JPH0568525U - ベッド用の電気・機械振動変換器 - Google Patents

ベッド用の電気・機械振動変換器

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JPH0568525U
JPH0568525U JP3068791U JP3068791U JPH0568525U JP H0568525 U JPH0568525 U JP H0568525U JP 3068791 U JP3068791 U JP 3068791U JP 3068791 U JP3068791 U JP 3068791U JP H0568525 U JPH0568525 U JP H0568525U
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JP
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electric
mechanical vibration
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bracket
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JP3068791U
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明 小松
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ボディソニック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響装置からの音声信号を受けて体感音響振
動を発生する電気・機械振動変換器を、既存のベッドに
容易に取付けられるようにする。 【構成】 音響装置からの音声信号により機械的な振動
を発生する電気・機械振動変換器8自体、あるいはこの
電気・機械振動変換器8を取付けたブラケット5に屈折
した鍵部6を形成し、この鍵部6をベッド1のマットレ
ス2の玉縁7に係止する。また電気・機械振動変換器8
自体あるいはブラケット5をバンド4に固定して、マッ
トレス2の周囲に容易に取付けられるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、既存のベッドに簡単に取付けて体感音響振動を得ることができる、 ベッド用の電気・機械振動変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音響機器等から音声信号を受けてこれを機械的な振動に変換し、この振動をス ピーカあるいはヘッドホンからの音と共に身体に受ける体感音響装置は本発明者 等によって古くから研究が進められ、多くの特許権あるいは実用新案権が取得さ れている(特公昭58-2517 号公報、特公昭57-9272 号公報、特公昭58-9640 号公 報、実公昭64-6622 号公報、実公昭58-4316 号公報等参照)。これら公報に記載 されたものはいずれも電気・機械振動変換器を人体載置物内に埋設し、あるいは 人体載置物に取付けて、この電気・機械振動変換器の発生する振動を人体載置物 を介して人体に与える構造である。
【0003】 上記いずれの発明、考案のものも、電気・機械振動変換器を人体載置物に埋設 あるいは取付けたとき、これに音声信号のうちの低域部分を加えるとスピーカあ るいはヘッドホンからの音に同期した振動を人体載置物を介して使用者に与える ことができ、家庭等においても臨場感あふれる音楽鑑賞あるいは映像対応の音響 を体感することができることになる。そして人体載置物のうちベッドは、単に音 楽鑑賞等に用いるのみでなく、電気・機械振動変換器に所定波形あるいは所定レ ベルの信号を供給することによって、警報放送あるいは警報音等によらずに睡眠 中の聾唖者等を起こすことができるので、聾唖者等を火災等の非常事態から脱出 させるという用途にも使用することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電気・機械振動変換器に音声信号を加えると、上記のような大きな効果を得る ことができるが、このための設備として、椅子あるいはベッド等(床の場合もあ る)の人体載置物を専用に用意しなければならないことになる。ベッドは体感振 動を味わうのにもっとも適しており、また上記聾唖者の例のように、音楽鑑賞以 外の用途にも供することができるが、そのために専用のベッドを用意しなければ ならないのは煩雑であり、また普及を阻害するものである。
【0005】 本考案はこの点に鑑みて成されたものであり、既存のベッドのマットレスに簡 単に取付けることができ、所期の目的を達成することができるベッド用の電気・ 機械振動変換器を提供いようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、音響装置からの音声信号を 受け、該音声信号に対応した機械的振動を発生する電気・機械振動変換器を設け 、該電気・機械振動変換器自体のベースまたは該電気・機械振動変換器を取付け たブラケットに屈折した鍵部を形成すると共に、電気・機械振動変換器自体ある いは該電気・機械振動変換器を取付けたブラケットを、バンドに固定した構成と したものである。
【0007】
【作用】
このような構成とすれば、鍵部をマットレスの周縁部に設けられた玉縁に係止 し、バンドによって電気・機械振動変換器をベッドのマットレスに固定すれば、 即、体感振動を味わうことができることになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1および図2について説明する。1はベッドであ り2はその上部に載置されたマットレスである。マットレス2の外周部には、バ ックル3によって長さ調節可能としたバンド(平ベルト)4に取付けられたブラ ケット5が当接している。ブラケット5は上部が内側に屈折して鍵部6に形成さ れており、この鍵部6が、マットレス2の縁部に形成された玉縁7に係止されて いる。8はブラケット5に取付けられた電気・機械振動変換器である。
【0009】 電気・機械振動変換器8の一例として、動電型のものを図3について説明する 。この図3において9は外周をフランジに形成したベース板であり、10はカバー である。カバー10はボルト11によってベース板9に固定される。そしてこれらに より形成されるケース本体内に、次のような構造が収納されて、電気・機械振動 変換器8が形成される。12はヨークであり、図示するように、断面T字形を有す るものである。ヨーク12の外周部分にはリング状のマグネット13が取付けられて おり、その外側にはトッププレート14が設けられて、これらはダンパーとしての リングバネ15を介して前述のボルト11で支持されている。16はスペーサである。
【0010】 以上の構造により、一面をマグネット13に接触させたトッププレート14の内周 とヨーク12の突出部との間には磁気的な空隙17が形成され、磁束が集中すること になる。この空隙17の内部にはコイル18が設けられており、コード19を通じて図 示しない音響機器からの音声電流が与えられるようになっている。20は緩衝材で ある。この実施例の場合、ブラケット5はカバー10の外側に固定されているが、 ベース板9の上部に一体に形成してもよい。
【0011】 このように構成されたこの電気・機械振動変換器8は、図1に示すようにブラ ケット5に4個並べて取付けられ、ブラケット5はバンド4に取付けられている 。そこでバンド4を適宜緩めて電気・機械振動変換器8をマットレス2の片側中 央に位置させ(もちろん好みによって中央以外の位置にすることもできる)、ブ ラケット5の鍵部6をマットレス2の玉縁7に係止する。
【0012】 電気・機械振動変換器8のコイル18には、この状態で、図示しない音響機器か ら信号処理された音声信号を供給する。4個の電気・機械振動変換器8の音響機 器に対する接続は、直列でも並列でもよく、場合によっては直並列接続であって もよい。コイル18にこの音声信号が与えられると、コイル18とマグネット13との 磁気干渉作用により、コイル18に対してヨーク12、マグネット13およびトッププ レート14の一体物に振動力が発生する。そこでこれらに必要な質量を与えておけ ば、コイル18を取付けたベース板9とカバー10の一体物が振動をする。
【0013】 これによってこの電気・機械振動変換器8を取付けたマットレス2に、横方向 の振動が発生することになる(図4および図5参照)。この振動はブラケット5 の鍵部6がマットレス2の玉縁7に係止されていることにより、マットレス内部 のスプリング21を取付けたフレーム22(図2参照)に伝えられ、効率よくマット レス2の全体が振動することになる。
【0014】 この振動により、マットレス13の上部に横臥した使用者23には、マットレス2 の横幅方向(図5の矢印参照)の振動が与えられることになる。前述したように 、この振動は図示しないスピーカ等から発生する音響と同期しているので、音楽 等を聴覚のみでなく、体感することができることになる。
【0015】 前述したようにブラケット5はバンド4に取付けられている。したがってバッ クル3を操作してバンド4を緩めれば、ブラケット5はマットレス2のどこへで も固定することができることになる。図6ないし図8はそのようにしてブラケッ ト5を使用者23の足許に位置させ、電気・機械振動変換器8からの振動をマット レス2の長手方向に与えるようにしたものである。
【0016】 以上説明した実施例においては、電気・機械振動変換器8をブラケット5に4 個取付けたが、この数は4個より多くても少なくてもよい。要は、マットレス2 に対して必要十分なレベルの振動を与える能力が確保できればよい。
【0017】 また、電気・機械振動変換器として図3に示すような内部構造を有する電動型 のものを使用したが、本考案はこれに限られるものではなく、たとえば電磁型の ように構造が異なるものであってもよい。要は音楽信号のように、周波数ならび に振幅が終始変化するものに対してこれに対応する振動を発生できるものであれ ばよいものである。
【0018】 マットレス2の玉縁7に係止する鍵部6は、図示する実施例においてはブラケ ット5の上部に形成したが、ブラケットを設けずに、電気・機械振動変換器8の ベースを延長し、その延長部分に形成してもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されたベッド用の電気・機械振動変換器で あるから、既存のベッドをそのまま何らの手も加えずに使用して体感振動を味わ うことができることになる。そして電気・機械振動変換器がマットレスの上面に こないので、寝心地が損なわれることがない。バンドで固定したことにより電気 ・機械振動変換器の位置を自由に変えることができる。鍵部を設けたことにより マットレスの上部のみを振動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のうちの電気・機械振動変換器取付け部分
を拡大して示した一部断面図である。
【図3】図1のうちの電気・機械振動変換器を示す縦断
面図である。
【図4】図1のものの使用状態を示す平面図である。
【図5】図4のものの背面図である。
【図6】電気・機械振動変換器の位置を変えた状態を示
す斜視図である。
【図7】図6のものの使用状態を示す平面図である。
【図8】図7のものの側面図である。
【符号の説明】
1 電気・機械振動変換器 2 マットレス 4 バンド 5 ブラケット 6 鍵部 8 電気・機械振動変換器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響装置からの音声信号を受け、該音声
    信号に対応した機械的振動を発生する電気・機械振動変
    換器を設け、該電気・機械振動変換器自体のベースまた
    は該電気・機械振動変換器を取付けたブラケットに屈折
    した鍵部を形成すると共に、電気・機械振動変換器自体
    あるいは該電気・機械振動変換器を取付けたブラケット
    を、バンドに固定したことを特徴とするベッド用の電気
    ・機械振動変換器。
JP1991030687U 1991-04-05 1991-04-05 ベッド用の電気・機械振動変換器 Expired - Lifetime JPH0621478Y2 (ja)

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JPH0568525U true JPH0568525U (ja) 1993-09-17
JPH0621478Y2 JPH0621478Y2 (ja) 1994-06-08

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