JPH0569859U - 導電端子 - Google Patents

導電端子

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JPH0569859U
JPH0569859U JP1738892U JP1738892U JPH0569859U JP H0569859 U JPH0569859 U JP H0569859U JP 1738892 U JP1738892 U JP 1738892U JP 1738892 U JP1738892 U JP 1738892U JP H0569859 U JPH0569859 U JP H0569859U
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conductive terminal
terminal
conductive
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Application number
JP1738892U
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Inventor
正光 田代
秀夫 古谷
Original Assignee
沖電線株式会社
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Application filed by 沖電線株式会社 filed Critical 沖電線株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、回線終端装置(以下、ネットワー
クターミナルと呼ぶ)と端末機器(電話機、パソコン、
FAXなどの電気機器)の接続および前記端末機器接続
用ターミナルアダプタの接続に用いられるコネクタの電
気的接点を形成する導電端子に関し、単線導体である被
覆電線10の導体の捕縛率の向上と接続信頼性に優れ、
安価で製造が容易な導電端子の提供を目的としてなさ
れたものである。 【構成】 本考案は、電気コネクタのハウジングにおい
て、導電性板材からなる導電端子が前記ハウジングに挿
入された被覆電線に圧入され、電気的に接続する導電端
子において、導電端子の下部に2個の接点部2,3を
設け、かつ、前記先端部2,3の内側に側面からみて対
称的に接点斜面部4,5を各々形成し、前記先端部2,
3の間に平行な溝部6を設け、さらに、2個の先端部
2,3は、溝部6の奥部7の近辺から捕縛率の向上をは
かる為に外側にそれぞれ折り曲げ、並列配置して形成さ
れていることを特徴とする導電端子である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回線終端装置(以下、ネットワークターミナルと呼ぶ)と端末機器 (電話機、パソコン、FAXなどの電気機器)の接続および前記端末機器接続用 ターミナルアダプタの接続に用いられるコネクタの電気的接点を形成する導電端 子に関し、単線導体である被覆電線10の導体の捕縛率の向上と接続信頼性に優 れ、安価で製造が容易な導電端子の提供を目的としてなされたものである。
【0002】
【従来の技術】
ISDNやLANのネットワークターミナルと端末機器および端末機器接続用 ターミナルの間は被覆電線によって連結されている。最近、これらの電気的接続 箇所に被覆電線を圧入して電気的接点を形成する導電端子を内装したモジュラプ ラグとモジュラジャックとを係合させて、接続を行う電気コネクタ(以下、コネ クタという)が多用されてきている。 図5は、従来のモジュラプラグ′を示し、このプラグのハウジングB′には 複数個の導電端子受け入れ孔E′が平行に設けてある。 従って、モジュラプラグ′がモジュラジャック(図示せず)に挿入されると モジュラプラグ′の導電端子″′の上辺C′がモジュラジャック側の接点部 と接触して電気的に接続される。 図6 (イ)は、導電端子″′の先端部G′が被覆電線10′を突き刺して接 続する方式の第1の従来例で、導電端子″′の先端部G′が被覆電線10′に 突き刺す前の状態を拡大図示したものである。 導電端子受け入れ孔E′の下端には、被覆電線10′が入る被覆電線挿入孔D ′が連通し、開口している。 図6 (ロ)は、その接続が完了した状態の断面図を示す。しかしながら、突刺 貫入による方法では導電端子″′の先端部G′が被覆電線10′の導体8′に 突き刺さらなかったり、導電端子″′の2つの先端部G′が突き刺ささらず、 導体の同じ方向に差し込まれたりして、接続が不安定で、導通不良を起こし易く 、接続抵抗に変化が生じてしまうという欠点があった。 そこで、我々は平成3年6月4日および同3年7月10日付けで図3や図4に 示すような形状の導電端子′,″を提供することにより、上記従来の技術的 問題をほぼ解決することが出来た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これでも導体が太めの単線の被覆電線10′に圧入する場合に は、単線導体を十中八、九捕縛するものの、全数を捕縛出来ないと云う新たな欠 点が生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、これらの欠点を解決するために、鋭意検討した結果、単線導体であ る被覆電線10の導体の捕縛率の向上と接続信頼性に優れ、安価で製造が容易な 導電端子の提供を目的としてなされたもので、その要旨とするところは、電気 コネクタのハウジングにおいて、導電性板材からなる導電端子が前記ハウジング に挿入された被覆電線に圧入され、電気的に接続する導電端子において、導電端 子の下部に2個の接点部2,3を設け、かつ、前記先端部2,3の内側に側面 からみて対称的に接点斜面部4,5を各々形成し、前記先端部2,3の間に平行 な溝部6を設け、さらに、2個の接点部2,3は、溝部6の奥部7の近辺から外 側にそれぞれ折り曲げ、並列配置して形成されていることを特徴とする導電端子 である。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の導電端子の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1 (イ)は、本考案の導電端子の平面図で、図1 (ロ)は、その側面から みた断面図である。 導電端子は導電性薄板材からなり、下部先端に左右対称の2個の先端部2, 3を設け、かつ前記先端部2,3の内側に側面からみて対称的に2個の接点斜線 部4,5を形成し、前記接点斜線部4,5の間に溝部6を設け、さらに、2個の 先端部2,3は、溝部6の奥部7の近辺から捕縛率の向上をはかる為に外側にそ れぞれ折り曲げ、並列配置して形成された構造である。 図2 (イ)は、本考案の導電端子が被覆電線10に圧入し、接続が完了した 状態で、側面からみた断面図、図2 (ロ)は、図2 (イ)を下端部からみた平面 図である。 以上のような構造であるので、第1段階として、本考案の導電端子は、コネ クタハウジング内の導電端子受け入れ孔に挿入され、その先端部2,3が被覆電 線10に到達する。 第2段階として、導電端子を圧入させるとその突刃によりシース(被覆)9 を刺し貫き、被覆電線10の導体8は対称的に設けた2個の接点斜面部4,5の 間に入り込み、被覆電線10の導体8は互いに逆方向に塑性変形をともなって蛇 行配列部11を形成する。 第3段階として、導電端子を更に圧入させると、被覆電線10の導体8は、 2個の接点斜線部4,5から平行な溝部6の奥方向に塑性変形を伴いながら更に 圧入されていく。このように、平行な溝部6と導体8の蛇行配列部11によって 確実な接続が得られることになる。 本考案の導電端子と我々が先に考案した導電端子′,″(図3、図4参 照)をモジュラプラグに圧入して、導電端子の導体の捕縛状態を比較調査したと ころ、本考案の導電端子は先に考案した導電端子に比べてより完璧な捕縛状態を 示した。 また、本考案の導電端子と我々が先に考案した導電端子′,″(図3、 図4参照)をモジュラプラグに圧入して、熱衝撃試験で接触抵抗の変化を比較し たところ、本考案の導電端子の接触抵抗の変化値はほとんどなく、先に考案した 導電端子の接触抵抗の変化値3mΩに比べて、より良好な結果を得ることが出来 た。 このことより、本考案の導電端子は、導体の捕縛率の向上ばかりでなく接続信 頼性に優れていることがわかる。
【0006】 本考案の実施例では、被覆電線10の導体8を単線で説明してきたが、撚線で あっても一向に構わない。さらに、導電端子の先端部2,3は図3、図4に示す ように先端が尖っていても、平坦であっても一向に構わない。 また、導電端子の平行な溝部6を若干広めたり、その溝部6の奥部7の近辺 から外側にそれぞれ折り曲げた先端部2,3の折り曲げ度合いは導体の太さに応 じた広さにすることは一向に構わず、本考案の範囲内で各種の変形を含むもので あることはいうまでもない。
【0007】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の導電端子は、平行な溝部6とその 溝部6の奥部7の近辺からそれぞれ外側に折り曲げ、並列配置した導体8の蛇行 配列部11によりガスタイト(気密)で信頼性にすぐれ強固で、とくに導体の捕 縛率の向上と接続信頼性に優れた接続を行うことが出来る。 しかも、本考案の導電端子は極めて簡単な形状であるので、製造が容易であ る。 特に、帯状板材を用いて連続プレス加工によって安価に製造することが出来る という優れた効果を奏することが出来るので、その工業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本考案のコネクタ用導電端子の平
面図 (ロ)は、その側面からみた断面図
【図2】(イ)は、本考案の導電端子が被覆電線10
に圧入され、接続が完了した状態で、側面からみた断面
図 (ロ)は、図2の下端部から見た平面図
【図3】(イ)は、従来のコネクタ用導電端子′の平
面図 (ロ)は、その側面からみた断面図
【図4】(イ)は、従来のコネクタ用導電端子″の平
面図 (ロ)は、その側面からみた断面図
【図5】従来のモジュラプラグ′の斜視図
【図6】(イ)は、導電端子″′の先端部G′が被覆
電線10′を突き刺す方式の従来例で、突き刺す前の斜
視図 (ロ)は、その接続が完了した状態で、側面からみた断
面図
【符号の説明】′,″,″′ 導電端子 2,2′,2″,3,3′,3″ 導電端子の先端部 4,4′,4″,5,5′,5″ 導電端子の接点部
斜面部 6,6′,6″ 導電端子の平行な溝部 7 奥部 8,8′ 導体 9,9′ 被覆1010′ 被覆電線 11 蛇行配列部 ′ モジュラプラグ B′ プラグハウジング C′ 上辺 D′ 被覆電線挿入孔 E′ 導電端子の受け入れ孔 G′,H′ 導電端子の先端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクタのハウジングにおいて、導
    電性板材からなる導電端子が前記ハウジングに挿入され
    た被覆電線に圧入され、電気的に接続する導電端子にお
    いて、導電端子の下部に2個の先端部2,3を設け、
    かつ、前記先端部2,3の内側に側面からみて対称的に
    接点斜面部4,5を各々形成し、前記先端部2,3の間
    に平行な溝部6を設け、さらに、2個の先端部2,3
    は、溝部6の奥部7の近辺から外側にそれぞれ折り曲
    げ、並列配置して形成されていることを特徴とする導電
    端子。
JP1738892U 1991-06-04 1992-02-24 導電端子 Pending JPH0569859U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1738892U JPH0569859U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 導電端子
US07/890,253 US5246381A (en) 1991-06-04 1992-05-29 Electrical terminal for modulator connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1738892U JPH0569859U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 導電端子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569859U true JPH0569859U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11942620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1738892U Pending JPH0569859U (ja) 1991-06-04 1992-02-24 導電端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0569859U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015079595A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 第一精工株式会社 電気コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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