JPH0571116U - 物品の取り出し装置 - Google Patents

物品の取り出し装置

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JPH0571116U
JPH0571116U JP1926492U JP1926492U JPH0571116U JP H0571116 U JPH0571116 U JP H0571116U JP 1926492 U JP1926492 U JP 1926492U JP 1926492 U JP1926492 U JP 1926492U JP H0571116 U JPH0571116 U JP H0571116U
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JP1926492U
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学 小吹
輝昭 宮本
研司 渡
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西部電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体の開口部を下方に位置させることなく箱
体に収納されている物品を取り出せるようにする。 【構成】 箱体(B)をセンタリングするための一対の
押圧具(62)と、押圧具(62)を駆動するための駆
動装置(63)と、押圧具(62)の押圧状態を保持す
るためのカウンターウェイト(65)とを備え、箱体
(B)に収納されている物品(G)をプッシャー(4)
によって押し出す物品の取り出し装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、段ボール箱等の箱体に収納されている物品をプッシャーによって押 し出す物品の取り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物品の取り出し装置に関する従来の技術としては、特公昭56−43936号 公報に記載のもの等が知られている。
【0003】 上記公報に記載されている従来の技術について説明すると、特公昭56−43 936号公報には、上下動する箱抜出しシリンダーと、その下端に取付けられた 箱抜出し盤とを備える容器の自動供給装置における箱抜出し装置が記載されてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】 即ち、特公昭56−43936号公報に記載されている容器の自動供給装置に おける箱抜出し装置は、ダンボール箱(箱体)を上昇することによって箱詰めさ れた容器(物品)を取り出すようになしてあるため、箱体の開口部を予め下方に 位置させるための箱反転装置が必要となる。また、箱体に収納されている物品が 自立できないものである場合には、取り出された物品が転倒してしまい、次工程 で物品をスムースに取り扱うことができない。
【0006】 従って、本考案の目的は、箱体の開口部を下方に位置させることなく箱体に収 納されている物品を取り出すことのできる物品の取り出し装置を提供することに ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、箱体に収納されている物品をプッシャーによって押し出す物品の取 り出し装置において、上記箱体をセンタリングするための一対の押圧具と、該押 圧具を駆動するための駆動装置と、上記押圧具の押圧状態を保持するためのカウ ンターウェイトとを備えることを特徴とする物品の取り出し装置を提供すること によって上記の目的を達成したものである。
【0008】 尚、駆動装置が、ピニオンによって連動される一対の押圧具を駆動するエアー シリンダと、該エアーシリンダを作動するための切換弁とを備えることが好まし い。
【0009】
【作用】
本考案の物品の取り出し装置は、一対の押圧具で箱体を押圧することによって 種々の大きさの箱体をセンタリングした後、カウンターウェイトによって押圧具 の押圧状態を保持して、箱体に収納されている物品を箱体の大きさにかかわらず 略同一の低い押圧で把持した状態でプッシャーによってスムースに押し出すこと ができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の物品の取り出し装置の実施例について説明する。
【0011】 図1は本考案の物品の取り出し装置の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示 す物品の取り出し装置のプッシャーの要部斜視図、図3は図1に示す物品の取り 出し装置のプッシャーの補助押し板の駆動説明図、図4は図1に示す物品の取り 出し装置の幅方向位置決め装置の駆動説明図、図5は図1に示す物品の取り出し 装置の空箱排出装置の要部斜視図、図6は図1に示す物品の取り出し装置によっ て物品が取り出される箱体の一実施例を示す斜視図、図7〜図9は図1に示す物 品の取り出し装置によって物品押し出し面を形成している上側フラップと下側フ ラップとを開放する手順の説明図、図10は図1に示す物品の取り出し装置の長 手方向センタリング装置の要部斜視図である。尚、図1においては空箱排出装置 を簡略化して図示してある。
【0012】 これらの図面において、(1)は天面部(P1)から底面部(P2)方向に延 設される上側(外)フラップ(F1)と底面部(P2)から天面部(P1)方向 に延設される下側(外)フラップ(F2)とが中央で突き合わされ、左右の内フ ラップ(F3)に重ね合わされて形成される物品押し出し面(P3)を備える箱 体(B)を保持する箱体押さえ装置、(2)は物品押し出し面(P3)に沿って 昇降する(外)フラップ開放板、(3)は開放された下側フラップ(F2)の戻 りを規制する押さえ棒、(4)は箱体(B)に収納されている図外の物品(G) を押し出すプッシャーであり、プッシャー(4)の押し板(41)の端部(41 1)、(412)に補助押し板(42)、(43)が折り畳めるように取り付け られており、補助押し板(42)、(43)は押し板(41)に取り付けられて いるエアーシリンダ(421)、(431)によって作動されるようになしてあ る。また、(5)は箱体(B)の幅寸法(W)に応じてフラップ開放板(2)等 を位置決めする幅方向位置決め装置、(6)は箱体(B)の長さ寸法(L)に応 じて箱体(B)をセンタリングするための2組の一対の押圧具(61)、(62 )と、押圧具(61)、(62)を駆動するための駆動装置(63)と、押圧具 (62)の押圧状態を保持するためのカウンターウェイト(65)とを備える長 手方向センタリング装置、(7)は空になった箱体(B)を排出する空箱排出装 置、(8)は搬送コンベア、(9)はフレームである。而して、本実施例の物品 の取り出し装置は、押圧具(61)、(62)で箱体(B)を押圧することによ って箱体(B)をセンタリングした後、カウンターウェイト(65)によって押 圧具(62)の押圧状態を保持して、箱体(B)に収納されている物品(G)を プッシャー(4)によって押し出すようになしてある。
【0013】 上記実施例における各部について説明すると、箱体押さえ装置(1)は幅方向 位置決め装置(5)の前後移動台(51)に取り付けられており、押さえ板(1 1)、エアーシリンダ(12)、ガイド(13)等で構成され、エアーシリンダ (12)の作動によってガイド(13)に沿って押さえ板(11)を昇降するよ うになしてある。
【0014】 また、フラップ開放板(2)は矩形板で形成され、その上端部と下端部にそれ ぞれ2個ずつエアーノズル(図示省略)を備えており、取り付け具(21)を介 してエアーシリンダ(22)に接続されている。
【0015】 また、エアーシリンダ(22)は前後移動台(51)上を左右に移動する左右 移動台(23)にガイド(24)と共に取り付けられており、エアーシリンダ( 22)の作動によってガイド(24)に沿ってフラップ開放板(2)を取り付け 具(21)を介して昇降するようになしてある。尚、左右移動台(23)はエア ーシリンダ(25)によって左右方向に移動するようになしてある。
【0016】 また、押さえ棒(3)はエアーシリンダ(31)等を備えて前後移動台(51 )に取り付けられており、エアーシリンダ(31)の作動によって昇降するよう になしてある。
【0017】 また、プッシャー(4)はフレーム(9)に取り付けられており、柱面状に形 成されている押し板(41)、押し板(41)の上端部(411)に折り畳める ように取り付けられた補助押し板(42)、押し板(41)の左右の端部(41 2)に折り畳めるように取り付けられた補助押し板(43)、押し板(41)を 前後方向に移動するための駆動装置(44)、2本のガイド(45)等で構成さ れており、駆動装置(44)の作動によってガイド(45)に沿って押し板(4 1)を前後方向に移動するようになしてある。尚、押し板(41)には補助押し 板(42)、(43)を作動するためにエアーシリンダ(421)、(431) 、スプリング(432)等が取り付けられている。また、駆動装置(44)はモ ータ(441)、ピニオン(442)、ラック(443)等で構成されており、 モータ(441)の回転をピニオン(442)に伝達することによってラック( 443)を前後方向に移動するようになしてある。また、(422)はエアーシ リンダ(421)を作動するための電磁弁、(433)はエアーシリンダ(43 1)を作動するための電磁弁である。
【0018】 また、幅方向位置決め装置(5)はフレーム(9)に取り付けられており、前 後移動台(51)、ガイドレール(52)、箱体(B)を検出するリミットスイ ッチ(53)、駆動装置(54)等で構成され、駆動装置(54)の作動によっ てガイドレール(52)に沿って前後移動台(51)を前後方向に移動するよう になしてある。尚、駆動装置(54)はモータ(541)、ピニオン(542) 、ラック(543)等で構成されており、モータ(541)の回転をピニオン( 542)に伝達することによってラック(543)を前後方向に移動するように なしてある。
【0019】 また、長手方向センタリング装置(6)は、前後移動台(51)に取り付けら れた一対の蒲鉾型の押圧具(61)、フレーム(9)に取り付けられた一対の蒲 鉾型の押圧具(62)、押圧具(61)、(62)を駆動するための2組の駆動 装置(63)、押圧具(62)の押圧状態を保持するためのカウンターウェイト (65)等で構成されている。また、押圧具(62)を駆動するための駆動装置 (63)は、ピニオン(633)によって連動される一対の押圧具(62)を駆 動するエアーシリンダ(631)、エアーシリンダ(631)の往復動作を押圧 具(62)に伝達するリンク(632)、一方の押圧具(62)と他方の押圧具 (62)とを互いに反対方向に回動するための一対のピニオン(633)、エア ーシリンダ(631)を作動するための3位置エキゾーストセンタ形切換弁(6 35)等で構成されている。また、押圧具(61)を駆動するための駆動装置( 63)は、エアーシリンダ(631)、リンク(632)、ピニオン(633) 、エアーシリンダ(631)を作動するための2位置デテント形切換弁(634 )等で構成されている。また、カウンターウェイト(65)は押圧具(62)を 押圧する方向にその重量が加わるように紐状体によってリンク(632)に繋が れている。而して、押圧具(61)、(62)が駆動装置(63)によって軸( 64)を中心として箱体(B)をセンタリングする方向に略90°回動されて箱 体(B)がセンタリングされると、押圧具(61)はそのままの押圧状態が保持 され、押圧具(62)はカウンターウェイト(65)の重量のみによって押圧状 態が保持される(押圧が下げられる)ようになしてある。
【0020】 また、空箱排出装置(7)はフレーム(9)に取り付けられており、2本の無 端チェーン(71)、2本の無端チェーン(71)に取り付けられた取り付け具 (72)、取り付け具(72)に対して摺動自在に取り付けられた空箱排出板( 73)、モータ(74)等で構成されている。
【0021】 また、搬送コンベア(8)はローラコンベアであり、箱体(B)を位置決めし て停止するためのストッパ(81)を備えている。また、(82)は取り出され た物品(G)を搬出するためのコンベアである。
【0022】 次に、上述の物品の取り出し装置による物品の取り出し動作について説明する 。
【0023】 箱体(B)は、進行方向に対して左側面、即ち物品(G)が取り出される面の 上側フラップ(F1)と下側フラップ(F2)とが開放され、左右の内フラップ (F3)は開放されてない状態で搬送コンベア(8)上を搬送され、予め上昇し ているストッパ(81)によって停止する。尚、このとき進行方向に対して右側 面、即ち物品押し出し面(P3)の上側フラップ(F1)、下側フラップ(F2 )及び左右の内フラップ(F3)は未だ開放されてないが、下側フラップ(F2 )が搬送中に自重等によって垂れ下がってリミットスイッチ(53)等に接触す ることがないように、下側フラップ(F2)を加圧エアーで吹き上げている。
【0024】 ストッパ(81)の位置に箱体(B)が到着したことを光電スイッチ(図示省 略)が検出すると、リミットスイッチ(53)によって到着した箱体(B)の幅 寸法(W)に応じて箱体(B)の端部が検出されるまで前後移動台(51)が前 進し、フラップ開放板(2)が物品押し出し面(P3)を形成している上側フラ ップ(F1)に接するように位置決めされて停止する(図7参照)。
【0025】 フラップ開放板(2)が位置決めされると、箱体押さえ装置(1)の押さえ板 (11)が下降し箱体(B)の天面部(P1)を押圧すると共に、下側フラップ (F2)を吹き上げていた加圧エアーを停止する。
【0026】 箱体(B)が押さえ板(11)で押圧されると、上側フラップ(F1)に接す るように位置決めされているフラップ開放板(2)が外側に少しだけ開いた状態 の下側フラップ(F2)の内側に挿入され、更にフラップ開放板(2)の下端部 が箱体(B)の底面部(P2)の位置より下方となるまでフラップ開放板(2) が下降されることによって、下側フラップ(F2)が180°回転し、下側フラ ップ(F2)が開放される(図8参照)。このときフラップ開放板(2)の下端 部に設けられた2個のエアーノズルは加圧エアーを下向きに吹き出している。ま た、フラップ開放板(2)が下降端に達することによって、上側フラップ(F1 )の外側にはフラップ開放板(2)が存在しない状態となるので、上側フラップ (F1)は外側に少しだけ開いた状態となる。尚、箱体(B)の長さ寸法(L) によっては必要に応じて、左右移動台(23)を移動することによってフラップ 開放板(2)の左右方向の位置を変更するようになしてある。
【0027】 フラップ開放板(2)が下降端に達し下側フラップ(F2)が開放されると、 押さえ棒(3)が上昇し下側フラップ(F2)を押さえ得る状態となると共に、 フラップ開放板(2)の下端部に設けられたエアーノズルは加圧エアーの吹き出 しを停止する。
【0028】 押さえ棒(3)が下側フラップ(F2)を押さえ得る状態となると、フラップ 開放板(2)が外側に少しだけ開いた状態の上側フラップ(F1)の内側に挿入 され、更にフラップ開放板(2)の下端部が箱体(B)の天面部(P1)の位置 より上方となるまでフラップ開放板(2)が上昇されることによって、上側フラ ップ(F1)が180°回転し、上側フラップ(F1)が開放される(図9参照 )。このときフラップ開放板(2)の上端部に設けられた2個のエアーノズルは 加圧エアーを上方向に吹き出している。
【0029】 フラップ開放板(2)が上昇端に達し上側フラップ(F1)が開放されると、 フラップ開放板(2)の上端部に設けられたエアーノズルは加圧エアーの吹き出 しを停止する。また、長手方向センタリング装置(6)の切換弁(634)、( 635)のそれぞれの一方のソレノイドが通電され、それぞれのエアーシリンダ (631)のピストンロッドが後退して、2組の一対の押圧具(61)、(62 )が軸(64)を中心として箱体(B)をセンタリングする方向に回動され、箱 体(B)の長さ寸法(L)に応じて箱体(B)が4個の押圧具(61)、(62 )にて略均一に把持されるまで略90°回動されて、図10において二点鎖線で 示される如くに、箱体(B)がセンタリングされる。
【0030】 箱体(B)が長手方向にセンタリングされると、切換弁(635)のソレノイ ドへの通電が切られて中央位置の流れ(エキゾーストセンタ)に切り換わり、押 圧具(62)を駆動するエアーシリンダ(631)のシリンダー内のエアーが大 気開放されて、カウンターウェイト(65)の重量のみによって押圧具(62) が箱体(B)を把持するようになる(押圧を下げた状態が保持される)。尚、切 換弁(634)のソレノイドへの通電はそのまま続けられ、押圧具(61)はそ のままの押圧状態が保持される。押圧具(62)がカウンターウェイト(65) の重量のみによって箱体(B)を把持するように押圧が下げられると、プッシャ ー(4)の押し板(41)が前進し、箱体(B)に収納されている物品(G)を 押し出してコンベア(82)上に取り出す。このとき、物品(G)が取り出され る面の側に収納されている物品(G)は箱体(B)の大きさにかかわらず略同一 の低い押圧で把持された状態にあるので、プッシャー(4)の押し板(41)に よってスムースに取り出すことができる。また、押し板(41)を物品押し出し 面(P3)から箱体(B)の内側に挿入することによって、左右の内フラップ( F3)が箱体(B)の内側に押し込まれてしまうが、押し板(41)の左右の端 部(412)が小さい半径の柱面に形成されて中央部より後方に位置するように なしてあるので、箱体(B)の内側に押し込まれた左右の内フラップ(F3)に よって箱体(B)に収納されている物品(G)が挟まれることなく、スムースに 取り出される。また、物品(G)が取り出される面の左右の内フラップ(F3) は押し出される物品(G)によって外側に開放される。尚、物品(G)が箱体( B)の幅寸法(W)方向に対して複数列収納されているときには、先ず押し板( 41)が箱体(B)に収納されている奥行き方向1個分の物品(G)だけを押し 出せる位置まで前進し、更に奥行き方向1個分の物品(G)を押し出せる位置ま で前進し、また更に奥行き方向1個分の物品(G)を押し出せる位置まで前進す ることを繰り返して全ての物品(G)を押し出すようにしてもよい。このとき、 押し板(41)のそれぞれの停止位置は、制御装置に予め登録された物品(G) の奥行き寸法に基づくパルス指令値によって制御すればよい。
【0031】 また、箱体(B)の物品押し出し面(P3)の大きさによっては必要に応じて 、押し板(41)の上端部(411)に折り畳めるように取り付けられた補助押 し板(42)、或いは押し板(41)の左右の端部(412)に折り畳めるよう に取り付けられた補助押し板(43)が、押し板(41)が前進するまえに図2 において2点鎖線で示される如くに開かれる。即ち、補助押し板(42)を開い た状態で箱体(B)に収納されている物品(G)を押し出しても、補助押し板( 42)が天面部(P1)に触れないときには、電磁弁(422)が通電されエア ーシリンダ(421)を作動して補助押し板(42)が開かれる。また、補助押 し板(43)を開いた状態で箱体(B)に収納されている物品(G)を押し出し ても、補助押し板(43)が内フラップを延設している側面部に触れないときに は、電磁弁(433)が通電されエアーシリンダ(431)を作動して補助押し 板(43)が開かれる。
【0032】 物品(G)がコンベア(82)に取り出されると、長手方向センタリング装置 (6)の切換弁(634)、(635)のそれぞれの他方のソレノイドが通電さ れ、それぞれのエアーシリンダ(631)のピストンロッドが前進して、押圧具 (61)、(62)が軸(64)を中心として箱体(B)の把持を解除するよう に回動され、プッシャー(4)の押し板(41)が後退し、箱体押さえ装置(1 )の押さえ板(11)が上昇して箱体(B)に対する押圧を解除する。
【0033】 押圧具(61)、(62)による箱体(B)の把持が解除され、押し板(41 )が後退し、押さえ板(11)が上昇すると、前後移動台(51)が後退する。
【0034】 前後移動台(51)が後退すると、フラップ開放板(2)が原点位置、即ち前 後移動台(51)を前進したときにフラップ開放板(2)が上側フラップ(F1 )に接し得る位置まで下降する。
【0035】 フラップ開放板(2)が原点位置まで下降すると、空箱排出装置(7)によっ て空になった箱体(B)は排出され、次の箱体(B)の搬入を待機する。
【0036】 以上、本考案の物品の取り出し装置の一実施例について説明したが、これらに 制限されるものではない。例えば、押圧具(61)を備えてなくてもよい。
【0037】
【考案の効果】
本考案の物品の取り出し装置は、上述の如く、一対の押圧具で箱体を押圧する ことによって種々の大きさの箱体をセンタリングした後、カウンターウェイトに よって押圧具の押圧状態を保持して、箱体に収納されている物品を箱体の大きさ にかかわらず略同一の低い押圧で把持した状態でプッシャーによってスムースに 押し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の物品の取り出し装置の一実施例を示す
斜視図である。尚、本図においては空箱排出装置を簡略
化して図示してある。
【図2】図1に示す物品の取り出し装置のプッシャーの
要部斜視図である。
【図3】図1に示す物品の取り出し装置のプッシャーの
補助押し板の駆動説明図である。
【図4】図1に示す物品の取り出し装置の幅方向位置決
め装置の駆動説明図である。
【図5】図1に示す物品の取り出し装置の空箱排出装置
の要部斜視図である。
【図6】図1に示す物品の取り出し装置によって物品が
取り出される箱体の一実施例を示す斜視図である。
【図7】図1に示す物品の取り出し装置によって物品押
し出し面を形成している上側フラップと下側フラップと
を開放する手順の説明図である。
【図8】図1に示す物品の取り出し装置によって物品押
し出し面を形成している上側フラップと下側フラップと
を開放する手順の説明図である。
【図9】図1に示す物品の取り出し装置によって物品押
し出し面を形成している上側フラップと下側フラップと
を開放する手順の説明図である。
【図10】図1に示す物品の取り出し装置の長手方向セ
ンタリング装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
4 プッシャー 62 押圧具 63 駆動装置 65 カウンターウェイト 631 エアーシリンダ 633 ピニオン 635 切換弁 B 箱体 G 物品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体に収納されている物品をプッシャー
    によって押し出す物品の取り出し装置において、上記箱
    体をセンタリングするための一対の押圧具と、該押圧具
    を駆動するための駆動装置と、上記押圧具の押圧状態を
    保持するためのカウンターウェイトとを備えることを特
    徴とする物品の取り出し装置。
  2. 【請求項2】 駆動装置が、ピニオンによって連動され
    る一対の押圧具を駆動するエアーシリンダと、該エアー
    シリンダを作動するための切換弁とを備える、請求項1
    記載の物品の取り出し装置。
JP1926492U 1992-02-28 1992-02-28 物品の取り出し装置 Pending JPH0571116U (ja)

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