JPH0569765B2 - - Google Patents

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JPH0569765B2
JPH0569765B2 JP1148598A JP14859889A JPH0569765B2 JP H0569765 B2 JPH0569765 B2 JP H0569765B2 JP 1148598 A JP1148598 A JP 1148598A JP 14859889 A JP14859889 A JP 14859889A JP H0569765 B2 JPH0569765 B2 JP H0569765B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、難焼結性を改良した窒化ホウ素粉末
及びその焼結体に関する。 従来の技術 従来、窒化ホウ素(BN)はそのままでは焼結
が困難であるため、その焼結体を得る場合は、窒
化ホウ素の合成前駆体又は中間体を用いて焼結し
たり、あるいは窒化ホウ素粉末にガラス状物質で
ある酸化ホウ素(B2O3)を添加混合して焼結す
るという方法が採用されている。 これらの方法の具体例としては、例えば特公昭
45−30457号公報に記載されたように、ホウ素と
尿素とを800℃以下でアンモニア気流中において
反応させて得られた粉末を焼結原料とする方法、
同公報の比較例に記載されたように、窒化ホウ素
粉末に酸化ホウ素(B2O3)を混合したものを焼
結原料とする方法、特開昭46−616号公報に記載
されたように、BN3-XH6-3Xなる化合物を焼結原
料とする方法、特公昭49−31724号公報に記載さ
れたように、微細結晶からなる活性窒化ホウ素を
結合剤として窒化ホウ素に添加混合したものを焼
結原料とする方法などが知られている。この場
合、合成前駆体又は中間体を用いる方法は、焼結
過程において反応及び結晶化を進行させ、結果と
して窒化ホウ素と酸化ホウ素の混合焼結体を得る
方法である。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来方法は、焼結体の純度
のコントロールが極めて困難であるという問題が
ある。また、従来方法、特に合成前駆体や中間体
を用いる方法は、焼結体製造原料の粒子径のコン
トロールが極めて困難で、焼結原料粒子径が大き
くなり、このため誘電損失等の電気的特性が悪く
なるという問題もある。 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、添
加物を加えずとも容易に焼結できる微粉状の窒化
ホウ素粉末及びこの微粉状の窒化ホウ素粉末を用
いた機械的特性、電気的特性に優れた焼結体を提
供することを目的とする。 課題を解決するための手段及び作用 本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討
を重ねた結果、1700〜2300℃の高温での反応によ
り得られた窒化ホウ素、あるいは1700℃未満の低
温での反応により得られた窒化ホウ素を不活性ガ
ス雰囲気下1700〜2300℃で加熱処理を施すなどの
方法で得られた1700〜2300℃での熱履歴を有する
窒化ホウ素を用い、この窒化ホウ素を媒体に水を
用いた湿式法によりボールミル等で粉砕すると、
粉砕により窒化ホウ素粉末の酸素含有量がメカノ
ケミカルに増加すること、そしてこの窒化ホウ素
粉末中の酸素含有量を0.5〜8重量%とした場合、
極めて焼結性が良好で、添加物を加えなくとも容
易に焼結し得ると共に、純度や粒子径のコントロ
ールが容易であることを見い出した。また、かか
る窒化ホウ素粉末を用いて温度1700〜2300℃、圧
力100〜300Kg/cm2で熱間加圧成形することにより
得られる焼結体、或いは1.5g/cm3以上の密度に加
圧成形したものを温度1850〜2300℃で常圧焼結す
ることにより得られる焼結体は、曲げ強度等の機
械的特性、誘電損失等の電気的特性に優れている
ことを知見し、本発明をなすに至つた。 従つて、本発明は、1700〜2300℃の温度での熱
履歴を有する窒化ホウ素を媒体に水を用いた湿式
法により粉砕してなり、かつ酸素含有量が0.5〜
8重量%であることを特徴とする窒化ホウ素粉
末、並びにこの窒化ホウ素粉末を主体とした組成
物を温度1700〜2300℃、圧力100〜300Kg/cm2で熱
間加圧成形して得られる焼結体、及び上記窒化ホ
ウ素粉末を主体とした組成物を1.5g/cm3以上の密
度に加圧成形したものを温度1850〜2300℃で常圧
焼結して得られる焼結体を提供する。 以下、本発明につき更に詳述する。 本発明の窒化ホウ素粉末は、1700〜2300℃の温
度での熱履歴を有する窒化ホウ素を媒体に水を用
いた湿式法により粉砕して酸素含有量を0.5〜8
重量%としたものである。ここで窒化ホウ素に
1700〜2300℃、好ましくは1800〜2200℃の温度で
の熱履歴を与えるには、例えば上記温度範囲内の
合成反応により窒化ホウ素を製造するか、あるい
は1700℃未満の反応温度で合成された窒化ホウ素
又は窒化ホウ素の前駆体を用いる場合には、これ
らを上記温度範囲で窒素ガス等の不活性ガス雰囲
気下で加熱処理することにより行なうことができ
る。この場合、1700℃未満の熱履歴を有する窒化
ホウ素は熱によつて変化する不純物をかなり含む
ため、純度コントロールが困難となり、本発明の
目的を達成し得ない。なお、2300℃を超える温度
で処理を行なうと窒化ホウ素が分解を開始してし
まう。 本発明は、上述した熱履歴を有する高純度の窒
化ホウ素を媒体に水を用いた湿式法により粉砕し
てメカノケミカルに窒化ホウ素の酸素含有量を増
加させ、酸素含有量0.5〜8重量%の窒化ホウ素
粉末を得るものである。 ここで、湿式粉砕法は水を媒体に用いる限り、
いずれの方法も採用することができる。例えば鉄
ボールやナイロン被覆鉄ボールを用いたボールミ
ルなどの方法で行なうことができ、この場合、窒
化ホウ素と水との比率は重量比で1/10〜1/30
の範囲とすることが好ましく、粉砕時間は2〜
240時間で行なうことが好ましい。また、窒化ホ
ウ素粉末の平均粒径は0.2〜1.5μm、特に0.5〜
1.0μmとすることが好ましい。 湿式粉砕した後は、粉砕工程で混入した鉄等の
不純物を除去すると共に、ある程度窒化ホウ素の
酸素含有量をコントロールするため塩酸等の酸で
酸洗浄することが好ましい。この酸洗浄は通常の
方法で行なうことができ、酸洗浄後は水洗、乾燥
して本発明の窒化ホウ素粉末を得ることができ
る。 本発明の窒化ホウ素は、上述したように酸素含
有量が0.5〜8重量%、好ましくは0.5〜3重量%
であり、0.5重量%より酸素含有量が低い窒化ホ
ウ素では必要な焼結性がないため、そのままでは
焼結体が得られず、一方8重量%より酸素含有量
を多くすると焼結体の誘電率等の電気的特性が悪
化する。 このようにして得られる窒化ホウ素粉末は極め
て焼結性が良好であり、従来のように酸化ホウ素
等の添加物を加えなくとも熱間加圧成形法又は常
圧焼結法により機械的特性などに優れた窒化ホウ
素焼結体を得ることができる。なお、本発明の窒
化ホウ素粉末はこのように添加物を加えなくても
焼結できるが、必要に応じ酸化カルシウム等の添
加物を加えて焼結することは差し支えない。 ここで、熱間加圧成形としては、上述した本発
明の窒化ホウ素粉末を例えば黒鉛モールド等に充
填し、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下、温度
1700〜2300℃、好ましくは1800〜2200℃、圧力
100〜300Kg/cm2、好ましくは100〜200Kg/cm2で焼
結する方法を採用する。この場合、温度が1700℃
より低いと得られる焼結体の機械的特性が十分で
なく、2300を超える温度では窒化ホウ素粉末の分
解が開始してしまう。また、100Kg/cm2より低い
圧力では得られる焼結体の密度が低くなつてしま
い、一方300Kg/cm2を超えて圧力を上げても焼結
体の密度向上が望めない。なお、焼結時間は通常
10〜60分間である。 また、常圧焼結法としては、冷間加圧して成形
したものを焼結して焼結体を得るもので、この場
合、冷間加圧としては、金属型、ゴム型等に充填
し、圧力1000〜4000Kg/cm2で冷間加圧を行ない、
あるいは金属型で成形した後、ゴム型により同様
に冷間加圧を行なうことができるが、得られた成
形体の密度(グリーン密度)は1.5g/cm3以上、好
ましくは1.8g/cm3以上であることが必要である。
成形体の密度が1.5g/cm3に達しないと、焼結前に
成形体が崩れたり、焼結体の機械的強度が実用レ
ベルに達しない。常圧焼結法では、この密度
1.5g/cm3以上の成形体を常圧で例えば窒素ガス等
の不活性ガス雰囲気下、温度1850〜2300℃、好ま
しくは1900〜2200℃の温度で焼結する方法を採用
する。1850℃未満で焼結すると焼結体の機械的強
度が十分でなく、また2300℃を超える温度では窒
化ホウ素が分解を開始してしまう。なお、焼結時
間は成形体の形状などにより異なるが、例えば3
mm×4mm×40mmのテストピースの場合、2時間で
十分である。 発明の効果 以上説明したように、本発明の窒化ホウ素粉末
は、高温での熱履歴を有する窒化ホウ素を水で湿
式粉砕してその酸素含有量を0.5〜8重量%とし
たことにより、焼結性が良好であり、添加物を用
いずに容易に焼結することができると共に、微粉
であり、これを用いた焼結体の誘電率等の電気的
特性を損なうことが少ない。従つて、本発明の窒
化ホウ素粉末から得られる焼結体は、曲げ強度等
の機械的特性、誘電率等の電気的特性に優れたも
のである。 以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限され
るものではない。 〔実施例 1〕 無水ホウ酸7200g及びリン酸カルシウム4320g
に水15000gを加えて混合し、次いでアンモニア
雰囲気下980℃で6時間反応させた。得られた反
応物を35%塩酸30と多量の水で洗浄した後、乾
燥して、粗窒化ホウ素4350gを得た。 この粗窒化ホウ素を窒素ガス雰囲気下1750℃で
2時間加熱処理し、得られた粉末を水洗し、乾燥
して平均粒径3μm、純度99.2%の窒化ホウ素粉末
3150gを得た。 この粉末3Kg及び純水20Kgを鉄メデイアを有す
る振動ミル中に入れ、240時間粉砕した後、この
スラリーに35%塩酸10Kgを加え、50℃に保つたタ
ンク中で攪拌翼により8時間攪拌した。次いで、
このスラリーを過、水洗し、水洗水のPHが7に
なつた時点で水洗をやめ、乾燥して、平均粒径
1.0μm、酸素含有量3.6重量%の窒化ホウ素粉末
()2.7Kgを得た。 この窒化ホウ素粉末()500gを温度1750℃、
圧力295Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼結体を得
た。 〔実施例 2〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()500gを
温度2280℃、圧力110Kg/cm2で熱間加圧成形し、
焼結体を得た。 〔実施例 3〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()500gを
ゴム型に入れ、1000Kg/cm2の圧力で静水圧加圧を
行ない、密度1.6g/cm3のグリーン成形体を得た。
この成形体を窒素雰囲気下2300℃で120分焼成し、
焼結体を得た。 〔実施例 4〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()250gを
ゴム型に入れ、1000Kg/cm2の圧力で静水圧加圧を
行ない、密度1.6g/cm3のグリーン成形体を得た。
この成形体を窒素雰囲気下1850℃で120分焼成し、
焼結体を得た。 〔実施例 5〕 無水ホウ酸14400g、リン酸カルシウム8640g、
水酸化カルシウム6000gに水36000gを加えて混合
し、600℃で乾燥した後、水素20%、一酸化炭素
22%、チツソ58%の混合ガス雰囲気下、1900℃で
8時間反応させ、得られた反応物を35%塩酸120
と多量の温水で洗浄した後、乾燥し、窒化ホウ
素8800gを得た。この粉末のうち3Kgに純水20Kg
を加え、鉄製ボールミルで24時間粉砕した。この
スラリーに35%塩酸10Kgを加え、実施例1と同様
に50℃に保つたタンク中で攪拌翼により8時間攪
拌した後、同様に水洗、乾燥し、平均粒径
1.8μm、酸素含有量0.6重量%の窒化ホウ素粉末
2.6Kgを得た。 この窒化ホウ素粉末500gを温度1950℃、圧力
180Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼結体を得た。 〔実施例 6〕 実施例5と同じ窒化ホウ素粉末1Kgに純水20Kg
を加え、鉄製ボールを用いた50の鉄製ボールミ
ルで240時間粉砕した。このスラリーに35%塩酸
10Kgを加え、実施例1と同様に8時間攪拌処理
し、同様に水洗、乾燥し、平均粒径0.8μm、酸素
含有量7.9重量%の窒化ホウ素粉末850gを得た。 この窒化ホウ素粉末500gを温度1800℃、圧力
140Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼結体を得た。 〔実施例 7〕 無水ホウ酸7200g及びリン酸カルシウム4320g
に水15000gを加えて混合し、次いでアンモニア
雰囲気下980℃で6時間反応させた。得られた反
応物を35%塩酸30と多量の水で洗浄した後、乾
燥して粗窒化ホウ素4340gを得た。 この粗窒化ホウ素2170gを窒素ガス雰囲気下
1700℃で6時間加熱処理した。 次に、上記加熱処理した窒化ホウ素に純水20
を加え、ナイロン被覆ボールを用いたナイロン製
ボールミルで6時間粉砕した後、このスラリーに
35%塩酸10を加え、実施例1と同様の条件で8
時間攪拌処理し、同様に過、水洗、乾燥し、平
均粒径0.7μm、酸素含有量8.0重量%の窒化ホウ素
粉末1250gを得た。 この窒化ホウ素粉末500gを温度1800℃、圧力
140Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼結体を得た。 〔実施例 8〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()492.5gに
酸化カルシウム粉末7.5gを加え、5のナイロン
製ボールミルで2時間混合して得られた粉末を温
度1900℃、圧力150Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼
結体を得た。 〔比較例 1〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()500gを
温度1650℃、圧力295Kg/cm2で熱間加圧成形し、
焼結体を得た。 〔比較例 2〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()500gを
温度1750℃、圧力90Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼
結体を得た。 〔比較例 3〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()250gを
ゴム型に入れ、500Kg/cm2の圧力で静水圧加圧成
形し、密度1.48g/cm3のグリーン成形体を得た。
この成形体を1900℃で常圧焼結したところ、クラ
ツクが発生して焼結体を得ることができなかつ
た。 〔比較例 4〕 実施例1で得た窒化ホウ素粉末()250gを
ゴム型に入れ、1000Kg/cm2の圧力で静水圧加圧成
形し、密度1.6g/cm3のグリーン成形体を得た。こ
の成形体を窒素雰囲気下1750℃で60分間常圧焼結
し、焼結体を得た。 この焼結体の曲げ強度測定の試験片作成のため
施盤加工を施そうとしたところ、この焼結体を施
盤のチヤツクに固定した時に焼結体が破損し、曲
げ強度の測定を行なうことができなかつた。施盤
のチヤツクには通常曲げ強度1.5Kg/cm2以上のも
のであれば挟めるので、これ以上の強度であると
推測される。 〔比較例 5〕 実施例7で得た粗窒化ホウ素2170gを窒素ガス
雰囲気下1650℃で30分間加熱処理した。次いで、
加熱処理した全量に35%塩酸10を加え、実施例
1と同様の条件で8時間攪拌処理し、同様に
過、水洗、乾燥し、平均粒径1.0μm、酸素含有量
8.8重量%の窒化ホウ素粉末1400gを得た。 この窒化ホウ素粉末500gを温度1800℃、圧力
140Kg/cm2で熱間加圧成形し、焼結体を得た。 〔比較例 6〕 実施例5で使用した窒化ホウ素粉末3Kgに純水
20Kgを加え、鉄製ボールを用いた50の鉄製ボー
ルミルで5時間粉砕した。このスラリーに35%塩
酸10Kgを加え、実施例1と同様の条件で8時間攪
拌処理した後、同様に水洗、乾燥し、平均粒径
2.2μm、酸素含有量0.4重量%の窒化ホウ素粉末
2.7Kgを得た。 この窒化ホウ素粉末500gを温度1800℃、圧力
120Kg/cm2で熱間加圧成形したが、成形終了後、
モールドより焼結体をとり出すときに焼結体内部
に発生したクラツクにより焼結体がバラバラに崩
れてしまい、焼結体を得ることができなかつた。 得られた焼結体〜について密度、曲げ強
度、誘電率を測定した。なお、焼結体の曲げ強度
が実用最低強度である2Kg/mm2以上及び誘電率が
5.0以下のものを合格品(○)、これ以外のものを
不合格品(×)として判定した。 結果を第1表に示す。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1700〜2300℃の温度での熱履歴を有する窒化
    ホウ素を媒体に水を用いた湿式法により粉砕して
    なり、かつ酸素含有量が0.5〜8重量%であるこ
    とを特徴とする窒化ホウ素粉末。 2 請求項1記載の窒化ホウ素粉末を主体とした
    組成物を温度1700〜2300℃、圧力100〜300Kg/cm2
    で熱間加圧成形して得られる焼結体。 3 請求項1記載の窒化ホウ素粉末を主体とした
    組成物を1.5g/cm3以上の密度に加圧成形したもの
    を温度1850〜2300℃で常圧焼結して得られる焼結
    体。
JP1148598A 1989-06-12 1989-06-12 窒化ホウ素粉末及びその焼結体 Granted JPH0312316A (ja)

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