JPH0570880U - ハンドリングロボット - Google Patents

ハンドリングロボット

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Publication number
JPH0570880U
JPH0570880U JP1082292U JP1082292U JPH0570880U JP H0570880 U JPH0570880 U JP H0570880U JP 1082292 U JP1082292 U JP 1082292U JP 1082292 U JP1082292 U JP 1082292U JP H0570880 U JPH0570880 U JP H0570880U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
arm
hand
handling robot
dummy
Prior art date
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Pending
Application number
JP1082292U
Other languages
English (en)
Inventor
聡 棚橋
敏之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1082292U priority Critical patent/JPH0570880U/ja
Publication of JPH0570880U publication Critical patent/JPH0570880U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別個の装置を必要とすることなくワークの姿
勢を変位させることができ、併せて操作アームに対する
ワークの干渉をも未然に防止することの可能なハンドリ
ングロボットを提供することを目的としている。 【構成】 ハンドリングロボット1における操作アーム
20の先端に、該操作アーム20を延長する態様でダミ
ーアーム30を設けるとともに、このダミーアーム30
の先端部に、ワークWを保持するハンド40を支持し、
かつ該ハンド40をダミーアーム30に対して回転動作
させるためのワーク変位手段50を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークを所定の作業範囲内において搬送するための多関節型のハ ンドリングロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多関節型のハンドリングロボットは、各種加工機械、例えばベンディングプ レスに対するワークの供給や取出し作業を実施するための手段として広く採用さ れており、ワーク搬送手段としてのハンドリングロボットでは、その操作アーム の先端に設けたハンドによりワークを保持し、上記各操作アームを適宜に制御動 作させることによってワークを移送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した多関節型のハンドリングロボットでは、例えばベンディ ングプレスにより矩形状を呈するシート材の各縁部を曲げ加工するべく、上記シ ート材(ワーク)の姿勢を360°の広い範囲に亘って変位させることは困難で あり、このような作業条件においては、ハンドリングロボットのハンドにワーク を持ち替えさせてワークの姿勢を変位させるよう構成した別個の装置を必要とし ている。
【0004】 また、上記ハンドリングロボットのハンドは、操作アームの先端に設けられて いるため、上述した如きワークの持ち替え作業時やワークの搬送時において、上 記ワークが操作アームと干渉する不都合があった。
【0005】 本考案は上記実状に鑑みて、別個の装置を必要とすることなくワークの姿勢を 変位させることができ、併せて操作アームに対するワークの干渉をも未然に防止 することの可能なハンドリングロボットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案では、ハンドリングロボットにおける操作アームの先端に、該 操作アームを延長する態様でダミーアームを設けるとともに、このダミーアーム の先端部に、ワークを保持するハンドを支持しかつ該ハンドをダミーアームに対 して回転動作させるためのワーク変位手段を設けている。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、ハンドに保持されたワークは上記ワーク変位手段の動作 に基づいて回転動作されるとともに、上記ハンドは操作アームの先端に設けられ たダミーアームによって操作アームの先端から離隔して配置されることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、一実施例を示す図面に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1および図3に、本考案に関わるハンドリングロボットを、ベンディングプ レスに対するワークの供給および取出し作業を実施する装置として適用した例を 示す。
【0009】 上記ハンドリングロボット1は、ワーク搬入装置(図示せず)において受け取 ったワークWを、ベンディングプレス100におけるプレス作業位置に移送し、 上記ベンディングプレス100において各周縁に対する曲げ加工の終えたワーク を、図示していないワーク搬出装置まで移送するものである。
【0010】 また、上記ハンドリングロボット1は、図1に示すように作業フロアに固定さ れたベース10と、該ベース10に対して3軸方向に自由度を持って支持された 操作アーム20とを具備して成る、いわゆる垂直多関節型のロボットである。
【0011】 上記ハンドリングロボット1における操作アーム20には、ダミーアーム30 が取り付けられており、このダミーアーム30は、図2に明示するように、上記 操作アーム20における第6軸20′の先端部に取り付けられ、上記操作アーム 20を延長する態様で前方に向かって延びている。
【0012】 上記ダミーアーム30の先端部には、ワークWを保持するためのハンド40が 後述するワーク変位手段50を介して設けられている。 上記ハンド40は、略H型の平面形状を呈するフレーム41と、このフレーム 41に設置された4個のバキュームパッド42,42,…とを具備しており、こ れら各バキュームパッド42によりワークWを吸着して保持するものである。
【0013】 一方、図2および図3に示す如く、上記ダミーアーム30の先端部には、該ダ ミーアーム30の長手方向軸線に対して直交する態様で、回転軸51が設けられ ており、この回転軸51の端部には、上記ハンド40のフレーム41が固定され ている。
【0014】 また、上記回転軸51は、例えばエアモータ等の図示していない駆動原によっ て回転駆動され、これら上記回転軸51および駆動原(図示せず)等によって、 上記ワークWの姿勢を変位させるためのワーク変位手段50が構成されている。 上記ワーク変位手段50における回転軸51、言い換えれば第7軸を回動させ ることにより、図3の矢印Rで示すように上記回転軸51を中心としてフレーム 41が回転し、もって該フレーム41、すなわちハンド40に保持されているワ ークWが回転して、その姿勢が変位することとなる。
【0015】 図1に示すように、矩形状を呈するワーク(シート材)Wにおける周縁部の一 辺を、ベンディングプレス100のプレス作業位置に臨ませて曲げ加工を施した 後、上記ワークWにおける周縁部の異なる一辺にも曲げ加工を施す場合には、上 記ワーク変位手段50によって、上記周縁部の異なる一辺をベンディングプレス 100のプレス作業位置に臨ませるべく、ワークWの姿勢を変位させればよい。 すなわち、上記ワーク変位手段50における回転軸51を回転動作させるのみ で、従来のこの種の作業を実施する際に必要とされていた別個の装置を用いるこ となく、上記ワークWの姿勢を容易に変位させることができる。
【0016】 また、上記ハンド40は、操作アーム20に設けられたダミーアーム30によ り、上記操作アーム20の先端から離隔して配置されているので、上述のように ワークWの姿勢を変位させる際や、ワークWを搬送する際において、該ワークW と操作アーム20とが干渉する事態を未然に防止することができる。
【0017】 さらに、ダミーアーム30によって、ハンド40が操作アーム20の延長域に 位置しているので、ダミーアームを備えていない従来のハンドリングロボットに 比較して、ワークの搬送可能範囲が極めて広いものとなる。
【0018】 なお、本考案に関わるハンドリングロボットは、上記実施例に示されたベンデ ィングプレスに対してワークの搬入および搬出を実施するための装置にのみ適用 されるものではなく、各種の産業分野において様々なワークを移送するための装 置として有効に適用し得るものであることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案に関わるハンドリングロボットでは、ハンド リングロボットにおける操作アームの先端に、該操作アームを延長する態様でダ ミーアームを設けるとともに、このダミーアームの先端部に、ワークを保持する ハンドを支持しかつ該ハンドをダミーアームに対して回転動作させるためのワー ク変位手段を設けているので、ハンドに保持されたワークは上記ワーク変位手段 の動作に基づいて回転されることとなり、もって別個の装置を要することなくワ ークの姿勢を変位させることが可能となり、また操作アームの先端に設けられた ダミーアームによって、ハンドが操作アームの先端から離隔して配置されること となるので、ハンドに保持されたワークと操作アームとが互いに干渉する事態を 未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関わるハンドリングロボットを示す概
念的な全体斜視図。
【図2】本考案に関わるハンドリングロボットの要部側
面図。
【図3】本考案に関わるハンドリングロボットの要部平
面図。
【符号の説明】
1…ハンドリングロボット、 10…ベース、 20…操作アーム、 30…ダミーアーム、 40…ハンド、 41…フレーム、 42…バキュームパッド、 50…ワーク変位手段、 51…回転軸、 100…ベンディングプレス、 W…ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを所定の作業範囲内において
    搬送するための多関節型のハンドリングロボットであっ
    て、 操作アームの先端に、該操作アームを延長する態様で設
    けられたダミーアームと、 上記ワークを搬送する際に該ワークを保持するためのハ
    ンドと、 上記ダミーアームの先端部に設けられ、上記ハンドを支
    持するとともに、上記ワークの姿勢を変位させるべく、
    上記ダミーアームに対して上記ハンドを回転動作させる
    ワーク変位手段と、 を具備して成ることを特徴とするハンドリングロボッ
    ト。
JP1082292U 1992-03-04 1992-03-04 ハンドリングロボット Pending JPH0570880U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082292U JPH0570880U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ハンドリングロボット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082292U JPH0570880U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ハンドリングロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570880U true JPH0570880U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11761054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1082292U Pending JPH0570880U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ハンドリングロボット

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JP (1) JPH0570880U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253829B2 (ja) * 1982-08-02 1990-11-19 Nippon Denshin Denwa Kk
JP4122481B2 (ja) * 2003-04-21 2008-07-23 株式会社白元 揮発性薬剤含有体及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253829B2 (ja) * 1982-08-02 1990-11-19 Nippon Denshin Denwa Kk
JP4122481B2 (ja) * 2003-04-21 2008-07-23 株式会社白元 揮発性薬剤含有体及びその製造方法

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