JPH056984U - 拡大観察装置の対物具 - Google Patents

拡大観察装置の対物具

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JPH056984U
JPH056984U JP059677U JP5967791U JPH056984U JP H056984 U JPH056984 U JP H056984U JP 059677 U JP059677 U JP 059677U JP 5967791 U JP5967791 U JP 5967791U JP H056984 U JPH056984 U JP H056984U
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清和 山本
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スカラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】観察に際して観察し易い向きで扱えるようにす
るために先端部が本体部に対し横向きに曲折させられた
構造の対物具について、曲折された先端部から入射する
映像光を固体撮像素子の受光面に結像させるのに反射鏡
を必要としない構造の対物具の提供。 【構成】制御回路基板13に対し固体撮像素子12を可
撓性ケーブル14で接続し、この固体撮像素子を、曲折
された先端部から入射する映像光の光軸Aに対しその受
光面10fが直交する状態で配するようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、美容、医療、学術、工業等の各種分野で種々の観察物を手軽に拡 大観察するのに好適な拡大観察装置の対物具に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は先に特願平2−224327号として拡大観察装置を提案した。こ の拡大観察装置は、例えば、特開平1‐308527号、特願平1‐26462 号あるいは特願平1‐273419号等に示される観察装置をより小型化にして 扱い易いものとするために開発されたもので、そのために幾つかの工夫が施され ている。
【0003】 その一つが固体撮像素子と共に制御回路基板をも対物具内に内蔵化させる構造 であり、他の一つが観察に際して対物具を観察し易い向きで扱えるようにするた めに対物具の先端部を本体部に対し横向きに曲折させる構造である。そして、こ れに伴って、反射鏡を用いて観察物からの映像光の方向を変化させるようにして いる。
【0004】 これは、そこに用いられている撮像手段が制御回路基板に固体撮像素子を一体 的に接続した構造となっているために、横向きに曲折された先端部分から入射す る映像光の方向に対し固体撮像素子の受光面を直接的に直交させることができな いという事情によるものであるが、このように反射鏡を用いる構造は必ずしも好 ましいものでない。
【0005】 すなわち、反射鏡を用いると、部品点数が増え、またその構造が複雑になるし 、さらに例えば偏光を用いる場合に偏光が反射鏡により乱されてしまい正確な観 察が阻害される等の短所を伴ってしまう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、この考案は、先端部が本体部に対し横向きに曲折されている対物 具について、曲折された先端部から入射する映像光を固体撮像素子の受光面に結 像させるのに反射鏡を必要としない構造の対物具の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的のために、この考案では、固体撮像素子及びこの固体撮像素子 からの画像信号を処理する制御回路基板よりなる撮像手段を内蔵すると共に、光 学手段及び光源手段を内蔵しており、光源手段で照明された観察物の像を光学手 段にて固体撮像素子の受光面に結像させるようにしてなり、且つ先端部が本体部 に対し横向きに曲折されてなる拡大観察装置の対物具において、制御回路基板に 対し固体撮像素子を可撓性ケーブルで接続し、この固体撮像素子を、曲折された 先端部から入射する映像光の光軸に対しその受光面が直交する状態で配するよう にしている。
【0008】
【作用】
すなわち、固体撮像素子の受光面が、曲折された先端部から入射する映像光の 光軸に対し直交するようにされているので、映像光の光軸を変化させる必要がな く、したがって反射鏡を必要としない。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を説明する。 この考案による対物具1は、図1に示すように、撮像手段2、光学手段3、及 び光源手段4等をケース体5に内蔵してなるもので、片手で簡単に握れる程度の 大きさをの本体部を持っており、片手で持った状態で例えば顔の肌を観察するの に適するように本体部に対し先端部が傾斜状態に曲折されている。
【0010】 撮像手段2は、固体撮像素子、この例ではCCD10に画像信号出力回路11 が一体化された固体撮像素子12、及びCCD10の制御及び画像信号の増幅等 のための制御回路基板13よりなっており、固体撮像素子12が制御回路基板1 3に対し可撓性のケーブル14で接続されている。つまり、制御回路基板13に 対し固体撮像素子12を自由に動かせる状態になっている。
【0011】 そして、この自由性を活用することにより、曲折された先端部から入射する映 像光の光軸Aに対しCCD10の受光面10fが直交する状態に、つまり映像光 の光軸を変化させる必要がない状態となるように固体撮像素子12が配されてい る。
【0012】 尚、CCD10の前に設けられているのはカラーフィルタ15でCCD10に 入る光のスペクトルをCCD10のカラー特性に対応して調整する役目を負って いる。
【0013】 光学手段3は、光学レンズ16及び複数の遮光絞り17、17、……よりなっ ている。遮光絞り17、17、……は、必要最小限の光路Tを形成するように円 環状で突設されているもので、この遮光絞り17、17、……による必要最小限 の光路Tの形成は鮮明な画像を得る上で極めて有用である。
【0014】 また、この光学手段手段3に関連して、光学レンズ16の直前に偏光ユニット 18が設けられている。 この偏光ユニット18は、第2偏光子20及び偏光面回転手段21よりなるも ので、ケース体5の外面に設けられている無反射像用スイッチ23をONにすれ ば後述の第1偏光子24による偏光を遮断できるようになっている。すなわち、 この例では偏光面回転手段21に液晶が用いられており、図4にその回路構成を 示すように、無反射像用スイッチ23をONにすると、後述の光源手段4のラン プ25、25、……が点灯すると共に、発振器26が作動して偏光面回転手段2 1が偏光の偏光面を90°回転させ、第1偏光子24による偏光が第2偏光子2 0で遮断される状態になり、逆に無反射像用スイッチ23がOFFの状態では、 偏光も第2偏光子20を通過できる状態になる。
【0015】 尚、無反射像用スイッチ23と並べて設けられているのは反射像用スイッチ2 7で、この反射像用スイッチ27をONにすれば光源手段4のランプ25、25 、……だけが点灯するようになっている。
【0016】 このように偏光を利用することにより、映像光の選択が可能となり、より多面 的な観察を行える。すなわち、観察物Mからの光には、観察物Mの表面でそのま ま直接的に反射される表面反射光と、観察物Mの表層を一旦透過して来る非表面 反射光とがある。そして、表面反射光は第1偏光子24で偏光化された偏光性を そのまま維持しているが、非表面反射光は表層の透過により偏光性が無くなり自 然光化する。したがって、偏光を通過させるか遮断するかにより、表面反射光を 含んだ像と含まない像とを選択的に観察できる。そして、このような選択的観察 により、表面反射光による方が見えやすい観察物の表面状態乃至構造と非表面反 射光による方が見えやすい観察物の表面状態乃至構造とについてそれぞれをより 見やすい状態で観察できるようになり、観察の多面性が得られる。
【0017】 光源手段4は、ランプユニット28、拡散防止鏡27、及び照明加工ユニット 30より形成されている。 ランプユニット28は、図2及び図3に示すように、複数のランプ、この例で は4個のランプ25、25、……を基板33上に横一列に並べて形成されており 、ケース体5に設けられた装着孔32に基板31を介して着脱自在とされている 。
【0018】 4個のランプ25、25、……は、図4に示すように、直列に接続されており 、例えば1個のランプ25の定格電圧が2.5 Vとして、直列に接続されたランプ 列に対し12Vの電圧が加えられている。これは4個のランプ25、25、…… による10Vの定格電圧に対し20%高い電圧を加えたことになり、その明るさ として定格電圧の場合の倍の明るさが得られ、一方その寿命は約1/10になる 。
【0019】 このように寿命を犠牲にして強力な明るさを得るようにしたのは、第1及び第 2の両偏光子24、20による減光があっても十分な明るさを得ることができる ような照明力を狭いスペースという制約のもとにおいて実現するためである。
【0020】 また、ランプ25、25、……を直列接続としてのは、狭いスペースに納める ことができるように、ランプユニット28の小型化を図ると共に、電気系統の構 造もより簡単なものとするためである。すなわち、定格電圧2.5 Vのランプを用 いることによりランプ1個のサイズを小さくしてランプユニット28の小型化を 図り、また、発振器26に必要な12Vの電源を変圧器なしでランプユニット2 8用の電源に共用できるようにして電気系統の構造を簡略化している。
【0021】 基板31は、図3に示すように、ランプ25用の部分電源回路31がプリント で形成されたもので、部分電源回路31の両端部には端子受け孔34、34が形 成されており、前述のように装着孔32に装着した際に端子受け孔34、34に 接続端子35、35の端子ピン35pが嵌合することにより、図4の電源回路3 6と接続するようになっている。
【0022】 このようなに、ランプユニット28を形成し、これをケース体5に着脱できる ようにしたのは、前述のようにより強力な明るさを得るためにランプ25の寿命 を犠牲にした関係から、その交換を簡単に行えるようにして、より使い易いもの とするためである。
【0023】 拡散防止鏡29は、ランプ25、25、……からの光が直接的に光学手段3の 光路中に入るのを防止すると共に、ランプ25、25、……からの光を効率よく 観察物Mに照射するためのもので、ランプ25、25、……の上側から庇状に被 さるようにして設けられている。
【0024】 照明加工ユニット30は、ランプユニット28に近い順から拡散板37、熱線 吸収板38、及び第1偏光子24をランプユニット28からの光の照射に対し交 差する状態で配列してなるもので、熱線吸収板38は、ランプ25、25、…… からの光から熱線要素を除去しケース体5内の温度が上昇するのを防止する役目 を負っており、また、第1偏光子24は、ランプ25、25、……からの光を偏 光化する役目を負っており、これによる偏光照明は前述のように利用される。
【0025】
【考案による効果】
この考案による対物具は、以上説明したように、制御回路基板に対し自由に動 かせるようにした固体撮像素子の受光面を曲折の先端部から入射する映像光の光 軸に対し直交する状態にしており、映像光の光軸を変化させるための反射鏡を用 いる必要がないので、その構造としてより簡単なものを実現できるし、また偏光 の利用をより有効に行える。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による対物具の構成図である。
【図2】この考案による対物具の部分斜視図である。
【図3】ランプユニットと接続端子の関係を示す斜視図
である。
【図4】この考案による対物具の電気回路図である。
【符号の説明】
1 対物具 2 撮像手段 3 光学手段 4 光源手段 10f 受光面 12 固体撮像素 13 制御回路基板 14 可撓性ケーブル A 光軸

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 固体撮像素子及びこの固体撮像素子から
    の画像信号を処理する制御回路基板よりなる撮像手段を
    内蔵すると共に、光学手段及び光源手段を内蔵してお
    り、光源手段で照明された観察物の像を光学手段にて固
    体撮像素子の受光面に結像させるようにしてなり、且つ
    先端部が本体部に対し横向きに曲折されてなる拡大観察
    装置の対物具において、 制御回路基板に対し固体撮像素子を可撓性ケーブルで接
    続し、この固体撮像素子を、曲折された先端部から入射
    する映像光の光軸に対しその受光面が直交する状態にし
    て配したことを特徴とする拡大観察装置の対物具。
JP059677U 1991-07-04 1991-07-04 拡大観察装置の対物具 Pending JPH056984U (ja)

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EP92913998A EP0547232B1 (en) 1991-07-04 1992-07-02 Magnifying observation apparatus
DE69227355T DE69227355T2 (de) 1991-07-04 1992-07-02 Vorrichtung für vergrösserte beobachtung
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JP2002196258A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Asahi Optical Co Ltd ビデオ型顕微鏡

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