JPH056983U - 拡大観察装置の対物具 - Google Patents

拡大観察装置の対物具

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JPH056983U
JPH056983U JP059676U JP5967691U JPH056983U JP H056983 U JPH056983 U JP H056983U JP 059676 U JP059676 U JP 059676U JP 5967691 U JP5967691 U JP 5967691U JP H056983 U JPH056983 U JP H056983U
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lamp
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清和 山本
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スカラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】拡大観察装置の対物具について、発光源つまり
ランプそのものを光源として内蔵し、拡大観察装置全体
をより簡易化でき、またコストダウンを図れるような対
物具の提供。 【構成】基板29に複数のランプ23を所定の配列状態
で配列して形成したランプユニット26を光源として用
いており、小さなランプを複数用いることにより、必要
な照明力を供給できる光源を狭いスペースに収容できる
ようにし、またランプユニットをケース体5に設けられ
た装着孔30に基板を介して着脱自在とすることによ
り、ランプユニットごと交換可能とし、ランプの交換を
容易に行えるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、美容、医療、学術、工業等の各種分野で種々の観察物を手軽に拡 大観察するのに好適な拡大観察装置の対物具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平1‐308527号、特願平1‐26462号あるいは特願平 1‐273419号等に観察装置が示されている。 これらの観察装置は、観察物照明用の光源を備えた対物具と、ディスプレイを 含む観察装置本体とよりなり、対物具で観察物を照明しつつその像を取り入れ、 これを観察装置本体のディスプレイに再生して観察するようにしてなるもので、 スタンドフリーの観察、つまり従来の顕微鏡のように観察装置自体は所定の位置 に固定された状態を必要とし、この観察装置に所定の様式で加工した観察物のサ ンプルをセットして観察するという観察に対し、対物具を観察物の側に手で持っ て行って観察物をそのままの状態で観察するというスタンドフリーの観察を行え 、何らの技能や熟練を必要とせず誰でも手軽に例えば50倍〜1000倍という 高倍率での拡大観察を行えるというものである。
【0003】 ところで、これらの観察装置の対物具では、観察物を照明するための光源が光 ファイバで形成されている。つまり、外部の発光源から光ファイバ束で光を導き 、この光ファイバ束の各光ファイバの先端を円環状に配列して内蔵光源が形成さ れている。このように光源を形成すると、より強力で均一な照明光を得られるが 、一方で外部発光源を必要とし、あるいは対物具の構成が複雑になり、さらに高 価な光ファイバの使用も絡んでコストアップを避けられない等の短所がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、発光源つまりランプそのものを光源として内蔵し、拡大 観察装置全体をより簡易化でき、またコストダウンを図れるような対物具の提供 を目的としている。
【0005】 また、この考案は、ランプの内蔵化に伴って生じるランプの交換、あるいは狭 いスペースで如何に有効な照明力を得るようにするか等の問題の解決を目的とす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
具体的には、この考案による対物具では、その光源手段が、基板に複数のラン プを所定の配列状態で配列して形成されたランプユニットを光源として含んでい るもので、小さなランプを複数用いることにより、必要な照明力を供給できる光 源を狭いスペースに収容できるようにしている。 また、ランプの交換を簡単に行えるようにするために、ランプユニットをケー ス体に設けられた装着孔に基板を介して着脱自在とすることにより、ランプユニ ットごと交換できるようにしている。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を説明する。 この考案による対物具1は、図1に示すように、撮像手段2、光学手段3、及 び光源手段4等をケース体5に内蔵してなるもので、片手で簡単に握れる程度の 大きさを持っており、例えば、片手で持った状態で顔の肌を観察するのに適する ように先端部が傾斜状態に曲折されている。
【0008】 撮像手段2は、固体撮像素子、この例ではCCD10に画像信号出力回路11 が一体化された固体撮像素子12、及びCCD10の制御及び画像信号の増幅等 のための制御回路基板13よりなっている。
【0009】 光学手段3は、光学レンズ14及び複数の遮光絞り15、15、……よりなっ ている。遮光絞り15、15、……は、必要最小限の光路Tを形成するように円 環状で突設されているもので、この遮光絞り15、15、……による必要最小限 の光路Tの形成は鮮明な画像を得る上で極めて有用である。
【0010】 また、この光学手段手段3に関連して、光学レンズ14の直前に偏光ユニット 16が設けられ、また、光学レンズ14と観察物Mとを結ぶ光路の途中で偏光ユ ニット16より前の位置に反射鏡17が設けられている。
【0011】 偏光ユニット16は、第2偏光子18及び偏光面回転手段19よりなるもので 、ケース体5の外面に設けられている無反射像用スイッチ21をONにすれば後 述の第1偏光子22による偏光を遮断できるようになっている。すなわち、この 例では偏光面回転手段19に液晶が用いられており、図4の回路図に示すように 、無反射像用スイッチ21をONにすると、後述の光源手段4のランプ23、2 3、……が点灯すると共に、発振器24が作動して偏光面回転手段19が偏光の 偏光面を90°回転させ、第1偏光子22による偏光が第2偏光子18で遮断さ れる状態になり、逆に無反射像用スイッチ21がOFFの状態では、偏光も第2 偏光子18を通過できる状態になる。
【0012】 尚、無反射像用スイッチ21と並べて設けられているのは反射像用スイッチ2 5で、この反射像用スイッチ25をONにすれば光源手段4のランプ23、23 、……だけが点灯するようになっている。
【0013】 このように偏光を利用することにより、映像光の選択が可能となり、より多面 的な観察を行える。すなわち、観察物Mからの光には、観察物Mの表面でそのま ま直接的に反射される表面反射光と、観察物Mの表層を一旦透過して来る非表面 反射光とがある。そして、表面反射光は第1偏光子22で偏光化された偏光性を そのまま維持しているが、非表面反射光は表層の透過により偏光性が無くなり自 然光化する。したがって、偏光を通過させるか遮断するかにより、表面反射光を 含んだ像と含まない像とを選択的に観察できる。そして、このような選択的観察 により、表面反射光による方が見えやすい観察物の表面状態乃至構造と非表面反 射光による方が見えやすい観察物の表面状態乃至構造とについてそれぞれをより 見やすい状態で観察できるようになり、観察の多面性が得られる。
【0014】 ここで、偏光ユニット16を光学レンズ14の直前に設けるようにしたのは、 液晶を用いた偏光面回転手段19の作動可能温度が40℃程度と限られているが 、後述の光源手段4の近くではこの動作可能温度を越えてしまい、偏光面回転手 段19の正確な作動を得られない場合が起こり得るからである。
【0015】 反射鏡17は、前記した前部の傾斜に応じて光路を変更するために設けられて いるもので、表面反射形、つまり通常の鏡のように反射面が透明体(例えば、ガ ラス)の裏に形成されており、反射に際して光が透明体を通過するタイプのもの と異なり、反射面が露出しており、この露出した反射面で直接反射するようにな っているタイプのものが用いられている。
【0016】 このように表面反射形の反射鏡を用いるようにしたのは前述の偏光との関係に よるもので、前述のような理由から反射鏡17より後に偏光ユニット16を設け なければならないので、偏光が透明体を通過することによりその偏光性を乱され てしまい、前述のような偏光を用いた観察を正確に行えなくなるからである。
【0017】 光源手段4は、ランプユニット26、拡散防止鏡27、及び照明加工ユニット 28より形成されている。 ランプユニット26は、図2及び図3に示すように、複数のランプ、この例で は4個のランプ23、23、……を基板29上に横一列に並べて形成されており 、ケース体5に設けられた装着孔30に基板29を介して着脱自在とされている 。
【0018】 4個のランプ23、23、……は、図4に示すように、直列に接続されており 、例えば1個のランプ23の定格電圧が2.5 Vとして、直列に接続されたランプ 列に対し12Vの電圧が加えられている。これは4個のランプ23、23、…… による10Vの定格電圧に対し20%高い電圧を加えたことになり、その明るさ として定格電圧の場合の倍の明るさが得られ、一方その寿命は約1/10になる 。
【0019】 このように寿命を犠牲にして強力な明るさを得るようにしたのは、第1及び第 2の両偏光子22、18による減光があっても十分な明るさを得ることができる ような照明力を狭いスペースという制約のもとにおいて実現するためである。
【0020】 また、ランプ23、23、……を直列接続としてのは、狭いスペースに納める ことができるように、ランプユニット26の小型化を図ると共に、電気系統の構 造もより簡単なものとするためである。すなわち、定格電圧2.5 Vのランプを用 いることによりランプ1個のサイズを小さくしてランプユニット26の小型化を 図り、また、発振器24に必要な12Vの電源を変圧器なしでランプユニット2 6用の電源に共用できるようにして電気系統の構造を簡略化している。
【0021】 基板29は、図3に示すように、ランプ23用の部分電源回路31がプリント で形成されたもので、部分電源回路31の両端部には端子受け孔32、32が形 成されており、前述のように装着孔30に装着した際に端子受け孔32、32に 接続端子33、33の端子ピン33pが嵌合することにより、図4の電源回路3 4と接続するようになっている。
【0022】 このようなに、ランプユニット26を形成し、これをケース体5に着脱できる ようにしたのは、前述のようにより強力な明るさを得るためにランプ23の寿命 を犠牲にした関係から、その交換を簡単に行えるようにして、より使い易いもの とするためである。
【0023】 拡散防止鏡27は、ランプ23、23、……からの光が直接的に光学手段3の 光路中に入るのを防止すると共に、ランプ23、23、……からの光を効率よく 観察物Mに照射するためのもので、ランプ23、23、……の上側から庇状に被 さるようにして設けられている。
【0024】 照明加工ユニット28は、ランプユニット26に近い順から拡散板35、熱線 吸収板36、及び第1偏光子22をランプユニット26からの光の照射に対し交 差する状態で配列してなるもので、熱線吸収板36は、ランプ23、23、…… からの光から熱線要素を除去しケース体5内の温度が上昇するのを防止する役目 を負っており、また、第1偏光子22は、ランプ23、23、……からの光を偏 光化する役目を負っており、これによる偏光照明は前述のように利用される。
【0025】
【考案による効果】
この考案による対物具は、以上説明したように、複数のランプを所定の配列状 態で基板に配列して形成したランプユニットをその内蔵光源に用い、このランプ ユニットをケース体に着脱自在としているものなので、必要な照明力を供給でき るランプ光源を狭いスペースに収容でき、その構造の簡易化が実現されると共に 、ランプの寿命に伴うその交換も容易化され使い勝手がよりよいものとなってい る。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による対物具の構成図である。
【図2】この考案による対物具の部分斜視図である。
【図3】ランプユニットと接続端子の関係を示す斜視図
である。
【図4】この考案による対物具の電気回路図である。
【符号の説明】
1 対物具 2 撮像手段 3 光学手段 4 光源手段 5 ケース体 23 ランプ 26 ランプユニット 29 基板 30 装着孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 撮像手段、光学手段、及び光源手段をケ
    ース体に内蔵してなる拡大観察装置の対物具において、 光源手段が、基板に複数のランプを所定の配列状態で配
    列して形成されたランプユニットを光源として含んでお
    り、このランプユニットが、ケース体に設けられた装着
    孔に基板を介して着脱自在とされていることを特徴とす
    る拡大観察装置の対物具。
JP059676U 1991-07-04 1991-07-04 拡大観察装置の対物具 Pending JPH056983U (ja)

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SG1996006796A SG43273A1 (en) 1991-07-04 1992-07-02 Magnifying observation apparatus
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308527A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Sukara Kk 拡大撮像装置における照明用導光装置
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