JPH0571267A - ドアー等の開閉装置 - Google Patents

ドアー等の開閉装置

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JPH0571267A
JPH0571267A JP25692591A JP25692591A JPH0571267A JP H0571267 A JPH0571267 A JP H0571267A JP 25692591 A JP25692591 A JP 25692591A JP 25692591 A JP25692591 A JP 25692591A JP H0571267 A JPH0571267 A JP H0571267A
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JP
Japan
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input member
door
transfer body
fixed shaft
moving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP25692591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Takano
和也 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH0571267A publication Critical patent/JPH0571267A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ドアー等の移動体が開き
きる直前又は閉まる直前には減衰力が作用して移動体の
急激な衝突を防止し、それ以外の開閉時には軽い力でス
ムースかつ静かに作動させることができるドアー等の開
閉装置を提供することである。 【構成】 この発明は、ドアー等の移動体(1)を開け
るときに所定位置まで移動体(1)が開いたときに、移
動体(1)を開けるに際して回動又はスライドする入力
部材(2)の運動に対し大きな減衰力を作用させたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアー等の開閉装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアー等の開閉は、軽い力でスムースか
つ静かに行えるのが望ましい。ドアーを閉めるときにバ
タンと強く閉まってしまわないように、ドアーが閉まる
直前に減衰力が作用した方が良い。そのため、自動で閉
まるドアーのヒンジにはドアーが閉まる直前に減衰力が
大きくなるように工夫されたものが知られている。この
ような開閉装置は、常に減衰力が作用していて、ドアー
が閉まる直前にこの減衰力を大きくしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドアーが閉まる直前の
みならず常に減衰力が作用しているものは、ドアーの開
閉が重くなり、軽くスムースにしかも静かに開閉を行な
うことは難しく、さらにドアーの開閉に時間を要してい
た。
【0004】そこで、この発明は、ドアー等の移動体が
開ききる直前又は閉まる直前には減衰力が作用して移動
体の急激な衝突を防止し、それ以外の開閉時には軽い力
でスムースかつ静かに作動させることのできるドアー等
の開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ドアー等の移動体を開けるに際して所
定位置まで移動体が開いたときに、移動体を開けるとき
に回動又はスライドする入力部材の運動に対し大きな減
衰力を作用させたものである。また、ドアー等の移動体
の開閉に伴って回動又はスライドする入力部材に電気粘
性流体を接触させ、移動体を所定位置まで閉めたときに
電気粘性流体に接触する電極に電圧を印加して電気粘性
流体の粘度を高めるようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明では、移動体が開ききる直前又は閉ま
る直前に入力部材の運動に対して減衰力が作用するの
で、移動体の急激な衝突は回避され、それ以外の移動体
の開閉時にはスムースかつ静かにしかも軽い力で移動体
を開閉することができる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1では、ドアー等の移動体1をDの位置
まで開けるときに所定位置Cまで移動体1が開いたとき
に、移動体1を開けるときに回動する入力部材2の運動
に対し大きな減衰力を作用させるようにしたものであ
る。また、反対に移動体1をAの位置まで閉めるとき
に、移動体1を閉める直前の位置Bから入力部材2の運
動に対し大きな減衰力を作用させるようにする。この実
施例では、入力部材2は支持部材としての固定軸3の回
りで回動可能に構成してある。入力部材2には取付軸4
を設けてあり、この取付軸4を介して移動体1を取付け
てある。移動体1および取付軸4さらに入力部材2はベ
アリング5を介して固定軸3の回りで回動可能に構成し
てある。固定軸3と入力部材2との間で、入力部材2に
絶縁材料から成るスリーブ6を取付け、このスリーブ6
の内周面の軸線方向の中央部分に環状溝7を設け、スリ
ーブ6の軸線方向の両端部分をシール部材8を介して固
定軸3に摺接させ、これによりスリーブ6と固定軸3と
の間に密閉室9を形成してある。この密閉室9内には電
気粘性流体10を封入し、固定軸3自身をマイナスの電
極とするとともに、スリーブ6に設けた環状溝7にプラ
スの電極11を設けてある。
【0009】プラスとマイナスの電極に電圧が印加され
ていない状態では、電気粘性流体10が電場の影響を全
く受けない場合には、その電気粘性流体10は、それに
固有の最低の粘度を有することになるので、入力部材2
の固定軸3の回りでの回転運動は、ベアリング5の作用
下で小さな駆動力によって行なわれることとなる。従っ
て、電気粘性流体10に電圧が印加されていない状態で
はドアー等の移動体1の開閉は軽い力でスムースかつ静
かに行なわれることとなる。図1におけるCの位置から
Dの位置に至る移動体1の移動時には、電極に電圧を印
加して電気粘性流体10が所要の強さの電場内に置かれ
た場合には、その電気粘性流体10の粘度が電場の強さ
に応じて増加することとなるので、入力部材2ひいては
移動体1の固定軸3に対する相対回動が、高粘度の電気
粘性流体10によって拘束されることとなる。換言すれ
ば移動体1の運動に対し大きな減衰力が作用することと
なる。電極に電圧を印加する時期は図1に示すBの位置
からAの位置に移動体1が移動するときであってもよ
い。移動体1がCの位置からDの位置に至る間もしくは
Bの位置からAの位置に至る間に電極への電圧の印加を
徐々に増大するようにすることも可能である。移動体1
がCの位置もしくはBの位置に到達したときを検出する
ための手段を設け、この検出手段により電極に電圧を印
加するようにしておく。このような検出手段は機械的,
光学的,電気的等の各種センサーが使用可能である。
【0010】図3は他の実施例を示すものであり、固定
軸3の外周面にスリーブ12を取付けるとともに入力部
材2の内周面にスリーブ13を取付け、このスリーブ1
3の内周面の軸線方向の中央部分に設けた環状溝14と
固定軸3側のスリーブ12のさらに外周面に固着した筒
状の絶縁材料15との間に密閉室16を形成し、絶縁材
料15の内周面にプラスの電極11を設け、入力部材2
それ自体をマイナスの電極としたものである。密閉室1
6内には電気粘性流体10を封入してある。
【0011】図4に示す実施例は入力部材2を回転軸と
し、固定プレート17に固着したハウジング部材18と
で入力部材2を回転可能に支持したものである。固定プ
レート17とハウジング部材18との間に断面形状が略
台形状をなす密閉室16を形成し、この密閉室16に電
気粘性流体10を封入してある。ハウジング部材18に
は入力部材2がベアリング5を介して回転可能に支持し
てあり、入力部材2の軸端部分21を密閉室16内に位
置させ、この軸端部分21の形状を密閉室16の形状に
対応した形状としてある。このような形状の軸端部分2
1にすることにより密閉室16内に封入した電気粘性流
体10との接触面積を大きくしてある。固定プレート1
7には絶縁材料19を介して電気粘性流体10に接触す
るプラスの電極11を取付けてある。また、固定プレー
ト17およびハウジング部材18をマイナスの電極とす
る。
【0012】図4に示すような実施例では、図5に示す
ように入力部材2にリンク20を取付け移動体1の開閉
によりリンク20の作用で入力部材2が回動するように
構成することができる。
【0013】図6に示す実施例は移動体1がスライドす
る場合に用いるものを示し、入力部材2の軸端22を太
くし、この軸端22にピストン23を取付け、ピストン
23はシリンダ24内に摺動可能に収容される。ピスト
ン23にはスリット25が複数形成してあり、シリンダ
24内は密閉室16を形成し、この密閉室16内に電気
粘性流体10を封入してある。また軸端22とシリンダ
24の端部間には入力部材2を取囲んで蛇腹状の伸縮部
材26を設け、電気粘性流体10が入力部材2に接触し
ないようになっている。また軸端22の外周面にはプラ
スの電極11を取付けてある。シリンダ24自身をマイ
ナスの電極としてある。図7は図6のa−a線断面図で
あり、ピストン23に形成された複数のスリット25の
形成個所を示す。図8は図6に示すような開閉装置を移
動体1に取付けた簡略図を示し、入力部材2の一方の端
部にドアー等の移動体1を取付けてある。これら図6な
いし図8に示す実施例において、電極に電圧を印加する
時期は移動体1が閉じきる寸前又は/及び開ききる寸前
である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、ドアー等の移動体
を開けるときに所定位置まで移動体が開いたときに、移
動体を開けるときに回動又はスライドする入力部材の運
動に対し大きな減衰力を作用させたものでは、移動体を
開けたときに急激な衝突を防止することができ、通常の
開閉に際してはスムースかつ静かに軽い力で行なうこと
ができる。また、電気粘性流体を用い、電圧を印加する
ことにより移動体を閉める直前もしくは開ける直前に電
気粘性流体の粘度を高めるようにしたものでは、電気粘
性流体に電圧が作用していない状態では軽くスムースに
かつ軽い力でドアー等の開閉を行なうことができ、開け
きる直前もしくは閉めきる直前にはドアー等の急激な衝
突が生じないように大きな減衰力が作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す一部断面の平面
図。
【図2】図1における縦断面図。
【図3】他の実施例を示す断面図。
【図4】さらに別の実施例を示す断面図。
【図5】図4に示すものを用い、ドアヒンジとして用い
た例を示す簡略平面図。
【図6】他の実施例を示す断面図。
【図7】図6のa−a線断面図。
【図8】スライド式ドアーに図6の装置を用いた例を示
す簡略図。
【符号の説明】
1 移動体 2 入力部材 10 電気粘性流体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアー等の移動体を開けるに際して所定
    位置まで移動体が開いたときに、移動体を開けるときに
    回動又はスライドする入力部材の運動に対し大きな減衰
    力を作用させたことを特徴とするドアー等の開閉装置。
  2. 【請求項2】 入力部材の運動に対し減衰力を大きくす
    る手段として、電気粘性流体を入力部材に接触させ、こ
    の電気粘性流体に電圧を印加して粘度を高めるようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載のドアー等の開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 ドアー等の移動体の開閉に伴って回動又
    はスライドする入力部材に電気粘性流体を接触させ、 移動体を所定位置まで閉めたときに電気粘性流体に接触
    する電極に電圧を印加して電気粘性流体の粘度を高める
    ようにしたことを特徴とするドアー等の開閉装置。
JP25692591A 1991-09-09 1991-09-09 ドアー等の開閉装置 Pending JPH0571267A (ja)

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JP25692591A JPH0571267A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 ドアー等の開閉装置

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JP25692591A JPH0571267A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 ドアー等の開閉装置

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JPH0571267A true JPH0571267A (ja) 1993-03-23

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JP25692591A Pending JPH0571267A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 ドアー等の開閉装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100867368B1 (ko) * 2006-06-19 2008-11-06 인하대학교 산학협력단 Er/mr 유체를 이용한 도어 클로저와 그에 따른 도어시스템 및 제어방법
JP2010184068A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
JP2018053634A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社Lixil 戸体の移動速度調整装置及び建具

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KR100867368B1 (ko) * 2006-06-19 2008-11-06 인하대학교 산학협력단 Er/mr 유체를 이용한 도어 클로저와 그에 따른 도어시스템 및 제어방법
JP2010184068A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
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