査体表面位置の偏差に対応するためにバネ機構を用いてスミヤ濾紙を押し付ける機構を採用している。しかしながら、バネの伸縮量に応じて押し付け力が変動するため均一な拭き取りができない上に、押し付け圧が強すぎた場合にはスミヤ濾紙が破れることがあり、逆に弱すぎる場合には十分な拭き取りが行えずに正確な汚染度合いの計測ができなくなるなどの課題があった。
これに対し、特許文献3に開示されているように距離センサによって表面の偏差量を計測することでスミヤ濾紙の位置を制御して押し付け力を一定に保つように調整する方法や、特許文献4に開示されているように押し付け力の変動によって生じるバネ変位に応じた吸引圧の変化を検知してスミヤ濾紙の位置を制御する方法や、特許文献5に開示されているようにバネを使わずにカウンタウェイトを用いて常にウェイトの自重分の力でスミヤ濾紙を押し付けるような機構を用いた方法が提案されている。しかし、特許文献3の方法の場合は押し付け力の大きさを直接検知するわけではないためその均一性は保証されず、特許文献4の方法の場合は放射化されたダストを吸引して装置内部の広範囲にわたって汚染を広げる可能性があるため好ましい方法では無い。また、特許文献5の方法の場合においても装置の大型化、複雑化を招くなどの課題が残っていた。
そこで、押し付けによるバネの変位を変位センサによって計測し、押し付け力を算出してその値を一定に保つようにスミヤ濾紙位置を調整する方法が特許文献6、特許文献7に開示されている。
特開昭59−70987号公報 特開平5−72342号公報 特開平6−308245号公報 特開平7−8788号公報 実用新案登録第2597487号公報 特公平3−77472号公報 実開昭59−60585号公報 特開平2−285279号公報 特開平8−189996号公報
しかしながら、廃棄物が入れられたドラム缶等の容器の表面には予期せぬ表面上の突起等が存在している場合がある。バネの変位を変位センサによって計測し、押し付け力を算出してその押し付け力を一定に保つようにスミヤ濾紙位置を調整する方法では、このような突起には対応できず、ドラム缶等の容器にスミヤ濾紙を押し付ける装置に過大な力が加えられ、破損する可能性があるという課題を残している。
そこで、本発明は、拭き取り部材の押し付け力を均一に保ちつつ、拭き取り対象物の表面の様々な状態に対応できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る汚染拭き取り装置は、拭き取り部材を取り付けるスミヤヘッドと、拭き取り対象物の表面に前記拭き取り部材を押し付けながら前記拭き取り対象物の表面に沿う押し付け位置を変える移動手段と、前記スミヤヘッドに作用する前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を検出する力センサと、前記力センサからの信号に基づき前記押し付け方向の力と前記拭き取り位置の変化方向の力を所定の範囲内に保つように前記移動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る汚染除去方法は、拭き取り部材に作用する拭き取り対象物への押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を力センサにより検出し、前記力センサからの信号に基づき前記スミヤヘッドに作用する前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力が所定の範囲内になるように制御しながら、前記拭き取り対象物の表面を前記拭き取り部材で拭き取る拭き取り工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係る汚染検査方法は、拭き取り部材に作用する前記拭き取り対象物への押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を力センサにより検出し、前記力センサからの信号に基づき前記スミヤヘッドに作用する前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力が所定の範囲内になるように制御しながら、前記拭き取り対象物の表面を前記拭き取り部材で拭き取る拭き取り工程と、前記拭き取り工程の後に前記拭き取り部材の汚染の程度を測定する測定工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、拭き取り部材の押し付け力を均一に保ちつつ、拭き取り対象物の表面の様々な状態に対応できる。
[実施形態1]
以下、本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態1を、図1〜5を参照して説明する。
図1は本発明に係る汚染拭き取り装置を含む汚染拭き取り状況を示す斜視図である。本装置は拭き取り部材としてスミヤ濾紙31(図2)を使用し、スミヤ濾紙31を取り付けるスミヤヘッド11と、そのスミヤヘッド11を移動させるための拭き取り部移動機構12を有する。拭き取り部移動機構12とスミヤヘッド11は、互いに直交する3軸方向の力と、その軸回りのモーメントを測定可能な6軸力センサ13を介して連結されている。
拭き取り部移動機構12は、表面検査台14に載置された拭き取り対象物15の横に配置されている。拭き取り部移動機構12は、拭き取り対象物15に向かって水平方向に延びる水平アーム81と、水平アーム81を支持する支柱82と、水平方向に延びる走行レール83を有する。水平アーム81は水平方向の、支柱82は鉛直方向の、リニアガイドレール(図示せず)をそれぞれ有している。支柱82は下端に走行機構84を有し、これにより走行レール83上を水平に走行できるようになっている。さらに、水平アーム81の拭き取り対象物15に近い方の一端に、スミヤヘッド11の回転機構86が取り付けられている。
水平アーム81、支柱82、走行機構84および回転機構86は、それぞれアクチュエータとして内部にACサーボモータ(図示せず)を有している。さらに水平アーム81と支柱82には減速機およびボールねじ(図示せず)が取り付けられており、水平アーム81はリニアガイドレールに沿って、拭き取り対象物に向かう方向(伸縮方向)および昇降方向に移動できるようになっている。走行機構84にも同様に、減速機およびボールねじ(図示せず)が取り付けられており、支柱82は走行レール83に沿って移動できるようになっている。また、回転機構86には減速機が取り付けられており、スミヤヘッド11の押し付け方向を水平方向から上下にそれぞれ90度回転できるように組み立てられている。
図2はスミヤヘッド11の近傍を上方より見た平面図である。スミヤヘッド11は開閉可能な把持指22を有し、スミヤバー33を着脱できるようになっている。スミヤバー33は、円柱体32の先端面にスミヤ濾紙31を取り付けたものである。
スミヤヘッド11は、コンプライアンス機構27を介して、拭き取り部移動機構12に取り付けられた6軸力センサ13に取り付けられている。コンプライアンス機構27は、作用する力に応じて変形し復元する弾性機構であり、スミヤ濾紙31の押し付け方向および摩擦によって生じる曲げ方向への弾力性を有している。この弾力性により、摩擦によって生じる振動を力センサ13に伝播することを防ぐことができる。後述するように、スミヤヘッド11に作用する力を基にスミヤヘッド11の位置を制御しているので、摩擦により生じる力の振動の伝播を防ぐことにより制御が安定する。さらに、スミヤ濾紙31が拭き取り対象物15の表面に接触した際の衝撃力を緩和することができるようになっている。
このコンプライアンス機構27は、6軸力センサ13に固定されたプレート24と、スミヤヘッド11に固定されたプレート25との間の4箇所と、6軸力センサ側のプレート24を挟んで向かい合う4箇所に中空円筒形状のゴムダンパ23を配置し、2つのプレート24,25と2つのゴムダンパを貫通する4本のボルト26を有している。
本実施形態では、スミヤヘッド11に作用する押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な力を検出するため、6軸力センサ13を使用している。この6軸力センサ13は、直交する3軸方向の力と、その軸回りのモーメントを測定できる。拭き取り対象物15の表面に対して垂直にスミヤヘッド11を押し付けて拭き取るので、図に示すように、押し付け方向をx軸とすると、押し付け方向の力はx軸方向の力fxとして直接検出される。また、押し付け方向に垂直な拭き取り位置の変化方向はx軸に垂直なy−z平面上にあるため、摩擦力はy軸方向の力fyおよびz軸方向の力fzとして検出される。摩擦力は、z軸回りのモーメントmzおよびy軸回りのモーメントmyとして検出してもよい。
なお、力センサとしては、押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な力が検出できればよいので、少なくとも2軸力を検出する力センサ(多軸力センサ)を用いてもよいし、一方向の力を検出するセンサを複数個用いてもよい。
図3は本汚染拭き取り装置の制御系のブロック図である。制御用コンピュータ43には、信号入力部44、力算出部45、動作生成部46、制御信号生成部47が含まれている。スミヤヘッド11(図1)に作用する力は6軸力センサ13により検出され、スミヤヘッド11の位置および押し付け方向は、回転検出器であるレゾルバ41によって検出される。検出された力情報、位置・方向情報は、スミヤヘッド11と拭き取り対象物15の相対的な移動速度に応じて適切な時間ステップごとに、信号入力部44を介して制御用コンピュータ43に取り込まれる。
制御用コンピュータ43に取り込まれた力情報および位置・方向情報を基に、スミヤヘッド11の真の押し付け力や、拭き取り対象物15に沿った押し付け位置の変化方向、すなわち、拭き取り方向に作用する摩擦力などの力を力算出部45で求める。算出された力と位置・方向情報を基に、押し付け力および摩擦力などの力が所定の範囲に収まるように、スミヤヘッド11の目標位置および目標押し付け方向を動作生成部46で算出する。算出された目標位置および目標押し付け方向を実現するための拭き取り部移動機構12の制御信号を制御信号生成部47で生成し、信号出力部48を介して拭き取り部移動機構12を動かすモータ42に出力する。
6軸力センサ13から出力された力情報には、スミヤヘッド11の移動によって発生する慣性力やスミヤヘッド11の自重によって発生する力が含まれている。この自重によって発生する力は、スミヤヘッド11の姿勢によって変化する。このため、力算出部45による真の押し付け力Fの算出は、姿勢角を考慮して自重分を差し引くなどの処理を行う必要がある。
算出した真の押し付け力を基に、動作生成部46において目標とする押し付け力となるようにスミヤヘッド11の位置を補正することで、均一な押し付けを実現している。つまり、拭き取り対象物の形状データより設定した基準となる動作目標軌道rpに対し、力制御を行うことで軌道の修正を行い、新たな目標軌道rを次のように設定する。
r=rp+∫Kf(Fd−F)Fa・dt
ここで、Fdは目標とする押し付け力を、Fは真の押し付け力を、Kfは力制御積分ゲインを表す。Faは軌道の修正方向、すなわち、拭き取り面の法線方向の単位ベクトルである。
次に図4を用いて、拭き取り対象物の拭き取り方法について説明する。拭き取り対象物15,16は搬入コンベアなど(図示せず)によって表面検査台14まで搬送される。図4はドラム缶などの円柱形状の拭き取り対象物15と直方体形状の拭き取り対象物16が、表面検査台14に載置された状態を示している。円柱形状の拭き取り対象物15は円柱軸を鉛直にして配置されている。
この状態で、拭き取り部移動機構12(図1)により、スミヤ濾紙31(図2)の押し付け方向が、拭き取り対象物15,16とスミヤ濾紙31の接触部分における拭き取り対象物15,16の表面の法線方向とほぼ同じ方向になるように押し付ける。スミヤ濾紙31を拭き取り対象物15,16に押し付けながら、拭き取り対象物15,16または拭き取り部移動機構12の一方または両方を動かすことにより、拭き取り対象物15,16とスミヤ濾紙31を相対的に移動させ、拭き取り対象物15,16の表面を拭き取る。
まずドラム缶などの円柱形状をした拭き取り対象物15の側面15aの拭き取り方法を説明する。スミヤ濾紙31の押し付け方向が拭き取り対象物15の側面15aに対して垂直になるように拭き取り対象物15の側面15aにスミヤ濾紙31を押し付けながら、拭き取り部移動機構12によりスミヤ濾紙31を方向52に下降させることで拭き取り対象物15の側面15aを拭き取る。このとき、拭き取り対象物15は表面検査台14に備えられた回転テーブル(図示せず)を用いて鉛直軸周りに周方向51に連続的に回転させておく。このようにして、螺旋状に拭き取り対象物15の側面15a全面を拭き取ることができる。回転速度とスミヤ濾紙31の大きさに応じて、適切な速度でスミヤ濾紙31を下降させることにより、隙間無く拭き取り対象物15の側面15aを拭き取ることが可能である。なお、スミヤ濾紙31を上昇させながら側面15aを拭き取ることも、もちろん可能である。
円柱形状をした拭き取り対象物15の上面15bを拭き取る場合は、スミヤ濾紙31の押し付け方向を側面拭き取り時に対して90度下方向きに変更する。つまり、スミヤ濾紙31の押し付け方向を鉛直下方向とし、拭き取り対象物15の上面15bに押し付ける。スミヤ濾紙31を押し付けながら拭き取り対象物15の上面15bを半径方向53に移動させることにより、拭き取り対象物15の上面15bを外周から中心に向かって拭き取ることができる。なお、上面15bを中心から外周に向かって拭き取ってもよい。
円柱形状をした拭き取り対象物15の底面を拭き取る場合は、拭き取り対象物15を表面検査台14に備え付けのリフト(図示せず)で持ち上げる。スミヤ濾紙31の押し付け方向は、側面拭き取り時に対して90度上方向きに変更し、つまり、スミヤ濾紙31の押し付け方向を鉛直上方向とし、拭き取り対象物15の底面に押し付ける。スミヤ濾紙31を押し付けながら半径方向53に移動させることにより、拭き取り対象物15の底面を外周から中心に向かって拭き取ることができる。
また、拭き取り対象物の種類によっては底面が凹曲面となっているものもある。このように、拭き取り対象物の表面の法線方向が拭き取り位置によって異なる表面を拭き取る場合は、拭き取り位置の移動と同時に、押し付け方向を押し付け面に垂直になるように連続的に変化させながら、拭き取り対象物の表面を拭き取ることもできる。
スミヤ濾紙31の拭き取り対象物の表面への押し付け位置、すなわち拭き取り位置を変える手段として、後述する直方体の拭き取り対象物16を拭き取る場合のように拭き取り部移動機構12だけを用いてもよいが、上述の円柱形状の拭き取り対象物15を拭き取る場合のように、拭き取り部移動機構12と拭き取り対象物15の回転台とを併せて用いてもよい。拭き取り位置を変える手段として回転台を用いる場合には、拭き取り部移動機構12と同じ制御用コンピュータで制御してもよい。
拭き取り対象物の表面には表面板の継目による段差や凹凸などが存在し、さらに付着物やさびなどによって表面状態も一様ではない。これに伴い、スミヤ濾紙31と拭き取り対象物の表面との摩擦係数は一定ではなく、押し付け力が一定であっても摩擦力は変動する。一方、拭き取り対象物表面の汚染の程度を測定するために、スミヤ濾紙31からの放射線などを測定する時には、拭き取りを行ったスミヤ濾紙31を円柱体32から分離することが好ましい。このためスミヤ濾紙31を円柱体32に強固に接着することはできないので、拭き取り時の過度な摩擦力の発生はスミヤ濾紙31のスミヤバー33からの剥離を招く恐れがある。そこで、スミヤ濾紙31に作用する摩擦力が、ある設定値を超えたときには、押し付け力の調整と同様に摩擦力を低減するように目標軌道を修正すれば、摩擦によるスミヤ濾紙31の剥離を防ぐことができる。
また、同種類の拭き取り対象物を連続して拭き取る場合であっても、突起位置や寸法が若干異なるものが混在している場合がある。それぞれの形状について目標軌道を変更して設定することは作業効率の観点から現実的ではない。拭き取り対象物の表面に突起等の障害があれば、押し付け力や拭き取り方向に作用する力の変化として検出できるため、その障害を回避するように目標軌道を修正すればよい。さらに、拭き取り対象物の変形などによって対応できない形状のゆがみがある場合に備えて、押し付け力などが制限値を越えたときには、拭き取り動作の停止やスミヤヘッド11の退避動作を行わせるよう制御することにより、過大な力で装置が破損することを防ぐことができる。
直方体形状をした拭き取り対象物16の拭き取りを行う場合は、拭き取り対象物16は回転させずに、拭き取り部移動機構12を用いてスミヤ濾紙31を拭き取り対象物16の表面に押し付けながら、スミヤ濾紙31を移動させて拭き取る。
拭き取り対象物16の側面16aの拭き取りを行う場合は、まず、スミヤ濾紙31を例えば左右にずらしながら上下方向55に移動させ、ある側面16aの拭き取りを完了する。拭き取り対象物16の一つの側面16aの拭き取りが完了したら、一旦、拭き取り部移動機構12によりスミヤ濾紙31を拭き取り対象物16に接触しない位置に退避させ、拭き取り対象物16を鉛直軸周りに矢印54の方向に90度回転させる。回転させた後に、再びスミヤ濾紙31を拭き取り対象物16の側面16aに押し付けて、拭き取り対象物16の拭き取りが完了していない側面16aを拭き取る。拭き取り対象物16の上面16bは、スミヤ濾紙31を例えば左右にずらしながら前後方向56に移動させて、拭き取ることができる。
このように拭き取り部移動機構12に走行自由度を持たせているため、従来の装置のように円柱形状をした拭き取り対象物15のみならず、角柱形状をした拭き取り対象物16にも対応可能である。したがって、拭き取り対象物形状に合わせた装置の個別設計が不要となり装置コストの大幅な削減が可能である。
なお、拭き取り部移動機構12は、ここで示す実施形態に限定されるものではなく、駆動方法が異なるものや、可動部分が異なるものなど、他の実施形態であってもよい。
次に図5を用いてスミヤバー33の着脱の方法について説明する。まず、汚染拭き取り装置に装着する前のスミヤバー33はスミヤバー装着台61上に供給され、スミヤバー固定機構63によって下部を固定される。円柱体32の側面には周方向の切り欠き溝34があり、把持指22の先端には切り欠き溝34に噛み合う爪28がある。スミヤバー33の固定時には、切り欠き溝34はスミヤバー固定機構63の上部に露出するようになっている。ここで爪28を円柱体32の切り欠き溝34に噛み合わせるようにしてスミヤバー33を把持した後に、スミヤバー固定機構63による固定を解除する。このように、円柱体32の側面の切り欠き溝34と把持指22の爪28により、装着時にスミヤバー33の位置が把持指22と多少ずれていても確実に把持することができる。
なお、この2つの把持指22に2本の台形ねじ21を取り付け、2本の台形ねじ21にお互いの回転方向が逆向きになるように、一つのACサーボモータ(図示せず)の回転をギヤ(図示せず)を介して伝達するようにすれば、2本の把持指22を同時に同量だけ開閉させることができる。
ある範囲の拭き取りが終了したスミヤバー33は、拭き取り部移動機構12によりスミヤバー装着台とほぼ同一の構造のスミヤバー取り外し台62に移動され、スミヤバー固定機構63によって固定された後に、把持指22を開放することで取り外される。取り外されたスミヤバー33は別の場所に移動され、スミヤ濾紙31に付着した物質の汚染度検査を実施する。その後、新しいスミヤ濾紙31を円柱体32に取り付けることにより、円柱体32は再利用される。
スミヤ濾紙31を拭き取り作業前に拭き取り装置へ装着して、作業後に回収する方法としては、特許文献8に開示されているようにエアーの吸引・排出によってスミヤ濾紙を吸着・回収する手法が開示されている。しかし、この方法は圧縮空気を用いるため、汚染されているダストを飛散させる危険性があり好ましくない。また、特許文献9に開示されているように、スミヤ濾紙を円筒状のキャップに取り付け、そのキャップを機械的に装置側のホルダへ着脱する方法もある。しかし、この方法は、スミヤ濾紙キャップを装着する際にキャップとホルダとの僅かな相対位置誤差によって、キャップを着脱できないとか、ホルダ側に過度な力が加わるという課題があった。
一方、本実施形態におけるスミヤバー33の着脱方法のように、固定された物を把持する場合には、拘束力による過度の負荷が加わらないようにスミヤヘッド11の高い位置決め精度が必要となる。しかし、本汚染拭き取り装置では拘束力の大きさと向きを検出し、その拘束力を緩和する方向へスミヤヘッド11の位置を補正することにより、過大な負荷を発生させることなく確実にスミヤバー33を把持できる。なお、ここで許容する拘束力は、拭き取り時の押し付け力や摩擦力の最大値と異なり、装置が破損しない範囲であればよい。
また、スミヤバーフィーダ61やスミヤバー回収機構62を用いなくてもスミヤバー33の着脱は可能である。例えば、十分長い走行レール83を設置しておき、拭き取り部移動機構12によりスミヤヘッド11を作業員の被曝が問題にならない位置まで退避させ、作業員の手によってスミヤバー33の着脱を行ってもよい。
以上説明した汚染拭き取り装置は、拭き取り対象物表面の汚染度合いを検査する目的のみならず、同じ構成で表面の汚染除去装置としても利用可能である。表面汚染除去装置として用いる場合には、汚染検査に用いる場合よりも大きな拭き取り濾紙を用いることなどにより、より効率的に拭き取り作業を実施することもできる。
[実施形態2]
次に、特に放射線の影響を考慮した実施形態2を、図6を用いて説明する。ここで、実施形態1と同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
高レベルの放射線物質を封入した拭き取り対象物15を拭き取る場合、高分子材料は放射線の影響によって劣化するため、汚染拭き取り装置に利用することは好ましくない。また、分解熱の発生により発熱量が大きいため拭き取り対象物15の表面温度は200℃近くの高温に達する。一般的な6軸力センサでは、高温および放射線の影響により樹脂および接着剤部分が劣化するため、力の測定を正確に行えなくなる問題がある。そこで、高レベルの放射性検査体に対応するため、金属やセラミックスなどの無機材質で構成される歪ゲージを組み合わせて力を検出し、接着剤をはじめコネクタやケーブル等を耐放射線性の高い材料に置換した力センサを利用する。
また、高レベル放射線環境下では装置の動力源であるACサーボモータなどアクチュエータが受ける放射線の影響が大きく、アクチュエータは装置の構成要素の中では耐久寿命が短いものの一つである。このため、アクチュエータは定期的に交換しやすい構造とすることが望ましい。そこで、動力伝達機構としてフレキシブルシャフト72を利用し、アクチュエータを装置の外部に集約して遮蔽箱71に納めて保護している。
フレキシブルシャフト72とは、ワイヤのねじりトルクを伝達する動力伝達機構であり、このワイヤとワイヤを通す形状可変な筒状のアウターチューブによって構成される。このようにアクチュエータを装置本体から隔離して遮蔽することで放射線の影響を受けにくい構造とすると共に、アクチュエータの交換を行いやすい構成とすることが可能である。なお、動力伝達機構として、かさ歯車と回転シャフトを組み合わせた構成や、ワイヤの引っ張りによる回転駆動等も有効である。
本実施形態では、アクチュエータを遮蔽箱に入れて、熱および放射線の影響を小さくしているが、拭き取り対象物などの放射線源とアクチュエータとの間に壁を設けたり、アクチュエータを拭き取り対象物から十分離して設置するなどの方策も有効である。
なお、以上の説明は単なる例示であり、本発明は上述の各実施形態に限定されず、様々な形態で実施することができる。例えば、拭き取り部を移動させる手段が、互いに直交する3方向に動かせるものでなくてもよい。走行レールが拭き取り対象物を取り囲むように配置して、拭き取り対象物を回転させずに、側面全体を拭き取ることもできる。拭き取り部移動機構が走行レール以外を走行できるようにすれば、拭き取り対象物を移動させなくてもよいし、建屋などの固定物の拭き取りも可能である。また、ここでは放射性物質に汚染された物の拭き取りを例示したが、毒物などで汚染された物の検査や汚染除去に用いてもよい。
本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態1を示す斜視図である。 本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態1の一部を拡大した平面図である。 本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態1の制御系のブロック図である。 本発明に係る汚染拭き取り方向の実施形態1を示す斜視図である。 本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態1を示す一部断面側面図である。 本発明に係る汚染拭き取り装置の実施形態2を示す斜視図である。
符号の説明
11…スミヤヘッド、12…拭き取り部移動機構、13…6軸力センサ、14…表面検査台、15,16…拭き取り対象物、15a…側面、15b…上面、16a…側面、16b…上面21…台形ねじ、22…把持指、23…ゴムダンパ、24,25…プレート、26…ボルト、27…コンプライアンス機構、28…爪、31…スミヤ濾紙、32…円柱体、33…スミヤバー、34…切り欠き溝、41…レゾルバ、42…モータ、43…制御用コンピュータ、44…信号入力部、45…力算出部、46…動作生成部、47…制御信号生成部、48…信号出力部、51,54…回転方向、52…下降方向、53…半径方向、55…側面拭き取り方向、56…上面拭き取り方向、61…スミヤバー装着台、62…スミヤバー取り外し台、63…スミヤバー固定機構、71…アクチュエータ遮蔽箱、72…フレキシブルシャフト、81…水平アーム、82…支柱、83…走行レール、84…走行機構、86…回転機構

Claims (15)

  1. 拭き取り対象物の表面を拭き取る汚染拭き取り装置において、
    拭き取り部材を取り付けるスミヤヘッドと、
    前記拭き取り対象物の表面に前記拭き取り部材を押し付けながら、前記拭き取り対象物の表面に沿う押し付け位置を変える移動手段と、
    前記スミヤヘッドに作用する、前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を検出する力センサと、
    前記力センサからの信号に基づき、前記押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力を所定の範囲内に保つように前記移動手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする汚染拭き取り装置。
  2. 前記移動手段は、前記拭き取り対象物を移動させる手段を有することを特徴とする請求項1記載の汚染拭き取り装置。
  3. 前記移動手段は、前記拭き取り部材を移動させる手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の汚染拭き取り装置。
  4. 作用する力に応じて変形し復元する弾性機構を介して前記スミヤヘッドが前記力センサに取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  5. 前記押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力が所定の設定値を越えたときに、前記移動手段を停止させる手段と前記スミヤヘッドを前記拭き取り対象物に接触しない位置に退避させる手段の少なくとも一つの手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  6. 前記スミヤヘッドは、前記拭き取り部材を取り付けるスミヤバーと、前記力センサに取り付けられたスミヤバー受けを有し、前記スミヤバーはスミヤバー受けと着脱可能なように組み立てられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  7. 前記スミヤバーの着脱時の前記スミヤヘッドに作用する力が所定の範囲内になるように制御する手段を有することを特徴とする請求項6記載の汚染拭き取り装置。
  8. 前記移動手段は、
    前記スミヤヘッドを互いに平行でない水平2方向および高さ方向に移動させる手段と、
    前記拭き取り部材を前記拭き取り対象物に押し付ける方向を鉛直下方向から鉛直上方向まで連続的に変化させる姿勢変更手段と、
    を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  9. 前記拭き取り対象物は表面から放射線を放出するものであって、前記力センサは無機材質で構成される複数の歪ゲージを組み合わせたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  10. 前記拭き取り対象物は表面から放射線を放出するものであって、前記移動手段および前記姿勢変更手段は、それぞれにアクチュエータを有し、それらのアクチュエータが前記拭き取り対象物から発生する熱および放射線の影響が所定の制限値以下になる位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか記載の汚染拭き取り装置。
  11. 前記アクチュエータと拭き取り対象物の間に、熱および放射線の少なくとも一方を遮蔽する壁を有することを特徴とする請求項10記載の汚染拭き取り装置。
  12. 拭き取り対象物の表面を拭き取る汚染除去方法において、
    拭き取り部材に作用する前記拭き取り対象物への押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を力センサにより検出し、前記力センサからの信号に基づき前記スミヤヘッドに作用する前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力が所定の範囲内になるように制御しながら、前記拭き取り対象物の表面を前記拭き取り部材で拭き取る、拭き取り工程、
    を有することを特徴とする汚染除去方法。
  13. 前記拭き取り工程より前に、前記拭き取り部材を前記力センサに取り付ける、取り付け工程と、
    前記拭き取り工程の後に、前記拭き取り部材を前記力センサから取り外す、取り外し工程と、
    を有することを特徴とする請求項12記載の汚染除去方法。
  14. 被検査体の表面を拭き取り、その被検査体の表面の汚染の程度を測定する汚染検査方法において、
    拭き取り部材に作用する前記被検査体への押し付け方向の力と押し付け位置の変化方向の力を求めるために必要な少なくとも2方向の力を力センサにより検出し、前記力センサからの信号に基づき前記スミヤヘッドに作用する前記拭き取り部材の押し付け方向の力と前記押し付け位置の変化方向の力が所定の範囲内になるように制御しながら、前記被検査体の表面を前記拭き取り部材で拭き取る、拭き取り工程と、
    前記拭き取り工程の後に、前記拭き取り部材の汚染の程度を測定する測定工程と、
    を有することを特徴とする汚染検査方法。
  15. 前記拭き取り工程より前に、前記拭き取り部材を前記力センサに取り付ける、取り付け工程と、
    前記拭き取り工程の後で前記測定工程より前に、前記拭き取り部材を前記力センサから取り外す、取り外し工程と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の汚染検査方法。
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