JPH05704A - 入出庫管理装置 - Google Patents

入出庫管理装置

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JPH05704A
JPH05704A JP3027478A JP2747891A JPH05704A JP H05704 A JPH05704 A JP H05704A JP 3027478 A JP3027478 A JP 3027478A JP 2747891 A JP2747891 A JP 2747891A JP H05704 A JPH05704 A JP H05704A
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JP3027478A
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Inventor
Masahiro Sugiura
正弘 杉浦
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Sakata Inx Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Sakata Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】被格納物を識別するコードと格納場所を識別す
るコードとを対応させて入出庫を管理する装置で、遠隔
動作装置、演算処理装置および各倉庫に設置した表示装
置とから構成される。入庫時には、作業車が格納時点に
おいて自由に格納場所を選択し、被格納物コードと格納
場所コードに関する信号を遠隔操作装置から演算処理装
置に伝送してメモリに入力する。出庫時には、出庫品の
信号を遠隔装置から演算処理装置に伝送し、格納場所を
検索して表示装置に表示させる。 【効果】大掛かりな設備をしなくても入出庫管理が容易
になる。また従来の倉庫あるいは敷地をそのまま利用し
て、不定形や重量の有る被格納物をランダムに格納でき
る。さらに、入出庫の際のコード入力はバーコードで行
えるため、入力ミスを未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、倉庫などの入出庫管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の入出庫管理装置は、自動倉庫に代
表されるようにコンピュータ制御により、入庫に際し
て、入庫品名をインプットするだけで予め決められた格
納先に自動的に格納され、また出庫に際して、出庫品名
をインプットするだけで自動的に格納先から出庫される
機能を有し、また運搬はすべて自動コンベア等で人が介
在せず、時間の効率化および省力化が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
はまず第1の問題点として、種々の大きさ、形状から成
る物品、たとえば、極端に縦幅あるいは横幅のあるも
の、不定形の物などを格納することができない。
【0004】第2の問題点としては、非常に重量のある
被格納物の格納には適さない。すなわちラックの強度や
運搬能力によって制限される。
【0005】第3の問題点として、入庫の際に被格納物
に対応した格納先のスペースが予め決まっているため、
その格納場所に空きスペースがないときは、別の空きス
ペースを有する区画を設定するまで、格納できない。
【0006】第4の問題点としては、ランダムに格納が
できないことである。すなわち被格納物に対応した格納
場所が決定されているため、倉庫の空きになっている格
納場所を自由に選択して、格納すること(ランダム格納
という)、もしくは、使用頻度や入出庫効率などを考慮
してランダム格納を行うことができない。
【0007】第5の問題点として大掛かりな設備が必要
となることである。すなわち倉庫内で相当に広いスペー
スが必要であり、区画割りされた棚、搬送装置、制御装
置を組み合わせて使用する必要がある。
【0008】以上に挙げた自動倉庫の持つ問題点を印刷
工場を例にとって説明する。印刷工場では、印刷される
紙またはフィルム、印刷インキ、版材等および印刷され
た製品まで、不定形の物を格納する場合が非常に多い。
被印刷体をみても、板紙やシートフィルムなどの板状積
載物もあれば、巻紙やフィルムロールのように芯に巻い
た円筒状のものもある。一方、印刷インキの容器も角カ
ンからドラムカンといった形状や大きさの異なるものが
ある。
【0009】従って、これら不定形もしくは大きさ、重
量の異なる被格納物を、一つの自動倉庫に格納しようと
すると、必要以上の大きさの格納スペースを設けること
が必要になったり、格納棚の構成、運搬装置の構造など
も必要以上に複雑になったりするもので、極めて効率の
悪いものとなる。
【0010】例えば段ボール印刷に使用される紙は、一
般に1m2 当り、約200gの重さがあり、この1巻の
紙幅は1〜2m、長さ4,000〜5,000mで、ほ
ぼ1〜2tの重量がある。現在、段ボール工場では、こ
れら巻紙を、特別な棚が設けられていない倉庫の床に直
に、省スペースのために4段あるいは5段に積んで格納
して、倉庫の作業者が、必要な巻紙を記憶をもとに探し
出し、フォークリフト等で1つずつ出庫しているのが現
状である。
【0011】このような巻紙を対象とした場合、被格納
物の大きさがまちまちであったり、非常に重くなること
からラック等を使用した自動倉庫による格納は、極めて
むずかしく、もし、これを自動倉庫にしようとすれば、
大掛かりな装置を必要とし、かつ経費も極めて高くなる
ことが予想される。
【0012】また、前述のとおり、種々の大きさ、形
状、重量のものを、一つの自動倉庫に格納することはで
きず、それぞれ別の倉庫が必要となるなど、スペース
面、コスト面、作業面等不適切なものである。
【0013】また同一物は同一区画にまとめて格納する
ことが最も効率的であるが、自動倉庫のラックの一区画
の収納容積が決まっていることから、数量が多くなると
いくつかに分けて格納せねばならなくなる。自動倉庫の
各区画にはそれぞれ対応する格納品が予め設定されてい
るため、入出庫の効率の良い近傍の区画に空きスペース
があっても格納できない。すなわち、空きスペースに自
由に格納(ランダム格納)ができない。
【0014】さらに、ドラム缶等に入れられた原料など
は、工場敷地内の空き地を利用して積み上げて保管する
場合が多いが、このような保管方法を自動倉庫に改造す
ることは経費が掛かりすぎ、実用性がない。
【0015】自動倉庫は時間の効率化および省力化に大
きな効果を有する反面、非常に大掛かりな設備と費用が
かかるので、大きさ、形状、重力が異なるもの、嵩のあ
る物を多量に格納するのは不利である。
【0016】また、上記のような印刷工場等では、工場
敷地内の通常倉庫あるいは敷地そのものの有効利用を図
ることが必要となる。
【0017】従来の倉庫あるいは、敷地そのものを利用
し、入出庫管理を効率化するにあたり、解決すべき問題
点として、第1は、被格納物に対する格納場所を設定
し、また必ずその場所に置かないと、後で何が何処に置
かれているかわからなくなる。
【0018】第2は、格納されている場所を記憶してお
かなくてはならない。
【0019】第3は、1つのスペースにたくさんの品目
の物を置くと管理が困難になる。
【0020】第4は、格納物の入庫、もしくは出庫した
時点、すなわち、リアルタイムで入出 庫を管理しない
と、格納されているはずの被格納物がすでに出庫されて
いたり、空きであるべき格納スペースに、別の物が格納
されているという問題が生じる。
【0021】本発明の目的は、大掛かりな設備を必要と
することなく、倉庫の建物内または野外に被格納物を置
く場合、容易に入出庫を行うことができるようにした入
出庫管理装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、被格納物を識
別するための識別コードと、各倉庫のそれぞれの格納場
所を識別するためのストアコードを対応させて、被格納
物の入出庫を管理する入出庫管理装置が、(a1)少な
くとも各被格納物を識別する被格納物コード、入庫数量
を入力するための入力手段と、(a2)遠隔操作装置か
らの信号を受信する受信手段と、(a3)前記入力手段
および前記受信手段からの信号に基づき、被格納物コー
ドを、ストアコードと対応させてストアするためのメモ
リ手段と、(a4)受信手段が受信した信号に応答し
て、メモリ手段から格納場所に関する情報を読み出し、
それを各倉庫に設置した表示装置に表示せしめる処理手
段とを有するそのような処理装置(a)と、(b1)各
被格納物を識別する被格納物コードと、各倉庫のそれぞ
れの格納場所を識別するストアコードとを読取る手段
と、(b2)読取り手段によって読取った各信号を送信
する手段とを有する、そのような遠隔操作装置(b)
と、(c1)処理装置の処理手段からの信号を受けて、
格納場所に関する情報を表示するための各倉庫に設置さ
れた表示装置(c)、とを含むことを特徴とする入出庫
管理装置である。
【0023】また本発明は、前記遠隔操作装置は、さら
に各格納場所から出庫した被格納物の数量を入力する入
力手段および、この入力手段で入力した出庫数量に関す
る信号を送信する手段を有することを特徴とする。
【0024】また本発明は、前記遠隔操作装置は、さら
に、被格納物が格納されていない格納場所を検索するた
めの入力手段および、この入力手段で入力した検索のた
めの信号を送信する手段を有することを特徴とする。
【0025】また本発明は、前記処理装置はさらに、被
格納物の入庫日を入力する入力手段を有し、メモリ手段
には、この入力手段によって入力された被格納物の格納
場所毎に対応した被格納物の入庫日がストアされること
を特徴とする。
【0026】さらに本発明は、前記表示装置には、前記
遠隔操作装置からの信号ならびに処理装置からの出力に
従い、格納物が格納されていない格納場所または、出庫
すべき被格納物の格納場所出庫数量、出庫先を表示する
ことを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明に従えば、被格納物を識別する被格納物
のための識別コードすなわち被格納物コードを設定し、
また格納する棚あるいは区画などにストアコードを設定
し、こうして被格納物コードとストアコードとを対応さ
せてメモリにストアする。
【0028】一方、被格納物は、倉庫に運搬され、格納
する時点で、空いている格納場所を見つけ出し、ランダ
ムな格納場所に格納されていてもよく、空きスペースが
見い出せない場合は、遠隔操作装置から信号を送ること
によって、空きスペースを探し出し、倉庫の表示装置に
表示することができる。格納が完了した時点(リアルタ
イム)で、同じく遠隔操作装置でもって、格納完了の情
報を処理装置に入力することができる。
【0029】また、出庫に際しては、出庫を開始する信
号を、送信手段を介して処理装置の受信手段で受信し、
メモリのストア内容に基づいて、出庫すべき被格納物が
格納されている場所を処理手段で読出して、表示手段に
表示する。これによって希望する被格納物の格納場所
を、容易に見付けて出庫することが可能である。
【0030】さらに本発明に従えば、メモリには、格納
場所毎に対応して、被格納物の数量がストアされ、出庫
時には表示手段によってその数量が表示される。したが
って希望する数量の被格納物を見付け出して取り出すこ
とが容易である。
【0031】また、出庫時に、格納場所に格納された被
格納物の全部を出庫しない場合が発生したときは、出庫
した数量を遠隔操作装置から、送信することで、処理装
置のメモリに書込まれた被格納物の数量を変更すること
ができる。
【0032】このような本件入出庫管理装置は、遠隔操
作装置、処理装置および表示装置とを有し、遠隔操作装
置は、たとえば高周波無線信号によって処理装置と通信
を行うことができるので、操作性が良好である。
【0033】さらにまたこの入出庫管理装置によれば、
いわゆるパーソナルコンピュータなどの比較的小形のコ
ンピュータを用いて実現が可能であり、しかも使い勝手
が極めて良好である。
【0034】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体の系統図で
ある。この入出庫管理装置は基本的には、遠隔操作装置
1と処理装置2と表示装置16,17,18とを有し、
商品の種類毎に設けられた複数(この実施例では3)の
倉庫A,B,Cに被格納物をたとえばランダムに格納し
て入庫し、出庫時には、これらの倉庫A,B,Cかに被
格納物を容易に見付け出して出庫することを可能にす
る。倉庫A,B,Cでは、類似する被格納物、たとえば
印刷工場における紙およびフィルムなどの種類、ならび
にインクの種類などに対応して、倉庫A,B,Cが選択
的に用いられる。遠隔操作装置1は作業者がポケットな
どに収納して携帯することが可能であり、バーコードリ
ーダと呼ばれる読取り手段3およびキー入力手段4から
の信号はマイクロコンピュータなどによって実現される
処理回路5に与えられ、こうして、被格納物を識別する
被格納物コードと、倉庫A,B,C毎の各格納場所を識
別するストアコードとが対応して送信手段6からアンテ
ナ7を経て、高周波無線信号で処理装置2に送信され
る。
【0035】処理装置2では、遠隔操作装置1からの信
号を受信する受信手段8と、その受信手段8からの信号
を導くインタフェイス9と、インタフェイス9からの信
号が与えられるたとえばパーソナルコンピュータなどに
よって実現される演算処理手段10とを有し、さらにこ
の処理手段10には、紙片25,27にたとえばバーコ
ードで被格納物コードを印字するバーコードプリンタ1
1と、その他の記録紙に印字を行うプリンタ12とが接
続され、また磁気ディスク13およびフロッピーディス
ク14などのメモリ19に記録が行われる。また処理手
段10には、陰極線管または液晶などによって実現され
る表示手段15が接続される。さらにまた処理手段10
には、倉庫A,B,Cの出入口付近で作業者が容易に見
ることができる位置に設けられる表示手段16,17,
18がそれぞれ接続される。
【0036】図2は、磁気ディスク13およびフロッピ
ーディスク14などのメモリ19のストア内容を示す図
である。このメモリ19において、受信手段8からの入
庫時の被格納物コードとストアコードとを表す信号に応
答して処理手段10は、被格納物と収納場所とを対応付
けて、各ストア領域21,22にそれぞれストアする。
さらにストア領域23には、各格納場所における一種類
の被格納物の数量がストア領域23において対応してス
トアされる。
【0037】図3は、図1、図2に示される実施例の入
庫時の動作を説明するためのフローチャートである。入
庫時において、ステップa1では演算処理手段に備えら
れたテンキー入力手段によって、各被格納物毎の入庫
日、その被格納物の商品名、および入庫数量を入力す
る。これによってステップa2では、各被格納物に該当
して予め設定した被格納物コードが紙片27に印字され
る。バーコードプリンタ11から得られた被格納物コー
ドが印字された紙片27を被格納物にそれぞれ貼付す
る。遠隔操作装置1におけるキー入力手段4では、入力
種類の区別キー29が設けられ、この区別キー29は、
商品名、格納場所などの入力の種類を設定するために操
作される。これらの被格納物は、予め被格納物に対応す
る格納先の倉庫あるいは区画を決めておき(例えば印刷
工場でインキ類はA倉庫、紙類はB倉庫といった具
合)、該当する倉庫あるいは区画に優先的に格納する。
ステップa3ではまず倉庫の事務部門が該当する倉庫あ
るいは区画に格納できるスペースがあるかどうかを確認
し、格納スペースが有れば該当する倉庫あるいは区画に
運搬を指図する。またステップa5については、もし格
納スペースがなければそれに変わる別の倉庫あるいは区
画に運搬を指図する。
【0038】また格納スペースが有ることを確認した
際、その格納スペースから1カ所を指定して、倉庫ある
いは区画と格納場所の全てを指図しても良い。この方法
では運搬作業者はいちいち格納場所を捜す必要がなくな
り、格納の効率を上げる事も可能となる。しかし例えば
コンピュータ上では十分スペースがあっても実際には格
納の仕方が悪くてスペースの余裕がほとんどなく、格納
物を格納しにくい場合、あるいは以前に周辺に格納した
ものが荷崩れ等により、格納スペースを塞いでいる場合
などもないとは言えず、指定された格納場所に必ず格納
できるとは限らない。また運搬作業者が自由に格納場所
を選んで格納することができないと、いくつかのスペー
スが有る時に運搬作業者が最も効率的と思われる格納場
所に格納できない事もあるため、格納場所を指定する場
合は注意が必要である。この様に運搬作業者が実際に倉
庫に行って空きスペースに自由に格納する事は極めて効
率的である。
【0039】次に運搬作業者は、被格納物を指定された
倉庫あるいは区画に運搬する。
【0040】ステップa4において、運搬作業者が倉庫
あるいは区画内に格納できる場所が容易にみつけられれ
ば、その格納場所30に格納する。その後、ステップa
6で、区別キー29の操作により、格納場所に設けてあ
る表示片31から格納場所を識別するストアコードを、
バーコードリーダである読取り手段3で読取る。また、
この格納場所30に格納される被格納物のコードを読取
り手段3によって読取る。
【0041】先に事務部門による入庫日、被格納品名、
入庫数量の入力および運搬作業者による被格納物コード
と格納場所の識別コードの入力から、メモリ19のスト
ア領域23には、前述の図2に示されるように、入庫
日、格納場所とそれに対応する被格納物、入庫数量とが
対応してストアされる。
【0042】また格納場所が容易に見付けることができ
なければ、ステップa7で、表示手段16において、空
いている格納場所が表示される。したがって作業者はそ
の表示手段16の表示を見て、空いている格納場所に被
格納物を運搬して格納し、ステップa6に移ることがで
きる。
【0043】図4を参照して、図1、図2に示される実
施例の出庫時の動作を説明する。
【0044】ステップb1では出庫時において、演算処
理手段に備えられたテンキー入力手段によって、出庫す
べき被格納物である商品名、出庫数量、さらには出庫先
等の出庫データを入力する。次にステップb2では、倉
庫A,B,Cに、そのような被格納物の在庫品があるか
どうかが判断され、在庫品がないときにはステップb4
において処理装置2の表示手段15において在庫品がな
い旨を表示する。この様にして全ての出庫品のデータを
入力する。ステップb3において運搬作業者は、出庫開
始の信号を遠隔操作装置の入力手段4で入力し、送信手
段6から送信し、処理装置2で受信されて最初に出庫す
べき被格納物の商品名、出庫数量、格納場所、出庫先が
表示手段16,17,18で表示される。
【0045】この出庫すべき被格納物が格納されている
場所は、処理手段10で予め定める優先順位に従って決
定される。出庫品の場所の優先順位は、出庫品が複数の
場所に分かれて格納されているとき、まず第1番目とし
て入庫日の最も古いもの(ステップb5)、第2番目と
して入庫日が同じであれば使用中の半端であるもの、例
えば紙やフィルムで新しい巻きが全長4000mであ
り、使用した残りで2000mの巻きが出た場合、出庫
の必要量が2000m以下の時、優先的にその使用した
残りのもの(ステップb6)、第3番目としてステップ
b5,b6が同じ条件でさらにいくつかの場所に分かれ
て格納されている場合は、作業者のいる位置から最も距
離の近いものの場所を優先的に選出する(ステップb
7)。こうしてステップb8,b9,b10では、表示
手段16,17,18に、出庫品名、出庫数量を表示す
るとともに、特にステップb8では、任意の格納場所、
出庫先を表示し、またステップb9では最も近い場所に
ある格納場所、および出庫先を表示し、またステップb
10では、該当する格納場所、出庫先を表示する。
【0046】ステップb11では、遠隔操作装置1のキ
ー入力手段4を操作して出庫品の識別コード、格納場所
のストアコード、出庫数量などを出庫ボタン35の操作
によって入力する。この操作によってメモリ19には出
庫後の格納数量23が記憶される。運搬者は表示手段の
指示に従い、必要数量を出庫先に運搬する。これが出庫
の1サイクルである。ステップb14において、次の出
庫品が有ればステップb3から同様のサイクルを繰返
す。このとき、出庫品の順番は全ての出庫品データを入
力した際の順番となる。そしてステップb13において
出庫品がなくなれば全出庫作業が完了する。
【0047】なお、実際の出庫作業において、出庫数量
以上の格納物が一つのパレットなどに積まれている場合
は、そのままパレット上の格納物を全て運搬し、出庫先
などで出庫数量分のみを取り出し、残りを元の倉庫にも
どし、空いた格納場所にランダムに格納する方法も行う
ことができる。この場合、もどした格納物の識別コード
および新たな格納場所のストアコードを入庫処理の要領
に従って入力する事により、もどした格納品が新たに格
納された格納場所に対応して、メモリ19に記憶され
る。
【0048】このシステムを利用すると、いちいち出庫
伝票を作成しなくても運搬作業者は作業が可能となる。
【0049】これに対して出庫処理において、出庫デー
タを入力する際に出庫伝票を使用して作業を行うとき
は、表示手段に表示する内容を伝票に記載する事によ
り、出庫作業をすることもできる。すなわち出庫処理の
ステップb1で出庫すべき被格納物である商品名、出庫
数量、出庫先を入力すると、図5に示す出庫伝票24が
プリンタ12より印字される。ここで出庫伝票には、出
庫品名25、出庫数量32、格納場所33、出庫先34
が印字され、運搬作業者はこの出庫伝票をみて作業がで
きるようになる。
【0050】上記実施例でストアコードを棚または区画
に貼付しているが他の実施例として図6のように棚また
は区画のテーブル37を作成し、そこに表示された各格
納場所38に対応する領域にストアコード39を記載
し、読取り手段3による入力に利用してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大掛かり
な設備を必要とせず、自動倉庫と同様の入出庫管理が通
常の倉庫あるいは野外でも可能となる。また自動倉庫で
は不可能な不定形あるいは重量物を、任意の場所にラン
ダムに格納でき、さらにデータ入力はバーコードなどで
行うことができるため、入力ミスを防止することも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の系統図である。
【図2】メモリ19の構成を示す図である。
【図3】入庫処理動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】出庫処理動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】作業指示書24の正面図である。
【図6】本発明の他の実施例のテーブル37を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 遠隔操作装置 2 処理装置 3 読取り手段 4 入力手段 5 処理手段 6 送信手段 7 アンテナ 8 受信手段 10 演算処理手段 11 バーコードプリンタ 12 プリンタ 13 磁気ディスク 14 フロッピーディスク 16,17,18 表示手段 19 メモリ A,B,C 倉庫

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被格納物を識別するための識別コード
    と、各倉庫のそれぞれの格納場所を識別するためのスト
    アコードを対応させて、被格納物の入出庫を管理する入
    出庫管理装置が、(a1)少なくとも各被格納物を識別
    する被格納物コード、入庫数量を入力するための入力手
    段と、(a2)遠隔操作装置からの信号を受信する受信
    手段と、(a3)前記入力手段および前記受信手段から
    の信号に基づき、被格納物コードを、ストアコードと対
    応させてストアするためのメモリ手段と、(a4)受信
    手段が受信した信号に応答して、メモリ手段から格納場
    所に関する情報を読み出し、それを各倉庫に設置した表
    示装置に表示せしめる処理手段とを有するそのような処
    理装置(a)と、(b1)各被格納物を識別する被格納
    物コードと、各倉庫のそれぞれの格納場所を識別するス
    トアコードとを読取る手段と、(b2)読取り手段によ
    って読取った各信号を送信する手段とを有する、そのよ
    うな遠隔操作装置(b)と、(c1)処理装置の処理手
    段からの信号を受けて、格納場所に関する情報を表示す
    るための各倉庫に設置された表示装置(c)、とを含む
    ことを特徴とする入出庫管理装置。
  2. 【請求項2】 前記遠隔操作装置は、さらに各格納場所
    から出庫した被格納物の数量を入力する入力手段およ
    び、この入力手段で入力した出庫数量に関する信号を送
    信する手段を有することを特徴とする請求項1記載の入
    出庫管理装置。
  3. 【請求項3】 前記遠隔操作装置は、さらに、被格納物
    が格納されていない格納場所を検索するための入力手段
    および、この入力手段で入力した検索のための信号を送
    信する手段を有することを特徴とする請求項1記載の入
    出庫管理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理装置はさらに、被格納物の入庫
    日を入力する入力手段を有し、メモリ手段には、この入
    力手段によって入力された被格納物の格納場所毎に対応
    した被格納物の入庫日がストアされることを特徴とする
    請求項1記載の入出庫管理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示装置には、前記遠隔操作装置か
    らの信号ならびに処理装置からの出力に従い、格納物が
    格納されていない格納場所または、出庫すべき被格納物
    の格納場所出庫数量、出庫先を表示することを特徴とす
    る請求項1または請求項3記載の入出庫管理装置。
JP3027478A 1991-02-21 1991-02-21 入出庫管理装置 Pending JPH05704A (ja)

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JP3027478A JPH05704A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 入出庫管理装置

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JP3027478A JPH05704A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 入出庫管理装置

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JPH05704A true JPH05704A (ja) 1993-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5529951A (en) * 1993-11-02 1996-06-25 Sony Corporation Method of forming polycrystalline silicon layer on substrate by large area excimer laser irradiation
JP2016190729A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 入荷作業支援方法、入荷作業支援装置および入荷作業支援プログラム

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