JPH0569813U - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

Info

Publication number
JPH0569813U
JPH0569813U JP790492U JP790492U JPH0569813U JP H0569813 U JPH0569813 U JP H0569813U JP 790492 U JP790492 U JP 790492U JP 790492 U JP790492 U JP 790492U JP H0569813 U JPH0569813 U JP H0569813U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
discharge lamp
lighting device
lamp lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP790492U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 清家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP790492U priority Critical patent/JPH0569813U/ja
Publication of JPH0569813U publication Critical patent/JPH0569813U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランサを付加することなく、プリント基板
の重量バランスをとり、チョークコイルの重量による半
田欠陥およびプリント基板の破損を防止した放電灯点灯
装置を提供する。 【構成】 チョークコイルをプリント基板1に実装する
のに適した重量となるように2個に分割し、この2個に
分割した各チョークコイル2a,2bをプリント基板1
に分散配置したものである。これにより、各チョークコ
イル2a,2bを軽量化でき、かつ、プリント基板1の
重量バランスをとることができるとともにプリント基板
1の重量負担を分散することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、照明器具に内蔵された放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の銅鉄型安定器を用いた照明器具の構成を示す概略図である。 なお、図3(a) は断面図、図3(b) は平面図である。また、図3において、5 0は器具本体、60は30W用の安定器、70は32Wまたは40W用の安定器 、80はバランサ、90はスイッチを示す。
【0003】 従来、照明器具には、安定器として硅素鋼板に巻線を施したチョークコイルを 器具本体に取り付けていた。この場合、図3に示すように、複数の放電ランプ( 図示せず)を有する照明器具の場合には、各ランプ負荷に対応した複数の安定器 60,70が必要となる。この各ランプ負荷に対応した各安定器60,70は、 それぞれ重量が大幅に異なる。したがって、器具本体50に取り付けた場合には 、各安定器60,70の取り付け位置を考慮するだけでは、器具本体50の重量 バランスをとることができず、照明器具としては本来不要である重り、いわゆる バランサ80を取り付けることが必要となっていた。
【0004】 また、トランジスタ,トランスおよび抵抗等の複数の電子部品をプリント基板 に実装したインバータ式の放電灯点灯装置を内蔵した照明器具があるが、この放 電灯点灯装置を構成する複数の電子部品は比較的軽量であるため、バランサを必 要とせず、プリント基板に対する各電子部品の配置位置を考慮するだけで器具本 体の重量バランスをとることができた。
【0005】 しかし、近年、電気機器の入力波形歪みが社会的に問題視されるようになって きており、インバータ式の放電灯点灯装置に対しても入力波形の歪みを改善する ことが要望されている。このような入力波形歪みの対策として、図4に示すよう なインバータ式の放電灯点灯装置を整流平滑回路10の入力側にチョークコイル 200を介挿させたものがある。このような回路構成を実現した放電点灯装置お よびこの放電点灯装置を内蔵した照明器具を図5を参照しながら説明する。
【0006】 図5は従来の放電灯点灯装置の構成を説明するための概略図である。 図5(a) に示すように、従来の放電灯点灯装置は、トランジスタ,抵抗a,ト ランスbおよびコイルc等からなる複数の電子部品100を実装したプリント基 板1上に、硅素鋼板に巻線を施した単一のチョークコイル200が配置されてい る。複数の電子部品100は、図4に示した整流平滑回路10およびインバータ 回路20を構成するものである。
【0007】 そして、この放電灯点灯装置は、図5(b) に示すように器具本体3に組み込ま れる。 このように単一のチョークコイル200をプリント基板1上に実装することで 、図4に示した放電灯点灯装置を実現し、入力波形の歪みを改善していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、チョークコイル200は、複数の電子部品100と比較して重 量の大きいものである。 その結果、チョークコイル200とプリント基板1との接続部の半田に大きな 応力が加わり、半田クラックおよび半田はずれが生じるという問題があった。ま た、チョークコイル200の配置位置に、プリント基板1の重量負担が集中する ために、衝撃により容易にプリント基板1が破損するという問題があった。また 、プリント基板1上の各電子部品100およびチョークコイル200の配置位置 を考慮するだけでは、もはや器具本体3の重量バランスをとることができずバラ ンサが必要となるという問題があった。
【0009】 さらに、チョークコイル200は単一なので、放電灯点灯装置の入力電流およ び入力電力に応じた多品種のチョークコイルを準備することが必要となっていた 。 なお、チョークコイル200の配置位置として、器具本体3があるが、器具本 体3に取り付けた場合には、放電灯点灯装置の構成する電子部品100およびチ ョークコイル(図示せず)間の配線が煩雑となる。
【0010】 この考案の目的は、上記問題点に鑑み、バランサを付加することなく、プリン ト基板の重量バランスをとることができ、半田欠陥およびプリント基板の破損を 防止した放電灯点灯装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案の放電灯点灯装置は、チョークコイルをプリント基板に実装するのに 適した重量となるように複数に分割してプリント基板上に分散配置したものであ る。
【0012】
【作用】
この考案の構成によれば、チョークコイルをプリント基板に実装するのに適し た重量となるように複数に分割したため、各チョークコイルは軽量となる。これ により、各チョークコイルをプリント基板に電気的に接続するための半田に加わ る応力を低減することができる。また、複数に分割した各チョークコイルをプリ ント基板上に分散配置したため、プリント基板の重量バランスをとることができ るとともにプリント基板の重量負担を分散させることができる。
【0013】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例の放電灯点灯装置を説明するための概略図である。 なお、図1(a) は放電灯点灯装置、図1(b) は放電灯点灯装置を内蔵した照明器 具を示す。 図1(a) および(b) において、1はプリント基板、2aおよび2bはチョーク コイル、3は器具本体、100は放電灯点灯装置を構成するトランジスタ,抵抗 a,トランスbおよびコイルc等からなる複数の電子部品である。
【0014】 図1に示すように、放電灯点灯装置は、プリント基板1に、複数の電子部品1 00および入力波形の歪みを抑制するためのチョークコイル2a,2bを実装し たものである。 チョークコイル2a,2bは、単一のチョークコイル(図示せず)をプリント 基板1に実装するのに適した重量となるように均一に2個に分割し、プリント基 板1の中央部に対して略対称となるように配置したものである。また、各チョー クコイル2a,2bの端子は、プリント基板1上に形成した所定の導体パターン (図示せず)に半田により接合してある。これにより、各チョークコイル2a, 2bおよび所定の電子部品100間を電気的に接続してある。
【0015】 このように2個に分割したチョークコイル2a,2bの重量は、単一のチョー クコイルと比較して軽量となり、プリント基板1に実装するのに適した重量とな る。これにより、従来と比較して各チョークコイル2a,2bをプリント基板1 に接合するための半田に加わる応力を低減することができる。したがって、半田 クラックおよび半田はずれを低減することができる。
【0016】 また、単一ではなく2個に分割したチョークコイル2a,2bをプリント基板 1に配置したことにより、プリント基板1の重量負担を分散させることができる 。これにより、衝撃に対するプリント基板1の強度を高めることができる。さら に、各チョークコイル2a,2bの配置位置によりプリント基板1の重量バラン スをとることができるので、プリント基板1の重量バランスをとるためにバラン サを付加することが不要となる。
【0017】 また、チョークコイルの分割数を変更することにより、放電灯点灯装置の入力 電流および入力電力の変更にも対応することができる。 次に、2個に分割したチョークコイル2a,2bを組み込んだ放電灯点灯装置 の回路構成を図2に示す。 図2はこの考案の一実施例の放電灯点灯装置の回路構成を示すブロック図であ る。
【0018】 図2(a) では、整流平滑回路10,インバータ回路20および放電ランプ30 からなる放電灯点灯装置の整流平滑回路10および交流電源40間の一方の入力 線に2個のチョークコイル2a,2bを直列接続して介挿させている。また、図 2(b) では整流平滑回路10,インバータ回路20および放電ランプ30からな る放電灯点灯装置の整流平滑回路10および交流電源40間の各入力線に各チョ ークコイル2a,2bを介挿させている。
【0019】 2個に分割したチョークコイル2a,2bを組み込んだ放電灯点灯装置として は、図2(a) および図2(b) に示した回路構成が可能であるが、図2(b) に示す ように各チョークコイル2a,2bを各入力線に接続することで、ノーマルモー ドおよびコモンモードの電源帰還端子雑音の抑制効果を得ることができ、雑防チ ョークコイルの兼用も可能となる。
【0020】 このように単一のチョークコイルをプリント基板1に実装するのに適した重量 となるように2個のチョークコイル2a,2bに分割したため、各チョークコイ ル2a,2bは軽量となる。これにより、各チョークコイル2a,2bをプリン ト基板1に電気的に接続するための半田に加わる応力を低減することができる。 また、2個に分割したチョークコイル2a,2bをプリント基板1に分散配置し たため、プリント基板1の重量バランスをとることができるとともにプリント基 板1の重量負担を分散させることができる。
【0021】 その結果、各チョークコイル2a,2bをプリント基板1に電気的に接続する ための半田欠陥を低減でき、衝撃によるプリント基板1の破損を低減でき、プリ ント基板1の重量バランスをとるためのバランサが不要となる。さらに、チョー クコイルの分割数を変更することにより、放電灯点灯装置の入力電流および入力 電力の変更にも対応することができる。
【0022】 なお、実施例では単一のチョークコイルを均一に2個に分割したが、チョーク コイルの分割数および分割の割合は、プリント基板1上に実装された複数の電子 部品100の重量配分に応じて設定すれば良い。
【0023】
【考案の効果】
この考案の放電灯点灯装置によれば、チョークコイルをプリント基板に実装す るのに適した重量となるように複数に分割したため、各チョークコイルは軽量と なる。これにより、各チョークコイルをプリント基板に電気的に接続するための 半田に加わる応力を低減することができる。また、複数に分割した各チョークコ イルをプリント基板に分散配置したため、プリント基板の重量バランスをとるこ とができるとともにプリント基板の重量負担を分散させることができる。
【0024】 その結果、各チョークコイルをプリント基板に電気的に接続するための半田の 欠陥を低減でき、衝撃によるプリント基板の破損を低減でき、プリント基板の重 量バランスをとるためのバランサが不要となる。さらに、チョークコイルの分割 数を変更することにより、放電灯点灯装置の入力電流および入力電力の変更にも 対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の放電灯点灯装置を説明す
るための概略図である。
【図2】同放電灯点灯装置の回路構成を示すブロック図
である。
【図3】従来の銅鉄型安定器を用いた照明器具の構成を
示す概略図である。
【図4】従来の放電灯点灯装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来の放電灯点灯装置を説明するための概略図
である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2a,2b チョークコイル 100 複数の電子部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品を実装したプリント基板
    に、入力波形の歪みを抑制するためのチョークコイルを
    実装した放電灯点灯装置であって、 前記チョークコイルを前記プリント基板に実装するのに
    適した重量となるように複数に分割して前記プリント基
    板上に分散配置したことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP790492U 1992-02-24 1992-02-24 放電灯点灯装置 Pending JPH0569813U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP790492U JPH0569813U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP790492U JPH0569813U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 放電灯点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569813U true JPH0569813U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11678555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP790492U Pending JPH0569813U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0569813U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020021743A1 (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 三菱電機株式会社 プリント回路板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020021743A1 (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 三菱電機株式会社 プリント回路板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8080947B2 (en) Current-sharing transformer and power supply circuit having such current-sharing transformer
FI73114B (fi) Kopplingsanordning foer att driva laogtrycksurladdningslampor, vilken anordning har en reglerbar ljusstroem.
JPH07504556A (ja) 一体化されたemi/rfiフィルタ磁気装置
US7675242B2 (en) Electronic ballast
JPH0569813U (ja) 放電灯点灯装置
US20060119293A1 (en) Lamp load-sharing circuit
TWI416555B (zh) Current balance transformer
JP5219473B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
US4123690A (en) Discharge lamp ballast circuit
JPH04278596A (ja) チップ形電子部品の実装用補助装置
KR200378024Y1 (ko) 램프 로드 공유 회로
JPH10294227A (ja) トランス
JPH08195543A (ja) 照明電子安定器の実装構造
US20070076386A1 (en) Optimized light fixture circuit board
JPS5816188Y2 (ja) プリント基板固定装置
JPH06269125A (ja) 負荷電流平衡装置
JPH0329915Y2 (ja)
JPH04273190A (ja) 電気回路装置
US20120119651A1 (en) Led lighting device and led lighting equipment
JPH0412789Y2 (ja)
JPH07240285A (ja) 照明装置
JPS6142365B2 (ja)
JP2587611Y2 (ja) 吊り下げ型照明器具
JPH0538061A (ja) 充電回路装置
JPH0642397Y2 (ja) 放電灯用インバータ装置のシールド構造