JPH0570810U - チャック装置 - Google Patents

チャック装置

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Publication number
JPH0570810U
JPH0570810U JP990892U JP990892U JPH0570810U JP H0570810 U JPH0570810 U JP H0570810U JP 990892 U JP990892 U JP 990892U JP 990892 U JP990892 U JP 990892U JP H0570810 U JPH0570810 U JP H0570810U
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JP
Japan
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chuck
fitting
tip
base
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP990892U
Other languages
English (en)
Inventor
泰邦 関
Original Assignee
理研精機株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0570810U publication Critical patent/JPH0570810U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はワークの種類に応じて迅速にチャッ
クの交換が成し得るチャック装置を提供することを目的
とする。 【構成】 チャック基体28の先端に、適宜なチャック部
22を設けた嵌着体18を脱着自在に嵌着し、この嵌着体18
をチャック基体28に係止せしめる係止機構aと該嵌着体
18をチャック基体28から押動離脱せしめる押動離脱機構
bとをチャック基体28に内装せしめたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はワークに応じてチャック部を迅速に交換し得るチャック装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
被加工物たるワークの種類は非常に多い。従って、ワークごとにスピンドルに 取り付けられたチャック装置を交換することは非常に手間がかかる。
【0003】 具体的には、チャック装置をスピンドルに装着する為のすべてのボルトを外し 、別のチャック装置を取り付けたらハンマーなどで叩いて修正しながら芯出しを 行う。
【0004】 従って、チャック装置の交換は非常に厄介であり、従来においてはこのことが 加工効率の低下を招致している。
【0005】 本考案は、このような問題を解決したチャック装置を提供することを技術的課 題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0007】 チャック基体28の先端に、適宜なチャック部22を設けた嵌着体18を脱着自在に 嵌着し、この嵌着体18をチャック基体28に係止せしめる係止機構aと該嵌着体18 をチャック基体28から押動離脱せしめる押動離脱機構bとをチャック基体28に内 装せしめたことを特徴とするチャック装置に係るものである。
【0008】
【作用】 適宜なチャック部22が設けられた嵌着体18は係止機構aによりチャック基体28 に係止嵌着されている。
【0009】 係止機構aを解除するとともに押動離脱機構bにより嵌着体18を押動せしめる と嵌着体18はチャック基体28から離脱する。
【0010】
【実施例】
図面は本考案の一実施例を図示したもので、以下に説明する。
【0011】 機体のスピンドル1には中央部に装着孔2を穿設した基筒体10が固着され、挿 着孔2には図外の第1のシリンダー装置により摺動する外摺動体3が挿入され、 この外摺動体3内には図外の第2のシリンダー装置により外摺動体3内において 摺動する内摺動体4が挿入されている。外摺動体3の先端寄り外周には後記する 押さえ板15を押圧する押圧部25が設けられている。この押圧部25を設けた外摺動 体3と第1のシリンダー装置とが押動離脱機構bである。
【0012】 内摺動体4の内孔9には図外のエア供給装置からワークWの交換時にエアが圧 送されるように構成されており、該エアは後記する突体20の内孔を通過して後記 するチャック部22に噴出される。
【0013】 内摺動体4には先端に挟持部5を設けた細棒体6を環状に配設した挟持体7が 螺着されている。この細棒体6は、その弾性により外側に広がろうとするように 構成されている。この挟持部5を設けた細棒体6と第2のシリンダー装置とが係 止機構aである。
【0014】 外摺動体3の内周面には前記細棒体6の挟持部5が乗り上げる環状凸条8が繞 設されている。
【0015】 基筒体10の先端には二部材をボルトで止着した環状の受け部材11が固着され、 この受け部材11の内孔先端部はテーパー面12に形成されている。
【0016】 また、前記外摺動体3の先端寄り外周面と受け部材11の内側面との間の所定の 3ケ所には、空間29が形成され、この空間29には抗縮皿バネ13が装着され、この 抗縮皿バネ13にはボルト17を螺着した摺動杆14が挿入され、抗縮皿バネ13はこの 摺動杆14の基端に固着した押さえ板15と前記受け部材11の内面に形成した段部16 とで支承されている。
【0017】 受け部材11の内孔先端部に嵌着される嵌着体18は、基端外周面に受け部材11の テーパー面12に合致するテーパー面19が形成され、基端面中央には突体20が突設 され、この突体20の先端には前記細棒体6の挟着部5により挟持される膨出部21 が形成されている。
【0018】 また、嵌着体18の先端部にはチャック部22が設けられている。図1,2,3に 図示した嵌着体18の先端部のチャック部22には環状ワークWの内径を挟持する内 径用のチャック体24が装着されており、図4に図示した嵌着体18の先端部のチャ ック部22には棒状ワークWの外径を挟持する外径用のチャック体27が装着されて いる。符号26はテーパー外筒,符号30はワーク受け部である。
【0019】 また、嵌着体18の外縁寄りには前記ボルト17が挿入される挿入孔23が穿設され 、この挿入孔23の先端側は嵌着体18を少し回動させた際ボルト17の頭部17'が係 止される頭部17'の径より径小の連設孔23'が形成されている(所謂だるま孔)。 本実施例にかかるチャック装置は上記構造であるから次の作用効果を呈する。 まず、図2に図示したように環状ワークWを内径用チャック体24により挟持し た状態から、図外の第2のシリンダー装置の作動により、内摺動体4を図2中に おける右側へ摺動させると、細棒体6の挟着部5は環状凸条8を乗り越えて図3 に図示したように開口状態となり、突体20の膨出部21の挟持を開放する。
【0020】 続いて、図外の第1のシリンダー装置を作動させ、外摺動体3を図3中右側へ 摺動させると、押圧部25が抗縮皿バネ13に抗して押さえ板15を押圧し、摺動杆14 は図3中の右側に押圧されて摺動し、この摺動杆14の摺動により嵌着体18は受け 部材11から離脱状態となる。
【0021】 続いて、嵌着体18を握持し、嵌着体18を少し回動させると、ボルト17の頭部 17'が係止している連設孔23'からボルト17は離脱し、この状態で嵌着体18を受け 部材11から取り外す。
【0022】 続いて、チャック部22に外径用のチャック体27を設けた別の嵌着体18を用意し 、図4に図示したように前記と逆の手順により嵌着体18を受け部材11に装着する 。
【0023】 以上、本実施例に係るチャック装置によれば、予め所望のチャック部22を有す る嵌着体18を適宜用意しておくことで、チャックの交換が従来例に比し、非常に 迅速に行えることになる。
【0024】 更に本実施例は、第1のシリンダー装置、第2のシリンダー装置が仮に故障し ても抗縮皿バネ13及びテーパー面12とテーパー面19とのテーパー嵌合により嵌着 体18が受け部材11から脱落することもなく、更に、受け部材11のテーパー面12と 嵌着体18のテーパー面19の存在により新たな嵌着体18を装着するに際し、一々芯 出しを行う必要性もなくなる。
【0025】 また、従来において、スピンドル1に固着されたチャック装置自体を変えず、 チャック装置の先端に嵌着されたコレットチャックだけを変えれば済む場合もあ るが、このような場合においても実際は単にコレットチャックを交換するだけで は済まず、ボルトの取り外し作業や、ワークストッパの取り外し作業などが必要 となる。
【0026】 本実施例によれば、このような場合でも予め同一の嵌着体18を数個用意し、夫 々の嵌着体18に別の径のチャック体24・27を予め挿着しておけば、必要に応じて 適宜な嵌着体18を受け部材11に装着するだけで良く、非常に作業性が向上する。 これは、本実施例の受け部材11と嵌着体18との嵌合を、挿入孔23の先端部をだ るま孔にすることで単に嵌着体18を回動せしめれば両者を取り外せるという作業 が楽な構造を採用していること並びに操作が楽なシリンダー装置を採用している ことになる。
【0027】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したから、ワークがどのような種類となっても、そ れに対応してワークを挟持するチャックを該ワークに合致したチャックに迅速に 交換し得る秀れたチャック装置を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】図1におけるA−A指示線作動状態断面図であ
る。
【図3】図1におけるA−A指示線作動状態断面図であ
る。
【図4】別の嵌着体を図示した図1におけるA−A指示
線作動状態断面図である。
【符号の説明】
a 係止機構 b 押動離脱機構 18 嵌着体 22 チャック部 28 チャック基体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック基体の先端に、適宜なチャック
    部を設けた嵌着体を脱着自在に嵌着し、この嵌着体をチ
    ャック基体に係止せしめる係止機構と該嵌着体をチャッ
    ク基体から押動離脱せしめる押動離脱機構とをチャック
    基体に内装せしめたことを特徴とするチャック装置。
JP990892U 1992-02-28 1992-02-28 チャック装置 Pending JPH0570810U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP990892U JPH0570810U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP990892U JPH0570810U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570810U true JPH0570810U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11733213

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JP990892U Pending JPH0570810U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 チャック装置

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JP (1) JPH0570810U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536631A (ja) * 1999-02-01 2002-10-29 フランツ ハイマー マシーネンバウ ケー ジー 回転機械要素を締め付けるための締め付け装置および締め付け装置を有する釣合い試験機
CN107848042A (zh) * 2015-08-06 2018-03-27 富士机械制造株式会社 卡盘装置
JP2020160042A (ja) * 2019-03-19 2020-10-01 株式会社長浜製作所 動釣合い試験機用の被試験体支持装置

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