JPH0571668U - 円筒型熱交換器 - Google Patents

円筒型熱交換器

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Publication number
JPH0571668U
JPH0571668U JP513892U JP513892U JPH0571668U JP H0571668 U JPH0571668 U JP H0571668U JP 513892 U JP513892 U JP 513892U JP 513892 U JP513892 U JP 513892U JP H0571668 U JPH0571668 U JP H0571668U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cooling air
heat radiation
fin
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP513892U
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English (en)
Inventor
昌一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0571668U publication Critical patent/JPH0571668U/ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却風の風量を増加するとともに、放熱フィ
ンに流入する風速の均一化を図る。 【構成】 放射状に配列された中空の長円チューブ1に
直交して多数の円板状放熱フィン2が外装されている。
放熱フィン2は、内径側先端部2aがファン6方向に曲
げられ円錐台状に形成されている。フィン群の先端部2
aを連ねる全体の断面形状がノズル状に形成され、取付
ピッチtはファン6に近い所ほど小さくなっている。モ
ータ6は放熱フィン2の外径と略等しい径を有し、前面
にファン6に向けて拡大する断面円弧状の冷却風排出ダ
クト4が設けられている。また、流入風誘導体11を軸
線L上に設け、流入抵抗の減少を図っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は円筒型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の円筒型熱交換器としては例えば図4及びそのB−B断面を図示した図5 に示すようなものがある、(例えば実開平1−145936号公報参照)。
【0003】 図において、21は多数枚積層された円板状の放熱フィン、22はファン駆動 用のモータ、23は円筒型熱交換器を内包するケーシング、24はモータ22で 駆動される遠心多翼ファン、25及び26は冷却用空気の吸入ダクト、27は冷 媒が通る中空チューブ、28は冷却風の排出ダクトである。
【0004】 モータ22で遠心多翼ファン4を駆動して、空気を冷却風吸入ダクト25,2 6より吸入し、放熱フィン21間を通過するときに熱交換して中空チューブ27 内の冷媒を冷却する。そして、排出ダクト28より冷媒と熱交換した空気を排出 していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の円筒型熱交換器にあっては、放熱部を円筒化 してコンパクトにしたため、その内側に設置するファンは遠心多翼型ファンとな って小型かつ長尺となっていた。このため、冷却風量が従来の軸流ファン型に比 べて少なくなり、冷却性能が悪化するという問題があった。
【0006】 また、これに対処するため円筒径を大きくするとコンパクト化が阻害され重量 が増大するという問題があった。また、軸方向に長い遠心多翼ファンとなるため 、シャフトやファンが振動しやすく、騒音が発生したり耐久性が低下するという 問題があった。
【0007】 さらに、ファンの長尺化をさけるために、ファンを2分割して中央部にファン 駆動モータを設置すると、モータ部近傍の熱交換部には冷却風が当らないという 問題があった。
【0008】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、風量の増加と 風速の均一化を図った円筒型熱交換器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、冷媒の流路となる放射状に配された中空長円チューブと 、該中空長円チューブに直交して多数枚積層して設けられ内径側の先端部を冷却 風の流出方向に曲げ円錐台状に形成した円板状放熱フィンと、該円板状放熱フィ ンの外径と略等しい径の別置した冷却ファンと、該冷却ファンの前部に設けた前 記冷却ファンへ向かう流出方向に拡大する形状をした排出ダクトとを設けた。
【0010】
【作用】
中空長円チューブ内を流れる冷媒と空気との熱交換は、中空長円チューブに積 層して多数装着されている放熱フィン群内を空気が通過するときに行われる。
【0011】 この際、フィン先端部がファンの方向に向けて曲げられ円錐台状に形成されて おり、またファンの前面にファンの方向に向けて拡大する形状の冷却風排出ダク トが設けられているので冷却風はスムースに流れる。しかもファンはフィン外径 と略等しい大径を有する軸流型を使用しているので風量は多い。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本考案の一実施例 を示す図である。
【0013】 まず構成を説明する。1は冷媒の流路となる中空の長円チューブで放射状に配 列されている。2は中空長円チューブ1に直交して溶着され、多数積層して外装 されている円板状の放熱フィンである。放熱フィン2の内径側先端部2aは、冷 却風の流出する方向に曲げられ略円錐台状に形成されている。また、放熱フィン 群の内径側先端部の断面形状がノズル状になるように各放熱フィン2の内径は変 化している。さらに、放熱フィン2は、取付ピッチtが、ファン6に近い所は小 さく取付密度が密に遠い所は大きく疎になるように配列されている。3は中空長 円チューブ1と連通している、円環状の冷媒入口部である。
【0014】 4はファン6の方向すなわち流出方向に拡大する断面円弧状の冷却風排出ダク ト、5はファン6駆動用のモータで取付ステー7を介してファンシュラウド12 に取付けられている。冷却用ファン6は放熱フィン2の外径と略等しい径を有し 、放熱フィン2と同一軸線L上に別置されている。
【0015】 8は前記中空長円チューブと連通している円環状の冷媒出口部、9は冷媒入口 管、10は冷媒出口管、11は冷媒出口部8に装着された流入風を誘導する導入 風誘導体である。
【0016】 なお、図1において、Pは冷却風の流入方向、Qは冷却風の流出方向を示し、 Rは冷媒の流入方向、Sは冷媒の流出方向を示している。
【0017】 次に作用を説明する。冷媒入口管9より入った高温の冷媒は、円環状の冷媒入 口部3に放射状に装着されている中空長円チューブ1内を通り、中空長円チュー ブ1と連通している冷媒出口部8に回収され、冷媒出口管10より例えばエンジ ンルーム等の系の吸熱部へ流出して行く。その際、冷媒と空気との熱交換は、中 空長円チューブ1に積層して装着されている円板状の放熱フィン2内をファン6 により吸引され生成する空気流が通過するときに行われる。そして、冷媒入口部 3の内側には冷却ファン6に向けて拡大する断面円弧状の冷却風排出ダクト4が 設けられているので、冷却風はスムースに排出される。
【0018】 また、円板状の放熱フィン2の内径側先端部2aは冷却風の流出する方向に曲 げられ円錐台状に形成されると共に、積層される各放熱フィン先端部2aを連ね る断面形状がノズルのスロート状に形成されるようにフィン2の内径を変化させ 、かつ、放熱フィン2の取付ピッチtをファン6に近い所を遠い所よりも小さく してあるので、軸L全長に渡って冷却風の流入風速が均一化される。
【0019】 特に放熱フィン2の先端部2aをファン6に近い部位ほど長くして冷却風の流 入抵抗を大きくし、かつ、放熱フィン群の各先端部2aを連ねる全体の内径断面 がノズル形状となっているため、流入風速が均一化され、流入風抵抗損失が低減 される。
【0020】 また、流入風誘導体11を冷媒出口部8に装着してあるので、流入抵抗が減少 して風量の増大が図られると共に流入騒音も低下する。
【0021】 また、冷却ファンとして軸流型の大径のファン6が装着されているので従来の 遠心型多翼ファンに比較して著しく風量が増加し、大量の熱交換を行うことがで きる。
【0022】 図3には、本考案の他の実施例を示す。この実施例では、円環状の冷媒入口部 13の内径側部13aの形状を風の流出する方向に拡大する断面円弧状に形成し て、排出ダクトを兼用させ、ファン6へ流入する冷却風の通過圧損抵抗を少なく している。この実施例によれば、前記実施例と同様の効果が得られしかも別置の 排出ダクト4を省略することができる。
【0023】 また、円板状の放熱フィンには、全軸長に渡って同一形状の放熱フィン14を 使用しているので、加工性、取付性を向上させることができる。
【0024】 また、中空テーパ状の流入風誘導体15には螺旋状の案内羽根16を装着し、 冷却風にファン6方向に向って濁を生成させるので、流入抵抗が減少し、風量は 大幅に増加している。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように構成されているので、本考案によれば、冷却風の風量 を増加することができるとともに、各放熱フィンに流入する風速の均一化を図る ことができる。
【0026】 また冷却ファンへ流入する冷却風の抵抗損失が減少するので、ファン駆動力の 低減と流体騒音の低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図。
【図4】従来例を示す断面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【符号の説明】
1…長円チューブ 2…放熱フィン 2a…放熱フィン先端部 3…冷媒入口部 4…排出ダクト 6…冷却風ファン 11…流入風誘導体 13…冷媒入口部 13a…冷媒入口部内径側部 14…放熱フィン 15…流入風誘導体 16…案内羽根

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒の流路となる放射状に配された中空
    長円チューブと、該中空長円チューブに直交して多数枚
    積層して設けられ内径側の先端部を冷却風の流出方向に
    曲げ円錐台状に形成した円板状放熱フィンと、該円板状
    放熱フィンの外径と略等しい径の別置した冷却ファン
    と、該冷却ファンの前部に設けた前記冷却ファンへ向か
    う流出方向に拡大する形状をした冷却風排出ダクトとを
    備えたことを特徴とする円筒型熱交換器。
JP513892U 1992-02-12 1992-02-12 円筒型熱交換器 Pending JPH0571668U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP513892U JPH0571668U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 円筒型熱交換器

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JP513892U JPH0571668U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 円筒型熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0571668U true JPH0571668U (ja) 1993-09-28

Family

ID=11602955

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JP513892U Pending JPH0571668U (ja) 1992-02-12 1992-02-12 円筒型熱交換器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289725A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Taida Electronic Ind Co Ltd 照明装置及びその放熱機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289725A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Taida Electronic Ind Co Ltd 照明装置及びその放熱機構
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