JPH0569560U - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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JPH0569560U
JPH0569560U JP762292U JP762292U JPH0569560U JP H0569560 U JPH0569560 U JP H0569560U JP 762292 U JP762292 U JP 762292U JP 762292 U JP762292 U JP 762292U JP H0569560 U JPH0569560 U JP H0569560U
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JP
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louver frame
front panel
louver
hot air
duct
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JP762292U
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芳人 高井
進 風間
良夫 石崎
聡 阿部
忠幸 佐藤
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Toshiba Home Technology Corp
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別部材を介在させることなく簡単な構成で、
前面パネルおよびルーバー枠の温度上昇を防止する。 【構成】 ルーバー枠20のフランジ部28に、送風ダクト
18が貫通する切欠部29を形成する。また、送風ダクト18
の水平部30先端の縁部31が前面パネル13の折返し部14に
当接するように構成する。 【効果】 温風吹出口4に吹出される温風は、送風ダク
ト18の下側で遮られる。しかも、水平部30および折返し
部14によりフランジ部28には直接温風が当たらず、ルー
バー枠20からの熱伝導による前面パネル13の温度上昇も
抑制される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は温風暖房器に係わり、特に、温風暖房器の温風吹出口構造の改良に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温風暖房器は、燃焼筒より排出される燃焼ガスを、対流用送風機からの 送風によって室内に吹出すものであり、例えば実開平2−114869号公報等 に開示されている。
【0003】 図3はこの種の温風暖房器の一例を示すものであり、前面パネル1の折返し部 2に形成された温風吹出口3にルーバー枠4を装着し、このルーバー枠4にルー バー5を上下方向に多段に配設するとともに、燃焼筒6より排出される燃焼ガス を燃焼筒6の上部に連通した送風ダクト7に導入し、この導入された燃焼ガスを 送風ダクト7の後部に設けられた対流用送風機からの送風によって、前記ルーバ ー5を介して温風吹出口3から室内に吹出すように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、前面パネル1と、ルーバー枠4および送風ダクト7 は、いずれも温風吹出口3の上方で一体的に取付けられているため、燃焼筒6の 上部より排出される高温の温風が送風ダクト7に当たると、前面パネル1および ルーバー枠4もともに加熱され、しかも、この燃焼筒6からの高温の温風が直接 ルーバー枠4より温風吹出口3の周囲に当たりながら吹出されるため、温風吹出 口3の上側に位置する前面パネル1並びにルーバー枠4の温度が上昇し、火傷等 の発生を招く危険性がある。このため、前面パネル1およびルーバー枠4の温度 上昇を抑制するために、温風吹出路の途中に風向制御板を追加したり、各ルーバ ー4毎に形状を変えることが提案されているが、部品点数の増加を招くばかりで なく、その構造が複雑になり、コスト高を生じるといった問題点を有していた。
【0005】 そこで、本考案は上記問題点を解決して、別部材を介在させることなく簡単な 構成で、前面パネルおよびルーバー枠の温度上昇を防止することの可能な温風暖 房器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前面パネルの折返し部に形成された温風吹出口にルーバー枠を装着す るとともに、このルーバー枠にルーバーを多段に配設し、燃焼筒より排出される 燃焼ガスをこの燃焼筒の上部に連通した送風ダクトに導入して、前記ルーバーを 介して前記温風吹出口より温風を吹出す温風暖房器において、前記ルーバー枠の 上部に前記送風ダクトを貫通させる切欠部を形成し、前記送風ダクトの下端部を 前記前面パネルの折返し部に当接させたものである。
【0007】
【作用】
上記構成により、切欠部を貫通して前面パネルの折返し部に当接する送風ダク トの下端部によって、送風ダクトからルーバー枠へ流れる温風は、この送風ダク トの下側でその流れが規制され、送風ダクトから温風が直接温風吹出口の上側に 当たることが防止される。また、温風吹出口の上側に位置するルーバー枠上部は 前面パネルの折返し部および送風ダクトのよって直接温風が当たらず、しかも、 送風ダクトとルーバー枠は接触しないため、ルーバー枠からの熱伝導による前面 パネルの温度上昇も抑制される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図1及び図2を参照して説明する。11は置台 12上に設けられたケースであり、このケース11の前面には前面パネル13が設けら れるとともに、前面パネル13の下方に位置する折返し部14には温風吹出口15が形 成される。16は前記ケース11内に設けられたバーナであり、このバーナ16の上方 には燃焼筒17が立設している。18は前記燃焼筒17の上部の外側を覆うように設け られた送風ダクトであり、この送風ダクト18の前側は前記温風吹出口15に連通し ている。また、前記送風ダクト18の後側には対流用送風機19が設けられていて、 前記燃焼筒17から排出される燃焼ガスを、この対流用送風機19からの送風ととも に前記温風吹出口15から吹出すようになっている。
【0009】 20は前記温風吹出口15に装着され、送風ダクト18に連通するルーバー枠であり 、このルーバー枠20は平板状の取付け座21に大小の開口部22,23と、複数の取付 孔24が穿設される。また、この取付け座21には、その外方に向かって突出形成さ れた折曲げ片21Aを複数有している。25は温風吹出口へ吹出される温風の風向を 制御する横長板状のルーバーであり、このルーバー25は前記折曲げ片21A上に載 置された状態で、ねじ26を介してルーバー枠20の上下方向に間隔をおいて多段に 設けられる。そして、ルーバー25に対向して前記ルーバー枠20には、フィン状の 切起し部27が開口部22,23間に位置して内方に形成される。この切起し部27は開 口部22を形成する際、その切欠部分を開口部22の下端縁よりルーバー枠20の内方 に折曲げた後、この折曲げ部の先端を部分的に切断して形成される。また、28は ルーバー枠20の上部に設けられたフランジ部であり、このフランジ部28には前記 送風ダクト18を貫通させる切欠部29が開口部22の上方に沿って形成される。さら に、送風ダクト18の下端には下端部たる水平片30が形成されており、この送風ダ クト18を切欠部29に貫通すると、水平片30の先端に折曲げ形成された縁部31が前 記パネル13の折返し部14に当接し、温風吹出口15の上側に位置するフランジ部28 の下面は、折返し部14および水平片30によって覆われるように構成される。
【0010】 次に、上記構成に付きその作用を説明する。
【0011】 バーナ16を点火するとともに、対流用送風機19を駆動させると、燃焼筒17より 排出される燃焼ガスは送風ダクト18に導入され、この導入された燃焼ガスが対流 用送風機19からケース11内に吸引される送風によって、送風ダクト18の先端に向 って吹出される。そして、この送風ダクト18からの温風は、開口面22,23を通過 し、その後ルーバー25及びルーバー枠20によりその風向を規制されながら、温風 吹出口15を通過して前面パネル13より外方に吹出される。このとき、送風ダクト 18から開口部22へ流れる温風は、切欠部29を貫通して直接前面パネル13の折返し 部14に当接する水平片30によって、送風ダクト18の下側でその流れが規制され、 温風吹出口15の上側の折返し部14および水平片30に、直接送風ダクト18から温風 が当たることが防止される。また、ルーバー枠20のフランジ部28は折返し部14お よび水平片30によって温風が当たらず、しかも、送風ダクト18とルーバー枠20は 接触しないように構成されており、高温の温風が送風ダクト18に当たって加熱さ れても、ルーバー枠20に送風ダクト18からの熱は直接伝わらず、ルーバー枠20か らの熱伝導による前面パネル3の温度上昇も抑制される。
【0012】 以上のように上記実施例によれば、ルーバー枠20のフランジ部28に送風ダクト 18を貫通させる切欠部29を形成し、この送風ダクト18の水平片30先端に形成され た縁部31を前面パネル13の折返し部14に当接させることにより、送風ダクト18か らの温風を温風吹出口3の上側に位置する折返し部14および水平片30に直接当た らないようにすることが可能となり、しかも、折返し部14および水平片30によっ てルーバー枠20のフランジ部28に温風が当たることが防止されるとともに、ルー バー枠20は送風ダクト18に接触しないため、ルーバー枠20およびこのルーバー枠 20からの熱伝導による前面パネル13の温度上昇は抑制され、火傷等の発生を防止 することができる。
【0013】 さらに、従来例のように、温風吹出路の途中に風向制御板などの別部材を介在 させたり、ルーバー25の形状を個々に変える必要もなく、簡単な構成で前面パネ ル13およびルーバー枠20の温度上昇を防止することが可能である。
【0014】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲にお いて種々の変形実施が可能である。例えば、ルーバー枠、送風ダクトおよび前面 パネルの形状、大きさ等は、吹出される温風の風量などに応じて適宜選定すれば よく、また、温風暖房器としては強制給排気式のものでもよい等、種々の変形が 可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は前面パネルの折返し部に形成された温風吹出口にルーバー枠を装着す るとともに、このルーバー枠にルーバーを多段に配設し、燃焼筒より排出される 燃焼ガスをこの燃焼筒の上部に連通した送風ダクトに導入して、前記ルーバーを 介して前記温風吹出口より温風を吹出す温風暖房器において、前記ルーバー枠の 上部に前記送風ダクトを貫通させる切欠部を形成し、前記送風ダクトの下端部を 前記前面パネルの折返し部に当接させたものであり、別部材を介在させることな く簡単な構成で、前面パネルおよびルーバー枠の温度上昇を防止することの可能 な温風暖房器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。
【図2】同上全体の縦断面図である。
【図3】従来例を示す全体の縦断面図である。
【符号の説明】
13 前面パネル 14 折返し部 15 温風吹出口 17 燃焼筒 18 送風ダクト 20 ルーバー枠 25 ルーバー 29 切欠部 30 水平片(下端部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿部 聡 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内 (72)考案者 佐藤 忠幸 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 熱器具株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面パネルの折返し部に形成された温風
    吹出口にルーバー枠を装着するとともに、このルーバー
    枠にルーバーを多段に配設し、燃焼筒より排出された燃
    焼ガスをこの燃焼筒の上部に連通した送風ダクトに導入
    して、前記ルーバーを介して前記温風吹出口より温風を
    吹出す温風暖房器において、前記ルーバー枠の上部に前
    記送風ダクトを貫通させる切欠部を形成し、前記送風ダ
    クトの下端部を前記前面パネルの折返し部に当接させた
    ことを特徴とする温風暖房器。
JP1992007622U 1992-02-21 1992-02-21 温風暖房器 Expired - Fee Related JP2565521Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195447U (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 東芝熱器具株式会社 温風暖房器
JPS6288249U (ja) * 1985-11-25 1987-06-05

Patent Citations (2)

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JPS59195447U (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 東芝熱器具株式会社 温風暖房器
JPS6288249U (ja) * 1985-11-25 1987-06-05

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