JPH0570756A - 低応力接着剤樹脂組成物 - Google Patents

低応力接着剤樹脂組成物

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JPH0570756A
JPH0570756A JP23466091A JP23466091A JPH0570756A JP H0570756 A JPH0570756 A JP H0570756A JP 23466091 A JP23466091 A JP 23466091A JP 23466091 A JP23466091 A JP 23466091A JP H0570756 A JPH0570756 A JP H0570756A
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epoxy resin
resin composition
low
adhesive resin
composition
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JP23466091A
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English (en)
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Masakazu Murayama
雅一 村山
Hiromi Ito
浩美 伊藤
Yuko Sawada
祐子 澤田
Yuzo Kanegae
裕三 鐘ケ江
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポットライフが長く、また無溶剤、低粘度で
ボイドを発生せず、低温・短時間硬化型の低応力接着剤
樹脂組成物をうる。 【構成】 1分子中にヒドロキシフェニル基を2個有す
る分子量が600〜3000の変性シリコーンオイルと
エポキシ樹脂との反応生成物からなる可撓化剤、エポキ
シ樹脂およびイミダゾール誘導体をマイクロカプセル化
したものおよび(または)融点が70℃以上の固形イミ
ダゾール誘導体からなる組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低応力接着剤樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】エレクト
ロニクス産業の著しい発展に伴い、LSIなどの半導体
素子は高集積化とチップ大型化の傾向にあり、接合時の
残留応力によりチップのクラックや歪みによる信頼性の
低下が問題になるとともに、大量生産に伴う半導体製品
の値下がりにあいまってその量産における作業性の向上
ならびにコストダウンが重要な問題となっている。
【0003】従来、半導体部品は、半導体素子がリード
フレームまたは基板半導体上に金箔を用いてダイボンド
する工程(以下、Au−Si法という)と、ついでこれ
がハーメチックシールにより封止される工程により製造
されていた。
【0004】そののち、熱硬化性樹脂によって封止する
方法が開発され、これに伴い銀粉を含む導電性樹脂によ
りダイボンドする方法が実施されるようになり、著しい
生産性の向上、コスト低減がはかられている。
【0005】最近では、なお一層のコスト低減およびチ
ップの消費電力増大に伴う熱放散性向上の必要性から、
リードフレーム材も従来の4,2−アロイから銅系材料
に移行しつつある。このばあい、銅系材料の酸化を防ぐ
ため200℃以下、好ましくは180℃以下の低温でか
つ短時間に接着が完了するダイボンド樹脂が必要となっ
ている。
【0006】しかしながら、従来から用いられてきてい
るエポキシ系またはポリイミド系のダイボンド樹脂の大
部分は、その硬化方法がオーブンによる加熱硬化が主体
であり、硬化時間も30分〜2時間程度の長時間が必要
であるため、樹脂接着による工程のインライン化が不可
能である。また、そのようなダイボンド樹脂を高温・短
時間(300〜350℃で20〜30秒)で硬化させる
と、樹脂組成物中の溶剤や反応性希釈剤などの比較的低
沸点の成分の気化によるボイド発生、さらにはエポキシ
樹脂の分解が起こり、被接着物が汚染されるという問題
があり、たとえ硬化温度をあげて短時間で硬化させて
も、それによって前述の新たな問題が発生し、実用的で
ない。もちろん前述のごとく、リードフレーム材として
銅系材料を用いたばあいにはこのような高温(300〜
350℃)で硬化させることは酸化の問題上好ましくな
い。
【0007】一方、特開昭59-149956号公報や特開昭60-
4521号公報などに開示されているようなインライン化を
目指した最近の速硬化型ダイボンド樹脂においても、硬
化温度が200℃をこえるものも多く、また200℃以
下で硬化が可能なダイボンド樹脂であってもポットライ
フが短いため、使用中に粘度変化がおこり一定のダイボ
ンド樹脂を塗布することが困難になるなどの問題があ
る。
【0008】さらに、チップの大型化にあいまって銅系
リードフレームが用いられたばあい、Au−Si法や半
田による接合はもとより、従来のダイボンド樹脂を用い
てもチップにクラックが発生するなどの問題があり、応
力緩和が可能な低応力ダイボンド樹脂が必要となってい
る。ところが、従来のダイボンド樹脂は、耐熱性・耐湿
性を良好にするという観点から開発されており、そのた
め硬化物が可撓性に乏しく、半導体素子に加わる応力が
大きいという問題がある。
【0009】一般に応力を低減させる方法には、樹脂組
成物の熱膨張率を小さくして熱歪を小さくする方法と、
弾性率を低くして熱歪による応力を小さくする方法とが
知られている。
【0010】熱膨張率を小さくする方法としては無機充
填剤を多く添加する方法があるが、このばあい樹脂組成
物の粘度は無機充填材の添加とともに増加する。ところ
がダイボンド樹脂は、その塗布方法がディスペンスまた
はスタンピングによるばあいが多く、これらの作業性の
点からその性状は低粘度の液状であることが強く求めら
れている。したがって、高充填化による低熱膨張化はダ
イボンド樹脂を目的としたばあい好ましくない。
【0011】前記低応力化の方法としては、可撓化剤を
添加する方法があるが、従来から使用されている可撓化
剤(たとえば長鎖アルキレンポリアミン、ポリオキシア
ルキレングリコール、長鎖状アルキレンオキサイドを有
するビスフェノールA型ジグリシジルエーテル)を配合
して弾性率を低下させる方法(特公昭59-8718号公報、
特公昭59-30820号公報、特公昭59-226066号公報など参
照)には、硬化物の耐熱性、耐湿性が低下するという欠
点がある。
【0012】一方、耐湿性の低下が比較的小さい可撓化
剤としては、両末端にエポキシ樹脂と反応しうる官能基
を有するポリブタジエンや、ブタジエンとアクリロニト
リルとの共重合体などからえられるエラストマー変性可
撓化剤も提案されている(特公昭59-113021号公報、特
公昭59-58024号公報、特公昭62-9248号公報など参
照)。
【0013】しかしながら、前記エラストマー変性可撓
化剤には、高温時においてエラストマー中の不飽和結合
が酸化され劣化するために、可撓化効果が消失するとい
う問題および組成物が非常に高粘度になるという問題が
ある。
【0014】また、熱安定性においてすぐれた可撓化剤
である低弾性率のシリコーン樹脂やシリコーンゴムを分
散させるという方法も知られている(特公昭62-84147号
公報など参照)。しかし、シリコーン樹脂は金属(フレ
ームなど)との接着性が乏しく、シリコーンゴムはエポ
キシマトリクスとの界面強度が弱いため硬化物の透湿性
が大きくなり、耐湿性がわるく、機械強度も弱いという
点で信頼性に欠けるという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポットライフ
が長く、無溶剤で低温・短時間硬化が可能なことにより
ダイボンド工程のインライン化が達成でき、大型チップ
と銅系リードフレームという熱膨張係数の大きく異なる
被接着物にも好適に使用できる高信頼性の低応力接着剤
樹脂組成物をうることを目的としてなされたものであ
る。
【0016】すなわち本発明は、1分子中にヒドロキシ
フェニル基を2個有する分子量が600〜3000の変
性シリコーンオイルとエポキシ樹脂(以下、エポキシ樹
脂Aという)との反応生成物からなる可撓化剤、エポキ
シ樹脂(以下、エポキシ樹脂Bという)およびイミダゾ
ール誘導体をマイクロカプセル化したものおよび(また
は)融点が70℃以上の固形イミダゾール誘導体からな
る硬化剤を配合してなる低応力接着剤樹脂組成物ならび
に前記可撓化剤および前記硬化剤を配合してなる低応力
接着剤樹脂組成物に関する。
【0017】
【作用・実施例】本発明で用いられる可撓化剤は、1分
子中にヒドロキシフェニル基を2個有する分子量が60
0〜3000、好ましくは1000〜2000の変性シ
リコーンオイルとエポキシ樹脂Aとの反応物である。
【0018】前記可撓化剤中の変性シリコーンオイル
は、前述のごとくヒドロキシフェニル基を1分子中に2
個有するため、ゲル化が起こらず低粘度の組成物をうる
うえで有利な可撓化剤を合成できる。前記2個のヒドロ
キシフェニル基は分子の末端または内部のどちらに存在
してもよい。
【0019】また、分子量が600〜3000であるた
め、低粘度の可撓化剤がえられるとともに、相安定性に
優れたものがえられる。
【0020】前記変性シリコーンオイルのシロキサン骨
格のケイ素原子に結合している基としては、たとえば炭
素数1〜5のアルキル基、フェニル基、炭素数1〜5の
フッ素置換アルキル基などから選ばれた1種または2種
以上の置換基およびヒドロキシフェニル基を有する基が
あげられる。
【0021】このような変性シリコーンオイルの具体例
としては、たとえばヒドロキシフェニル基を2個有する
ポリジメチルシロキサン、ヒドロキシフェニル基を2個
有するポリジフェニルシロキサン、ヒドロキシフェニル
基を2個有するポリメチル・フェニル・ジブチルシロキ
サン、ヒドロキシフェニル基を2個有するポリジエチル
シロキサンなどがあげられるが、これらに限定されるも
のではない。
【0022】つぎに、前記変性シリコーンオイルと反応
させるエポキシ樹脂Aは、1分子当たり平均2〜4個の
グリシジル基を含むエポキシ樹脂であるのが好ましい。
エポキシ樹脂1分子当たりのエポキシ基の数が平均2個
未満では強度、速硬化性におとる傾向が生じ、一方、平
均4個より多いばあいには、変性シリコーンオイルとの
反応の際に急激な粘度の増加やゲル化がおこり、目的と
する低粘度の可撓化剤がえられない傾向が生じる。ただ
し、2官能性エポキシ樹脂を、それより多い数の官能基
を有するものとを適宜配合するなどして平均2〜4の官
能基数にして用いてもよい。
【0023】変性シリコーンオイルと反応させるエポキ
シ樹脂Aとしては、前記条件を満たしているものであれ
ばいずれも好ましく使用することができ、その具体例と
しては、たとえばジグリシジルビスフェノールA、ジグ
リシジルビスフェノールF、ジグリシジルビスフェノー
ルS、ジヒドロキシビフェニルのジグリシジルエーテ
ル、ジヒドロキシベンゾフェノンのジグリシジルエーテ
ル、ジグリシジルフタル酸、ジグリシジルアニリン、
1,6−または2,7−ジヒドロキシナフタレンのジグ
リシジルエーテルなどの2官能エポキシ樹脂、トリヒド
ロキシビフェニルのトリグリシジルエーテル、テトラヒ
ドロキシビフェニルのテトラグリシジルエーテル、トリ
グリシジルイソシアヌレート、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン、テトラグリシジルジアミノメチル
シクロヘキサン、テトラグリシジル−m−キシレンジア
ミン、アルキル多価フェノール型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、モノヒドロキシおよび
(または)ジヒドロキシナフタレンノボラック型エポキ
シ樹脂などの3官能以上を有するエポキシ樹脂などがあ
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0024】前記変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂
Aとの反応物は、触媒としてアミン化合物、リン化合
物、イミダゾール類など、通常触媒として用いられるも
のを用い、変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂Aとを
チッ素雰囲気下、70〜150℃で5〜30時間反応さ
せることによりえられる。
【0025】前記可撓化剤は、単独で用いてもよく、2
種以上を併用してもよい。
【0026】前記のような可撓化剤の具体例としては、
たとえばヒドロキシフェニル基を2個有するポリジメチ
ルシロキサンとビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビス
フェノールF型エポキシ樹脂またはグリシジルアミン型
エポキシ樹脂とを反応させたものなどがあげられる。
【0027】前記可撓化剤の粘度は200センチポイズ
以上で調整可能である。
【0028】前記可撓化剤は低粘度であるため、そのの
ちエポキシ樹脂Bおよび硬化剤と配合したばあいにも、
その組成物のディスペンス、スタンピングなどの作業性
はすぐれたものとなり、何ら溶剤などを必要としない。
また、可撓化剤の粘度が高めのばあいであってもエポキ
シ樹脂Bとして脂環式エポキシ樹脂を用いることによ
り、低粘度の組成物を調製することができる。したがっ
て、溶剤除去のプロセスが不要で、低温・単時間硬化が
可能になり、作業環境の安全性からもダイボンドプロセ
スのインライン化が達成されうる。また、低弾性率化に
伴いチップにかかる応力が低減されることおよび100
%樹脂成分であることにより硬化時にアウトガスが発生
しないことなどを含め、半導体製品のすぐれた信頼性が
確保される。
【0029】本発明に用いる可撓化剤と配合するエポキ
シ樹脂Bは、可撓化剤の物性、組成物の用途などにより
配合してもよく、配合しなくてもよい成分である。前記
エポキシ樹脂Bは、可撓化剤の原料として変性シリコー
ンと反応させるエポキシ樹脂Aと同じものを使用できる
ほか、脂環式エポキシ樹脂を使用することもでき、この
ばあいには、えられる組成物の粘度を一層低粘度にする
ことができる。
【0030】脂環式エポキシ樹脂のエポキシ基は、内部
エポキシ基であり、硬化剤としてアミン系のものはあま
り有効でないため、前記エポキシ樹脂Aとして使用した
グリシジルタイプのエポキシ樹脂とともに使用するのが
両者の共重合のかたちで硬化反応が進むようになる点か
ら好ましい。このばあいの脂環式エポキシ樹脂の使用割
合としては前記グリシジルタイプのエポキシ樹脂に対し
て20%(重量%、以下同様)以下の範囲が好ましい。
脂環式エポキシ樹脂の割合が20%をこえると、脂環式
エポキシ樹脂は比較的低沸点であるので、短時間に硬化
させるばあいに一般に用いられているホットプレート上
などで行われる硬化では、樹脂が瞬時に硬化温度に達
し、かつ反応温度が短いために、脂環式エポキシ樹脂の
気化によるボイドが発生したり、ジグリシジルタイプの
エポキシ樹脂との共重合が円滑に進まず、性能のバラツ
キを生じるなどの問題が生じやすくなる。
【0031】前記脂環式エポキシ樹脂の具体例として
は、たとえばビス(エポキシシクロヘキシルメチル)の
アジピン酸、コハク酸などの脂肪族2塩基酸のジグリシ
ジルエステル類、エポキシシクロヘキシルメチルーエポ
キシシクロヘキサンカルボン酸エステル、ビニルシクロ
ヘキセンジオキサイドなどがあげられる。
【0032】本発明においては、硬化剤としてマイクロ
カプセル化イミダゾール誘導体および(または)融点が
70℃以上の固形イミダゾール誘導体が使用される。こ
のようにマイクロカプセル化したイミダゾール誘導体や
高融点のイミダゾール誘導体を硬化剤として使用するた
め、本発明の組成物の用途であるダイボンド樹脂に要求
される一液低粘度でロングライフを有し、硬化物はのち
のワイヤーボンドに耐えられるだけの耐熱性を有するよ
うになる。
【0033】なお、前記マイクロカプセルは、本発明の
組成物に配合したばあいに60〜100℃程度に加熱し
たときに表面層が融解し内部のイミダゾールが露出し硬
化剤として触媒効果を示すものである。
【0034】また、融点が70℃以上、好ましくは90
〜200℃のイミダゾール誘導体の粒径としては、1〜
100μm程度であるのが室温での配合において樹脂成
分に溶解せず、したがってポットライフが長くなるなど
の点から好ましい。
【0035】前記イミダゾール誘導体の具体例として
は、たとえば2−メチルイミダゾール、2−フェニルイ
ミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、
長鎖アルキル置換イミダゾール、1−シアノエチル−2
−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−
4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾールおよびこれら
をマイクロカプセル化したものなどがあげられるが、こ
れらに限定されるものではない。
【0036】本発明の低応力接着剤樹脂組成物は、前記
可撓化剤、要すれば使用されるエポキシ樹脂Bおよび硬
化剤を配合することによりえられる。
【0037】本発明の組成物における可撓化剤中の変性
シリコーンオイルとエポキシ樹脂Aの割合、可撓化剤と
エポキシ樹脂Bと硬化剤の割合は、組成物の用途や各成
分の種類などによって異なるため、それらに応じて適宜
設定される。その一例としては、たとえば組成物をダイ
ボンド樹脂として用いるばあい、一分子中にヒドロキシ
フェニル基を2個有する平均分子量1500のポリジメ
チルシロキサン80%およびエポキシ当量190のビス
フェノールA型エポキシ樹脂20%からなる可撓化剤6
〜100部(重量部、以下同様)、エポキシ当量190
のビスフェノールA型エポキシ樹脂0〜94部(ポリジ
メチルシロキサン5〜80部に対してエポキシ樹脂が合
計20〜95部)、イミダゾール系硬化剤0.1〜10
部の割合があげられる。
【0038】なお、硬化剤は、通常本発明の低応力接着
剤樹脂組成物中に0.1〜10%、さらには1〜5%配
合するのが好ましい。前記配合割合が10%より多いば
あいには、ポットライフが急激に短くなる傾向が生じ、
一方0.1%より少ないばあいは、硬化に長時間を要
し、インライン化が難しくなる傾向が生じる。
【0039】えられた低応力接着剤樹脂組成物は、その
粘度が2〜2000ポイズ、ポットライフが10日〜2
カ月と低粘度かつポットライフが長いため、作業性に非
常に優れ、さらに目的に応じて粘度などの物性を調節で
きるため、種々の半導体素子用のダイボンド樹脂などの
用途に好適である。
【0040】本発明の組成物には、その用途、目的など
に応じて、その他の種々の添加剤や充填剤を適宜添加し
て使用してもよいことは当然のことである。
【0041】このような添加剤や充填剤の例としては、
たとえば以下のごときものがあげられる。
【0042】本発明の組成物の反応性や接着力などを向
上させる目的で使用するジシアンジアミド、フェノール
および(または)ナフトールノボラックなどのフェノー
ル性水酸基を有する化合物、ジアミノジフェニルスルホ
ンなどのジアミン化合物などや、導電性を付与する目的
で使用するたとえば金、銀、銅、ニッケルやこれらの合
金の微粉末、導電性カーボンブラックの微粉末などの導
電性充填剤、絶縁性を保持したまま熱伝導性を向上させ
るためのたとえばアルミニウム、マグネシウム、シリコ
ン、チタンなどの酸化物、炭化ホウ素、チッ化ホウ素、
チッ化アルミニウムなどの非酸化物タイプのセラミック
スなどの充填剤、さらにはシリコーン系、チタネート系
などの表面処理剤などがあげられる。
【0043】本発明の組成物を製造するためには、前記
可撓化剤、エポキシ樹脂Bおよび硬化剤をライカイ器な
どで常温で混練し、均一な組成になるように混合すれば
よい。さらに要すれば使用される前記添加剤や充填剤な
どを、本発明の組成物の製造時に添加すればよい。
【0044】このようにしてえられた本発明の接着剤樹
脂組成物は、常温で長時間保存できるので、使用時の作
業性が非常に良好である。
【0045】本発明の低応力接着剤樹脂組成物を実際に
使用する方法としては、接着すべき、たとえば半導体チ
ップとリードフレームの接着部に、組成物をディスペン
ス工法、スクリーン印刷、スタンピング工法などの任意
の方法で塗布し、塗布後、低温、短時間、たとえば15
0〜180℃で2分以内の加熱で硬化させる方法が例示
されうる。
【0046】えられる硬化物は無溶剤で100%樹脂成
分であるためボイドがなく、かつ硬化時に発生するガス
もアウトガスもない。このアウトガスはチップの表面上
に付着すると信頼性を低下させるが、このガスがないこ
とおよび硬化物が低応力であるため、チップにかかる応
力も小さくなり、半導体装置としての信頼性は非常にす
ぐれたものとなる。
【0047】以下実施例をあげて、本発明の組成物をさ
らに詳細に説明する。
【0048】なお、表1に示される各材料は、それぞれ
下記のものを示す。
【0049】E−1:ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂
(油化シェルエポキシ(株)製のエピコート828(2
官能、エポキシ当量190、粘度140ポイズ(25
℃))) E−2:グリシジルアミン型エポキシ樹脂(住友化学工
業(株)製のELM−100(3官能、エポキシ当量1
07、粘度12ポイズ(25℃))) E−3:多官能ポリフェノ−ル型エポキシ樹脂(日本化
薬(株)製のRE−550S(多官能、エポキシ当量1
39、粘度140ポイズ(25℃))) E−4:脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業(株)
製のセロキサイド2021(2官能、エポキシ当量13
2、粘度2.5ポイズ(25℃))) C−1:固形イミダゾール系硬化促進剤(四国化成
(株)製の2P4MHZ) C−2:マイクロカプセル化イミダゾール系硬化促進剤
(旭化成工業(株)製のノバキュアHX−3291H
P) C−3:液状イミダゾール系硬化促進剤(四国化成
(株)製の2E4MZ) DICY:ジシアンジアミド(日本カーバイト(株)
製) F−1:銀粉(鱗片状、平均粒径:2μm) F−2:シリカ(球状、平均粒径:15μm) A−1:ブチルセロソルブ(溶剤、沸点:171℃) [実施例1]1分子中にヒドロキシフェニル基を2個有
する平均分子量が1500のポリジメチルシロキサン4
00部と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(前記E−
1と同一)100部と、トリフェニルホスフィン1部と
を、チッ素ガスを吹き込みながら130℃で約20時間
反応させ、分子中にヒドロキシフェニル基を2個有する
変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂との反応物(可撓
化剤:S−1)をえた。反応率は98%であった。
【0050】つぎにここでえられた可撓化剤(S−
1)、エポキシ樹脂(E−1)、イミダゾール系硬化剤
(C−1)を表1に示す配合で混合し、接着剤樹脂組成
物をえた。
【0051】えられた接着剤樹脂組成物の特性として粘
度(25℃)、ポットライフ(25℃保存で粘度が初期
の20%増となる時点)を測定した。結果を表1に示
す。
【0052】えられた接着剤組成物を真空脱泡したの
ち、銅系のリードフレーム(銀メタライズ(ダイパット
部))上にディスペンスまたはスタンピングにより定量
的に必要量を塗布し、10mm角のガラスチップ、およ
び2mm角と12×7mmのシリコンチップをマウント
し、つぎにホットプレート上で180℃、2分間加熱し
て硬化させた。ガラスチップを用いてボイドの有無を確
認したが、ボイド発生は認められなかった。また接着さ
れた2mm角のシリコンチップは300℃のホットプレ
ート上に置き、プッシュプルゲージを用いて熱時のダイ
シェア接着強度を測定した。また12×7mmのチップ
を用いて、表面粗さ計によりチップ最大処理量を測定し
た。
【0053】さらにえられた接着剤樹脂組成物の硬化物
について引張弾性率、熱伝導度を測定した。以上の結果
は表2にまとめて示す。
【0054】[実施例2〜10]実施例1と同じ可撓化
剤を用いて表1に示す配合で各接着剤樹脂組成物をえ
た。
【0055】えられた接着剤樹脂組成物の各特性につい
て、実施例1と同様にして調べた。結果を表1、2に示
す。なお実施例4については導電性を付与させているた
め硬化物についてその体積固有抵抗(SRIS−230
1)を測定した。
【0056】[実施例11]1分子中にヒドロキシフェ
ニル基を2個有する平均分子量が600のポリジメチル
シロキサン135部と、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(前記E−1と同一)100部と、トリフェニルホス
フィン1部とを、窒素ガスを吹き込みながら130℃で
約20時間反応させ、分子中にヒドロキシフェニル基を
2個有する変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂との反
応物(可撓化剤:S−2)をえた。反応率は97%であ
った。
【0057】可撓化剤:S−2を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0058】[実施例12および13]1分子中にヒド
ロキシフェニル基を2個有する平均分子量が3000の
ポリジメチルシロキサン810部と、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂(前記E−1と同一)100部と、トリ
フェニルホスフィン1部とを、窒素ガスを吹き込みなが
ら130℃で約20時間反応させ、分子中にヒドロキシ
フェニル基を2個有する変性シリコーンオイルとエポキ
シ樹脂との反応物(可撓化剤:S−3)をえた。反応率
は95%であった。
【0059】可撓化剤:S−3を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0060】[実施例14および15]1分子中にヒド
ロキシフェニル基を2個有する平均分子量が1500の
ポリジメチルシロキサン468部と、ビスフェノールF
型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製のYL−
6042(2官能、エポキシ当量160、粘度13ポイ
ズ(25℃)))100部と、トリフェニルホスフィン
1部とを、窒素ガスを吹き込みながら130℃で約20
時間反応させ、分子中にヒドロキシフェニル基を2個有
する変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂との反応物
(可撓化剤:S−4)をえた。反応率は98%であっ
た。
【0061】可撓化剤:S−4を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0062】[実施例16]1分子中にヒドロキシフェ
ニル基を2個有する平均分子量が1500の変性シリコ
ーンオイルポリジメチルシロキサン83部と、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製
のエピコート1001(2官能、エポキシ当量450、
固形)100部と、トリフェニルホスフィン1部とを、
窒素ガスを吹き込みながら130℃で約20時間反応さ
せ、分子中にヒドロキシフェニル基を2個有する変性シ
リコーンオイルとエポキシ樹脂との反応物(可撓化剤:
S−5)をえた。反応率は95%であった。
【0063】可撓化剤:S−5を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0064】[実施例17]1分子中にヒドロキシフェ
ニル基を2個有する平均分子量が1500のポリジメチ
ルシロキサン258部と、グリシジルアミン型エポキシ
樹脂(前記E−2と同一)100部と、トリフェニルホ
スフィン1部とを、窒素ガスを吹き込みながら130℃
で約20時間反応させ、分子中にヒドロキシフェニル基
を2個有する変性シリコーンオイルとエポキシ樹脂との
反応物(可撓化剤:S−6)をえた。反応率は96%で
あった。
【0065】可撓化剤:S−6を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0066】[実施例18]1分子中にヒドロキシフェ
ニル基を2個有する平均分子量が1500のポリジメチ
ルシロキサン258部と、ビスフェノールF型エポキシ
樹脂(油化シェルエポキシ(株)製のYL−6042
(2官能、エポキシ当量160、粘度 13ポイズ(2
5℃))樹脂とナフタレン型4官能エポキシ樹脂(大日
本インキ化学工業(株)製のEXA−4700(4官
能、エポキシ当量160、固形))との混合物(配合比
(重量比)、YL−6042/EXA−4700=7/
3)100部と、トリフェニルホスフィン1部とを、窒
素ガスを吹き込みながら130℃で約20時間反応さ
せ、分子中にヒドロキシフェニル基を2個有する変性シ
リコーンオイルとエポキシ樹脂との予備反応物(可撓化
剤:S−7)をえた。反応率は96%であった。
【0067】可撓化剤:S−7を用いて表1に示す配合
でえられた接着剤樹脂組成物の各特性について、実施例
1と同様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0068】[比較例1]表1に示されているとおり、
可撓化剤を使用せず接着剤樹脂組成物をえた。この接着
剤樹脂組成物の特性について実施例1と同様にして調べ
た。結果を表1、2に示す。
【0069】[比較例2]表1に示されているとおり、
希釈剤として非反応性であるブチルセロソルブ(A−
1)を用いて接着剤樹脂組成物をえた。この接着剤樹脂
組成物を用いてホットプレート上でガラスチップをリー
ドフレームに接着したところ多量のボイドが発生した。
またこの接着剤樹脂組成物の特性について実施例1と同
様にして調べた。結果を表1、2に示す。
【0070】[比較例3]表1に示されているとおり、
希釈剤として脂環式エポキシ樹脂(E−4)を樹脂成分
中の30%となるように配合して接着剤樹脂組成物をえ
た。この接着剤樹脂組成物を用いてホットプレート上で
ガラスチップをリードフレームに接着したところ多量の
ボイドが発生した。またこの接着剤樹脂組成物の特性に
ついて実施例1と同様にして調べた。結果を表1、2に
示す。
【0071】[比較例4]表1に示されているとおり、
液状イミダゾール系の硬化剤である2E4MZ(C−
3)を用いて接着剤樹脂組成物をえた。この接着剤樹脂
組成物は1日で粘度が初期の20%を超え、非常にポッ
トライフの短いものであった。またこの接着剤樹脂組成
物の特性について実施例1と同様にして調べた。結果を
表1、2に示す。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】 表1、2に示される結果から明らかなように、本発明の
低応力接着剤樹脂組成物は、低粘度で作業性に優れ、ま
た低弾性率化に伴いチップの反りが非常に小さく低応力
性に優れるものであり、大型チップ用のダイボンド樹脂
などとして好適に使用しうることがわかる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の低応力接
着剤樹脂組成物はポットライフが長く、また無溶剤、低
粘度であるため硬化時にアウトガスやボイドを発生する
ことなく、180℃以下の低温で短時間に硬化させるこ
とができるので、半導体素子を製造する際のダイボンド
工程のインライン化が可能となり、優れた生産性と前記
工程に使用される装置の小型化が達成できるとともに、
低弾性であることからチップにかかる応力も小さく優れ
た信頼性が確保できる。
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】えられた接着剤組成物を真空脱泡したの
ち、銅系のリードフレーム(銀メタライズ(ダイパット
部))上にディスペンスまたはスタンピングにより定量
的に必要量を塗布し、10mm角のガラスチップ、およ
び2mm角と12×7mmのシリコンチップをマウント
し、つぎにホットプレート上で180℃、2分間加熱し
て硬化させた。ガラスチップを用いてボイドの有無を確
認したが、ボイド発生は認められなかった。また接着さ
れた2mm角のシリコンチップは300℃のホットプレ
ート上に置き、プッシュプルゲージを用いて熱時のダイ
シェア接着強度を測定した。また12×7mmのチップ
を用いて、表面粗さ計によりチップ最大反り量を測定し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 163/00 JFK 8416−4J (72)発明者 鐘ケ江 裕三 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社生産技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中にヒドロキシフェニル基を2個
    有する分子量が600〜3000の変性シリコーンオイ
    ルとエポキシ樹脂との反応物からなる可撓化剤、エポキ
    シ樹脂およびイミダゾール誘導体をマイクロカプセル化
    したものおよび(または)融点が70℃以上の固形イミ
    ダゾール誘導体からなる硬化剤を配合してなる低応力接
    着剤樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 1分子中にヒドロキシフェニル基を2個
    有する分子量が600〜3000の変性シリコーンオイ
    ルとエポキシ樹脂との反応物からなる可撓化剤およびイ
    ミダゾール誘導体をマイクロカプセル化したものおよび
    (または)融点が70℃以上の固形イミダゾール誘導体
    からなる硬化剤を配合してなる低応力接着剤樹脂組成
    物。
JP23466091A 1991-09-13 1991-09-13 低応力接着剤樹脂組成物 Pending JPH0570756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092297A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Nippon Steel Chem Co Ltd 接着剤樹脂組成物、その硬化物、及び接着剤フィルム
JP2013189578A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Hitachi Chemical Co Ltd 相容化樹脂、及びこれを用いた熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板

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JP2012092297A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Nippon Steel Chem Co Ltd 接着剤樹脂組成物、その硬化物、及び接着剤フィルム
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