JPH0572031B2 - - Google Patents

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JPH0572031B2
JPH0572031B2 JP14080885A JP14080885A JPH0572031B2 JP H0572031 B2 JPH0572031 B2 JP H0572031B2 JP 14080885 A JP14080885 A JP 14080885A JP 14080885 A JP14080885 A JP 14080885A JP H0572031 B2 JPH0572031 B2 JP H0572031B2
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JP
Japan
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signal
track
frequency
motor
traverse
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14080885A
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English (en)
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JPS621173A (ja
Inventor
Makoto Akyama
Toshiharu Mukai
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14080885A priority Critical patent/JPS621173A/ja
Publication of JPS621173A publication Critical patent/JPS621173A/ja
Publication of JPH0572031B2 publication Critical patent/JPH0572031B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンパクトデイスクプレーヤや、また
はビデオデイスクプレーヤ等の記録情報再生装
置、更に詳しくはピツクアツプ手段をデイスク上
の情報トラツクと垂直な方向に移動制御するトラ
バース制御方式を採用した記録情報再生装置に関
するものである。
従来の技術 従来のコンパクトデイスクプレーヤのトラバー
ス制御は、一般にピツクアツプ手段から得られる
トラツキングエラー信号からローパスフイルタに
よつて直流成分(正確には超低周波成分)を抽出
し、その抽出直流成分を増幅してトラバースモー
タに供給して、トラツキングエラー信号の直流成
分が零となる様に、上記ピツクアツプを搭載した
トラバース台を駆動するものであつた。
発明が解決しようとする問題点 この従来の方式において、ローパスフイルタの
時定数は大きいほど、雑音の影響やデイスクのト
ラツクの回転偏心の影響を除去することが出来る
が、その場合は、トラバース台の制御の応答時間
が遅くなつて、ピツクアツプ手段の移動速度に追
いつけなくなる等の問題や、また曲目のサーチ動
作時に、トラバース台を強制高速送りした時等
に、ローパスフイルタを構成するコンデンサに不
要な電荷がチヤージしたりしてトラバースモータ
の動作が乱れるという問題や、さらには部品のバ
ラツキ等によつてローパスフイルタのダンピング
が小さくなつた場合は、トラバース台を高速に駆
動した時など、そのローパスフイルタの過渡応答
によつてトラバースモータがハンデイング動作を
行なつて動作が乱れてしまう等、多くの問題があ
つた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するため、ピツクアツ
プ手段の情報トラツク追従のためのトラツキング
サーボループの一部から得られるトラツキングエ
ラー信号を、デイスクのトラツク偏心周期TのN
倍(Nは整数)の周期をもつ周波数信号1と、そ
の周波数信号1と位相が前記トラツク偏心周期T
のn/2倍(nは奇数)、すなわちnT/2ずれた
周波数信号2で、それぞれ交互にサンプリング
し、そのサンプリングによつて得られた2つの信
号を合成した信号を、前記ピツクアツプ手段を含
むトラバース手段の制御信号とするものである。
作 用 本発明は上記の構成により、なめらかなトラバ
ース制御信号を、時間遅れが少なく、しかも雑音
をデイスクのトラツク偏心の影響をほとんど受け
ず得ることが出来るため、安定なトラバース走行
系を持つ記録情報再生装置を実現することが出来
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図
で、1はデイスク、1aはそのトラツク、1bは
デイスク1を回転させるモータ、2は光学式のピ
ツクアツプ手段で、フオーカスレンズ2bを通し
てデイスク情報の検出が行なわれる。フオーカス
レンズ2bはフオーカスサーボ回路(本発明の趣
旨と無関係であるので図示していない)により、
常にデイスク1のトラツク1aと進点があう様に
制御されている。また、ピツクアツプ手段2は出
力端子2aからフオーカスレンズ2bのトラツキ
ング方向の移動距離に応じたトラツキングエラー
信号TEを出力し、その信号をトラツキングサー
ボ回路4によつて位相補償および増幅してピツク
アツプ手段2の入力端子2cで帰還して、フオー
カスレンズ2bが一定の誤差内でトラツク1aに
追従する様に動作する。3はトラツクの再生に従
つてトラツクの接線と垂直方向にピツクアツプ手
段2を移動させるトラバース台で、その動作はピ
ツクアツプ手段2のトラツキングエラー出力TE
を所定のタイミングでサンプリングしてホールド
する2つのサンプリング回路9,10の出力を加
算器11によつて加算し、さらに、その出力をモ
ータ駆動回路12によつて増幅した信号で、トラ
バース機構を構成するモータ6およびスクリユウ
ネジ5を駆動して行なわれる。
1cはモータ1bの回転数に比例した周波数の
信号を発生する周波数発電機で、その周波数信号
は分周器7で分周されて、モータ1bの1回転に
対して1パルスのパルス信号を出力する。パルス
発生器8は分周器7の出力Spの立上り、および立
下りのエツジ信号Su、Sdを検出するもので、第2
図に示すように、互いに180°の位相関係をもつ信
号を発生する。
次に第1図に基づいて本発明の実施例の動作を
説明する。
フオーカスレンズ2bはトラツク1aの偏心等
に対応する比較的小さなトラツクの位置変動に対
してトラツキングサーボ回路4によつて追従し、
情報再生位置の移動にともなうトラツク位置の大
きな変動に対してはトラバース台3の移動によつ
て追従を行なう。すなわちトラツク偏心等の比較
的周波数が高く、しかも振幅の小さい成分に対し
てはフオーカスレンズ2bのトラツキング方向の
運動のみで追従し、再生トラツクの移動等に対応
する直流的な大きな変位に対してはトラバース台
3の運動で追従する。フオーカスレンズ2b、ト
ラバース台3はともにトラツキングエラー信号
TEによつて制御されるが、通常、トラバース台
3は応答速度が比較的遅くても良いという理由が
あるが、むしろトラツキングエラーに含まれる雑
音成分や、トラツクの回転偏心成分を除去するた
めに、非常に大きな時定数をもつローパスフイル
タ(カツトオフ周波数0.1〜1Hz程度)を通過し
たトラツキングエラー信号の直流成分または超低
周波成分で制御される。しかし、すでに説明した
が、上記のローパスフイルタを用いた場合、トラ
バース台を強制高速送りした時等、ローパスフイ
ルタを構成するコンデンサに不要な電荷がチヤー
ジし、トラバース終了時にトラバースモータの動
作が乱れたり、さらには部品のバラツキ等によつ
て、ローパスフイルタのダンピングが小さくなつ
た場合は、トラバース台の高速動作開始時、ある
いは停止時にローパスフイルタの過渡応答によつ
てトラバース台が振動的になる等の問題があつ
た。
第1図におけるサンプリング回路9,10およ
び加算器11は上記問題点をなくし、しかも安定
にトラツキングエラー信号TEから直流成分を抽
出できる回路を構成し、その動作は第3図におい
て説明する。
第3図に示すAはトラバース制御ループを開い
た時、例えばモータ6の入力を切断した時のトラ
ツキングエラー信号TEの状態を示す図で、その
1周期はトラツクの偏心周波数と対応し、ピツク
アツプ手段2のフオーカスレンズ2bがトラツク
偏心に追従して駆動制御されることを示してい
る。同図のBはデイスク1の1回転ごとに1パル
ス出力するパルス発生器8の出力信号Suによつ
て、トラツキングエラー信号Aをサンプリングし
てホールドするサンプリング回路9の出力波形を
示し同じくCは信号Soと180°の位相差をもつ信号
Sdによつて、トラツキングエラー信号Aをサンプ
リングしてホールドするサンプリング回路10の
出力波形を示す。Dは上記B、Cの両信号を加算
器11によつて加算して1/2にした波形で、これ
はフオーカスレンズ2bの機械中心位置O(トラ
ツキングエラーOの位置と対応)を基準にトラツ
キングエラーTE、すなわち波形Aの直流成分が
トラツク再生とともに変化(増加)してゆくこと
を示している。
以上の説明から、パルス発生器8の2つの出力
信号、すなわちサンプリング回路9,10に対す
る2つのサンプリング信号Su、Sdを互いに180°の
位相差をもち、その周波数がトラツク偏心周波数
と一致する様に設定することで、トラバース台3
を駆動するモータ6に供給する信号は、大振幅の
交流成分をほとんど含まず、モータ6をなめらか
に駆動させることが出来る。また信号Su、Sdの位
相差が180°であるという関係を保つ限り、どの位
置でトラツキングエラー信号をサンプリングして
も加算器11の出力波形Dはトラツク偏心周波数
の2倍の周波数をもつ小さなリプル成分の位相が
変わるだけで、モータ6に対する制御性はほとん
ど変わらない。
さらに、この方式では、トラツキングエラー信
号TEからの直流成分の抽出動作は、動作開始時
に、最大でトラツク偏心周波数の半周期の間に確
立されるため、その応答速度は非常に速くなり、
さらに直流成分抽出時に、その出力がローパスフ
イルタを用いた場合のように振動的になつたりし
て不安定になることはない。
次に第2の実施例として、パルス発生器8の出
力信号SuとSdのタイミングを変更した場合を示
す。
第4図と第5図は、それぞれ第1図に示したパ
ルス発生器8の出力パルスのタイミングを変更し
た時の動作を説明するための、サンプリングパル
スSuとSdの関係を示すためのタイムチヤート図
と、トラツキングエラーTEをサンプリングして、
その直流成分抽出動作を説明するための動作説明
図である。第5図のA′、B′、C′、D′は、それぞ
れ順に、トラツキングエラー信号、信号SuとSd
よつてサンプリングホールドされた信号、信号Sd
によつてサンプリングホールドされた信号、およ
びB′、C′両信号の合成信号で、第3図における
A、B、C、Dと対応する。
この第2の実施例の動作はすでに説明した第3
図の動作を同様であるので詳細は省略する。この
第2の実施例においても、第5図から明らかな様
に偏心成分をもつたトラツキングエラー信号から
安定に直流成分を抽出できることを示している。
また特に、この第2の実施例の場合は、トラツ
キングエラー信号A′に含まれる偏心成分が2回
転ごとに振巾が変動している例を示しており、
(デイスクを駆動するモータの軸の精度の悪さで、
この様な動作をする例が数多く見られる。)、この
様な場合でも安定に単調増加、あるいは単調減少
するなめらかな信号を得ることが出来る。
一般的に、デイスクの偏心周期をTとし、サン
プリング信号SuとSdの周期をNT(Nは整数)、両
サンプリング信号間のズレをnT/2(nは整数)
とすることにより、トラツキングエラー信号から
安定に直流成分を抽出することが出来る。
第1の実施例ではN=1,n=1の場合を、ま
た第2の実施例ではN=2,n=1の場合を示し
ている。
以上述べた説明では、サンプリングパルスを周
波発電機を用いて発生させたが、モータがブラシ
レスモータの場合は、例えばホール素子で構成さ
れる回転子の回転位置検出器の出力を分周してサ
ンプリングパルスとすることも可能である。
発明の効果 以上述べた様に本発明の記録情報再生装置は、
コンパクトデイスクプレーヤ等において、ピツク
アツプ手段を高速トラバース送りした時、トラバ
ース動作の開始および終了時に発生するトラバー
ス台の不安定な動作をおさえることが出来、しか
も応答速度は速く、さらには雑音やデイスクのト
ラツク偏心の影響もさけることが出来るなど多く
のすぐれた効果を有し、特に第2の実施例の場
合、デイスクを駆動するモータの軸の加工精度の
悪さ等によつてトラツク偏心レベルが周期的に変
動した場合でも、その周期に応じてサンプリング
タイミングをあわせることにより、トラツキング
エラーから安定に直流成分を抽出でき、安定にト
ラバース動作を制御することが出来るなどさらに
すぐれた効果を発揮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録情報再生装置の一実施例
を示す要部ブロツク図、第2図は本発明に用いる
パルス発生器の動作を示すタイムチヤート、第3
図は本発明におけるトラバース制御信号の状態を
説明するためのタイムチヤート、第4図、第5図
は、それぞれ本発明の第2の実施例に用いるパル
ス発生器の動作を示すタイムチヤート、およびト
ラバース制御信号の状態を説明するためのタイム
チヤートである。 1……デイスク、1b,6……モータ、1c…
…周波数発電機、2……ピツクアツプ手段、3…
…トラバース台、4……トラツキングサーボ回
路、5……スクリユウネジ、7……分周器、8…
…パルス発生器、9,10……サンプリング回
路、11……加算器、12……モータ駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 螺旋上に情報を記録したデイスクを起動する
    モータと、前記デイスクに記録された情報をその
    情報トラツクに追従しながら検出するためのトラ
    ツキングサーボ手段を備えたピツクアツプ手段
    と、そのピツクアツプ手段を前記情報トラツクの
    接線と直角方向に移動させるトラバース手段を具
    備し、かつ、前記トラツキングサーボ手段を構成
    するトラツキングサーボループの一部から得られ
    るトラツキングエラー信号を、前記デイスクのト
    ラツク偏心周期TのN倍(Nは整数)の周期をも
    つ周波数信号1と、その周波数信号1と位相が前
    記トラツク偏心周期Tのn/2倍(nは奇数)、
    すなわちnT/2ずれた周波数信号2で、それぞ
    れ交互にサンプリングかつホールドし、かつ前記
    2つのサンプリングかつホールドした信号を加算
    した信号あるいは、それらの2つのサンプリング
    かつホールドした信号の加算信号に比例した信号
    で前記トラバース手段を駆動するように構成した
    ことを特徴とする記録情報再生装置。 2 周波数信号12を、モータに設けた周波数
    発電機の出力周波数信号を分周して得るとを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の記録情報再生
    装置。 3 周波数信号12を、モータに設けた回転子
    の位置検出器の出力周波数信号を分周して得るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録
    情報再生装置。
JP14080885A 1985-06-27 1985-06-27 記録情報再生装置 Granted JPS621173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14080885A JPS621173A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 記録情報再生装置

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JP14080885A JPS621173A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 記録情報再生装置

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JPS621173A JPS621173A (ja) 1987-01-07
JPH0572031B2 true JPH0572031B2 (ja) 1993-10-08

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JP14080885A Granted JPS621173A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 記録情報再生装置

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