JPH0572185U - 電機装置の筐体におけるプリント基板取付構造 - Google Patents

電機装置の筐体におけるプリント基板取付構造

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JPH0572185U
JPH0572185U JP1958392U JP1958392U JPH0572185U JP H0572185 U JPH0572185 U JP H0572185U JP 1958392 U JP1958392 U JP 1958392U JP 1958392 U JP1958392 U JP 1958392U JP H0572185 U JPH0572185 U JP H0572185U
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力 永松
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日通工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のもとに、他の実装部品の配設上
の制約が殆どない状態においてプリント基板を装着する
ことができる小型の取付構造を提供すること、および簡
単な操作により着脱することができる安価なプリント基
板取付構造を提供すること。 【構成】 筐体の壁にプリント基板の端縁寄り部を受け
止める2本の支柱を立設してこの支柱にプリント基板を
その両端寄りの表面において当接すると共に、プリント
基板の端面に対向する摺動阻止部を設け、前記支柱とプ
リント基板との重合部分を挟圧する状態に弾性クリップ
を装着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筐体内にプリント配線板(この明細書においてはプリント基板とい う)を設けた通信機器その他の電機装置において、筐体に対するプリント基板の 取付構造に関するものであり、特にプリント基板を筐体の底壁に対して垂直状態 に実装する場合に好適な取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板を電機装置における筐体の底壁に対して垂直状態に実装する場合 の従来の取付構造は、図4のように筐体の底壁Aに対して垂直状態の側壁Bに取 付座C,Cを設けてこの取付座C,Cにプリント基板Dを当接したままねじE, Eにより締め付け固定するようにしている。 また図5のように、筐体の底壁Aにプリント基板Dの端縁部を両側方から受け 止める溝形の支柱F,Fを立設してこの支柱F,Fの溝に案内されつつプリント 基板Dを上方から差し込むようにするほか、支柱F,Fに近い位置にはプリント 基板Dの高さに等しい高さの取付座C,Cを設けると共に、この取付座C,Cに 上方から押え板GをねじE,Eにより固着してプリント基板Dを押え板Gにより 押圧した状態のもとに固定するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術によれば、ねじを使用しているため、ドライバの操作のための スペ−スを確保する必要があり、他の実装部品の配設が著しく制約されるばかり でなく、筐体が大型となる欠点があり、特に押え板を使用する後者の場合には、 その押え板自体による占有容積を必要とし、装備の小型化に不利である。
【0004】 そこで本考案の目的は、簡単な構成のもとに、他の実装部品の配設上の制約が 殆どない状態においてプリント基板を装着することができる小型の取付構造を提 供することにあり、また他の目的は、簡単な操作により着脱することができる安 価なプリント基板の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、筐体の壁にプリント基板の端縁寄り部を受 け止める2本の支柱を立設してこの支柱にプリント基板をその両端において当接 したまま、これら支柱とプリント基板の端縁寄り部との重合部分を挟持する状態 のもとにヘアピン状の弾性クリップを装着するほか、支柱もしくはその付近にプ リント基板の端面に対向する摺動阻止部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
プリント基板は摺動阻止部により両端方向への遊動が阻止され、また端縁寄り 部において弾性クリップの挟圧により支柱に固定される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明する。 本考案の適用対象としては、例えば図1ないし図3のように、底壁1と側壁2 ,2と端壁3,3とにより形成した箱形の主体4と、この主体4の上方開口部に 吻合する蓋体5とから構成する筐体に対し、その主体4の底壁1の壁面にプリン ト基板6を直立状態に実装する型式の電機装置を採択する。
【0008】 上記型式に対する本考案の特殊構成としては、例えば図1ないし図2のように 、主体4における底壁1に、実装されるプリント基板6の両端部に対応する位置 に、平板状の主部7と摺動阻止部8とがあるL字状断面の支柱9,9をその主部 7,7が同一平面上に位置すると共に、摺動阻止部8,8が互いに対向する内向 き状態のもとに垂直に立設し、これに対しプリント基板6をその部品Pが装着さ れている側の両端寄りの表面が支柱9,9における主部7の内面に当接するよう に立て掛けるほか、このプリント基板6と支柱9の主部7との重合部分には、こ の重合部分を両外側面から挟圧する状態に、基部がコ字状のほぼヘアピン型の弾 性クリップ10を装着してなり、なお弾性クリップ10としては、図3のように比較 的薄肉のステンレス鋼板を開放端に漸次狭縮する状態に屈曲して製作し、あるい はプラスチックにより製作するのが適当である。
【0009】 上記構成により、図2に鎖線で示すように、プリント基板6の背方に他の実装 部品p1を近接した位置に実装した後においてもプリント基板6の着脱を容易に行 うことができるのである。
【0010】 また、プリント基板6の下端部に対応する底壁1には、プリント基板6の下端 縁の受け入れに適応する係合溝11を設けてこの係合溝11にプリント基板6の下端 縁を係入するのが望ましく、これによりプリント基板6に対する横方向からの外 力が加えられた場合においても、プリント基板6の変形を顧慮する必要がないば かりでなく、支柱9,9と弾性クリップ10,10とによる固定手段を補強すること ができ、なお前記係合溝11の両端縁部は前記支柱9における摺動阻止部8と同効 の摺動阻止部8として作用するのである。
【0011】 その他、弾性クリップ10の基部に対応するプリント基板6の両端寄りの上端部 には、切欠部12,12を設けて弾性クリップ10を装着した場合に弾性クリップ10の 基部がプリント基板6の上端面よりも上方に突出しないようにするのが、プリン ト基板6の上方部の実装密度を向上するために有効であり、従って図2に鎖線で 示すように、他の実装部品p2をプリント基板6の上端縁間際まで実装することが できるのである。
【0012】 前記摺動阻止部8,支柱9,弾性クリップ10の形状については、上記実施例に 限らず、本考案の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であること当 然である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、実装されるプリント基板の両端部に対 応する筐体の壁面に、平板状の主部がある支柱を垂直に立設するほか、プリント 基板の両端面に接近する対向位置に摺動阻止部を設け、かつこれに対しプリント 基板を両端面において摺動阻止部に対向するように立て掛けたまま、プリント基 板と支柱の主部との重合部分を弾性クリップの装着により両外側面から挟圧する 状態のもとに固定したから、これにより著しく簡単な構成かつ弾性クリップの着 脱という簡易な操作のもとにプリント基板を垂直に取り付けることができ、更に 取付手段自体の占有容積が狭小であるばかりでなく、その装脱のための占有容積 が狭小で足り、プリント基板の周囲並びに上方部を効率的に使用することが可能 である等、限られた容積の筐体内に他の実装部品を高密度に配設することができ る実用上の効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリント基板取付構造を適用した電機
装置の筐体の要部を示す縦断正面図である。
【図2】本考案のプリント基板取付構造を適用した電機
装置の筐体の要部を示す縦断側面図である。
【図3】プリント基板取付構造の要部だけを示す分解斜
面図である。
【図4】従来技術の一例を示す分解斜面図である。
【図5】従来技術の他の例を示す分解斜面図である。
【符号の説明】
6 プリント基板 7 主部 8 摺動阻止部 9 支柱 10 弾性クリップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機装置用筐体の壁面にプリント基板
    (6)を直立状態に実装するプリント基板取付構造であっ
    て、実装されるプリント基板(6)の両端部に対応する筐
    体の壁面に、平板状の主部(7)がある支柱(9),(9)を
    その主部(7),(7)が同一平面上に位置する状態に垂直
    に立設するほか、プリント基板(6)の両端面に接近する
    対向位置に摺動阻止部(8),(8)を各別に設け、これに
    対しプリント基板(6)をその表面において支柱(9),
    (9)における主部(7)に当接すると共に、両端面におい
    て摺動阻止部(8),(8)に対向するように立て掛けたま
    ま、これらプリント基板(6)と支柱(9)の主部(7)との
    重合部分を両外側面から挟圧する状態のもとに、弾性ク
    リップ(10),(10)を装着してなる電機装置の筐体におけ
    るプリント基板取付構造。
JP1958392U 1992-03-03 1992-03-03 電機装置の筐体におけるプリント基板取付構造 Expired - Lifetime JP2558822Y2 (ja)

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JPH0572185U true JPH0572185U (ja) 1993-09-28
JP2558822Y2 JP2558822Y2 (ja) 1998-01-14

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