JPH056885Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH056885Y2
JPH056885Y2 JP1986122346U JP12234686U JPH056885Y2 JP H056885 Y2 JPH056885 Y2 JP H056885Y2 JP 1986122346 U JP1986122346 U JP 1986122346U JP 12234686 U JP12234686 U JP 12234686U JP H056885 Y2 JPH056885 Y2 JP H056885Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
mounting frame
hot air
air outlet
brush mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986122346U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6328403U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986122346U priority Critical patent/JPH056885Y2/ja
Publication of JPS6328403U publication Critical patent/JPS6328403U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH056885Y2 publication Critical patent/JPH056885Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、温風吹出口にブラシを備えている
ヘアードライヤに係り、ブラシ取付枠の温風熱に
よる変形防止対策を講じたものである。
〔従来の技術〕
先に、本出願人により第11図および第12図
に示すようなブラシ付きヘアードライヤを提案し
た(実開昭61−89304号公報)。そこでは、本体ケ
ース1の温風吹出口5にブラシ10をアタツチメ
ントとして着脱自在に装着している。ブラシ10
はブラシ取付枠14にブリツスル15を植設して
なり、ブラシ取付枠14はプラスチツク成形品で
あつて、前後左右枠部14a,14b,14c,
14dを有する四角形開口枠状に形成され、左右
枠部14c,14dを本体ケース1の温風吹出口
5の左右開口縁にその前方から前後方向にスライ
ド自在に差し込むことにより、本体ケース1に抜
き差し可能に装着される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記ブラシ取付枠14はドライヤ全
体の軽量化、コスト削減などの目的でプラスチツ
ク成形品とされ、しかも四角形開口枠状に形成さ
れているため、使用しているうちに温風熱により
第12図に仮想線Fで示すごとくその左右枠部1
4c,14dが左右外方へ拡開変形しやすく、ブ
リツスル15の保持機能を喪失ないし低下した
り、本体ケース1に対するスライド作動が円滑に
行えず、最悪の場合抜き外すことができなくなる
という問題が生じている。
この考案はかかる問題点を解消するためになさ
れたもので、ブラシ取付枠の拡開変形防止を図る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、この考案では温
風吹出口5を有する本体ケース1と、温風吹出口
5に着脱自在に装着するブラシ10とからなり、
ブラシ10はブラシ取付枠14に多数のブリツス
ル15を植設しており、ブラシ取付枠14はプラ
スチツク成形品で、前後左右枠部14a,14
b,14c,14dを有する四角形枠状に形成さ
れ、左右枠部14c,14dを温風吹出口5の左
右口縁5a,5bに前後方向に抜き差し可能に装
着してなるブラシ付きヘアードライヤを前提と
し、そのうえでブラシ取付枠14の左右枠部14
c,14d間に拡開防止部材25を掛け渡したも
のである。
〔作用〕
しかるときは、ブラシ取付枠14がプラスチツ
ク成形品であつても温風熱により左右外側方へ拡
開変形するのを拡開防止部材25によつて規制さ
れることになる。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案によれば、ブラシ
取付枠14の左右枠部14c,14d間に拡開防
止部材25を掛け渡すという簡単な手段で、該左
右枠部14c,14dの拡開変形を防止すること
ができて強度アツプを図ることができる。したが
つてブリツスル15の正常な保持機能を確保でき
て耐用性にすぐれ、しかもブラシ取付枠14を本
体ケース1の温風吹出口5に対しスライド自在と
する場合もそのスライドを常に円滑かつ確実に行
うことができるという利点がある。
〔実施例〕
以下、この考案に係るブラシ付きヘアードライ
ヤの一実施例を第1図ないし第7図に基づき説明
する。
第1図および第3図において、左右ケース1
a,1bを突き合わせてなる円筒形状の本体ケー
ス1の内部には前から順にヒータによる発熱部
2、モータ3、軸流型のフアン4を並べて配置し
ている。そして該本体ケース1の前部下面に温風
吹出口5を、後部に吸込口6をそれぞれ設け、モ
ータ3でフアン4を回転させて風を吸込口6より
吸い込み、発熱部2によつて加熱したのち該発熱
部2が巻かれた十字型の絶縁板7とこれを覆う金
属製の遮熱筒8とに案内されて温風吹出口5から
温風を下向きに吹き出すようになつている。温風
吹出口5は、金属板製の断面円弧形の吹出口グリ
ル9で塞がれ、この外側にブラシ10が装着され
ている。
ブラシ10はブラシ取付枠14に多数のブリツ
スル15を植設してなる。
第1図ないし第4図において、ブラシ取付枠1
4はプラスチツク成形品であつて平面四角形枠状
に形成されて前後左右枠部14a,14b,14
c,14dを有してなる。このブラシ取付枠14
の下面開口部にはゴム製のブラシベース17を横
断面円弧形状に曲げた状態にはめ込み固定する。
ブラシベース17は多数の植毛孔18を前後左右
方向に所定ピツチで列設し、ブリツスル15が各
植毛孔18にブラシベース17の内方から挿入さ
れて外方へ突出される。前後方向に並ぶブリツス
ル15群は前後方向に長い帯形状のブリツスル基
板19上に一体につながつた形に予め形成されて
なり、該ブリツスル基板19はブラシベース17
の内面とこの内面上に重合固定されるブラシサポ
ート20との間で挟持される。ブラシベース17
上の各ブリツスル15,15間には通風孔21を
設けている。
ブラシサポート20は金属板製でブラシベース
17の横断面円弧形と略同一曲率の横断面円弧形
に形成され、前記通風孔21と合致する位置に通
風孔22を列設している。また、ブラシサポート
20は左右端縁の各前後2箇所から係合爪23を
左右外側方へ水平に突設し、この係合爪23がブ
ラシ取付枠14の左右枠部14c,14dの各内
面の前後二箇所に設けた凹部24にそれぞれ圧入
嵌合されることにより、ブラシサポート20がブ
ラシ取付枠14の内面上にそつて固定される。
ブラシ取付枠14の内面とブラシサポート20
との重合面間において、第1図および第2図に示
すようにステンレス等の金属帯板を円弧形に曲げ
てなる拡開防止部材25がこの両端に折曲形成し
た係止部26,26をブラシ取付枠14の左右枠
部14c,14dの各内面における前後方向の略
中央部に設けた孔27,27にこの上方から差し
込み係合することにより、ブラシ取付枠14の円
弧内面上にその左右方向に添う状態に取りつけら
れる。この拡開防止部材25はブラシサポート2
0でブラシ取付枠14の円弧内面上に対し押え付
け固定された状態にある。したがつて、ブラシサ
ポート20をブラシ取付枠14に取りつけるとき
ブラシサポート20が横断面円弧形の曲率半径を
小さくするよう内側へ弾性縮小変形を加えられる
と、拡開防止部材25はブラシ取付枠14側に強
く押し付けられ、この押し付け力はブラシ取付枠
14を更に強く内側に引き寄せることになり、ブ
ラシサポート20のブラシ取付枠14からの脱落
防止も図られる。
拡開防止部材25の取り付け位置は、第2図に
示すようにブラシサポート20の通風孔22の開
口していない位置に対応するよう設定することに
より温風の流路抵抗の増加を防止している。
また、拡開防止部材25の取り付け位置として
は、温風吹出口5の最も温度の高い位置に対応し
て設定することにより、この高温熱風を拡開防止
部材25の円弧内面上で周辺へ拡散させて局部的
な温度上昇を軽減するようにすることが好まし
い。この場合、拡開防止部材25の高温熱風を受
ける部分25aは、第8図に示すように幅広の面
積の大きな形状にすればよい。
拡開防止部材25を取り付けることにより温風
の流路抵抗が増加する場合は、第9図aに示すよ
うに多数の孔25bを設けたものを使用すればよ
く、その孔25bの周縁は第9図bに示すように
バーリング加工により立ち上がらせた形にするこ
とにより機械的強度を維持することができる。
このように構成されたブラシ10は、本体ケー
ス1の温風吹出口5の左右口縁5a,5bの各外
面側に前後方向に凹設したガイド溝28,28に
対し、ブラシ取付枠14の左右枠部14c,14
dの各上端内面側に設けたスライド片29,29
を本体ケース1の前方から差し込むことにより、
スライド自在に装着される。このブラシ取付枠1
4のスライド動作はブラシ取付枠14の拡開変形
防止構造により本体ケース1に対し常に円滑かつ
確実に行われることになる。因みに、前記左右枠
部14c,14dの上端内面側において前記スラ
イド片29は前記凹部24および孔27を回避す
る位置に設けてある。
ブラシ取付枠14と本体ケース1との間には、
ブラシ取付枠14を本体ケース1にスライド装着
したのちブラシ取付枠14が前方へ抜け出るのを
防ぐ抜け止め手段を備える。
第5図ないし第7図において、その抜け止め手
段は、本体ケース1のガイド溝28内の定位置に
プラスチツク製の係合子30を出没自在に取りつ
け、ブラシ取付枠14のスライド片29の一部に
前記係合子30と係脱する切欠部31を設けてな
る(第4図参照)。プラスチツク製の係合子30
は帯状の板ばね33をインサート成形してなる操
作ボタン32に一体に形成されている。かくし
て、板ばね33は、その一端33aを本体ケース
1の内面上の突起34にかしめ溶着し、他端33
bを前記遮熱筒8等の内蔵部品の面上に摺動自在
に近接対向させることにより、本体ケース1の温
風吹出口5の上方の内面に添つて前後方向に片持
ち状に取りつけられる。この板ばね33の両端3
3a,33b間の略中央部に固着されている操作
ボタン32は、板ばね33のばね作用により本体
ケース1のガイド溝28の上方に開口したボタン
孔35からケース外方へ常に突出付勢され、また
係合子30は本体ケース1のガイド溝28の一部
に開口した孔36から溝28内に突出付勢され
る。
いま、操作ボタン32をケース内方へ押圧する
と、第6図中、仮想線で示すごとく板ばね33は
自由端33bを内蔵部品8の面上に接当して僅か
に滑りながら両端33a,33b間の略中央部を
撓み変形し、この撓みにより係合子30は孔36
内に没入してブラシ取付枠14の切欠部31から
外れ、ブラシ10は抜き出し可能となる。操作ボ
タン32から手を離すと、係合子30は板ばね3
3の弾性復元力により孔36から突出する。この
操作ボタン32の押圧・解除操作に伴う係合子3
0の出没動作は板ばね33の両端33a,33b
の略中央部の撓みでもつてケース内外方向に真つ
直ぐな方向に行われる。つまり、係合子30は、
切欠部31との係合端面30aを常に平行にして
出没動作し、ブラシ取付枠14の前記拡開変形防
止構造と相まつてその切欠部31に対し常に円滑
かつ確実に係脱することになる。
操作ボタン32および係合子30をこのように
板ばね33で突出付勢することにより、コイルば
ねでそれらを出没動作させる形態に比し本体ケー
ス1の狭小スペース内にもそれらをコンパクトに
かつ簡単に組み付けることができて有利である。
また、上記板ばね33は、その固定端33aと
操作ボタン32との間における固定端33a寄り
側に円弧形の屈曲部33cを形成して該屈曲部3
3cを屈曲自在とし、もつてばね応力がかしめ溶
着された箇所に集中するのを可及的に避けられて
その端33aの溶着固定状態を堅持するものとし
ている。
〔別実施例〕
上記実施例ではブラシ取付枠14の拡開防止部
材25をブラシサポート20とは別体に構成し、
これをブラシ取付枠14に取りつけてなるが、こ
れに代えて、第10図に示すように金属製のブラ
シサポート20の左右端縁に係止部26,26を
設け、その係止部26,26をブラシ取付枠14
の孔27,27に差し込み係合してブラシサポー
ト20を拡開防止部材25に兼用するものであつ
てもよい。
また、ブリツスル15のブラシ取付枠14への
植設手段としては、ブリツスル15をブラシ取付
枠14の下面開口部に一体に成形するものであつ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係るブラシ付き
ヘアードライヤの一実施例を示しており、第1図
は要部の横断面図、第2図はブラシ取付枠の平面
図、第3図は全体の縦断面図、第4図はブラシの
分解斜視図、第5図は本体ケース内部の一部側面
図、第6図は第5図におけるA−A線断面図、第
7図は第5図におけるB−B線断面図である。第
8図は本考案の別実施例を示す拡開防止部材の斜
視図である。第9図aは本考案の更に別実施例を
示す拡開防止部材の斜視図、第9図bは第9図a
におけるD−D線拡大断面図である。第10図は
本考案の更に別実施例を示す拡開防止部材の斜視
図である。第11図および第12図は従来例のブ
ラシ付きヘアードライヤを示しており、第11図
は横断面図、第12図は第11図におけるC−C
線断面図である。 1……本体ケース、5……温風吹出口、10…
…ブラシ、14……ブラシ取付枠、15……ブリ
ツスル、25……拡開防止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 温風吹出口5を有する本体ケース1と、温風吹
    出口5に着脱自在に装着するブラシ10とからな
    り、 ブラシ10はブラシ取付枠14に多数のブリツ
    スル15を植設しており、 ブラシ取付枠14はプラスチツク成形品で、前
    後左右枠部14a,14b,14c,14dを有
    する四角形枠状に形成され、左右枠部14c,1
    4dを温風吹出口5の左右口縁5a,5bに前後
    方向に抜き差し可能に装着してなるブラシ付きヘ
    アードライヤにおいて、 ブラシ取付枠14の左右枠部14c,14d間
    に、該左右枠部14c,14dの左右外方への拡
    開変形防止用の拡開防止部材25を掛け渡してな
    ることを特徴とするブラシ付きヘアードライヤ。
JP1986122346U 1986-08-08 1986-08-08 Expired - Lifetime JPH056885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122346U JPH056885Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122346U JPH056885Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6328403U JPS6328403U (ja) 1988-02-24
JPH056885Y2 true JPH056885Y2 (ja) 1993-02-22

Family

ID=31012445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986122346U Expired - Lifetime JPH056885Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056885Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2742058B2 (ja) * 1988-07-26 1998-04-22 松下電工株式会社 ヘアーカール器のブラシアタッチメント
JPH0747048Y2 (ja) * 1989-06-15 1995-11-01 九州日立マクセル株式会社 ヘアードライヤ
JPH0747047Y2 (ja) * 1989-06-15 1995-11-01 九州日立マクセル株式会社 ヘアードライヤ
JP6839731B2 (ja) * 2019-07-05 2021-03-10 シャープ株式会社 ヘアケア装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129010A (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 松下電工株式会社 ヘア−ドライヤのアタツチメント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129010A (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 松下電工株式会社 ヘア−ドライヤのアタツチメント

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6328403U (ja) 1988-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4564032A (en) Hair curler
US5477870A (en) Barrette
JPH0139449Y2 (ja)
US7343630B2 (en) Shade curtain freely attachable to and detachable from a hat
JP2004513000A (ja) ギヤシフト組立品
US5997093A (en) Adjustable chair arm
JPH056885Y2 (ja)
US2865039A (en) Retractable brush
JPH0127686Y2 (ja)
US4192325A (en) Hair styling appliance including improved bayonet fasteners for assembling same
JPS6138888Y2 (ja)
JPH0641516U (ja) 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
JP3076897B2 (ja) サイズ調節具
JP2742058B2 (ja) ヘアーカール器のブラシアタッチメント
JPH0420339Y2 (ja)
JP3743219B2 (ja) ヘアーセッター
CN212434514U (zh) 一种按钮组件及吹风机
JPS636971Y2 (ja)
JPH0144371Y2 (ja)
JPS604969Y2 (ja) 締付調節具
JP3044264B2 (ja) サイズ調節用スライダー
JP3560472B2 (ja)
JPH0434747Y2 (ja)
KR940006057Y1 (ko) 바렛트 구조
JP2000175800A (ja) ハンガ―の肩幅調節装置