JPH0572300B2 - - Google Patents

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JPH0572300B2
JPH0572300B2 JP60094861A JP9486185A JPH0572300B2 JP H0572300 B2 JPH0572300 B2 JP H0572300B2 JP 60094861 A JP60094861 A JP 60094861A JP 9486185 A JP9486185 A JP 9486185A JP H0572300 B2 JPH0572300 B2 JP H0572300B2
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force distribution
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wheel
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Shuji Torii
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は4輪駆動車の駆動力配分制御装置に
係り、特に、前輪に伝達する動力と後輪に伝達す
る動力との駆動力配分比を前輪と後輪との回転速
度差に基づいて制御する駆動力配分制御装置に関
する。
(従来の技術) 従来の4輪駆動車の駆動力配分制御装置として
は、例えば、特開昭57−205233号公報に記載され
たようなものが知られている。この4輪駆動車の
駆動力配分制御装置は、前輪と後輪との回転数差
が所定値以上の場合にクラツチを継いで所定期間
4輪駆動とするとともに、この所定期間よりも長
い一定期間内におけるクラツチの切換動作回数を
記憶し、この切換動作回数が所定数以上になつた
時にクラツチを継ぎ続けるようにして、クラツチ
保護するものである。
(この発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の4輪駆動車の
駆動力配分制御装置にあつては、前輪と後輪との
回転速度差をスリツプ(対路面相対回転)として
検知し、この検知された回転速度差に基づいてス
リツプの大小により2輪駆動と4輪駆動との切換
制御を行うよう構成されているため、車両に異な
る仕様のタイヤを装着した場合等に前輪と後輪と
の回転速度差も変化し、2輪駆動と4輪駆動との
切換制御をスリツプに対応させて正確に行うこと
ができないという問題点があつた。すなわち、例
えば、テンパータイヤを装着した場合、前後の一
方の2輪のみにチエーン装着した場合、タイヤの
空気圧が低下またはばらついた場合車両の前後重
量配分のアンバランス等で前後のタイヤの有効径
が異なる場合あるいは旋回走行をして前後のタイ
ヤの軌跡が異なる場合等に前後輪の回転速度差も
変化するため、単に前後輪の回転速度差のみから
ではスリツプを正確に検知することはできないと
いう問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この発明にかかる4輪駆動車の駆動力配分制御
装置は、前述した問題点を解決することを目的と
してなされたもので、第1図に示すように、前輪
または後輪の一方の車輪の回転速度を検出する第
1回転速度検知手段aと、前輪または後輪の他方
の車輪の回転速度を検出する第2回転速度検知手
段bと、前記第1回転速度検知手段aの出力及び
前記第2回転速度検知手段bの出力に基づいて前
記一方の車輪の回転速度を基準とした前後輪の回
転速度差を演算する演算手段cと、該回転速度差
に応じた目標駆動力配分比を決定する目標値決定
手段dと、前輪と後輪との駆動力配分比が前記目
標値決定手段dにより決定された目標駆動力配分
比となるように前輪または後輪の少なくとも一方
へ機関から伝達する駆動力を変更する駆動力配分
手段eと、車両の直進走行状態を判定する第1走
行状態判定手段fと、非駆動時で且つ非制動時で
ある車両の惰行走行状態を判定する第2走行状態
判定手段gと、前記第1走行状態判定手段fによ
つて直進走行状態が判定され、且つ前記第2走行
状態判定手段gによつて惰行走行状態が判定され
た場合のみに前記回転速度差を零に補正するため
の補正係数を決定する補正値決定手段hと、を備
えたことを特徴とするものである。
(作用) この発明にかかる4輪駆動車の駆動力配分制御
装置によれば、車両が直進惰行状態にあるとき、
すなわち操舵輪に舵角が与えられておらず、且つ
ブレーキが作動していないときの前後輪の回転速
度差ΔNが基準となつて、それ以外の走行状態に
おける回転速度差ΔNの補正が行われる。このた
め、例えば、異なる仕様のタイヤを装着した場
合、タイヤの空気圧が低下した場合あるいは前後
の一方の2輪にタイヤを装着した場合等にあつて
も、前後輪の回転速度差ΔNすなわちスリツプを
正確に検知することが可能となり、2輪駆動と4
輪駆動との切換制御を正確にスリツプに対応させ
て行い車両の走行性能を向上させることができ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図から第5図は、この発明にかかる4輪駆
動車の駆動力配分制御装置の一実施例を示す図で
ある。なお、この実施例は、前置エンジン後輪駆
動車をベースとする4輪駆動車に適用したものを
示す。
まず、第2図により概要を説明すると、21は
エンジン(機関)、22はエンジン21と一体に
組み付けられたトランスミツシヨン(変速機)で
あり、トランスミツシヨン22の出力軸は前後輪
の駆動力配分を変更可能なトランスフア(駆動力
配分手段)23を介して後輪プロペラシヤフト2
4Rおよび前輪プロペラシヤフト24Fに連結さ
れている。後輪プロペラシヤフト24Rは、後輪
差動装置25Rおよび左右のアクスル26RL,
26RRを介して左右の後輪27RL,27RRに
連結され、同様に、前輪プロペラシヤフト24F
は、前輪差動装置25Fおよび左右のアクスル2
6FL,26FRを介して左右の前輪27FL,2
7FRに連結されている。
トランスフア23は、第3図に示すように、2
つの部材28a,28bをボルト29により接合
して成るトランスフアケース28内に、トランス
ミツシヨン22の出力軸と連結した入力軸30が
回転自在に収納され、また、後輪プロペラシヤフ
ト24Rと連結した後輪出力軸31がベアリング
32により回転自在に支持されている。これら入
力軸30および後輪出力軸31は、それぞれが略
パイプ状の継手部材33に同軸的にスプライン結
合して、該継手部材33を介し一体回転するよう
に接続している。継手部材33は、その外周部に
後述する油圧式の摩擦多板クラツチ49のドラム
44が設けられ、また、トランスフアケース28
にボルト34aにより固定された筒状のベアリン
グホルダ34に回転自在に挿通している。
入力軸30には図中左方に第1中空軸38が回
転自在に外挿し、また、図中右方に第1中空軸3
8とスプライン結合した第2中空軸39がニード
ルベアリング43を介して回転自在に外挿してい
る。第1中空軸38は、その外周上にカウンタギ
ア40aと噛合したドライブギア38aが一体に
形成されている。このカウンタギア40aは、ト
ランスフアケース28にベアリング41を介し回
転自在に支持されたカウンタシヤフト40に一体
に形成され、前輪プロペラシヤフト24Fと連結
した前輪出力軸に設けられたドリブンギア42と
噛合している。第2中空軸39は一体に形成され
て径方向外方へ突出するハブ39aを有し、この
ハブ39aと前述したドラム44との間に摩擦多
板クラツチ49が取り付けられている。
摩擦多板クラツチ49は、ドラム44の内周壁
にスプライン結合した複数のドライブプレート4
5と、第2中空軸39のハブ39aにスプライン
結合してドライブプレート45と軸方向交互に配
列された複数のドリブンプレート46と、ドラム
44および継手部材33にそれぞれ内外の両周面
が液密的かつ軸方向の摺動自在に摺接して油室4
7を画成する略環状のピストン48と、継手部材
33に取り付けられたリテーナ52とピストン4
8との間に縮装されてピストン48を油室47側
へ付勢するスプリング53と、を備えている。油
室47は、継手部材33に形成された第1油路3
5a、ベアリングホルダ34に形成された第2油
路35bおよびトランスフアケース28に形成さ
れた第3油路35cを介してトランスフアケース
28の油圧ポート35dに連通している。この摩
擦多板クラツチ49は、油圧ポート35dから第
1、第2、第3油路35a,35b,35cを経
て油室47に高圧の圧油が供給されると、ピスト
ン48がスプリング53の弾性力に抗し図中左動
してドライブプレート45とドリブンプレート4
6とを摩擦接触させ、継手部材33と第2中空軸
39との間すなわち入力軸30と前輪出力軸との
間を接続する。
なお、30aは入力軸30に形成された第1潤
滑油路、31aは後輪出力軸31に形成された第
2潤滑油路、39bは第2中空軸39に形成され
た第1クラツチ潤滑油路、39cは第2中空軸3
9のハブ39aに形成された第2クラツチ潤滑油
路、44aはドラム44に形成された第3クラツ
チ潤滑油路であり、第1および第2潤滑油路30
a,31aはニードルベアリング43等へ潤滑油
を供給し、また、第1、第2および第3クラツチ
潤滑油路39b,39c,44cは摩擦多板クラ
ツチ49のドライブプレート45とドリブンプレ
ート46との摺接部へ潤滑油を供給する。また、
36は速度検知用のピニオンである。
50は高圧の圧油を発生する圧油源であり、圧
油源50は電磁弁54を介して前述の油圧ポート
35dに連絡されている。電磁弁54は、制御装
置51に結線されたソレノイド54aを有し、ソ
レノイド54aに通電される電流値および油圧ポ
ート35dの油圧に応じた開度で油圧ポート35
dと圧油源50との間を連通する。すなわち、こ
の電磁弁54は、例えばソレノイド54aの電磁
力と油圧ポート35dの油圧とに応動するスプー
ルを有し、このスプールの動きで油室47へ供給
される油圧(クラツチ圧)を変更する。
制御装置51は、ワンチツプマイコン等を有す
るもので、前輪回転速度検知器(第2回転速度検
知器)55、後輪回転速度検知器(第1回転速度
検知器)56、舵角検知器57、ニユートラルス
イツチ58およびブレーキスイツチ59が結線さ
れている。前輪回転速度検知器55はトランスフ
ア23の前輪出力軸の回転数等を検出して前輪2
7FL,27FRの回転速度Nfを表示する信号を
出力し、同様に、後輪回転速度検知器56はトラ
ンスフア23の後輪出力軸の回転数等を検出して
後輪27RL,27RRの回転速度Nrを表示する
信号を出力する。舵角検知器57は、舵角θを検
出して舵角θを表示する信号を出力し、ニユート
ラルスイツチ58は、トランスミツシヨン22が
中立位置に操作されているか否かを検出してトラ
ンスフアミツシヨン22が中立位置にある時論理
信号Tを出力し、また、ブレーキスイツチ59は
ブレーキペダルが踏み込み操作されたブレーキ作
動中か否かを検出してブレーキ作動時に論理信号
Bを出力する。制御装置51は入力する信号を演
算処理して電磁弁54のソレノイド54aを通電
する。この制御装置51は、演算手段、目標値決
定手段、第1走行状態判定手段、第2走行状態判
定手段および補正値決定手段に相当する。
次に、作用を説明する。
この4輪駆動車の駆動力配分制御装置は、車両
が直進惰行状態にある時に前後輪の回転速度差
ΔNを零とするような補正係数Aを算出し、検出
する前後輪の回転速度Nf,Nrをこの補正係数A
により補正して前後輪の回転速度差ΔNを求め、
この回転速度差ΔNすなわちスリツプに基づいて
前後輪の駆動力配分Rを制御する。したがつて、
異なる仕様のタイヤを装着した場合等にあつても
正確にスリツプを検出して駆動力配分Rを制御す
ることができ、車両の走行性能を向上させること
ができる。
以下、第4図のフローチヤートを参照して詳細
に説明する。このフローチヤートに示す一連の処
理は、制御装置51において所定周期で繰り返し
実行される。まず、ステツプP1において補正係
数Aに初期値1を設定し、続くステツプP2およ
びステツプP3で、前輪回転速度検知器55およ
び後輪回転速度検知器56の出力信号からそれぞ
れ前輪回転速度Nfと後輪回転速度Nrとを読み込
む。続くステツプP4では、下式(1)により前後輪
の回転速度差ΔNを算出する。
ΔN=Nr−A・Nf ……(1) そして、次のステツプP5においては、ニユー
トラルスイツチ58の出力信号からトランスミツ
シヨン22が中立位置に操作された状態にあるか
否かを判断し(クラツチの断状態を検知しても
可)、トランスミツシヨン22が中立位置にあれ
ばステツプP6へ進み、トランスミツシヨン22
が中立位置になければステツプP11へ進む。
ステツプP6では、ブレーキスイツチ59の出
力信号からブレーキ作動中か否かを判断し、ブレ
ーキ作動中であればステツプP11へ進み、ブレー
キ作動中で無ければステツプP7へ進む。ステツ
プP7においては、舵角検知器57の出力信号か
ら舵角θが零か否かすなわち車両の直進状態にあ
るか否かを判断し、車両が直進状態になければス
テツプP11へ進み、車両が直進状態にあればステ
ツプP8へ進む。これらステツプP5、ステツプP6
およびステツプP7は、車両が直進惰行状態にな
るか否かを判断している。ステツプP8では、ス
テツプP4で算出した回転速度差ΔNを零とみな
し、次のステツプP9において、回転速度差ΔNを
零とみなした場合 の仮の補正係数A0を次式(2)により算出する。
A0=Nr+1/Nf+1 ……(2) なお、式(2)の分母および分子における1の加算
は、分母が零になることを禁止するためのもので
ある。そして、続くステツプP10で補正係数Aを
値A0で置換する。したがつて、例えばタイヤの
空気圧が後発的に変化したような場合でも、回転
速度差ΔNを正確に算出することができる。
ステツプP11においては、回転速度差ΔNが所
定値ΔN0より小さいか否かを判断し、回転速度
差ΔNが所定値ΔN0より小さければステツプP12
へ進み、回転速度差ΔNが所定値ΔN0以上であれ
ばステツプP13へ進む。ステツプP12では下式(3)に
基づき回転速度差ΔNに応じた電流値iを算出
し、同様に、ステツプP13では下式(4)に基づき回
転速度差ΔNに応じた電流値iを算出する。
i=a・ΔN ……(3) i=a・ΔN0+b・(ΔN−ΔN0) ……(4) これらステツプP12およびステツプP13において
は、第5図に示すように、電磁弁54のソレノイ
ド54aへ通電する電流値すなわち前後値の駆動
力配分比を回転速度差ΔNに応じて決定する。そ
して、次のステツプP14においては、ステツプ
P12,P13で決定された電流iを電磁弁54のソレ
ノイド54aへ通電する。したがつて、電磁弁5
4は電流iに応じた開度で摩擦多板クラツチ49
の油室47を圧油源50に連通し、クラツチ圧P
が電流iに応じた値となる。この結果、摩擦多板
クラツチ49を介し前輪27FL,27FRへ伝達
される駆動力はクラツチ圧Pすなわち電流iに応
じた値となり、前後輪の駆動力配分比が回転速度
差ΔNに応じて制御される。
このように、この4輪駆動車の駆動力配分制御
装置によれば、車両が直進惰行状態になると前後
輪の回転速度差ΔNを零にするような補正係数を
算出し、以後、この補正係数により求められた回
転速度差ΔNに基づき前後輪の駆動力配分比を制
御するため、後発的にタイヤの特性を異ならしめ
ることが起きても回転速度差ΔNを正確に検出す
ることができるようになり、この正確な回転速度
差に基づき駆動力配分比を制御することで走行性
能の向上を図ることができる。
なお、上述した実施例では油圧式の摩擦多板ク
ラツチを有するトランスフアが装着されたパート
タイム式の4輪駆動車に適用したものを示すがド
グクラツチを有するトランスフアが装着されたパ
ートタイム式の4輪駆動車あるいは差動制限装置
付中央差動装置が装着されたフルタイム式の4輪
駆動車等にも本発明が適用できることは言うまで
も無い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明にかかる4
輪駆動車の駆動力配分制御装置によれば、車両が
直進惰行状態になると補正係数を新規に算出し、
この補正係数で補正した前後輪の回転速度差ΔN
に基づき前後輪の駆動力配分比を制御する。この
ため、異なる仕様のタイヤを装着した場合、前後
の一方の2輪にチエーンを装着した場合、タイヤ
の空気圧が低下またはばらついた場合、車両の前
後重量配分のアンバランス等で前後のタイヤの有
効径が異なる場合、あるいは旋回により前後のタ
イヤの軌跡が異なる場合でも、正確に回転速度差
ΔNを算出することができるようになり、駆動力
配分比の制御をスリツプに対応させて正確に行い
車両の走行性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる4輪駆動車の駆動力
配分制御装置の構成図である。第2図から第5図
はこの発明にかかる4輪駆動車の駆動力配分制御
装置の一実施例を示し、第2図は全体概略図、第
3図は機構要部の断面図、第4図はフローチヤー
ト、第5図は前後輪回転速度差ΔNに対する電磁
弁へ通電する電流値iの特性を示す図である。 55……前輪回転速度検知器(第2回転速度検
知手段)、56……後輪回転速度検知器(第1回
転速度検知手段)、21……エンジン(機関)、2
7FL,27FR……前輪、27RL,27RR……
後輪、51……制御装置(演算手段、目標値決定
手段、第1走行状態判定手段、第2走行状態判定
手段および補正値決定手段)、57……舵角検知
器、58……ニユートラルスイツチ、59……ブ
レーキスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 前輪または後輪の一方の車輪の回転速度
    を検出する第1回転速度検知手段と、 b 前輪または後輪の他方の車輪の回転速度を検
    出する第2回転速度検知手段と、 c 前記第1回転速度検知手段の出力及び前記第
    2回転速度検知手段の出力に基づいて前記一方
    の車輪の回転速度を基準とした前後輪の回転速
    度差を演算する演算手段と、 d 該回転速度差に応じた目標駆動力配分比を決
    定する目標値決定手段と、 e 前輪と後輪との駆動力配分比が前記目標値決
    定手段により決定された目標駆動力配分比とな
    るように前輪または後輪の少なくとも一方へ機
    関から伝達する駆動力を変更する駆動力配分手
    段と、 f 車両の直進走行状態を判定する第1走行状態
    判定手段と、 g 非駆動時で且つ非制動時である車両の惰行走
    行状態を判定する第2走行状態判定手段と、 h 前記第1走行状態判定手段によつて直進走行
    状態が判定され、且つ前記第2走行状態判定手
    段によつて惰行走行状態が判定された場合のみ
    に前記回転速度差を零に補正するための補正係
    数を決定する補正値決定手段と、 を備えたことを特徴とする4輪駆動車の駆動力配
    分制御装置。
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