JPH0570414B2 - - Google Patents
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- JPH0570414B2 JPH0570414B2 JP1174436A JP17443689A JPH0570414B2 JP H0570414 B2 JPH0570414 B2 JP H0570414B2 JP 1174436 A JP1174436 A JP 1174436A JP 17443689 A JP17443689 A JP 17443689A JP H0570414 B2 JPH0570414 B2 JP H0570414B2
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- butter
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- flavored
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は即席カツプめんに使用されるバター風
味成形品に関する。
味成形品に関する。
従来、即席カツプめんにバター風味を与えるた
めには、バターオイル又はバターフレーバーオイ
ルが用いられており、天然固形バターのような形
態を持つものは保形性が悪いことから用いられて
いない。こうしたバターオイル又はバターフレー
バーオイルは、小袋に充填されてカツプ内に入れ
られ、食べる前にスープに移される。
めには、バターオイル又はバターフレーバーオイ
ルが用いられており、天然固形バターのような形
態を持つものは保形性が悪いことから用いられて
いない。こうしたバターオイル又はバターフレー
バーオイルは、小袋に充填されてカツプ内に入れ
られ、食べる前にスープに移される。
しかし、バターオイル又はバターフレーバーオ
イルは液状であるため、取扱いにくい。また、バ
ターオイル又はバターフレーバーオイルでは、天
然固形バターを用いた場合のように徐々に溶け出
していくのがわかるという視覚的な雰囲気を持た
せることができなかつた。
イルは液状であるため、取扱いにくい。また、バ
ターオイル又はバターフレーバーオイルでは、天
然固形バターを用いた場合のように徐々に溶け出
していくのがわかるという視覚的な雰囲気を持た
せることができなかつた。
本発明は前記問題点を解決するためになされた
ものであり、保形性に優れ、固形状で取扱いやす
く、天然固形バターと同じような溶解性を示すバ
ター風味成形品を提供することを目的とする。
ものであり、保形性に優れ、固形状で取扱いやす
く、天然固形バターと同じような溶解性を示すバ
ター風味成形品を提供することを目的とする。
本発明のバター風味成形品は、デキストリン30
〜50重量％、バターオイル20〜35重量％、糖類25
〜35重量％を含有し、所望形状に成形されたこと
を特徴とするものである。
〜50重量％、バターオイル20〜35重量％、糖類25
〜35重量％を含有し、所望形状に成形されたこと
を特徴とするものである。
デキストリンは、成形時に原料に成形性を与
え、かつ成形品に天然固形バターのような溶解性
を持たせるために添加される。デキストリンの含
有量を前記のように規定したのは、以下のような
理由による。すなわち、30重量％未満では原料の
成形性が悪くなるうえ、成形品が天然固形バター
に似た溶解性を示さなくなる。一方、50重量％を
超えると、成形品の溶解性が悪くなる。
え、かつ成形品に天然固形バターのような溶解性
を持たせるために添加される。デキストリンの含
有量を前記のように規定したのは、以下のような
理由による。すなわち、30重量％未満では原料の
成形性が悪くなるうえ、成形品が天然固形バター
に似た溶解性を示さなくなる。一方、50重量％を
超えると、成形品の溶解性が悪くなる。
バターオイルは、成形品にバターの風味を持た
せるために添加される。なお、バターオイルの一
部は、バーム油、植物硬化油など、比較的融点の
高い油と置換することができる。バターオイルの
含有量を前記のように規定したのは、以下のよう
な理由による。すなわち、20重量％未満ではスー
プの上に浮く油分が少なくなり、天然固形バター
と同様な雰囲気が出せなくなる。一方、35重量％
を超えると、原料の成形性が悪くなり、成形品の
保形性も悪くなる。
せるために添加される。なお、バターオイルの一
部は、バーム油、植物硬化油など、比較的融点の
高い油と置換することができる。バターオイルの
含有量を前記のように規定したのは、以下のよう
な理由による。すなわち、20重量％未満ではスー
プの上に浮く油分が少なくなり、天然固形バター
と同様な雰囲気が出せなくなる。一方、35重量％
を超えると、原料の成形性が悪くなり、成形品の
保形性も悪くなる。
糖類としては、砂糖、ブドウ糖、乳糖、粉末ソ
ルビツト、表芽糖などが使用される。これらの糖
類は、25〜35重量％の範囲で含有される。糖類の
含有量を前記のように規定したのは以下のような
理由による。すなわち、25重量％未満では成形品
の溶解性が悪くなる。一方、35重量％を超える
と、成形体の甘みが強くなり、バター風味が得ら
れなくなる。
ルビツト、表芽糖などが使用される。これらの糖
類は、25〜35重量％の範囲で含有される。糖類の
含有量を前記のように規定したのは以下のような
理由による。すなわち、25重量％未満では成形品
の溶解性が悪くなる。一方、35重量％を超える
と、成形体の甘みが強くなり、バター風味が得ら
れなくなる。
本発明のバター風味成形品には、これらの成分
のほか、必要に応じて食塩やバターフレーバーを
添加してもよい。食塩の含有量は、天然バター中
の食塩含有量と同程度の１〜３重量％とすること
が望ましい。バターフレーバーの添加量は、成形
品100重量％に対して0.1重量％以下で充分であ
る。
のほか、必要に応じて食塩やバターフレーバーを
添加してもよい。食塩の含有量は、天然バター中
の食塩含有量と同程度の１〜３重量％とすること
が望ましい。バターフレーバーの添加量は、成形
品100重量％に対して0.1重量％以下で充分であ
る。
本発明のバター風味成形品は、以下のようにし
て製造される。まず、デキストリンとバターオイ
ルとを混合して粉末油脂とした後、これに糖類を
加えて混合し、粉末又は顆粒を調製する。この粉
末又は顆粒を供給機に入れ、流動性を持たせなが
ら型枠に充填し、プレス成形する。プレス成形
は、例えば型枠温度40〜45℃、圧力100〜300Kg／
cm2、プレス時間１〜３秒の条件で行われる。
て製造される。まず、デキストリンとバターオイ
ルとを混合して粉末油脂とした後、これに糖類を
加えて混合し、粉末又は顆粒を調製する。この粉
末又は顆粒を供給機に入れ、流動性を持たせなが
ら型枠に充填し、プレス成形する。プレス成形
は、例えば型枠温度40〜45℃、圧力100〜300Kg／
cm2、プレス時間１〜３秒の条件で行われる。
本発明のバター風味成形品は、アルミ箔フイル
ムのように水蒸気バリア性のあるフイルムに充填
包装され、即席めんのカツプ内に入れられて出荷
される。
ムのように水蒸気バリア性のあるフイルムに充填
包装され、即席めんのカツプ内に入れられて出荷
される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
デキストリン35重量％とバターオイル35重量％
とを混合し、これに砂糖20重量％、乳糖10重量
％、バターフレーバー0.05重量％を加えて混合
し、粉末を調製した。この粉末を供給機に入れ、
流動性を持たせながら56個（８×７）取りの型枠
に充填した。次いで、型枠温度40〜45℃、圧力
100〜200Kg／cm2で約1.5秒間プレス成形して、20
mm×20mm×９mmの直方体形状をなし、重量約４ｇ
のバター風味成形品を得た。これらの成形品は熱
湯に３〜５分で溶解し、天然固形バターと同様な
溶解性を示した。これらの成形品をアルミ箔フイ
ルムに充填包装した。
とを混合し、これに砂糖20重量％、乳糖10重量
％、バターフレーバー0.05重量％を加えて混合
し、粉末を調製した。この粉末を供給機に入れ、
流動性を持たせながら56個（８×７）取りの型枠
に充填した。次いで、型枠温度40〜45℃、圧力
100〜200Kg／cm2で約1.5秒間プレス成形して、20
mm×20mm×９mmの直方体形状をなし、重量約４ｇ
のバター風味成形品を得た。これらの成形品は熱
湯に３〜５分で溶解し、天然固形バターと同様な
溶解性を示した。これらの成形品をアルミ箔フイ
ルムに充填包装した。
これらの包装された成形品を37℃の恒温器中で
保存し、１週間毎に取り出して、形態及び風味の
変化を４週間目まで調べた。
保存し、１週間毎に取り出して、形態及び風味の
変化を４週間目まで調べた。
その結果、４週間経過しても、成形品には形態
に全く変化が認められず、良好な保形性を示し
た。また、４週間経過しても、成形品は熱湯に３
〜５分で溶解し、味、香りにも全く変化は認めら
れなかつた。
に全く変化が認められず、良好な保形性を示し
た。また、４週間経過しても、成形品は熱湯に３
〜５分で溶解し、味、香りにも全く変化は認めら
れなかつた。
以上詳述したように本発明のバター風味成形品
は、保形性に優れ、固形状で取扱いやすく、天然
固形バターと同じような溶解性を示して視覚的な
雰囲気も優れている。
は、保形性に優れ、固形状で取扱いやすく、天然
固形バターと同じような溶解性を示して視覚的な
雰囲気も優れている。
Claims (1)
- １ デキストリン30〜50重量％、バターオイル20
〜35重量％、糖類25〜35重量％を含有し、所望形
状に成形されたことを特徴とするバター風味成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1174436A JPH0339064A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | バター風味成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1174436A JPH0339064A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | バター風味成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339064A JPH0339064A (ja) | 1991-02-20 |
| JPH0570414B2 true JPH0570414B2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=15978492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1174436A Granted JPH0339064A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | バター風味成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0339064A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123646A (en) | 1996-01-16 | 2000-09-26 | Colassi; Gary J. | Treadmill belt support deck |
| JP6478710B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2019-03-06 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 固型調理油 |
| DE102016220343A1 (de) | 2016-10-18 | 2018-04-19 | Robert Bosch Gmbh | Schnellspannvorrichtung für eine zumindest eine rotierend antreibbare Abtriebswelle aufweisende tragbare Werkzeugmaschine, insbesondere Winkelschleifmaschine |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP1174436A patent/JPH0339064A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339064A (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
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