JPH0568268A - 立体視画像作成装置および立体視画像作成方法 - Google Patents

立体視画像作成装置および立体視画像作成方法

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JPH0568268A
JPH0568268A JP4037791A JP3779192A JPH0568268A JP H0568268 A JPH0568268 A JP H0568268A JP 4037791 A JP4037791 A JP 4037791A JP 3779192 A JP3779192 A JP 3779192A JP H0568268 A JPH0568268 A JP H0568268A
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JP
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image
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depth
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eye
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JP4037791A
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English (en)
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Tetsuko Imakoma
哲子 今駒
Kenji Kimura
賢二 木村
Nobuyoshi Asai
宣美 朝井
Shiro Suzuki
史郎 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N2013/0074Stereoscopic image analysis
    • H04N2013/0081Depth or disparity estimation from stereoscopic image signals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体的な映像を与えるための立体視画像を容
易に作成する。 【構成】 入力部24からの奥行き情報に従って、デプ
ス情報生成部13によって画像入力部11からの2次元
画像情報の各画素に係る奥行きのクラスを表すデプス画
像情報を生成する。そして、このデプス画像情報と2次
元画像情報とに基づいて、立体視画像情報生成部15に
よって立体視画像情報を生成する。そうした後に、画像
情報出力部17によって読み出した左目用画像と右目用
画像とをゲート18の制御により表示部20に交互に切
り替え表示する。それに同期して、ステレオスコピック
部21によって液晶シャッタ・メガネ22の液晶シャッ
タの開閉を制御する。立体視画像情報修正部23は入力
部24からの描画情報に従って立体視画像情報を修正す
る。こうして、2次元画像情報に基づいて容易に立体視
画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、得られた2次元画像
情報に基づいて、オペレータに立体的な映像を呈示する
ための立体視画像を作成できる立体視画像作成示装置お
よび立体視画像作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人間が同一の対象物体を両眼で眺めてい
る場合、網膜に映ずるその対象物体の像の位置は左右の
眼球においてずれる。人間は、この両眼における対象物
体の像のずれによって、その対象物体までの奥行きを感
じるのである。そこで、立体的な映像を得ようとする場
合には、両眼における対象物体の像の位置にずれを生じ
させるような画像情報を得る必要がある。
【0003】通常、画像情報によって両眼の網膜におけ
る像の位置にずれを生じさせるためには次のようにして
いる。すなわち、同一対象物体に対して、右目の網膜に
おいて右目の視点に応じた像の位置のずれを生じさせる
ための右目用画像情報と左目の網膜において左目の視点
に応じた像の位置のずれを生じさせるための左目用画像
情報とから成る立体視画像情報を得る。そして、この立
体視画像情報における右目用画像情報に基づく右目用画
像を右目で見る一方、左目用画像情報に基づく左目用画
像を左目で略同時に見るのである。
【0004】従来、上記立体視画像情報に基づいて立体
的な映像を得る具体的な方法として次のような2通りの
方法がある。第1の方法においては、図16に示すよう
に、左目用カメラ1と右目用カメラ2とで同一立体物を
視点を変えて撮像する。そして、左目用カメラ1によっ
て得られた左目用画像情報と右目用カメラ2によって得
られた右目用画像情報とをビデオレコーダ3に入力す
る。このビデオレコーダ3は、入力された左目用画像情
報および右目用画像情報の2つの画像情報を合成してビ
デオ信号を生成する。その際に、例えば奇数フィールド
におけるビデオ信号は左目用画像情報に基づいて生成す
る一方、偶数フィールドにおけるビデオ信号は右目用画
像情報に基づいて生成するのである。こうして、ビデオ
レコーダ3によって生成されたビデオ信号はCRT(カ
ソード・レイ・チューブ)から成るモニタ4に表示され
る。
【0005】オペレータが上記モニタ4に表示された画
像を見る場合には、液晶シャッタ・メガネ5を通して見
る。この液晶シャッタ・メガネ5はビデオレコーダ3の
制御に基づいて開閉する液晶シャッタを有する。そし
て、ビデオレコーダ3は、生成したビデオ信号における
垂直同期信号に同期して、奇数フィールド表示時には液
晶シャッタ・メガネ5の右目側の液晶シャッタを閉鎖す
る一方、偶数フィールド表示時には左目側の液晶シャッ
タを閉鎖するのである。こうすることによって、モニタ
4に表示された画像に基づいて、オペレータは右目用画
像を右目でまた左目用画像を左目で分離して略同時に見
ることができるので、オペレータの両眼の網膜において
像の位置にずれを生じる。したがって、オペレータは立
体的な映像を見ることができるのである。
【0006】また、第2の方法においては、図17に示
すように、立体的に表現したい物体上の各点の位置の情
報を3次元データによって表し、この3次元データを3
次元画像処理部6に入力する。そして、入力された3次
元データに基づいて、3次元画像処理部6によって上記
表現したい物体を左目による視点から見た場合の左目用
画像情報と右目による視点から見た場合の右目用画像情
報とから成る立体視画像情報を求める。そして、こうし
て求められたディジタルの左目用画像情報と右目用画像
情報とをアナログ画像情報に変換して、左目用画像と右
目用画像とを例えば第1の方法と同様にしてモニタ7に
交互に表示するのである。したがって、オペレータは、
モニタ7に交互に表示された両画像を液晶シャッタ・メ
ガネ8を通して見ることによって、立体的な映像を見る
ことができるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の右目用画像情報および左目用画像情報から成る立体
視画像情報に基づいて立体的な映像を得る方法には次の
ような問題がある。すなわち、第1の方法においては、
左目用カメラ1と右目用カメラ2とで撮像するための立
体物を実際に作成したり、現場に行って実際に左目用カ
メラ1と右目用カメラ2とで撮影しなければらならい。
したがって、例えば外国の風景を立体的に表示するため
の立体視画像情報を作成するような場合には非常に面倒
であるという問題がある。
【0008】また、第2の方法においては、立体的に表
現したい物体に係る3次元データを3次元画像処理部6
に入力する必要がある。ところが、3次元画像処理部6
によって自然画像のような複雑な画像の左目用画像情報
および右目用画像情報を得る場合には、膨大な3次元デ
ータを作成して入力する必要があり、単純な立体視画像
しか得られないという問題がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、立体物を実際
に作成する必要がなく、自然画像等の複雑な立体視画像
を容易に作成できる立体視画像作成装置および立体視画
像作成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の立体視画像作成装置は、対象物体の画
像を取り込んでこの取り込まれた画像を表す2次元画像
情報を出力する画像入力部と、上記画像入力部から出力
された上記2次元画像情報を格納する2次元画像情報格
納部と、上記2次元画像情報に基づく原画像中の各箇所
における奥行きのクラスを指定するための奥行き情報が
入力される入力部と、上記入力部から入力された奥行き
情報に従って上記原画像中の各箇所の奥行きを複数のク
ラスに分けて、上記2次元画像情報における各画素に係
る上記奥行きのクラスを表すデプス情報を生成するデプ
ス情報生成部と、上記デプス情報生成部によって生成さ
れたデプス情報を格納するデプス情報格納部と、上記2
次元画像情報格納部に格納された2次元画像情報と上記
デプス情報格納部に格納されたデプス情報とに基づい
て、所定のルールに従って上記対象物体を左目の視点か
ら見た左目用画像を表示するための左目用画像情報と上
記対象物体を右目の視点から見た右目用画像を表示する
ための右目用画像情報との組から成る立体視画像情報を
生成する立体視画像情報生成部と、上記立体視画像情報
生成部によって生成された立体視画像情報を格納する立
体視画像情報格納部と、上記立体視画像情報格納部に格
納された左目用画像情報および右目用画像情報を読み出
して左目用画像と右目用画像とを表示部に所定の時間間
隔で交互に切り替え表示する画像表示部と、オペレータ
が上記表示部に表示された上記左目用画像および右目用
画像を見る際に用いるシャッタ付きメガネと、上記画像
表示部によって実施される左目用画像と右目用画像との
切り替えのタイミングに同期して、上記表示部に上記左
目用画像が表示されている場合には上記シャッタ付きメ
ガネの右目側のシャッタを閉鎖する一方、上記右目用画
像が表示されている場合にはシャッタ付きメガネの左目
側のシャッタを閉鎖するシャッタ制御部を備えたことを
特徴としている。
【0011】また、第2の発明は、上記第1の発明の立
体視画像作成装置において、上記デプス情報生成部は明
暗情報生成手段を有して、上記2次元画像情報における
各画素に係る奥行きのクラスを表すデプス情報を生成す
るに際して、上記奥行きのクラスを明暗情報で表現した
デプス画像情報を上記デプス情報として生成し、上記画
像表示部は、必要に応じて上記デプス画像情報を読み出
して上記原画像中の各箇所の奥行きのクラスを明暗で表
現したデプス画像を上記表示部に表示することを特徴と
している
【0012】また、第3の発明は、上記第1または第2
のいずれかの発明の立体視画像作成装置において、上記
入力部は、上記奥行き情報に加えて、上記立体視画像情
報生成部によって生成された立体視画像情報に基づく立
体視画像に対する描画情報が入力されると共に、上記入
力部から入力された描画情報に従って、上記原画像では
死角に入って見えない箇所であって上記左目用画像また
は右目用画像では上記視点の移動に伴って見えるように
なる領域の画像情報を所定の手順によって生成して、上
記立体視画像情報の修正を行なう立体視画像情報修正部
を備えたことを特徴としている
【0013】また、第4の発明は、上記第1乃至第3の
いずれか一つの発明の立体視画像作成装置において、上
記画像入力部は描画手段を有し、上記入力部は上記奥行
き情報に加えて対象物体の描画情報が入力されて、上記
入力部から上記対象物体に対する描画情報が入力された
場合には、この描画情報に基づいて、上記描画手段によ
って上記対象物体の画像を表す2次元画像情報を作成す
ることを特徴としている。
【0014】また、第5の発明は、上記第1乃至第4の
いずれか一つの発明の立体視画像作成装置において、上
記立体視画像情報格納部は外部記憶手段によって構成さ
れたことを特徴としている
【0015】また、第6の発明は、物体を左目の視点か
ら見た左目用画像と上記物体を右目の視点から見た右目
用画像との組から成る立体視画像を作成する立体視画像
作成方法において、対象物体の画像を表す2次元画像情
報を作成し、上記2次元画像情報に基づく原画像中の各
箇所の奥行きを複数のクラスに分けて、上記2次元画像
情報における各画素に係る奥行きのクラスを表すデプス
情報を生成し、上記左目用画像を表示するための左目用
画像情報と右目用画像を表示するための右目用画像情報
とにおける対応する画素に係る視差を上記デプス情報に
基づいて求め、この求められた視差の値と上記2次元画
像情報とに基づいて上記左目用画像情報および右目用画
像情報から成る立体視画像情報を作成し、この作成され
た左目用画像情報および右目用画像情報に基づく左目用
画像と右目用画像とを所定の時間間隔で交互に切り替え
表示することを特徴としている。
【0016】また、第7の発明は、上記第6の発明の立
体視画像作成方法において、上記デプス情報を生成する
際には、上記2次元画像情報における各画素に係る奥行
きのクラスを明暗情報で表現したデプス画像情報を上記
デプス情報として生成し、上記生成されたデプス画像情
報に基づいて上記原画像中の各箇所の奥行きのクラスを
明暗で表現したデプス画像を必要に応じて表示すると共
に、上記左目用画像情報と右目用画像情報とにおける対
応する画素に係る視差を求める際には、上記デプス画像
情報におけるより明るい画素に対応する箇所はより近く
に位置するとする一方、より暗い画素に対応する箇所は
より遠くに位置するとして、上記デプス情報である上記
デプス画像情報に基づいて上記視差を求めることを特徴
としている。
【0017】
【作用】第1の発明では、対象物体の画像を表す2次元
画像情報が画像入力部から出力されて2次元画像情報格
納部に格納される。また、入力部から奥行き情報が入力
される。そうすると、デプス情報生成部によって、上記
入力部からの奥行き情報に従って上記2次元画像情報に
基づく原画像中の各箇所の奥行きが複数のクラスに分け
られ、上記2次元画像情報における各画素に係る上記奥
行きのクラスを表すデプス情報が生成されてデプス情報
格納部に格納される。
【0018】そうした後、立体視画像情報生成部によっ
て、上記2次元画像情報とデプス情報に基づいて、所定
のルールに従って、左目用画像情報と右目用画像情報と
から成る立体視画像情報が生成されて立体視画像情報格
納部に格納される。そして、画像表示部によって、上記
左目用画像情報および右目用画像情報が読み出され、左
目用画像と右目用画像とが表示部に交互に切り替え表示
される。また、それと同期して、シャッタ制御部の制御
によって、上記表示部に左目用画像が表示されている場
合にはシャッタ付きメガネの右目側のシャッタが閉鎖さ
れる一方、右目用画像が表示されている場合には左目側
のシャッタが閉鎖される。
【0019】その結果、オペレータは左目用画像を左目
で見る一方、右目用画像を右目で略同時に見ることがで
き、立体的な映像を知覚できるのである。こうして、上
記入力部から奥行き情報が入力されて上記原画像におけ
る各箇所の奥行きのクラスが指定されると、上記2次元
画像情報から自動的に立体視画像情報が生成されて立体
視画像が作成される。
【0020】また、第2の発明では、上記デプス情報生
成部によって上記デプス情報が生成されるに際して、明
暗情報生成手段によって上記2次元画像情報における各
画素に係る奥行きのクラスを明暗情報で表現したデプス
画像情報が生成される。そして、このデプス画像情報が
上記デプス情報として上記デプス情報格納部に格納され
る。そうすると、上記画像表示部によって上記デプス情
報格納部からデプス画像情報が読み出されて、上記原画
像中の各箇所における奥行きのクラスを明暗で表現した
デプス画像が上記表示部に表示される。したがって、上
記奥行き情報に基づいて設定された上記原画像中の各箇
所における奥行きの度合いが、上記表示部に表示された
デプス画像の明暗によって目視可能に表現される。
【0021】また、第3の発明では、上記立体視画像情
報生成部によって立体視画像情報が生成されて立体視画
像情報格納部に格納された後、入力部から描画情報が入
力される。そうすると、この入力された描画情報に従っ
て、立体視画像情報修正部によって、上記原画像では死
角に入って見えない箇所であって上記左目用画像または
右目用画像では視点の移動に伴って見えるようになる領
域の画像情報が生成されて、上記立体視画像情報格納部
に格納された立体視画像情報が修正される。したがっ
て、自然画像のような複雑な2次元画像情報から、より
リアルな立体感を与える立体視画像情報が作成される。
【0022】また、第4の発明では、上記入力部から上
記対象物体に対する描画情報が入力される。そうする
と、上記画像入力部における描画手段によって、上記描
画情報に基づいて上記対象物体の画像を表す2次元画像
情報が作成され上記2次元画像情報格納部に格納され
る。したがって、上記入力部からの描画情報に基づい
て、イラスト等の人工画の立体視画像情報が作成され
る。
【0023】また、第5の発明では、上記立体視画像情
報生成部によって生成された立体視画像情報が、外部記
憶手段によって構成された立体視画像情報格納部に格納
される。したがって、上記立体視画像情報格納部に格納
された立体視画像情報が保存されて、この保存された立
体視画像情報に基づく立体視画像が必要に応じて何度で
も表示される。
【0024】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。この発明は、2次元画像情報に基づいて上記
左目用画像情報および右目用画像情報から成る立体視画
像情報を容易に作成し、この作成された立体視画像情報
に基づく立体視画像を表示してオペレータに立体的な映
像をプレゼンテーションするものである。
【0025】図1は本実施例における立体視画像作成装
置のブロック図である。カメラやイメージ・スキャナ等
から成る画像入力部11は、立体的に表現したい物体や
原稿の画像を取り込んで、この取り込まれた画像を表す
ディジタルの2次元画像情報を出力する。そして、この
出力された2次元画像情報を2次元画像情報格納部12
に格納する。内部に明暗情報生成手段(図示せず)を有し
たデプス情報生成部13は、2次元画像情報格納部12
に格納された2次元画像情報に基づいて、後に詳述する
ようにして、上記2次元画像情報に基づく原画像中の物
体の奥行きを明暗情報で表現したデプス画像情報を生成
する。そして、この生成されたデプス画像情報をデプス
情報格納部14に格納する。
【0026】立体視画像情報生成部15は、上記2次元
画像情報格納部12に格納された2次元画像情報と上記
デプス情報格納部14に格納されたデプス画像情報とに
基づいて、左目用画像情報と右目用画像情報とから成る
ディジタルの立体視画像情報を生成する。そして、この
生成された立体視画像情報を立体視画像情報格納部16
に格納する。画像情報出力部17は、上記立体視画像情
報格納部16に格納された左目用画像情報および右目用
画像情報を読み出して、ゲート18を介してD/Aコン
バータ19に出力する。その際に、ゲート18は、画像
情報出力部17からの左目用画像情報と右目用画像情報
とを所定の時間間隔で交互に切り替えてD/Aコンバー
タ19に出力する。
【0027】また、上記画像情報出力部17は、2次元
画像情報格納部12に格納された2次元画像情報あるい
はデプス情報格納部14に格納されたデプス画像情報を
読み出して、ゲート18を介してD/Aコンバータ19
に出力する。その際には、ゲート18は上述の切り替え
動作は行わず、そのまま2次元画像情報あるいはデプス
画像情報をD/Aコンバータ19に送出する。
【0028】上記D/Aコンバータ19は、入力された
左目用画像情報または右目用画像情報のディジタル画像
情報をアナログ画像情報に変換する。そして、得られた
アナログの左目画像情報に基づく左目用画像とアナログ
の右目用画像情報に基づく右目用画像とが、CRT等か
ら成る表示部20に交互に表示される。また、D/Aコ
ンバータ19は、入力されたディジタルの2次元画像情
報あるいはデプス画像情報をアナログ変換する。そし
て、上記アナログの2次元画像情報に基づく原画像ある
いはアナログのデプス画像情報に基づくデプス画像が表
示部20に表示される。
【0029】ステレオスコピック部21は、次のように
液晶シャッタ・メガネ22の液晶シャッタの開閉を制御
する。すなわち、上記表示部20に左目用画像が表示さ
れている場合には、液晶シャッタ・メガネ22の右目側
の液晶シャッタを閉鎖する。一方、右目用画像が表示さ
れている場合には、液晶シャッタ・メガネ22の左目側
の液晶シャッタを閉鎖する。その結果、オペレータは、
液晶シャッタ・メガネ22を通して立体的な映像を見る
ことができるのである。
【0030】立体視画像情報修正部23は、キーボード
やマウス等から成る入力部24から入力される描画処理
内容や描画指示から成る描画情報に従って、上記立体視
画像情報生成部15によって生成された立体視画像情報
を後に詳述するようにして修正する。
【0031】CPU25は、上記画像入力部11,デプ
ス情報生成部13,立体視画像情報生成部15,画像情報
出力部17,ゲート18,ステレオスコピック部21およ
び立体視画像情報修正部23を制御して、立体視画像を
作成する。また、上記CPU25は、上記表示部20に
表示する画像の垂直同期を取るための垂直同期信号を常
時生成している。そして、表示部20に左目用画像と右
目用画像とを交互に表示する際には、上記垂直同期信号
に同期してゲート18およびステレオスコピック部21
を上述のように制御するのである。
【0032】すなわち、上記画像情報出力部17,ゲー
ト18およびD/Aコンバータ19によって上記画像表
示部を構成し、上記ステレオスコピック部21で上記シ
ャッタ制御部を構成するのである。
【0033】図2は、上記CPU25の制御の下に実施
される立体視画像情報作成処理動作の概略を示すフロー
チャートである。以下、図2に従って、立体視画像情報
作成処理動作について簡単に述べる。ステップS1で、
上記画像入力部11によって、立体的に表現したい物体
等の画像が取り込まれてこの取り込まれた画像の2次元
画像情報が作成される。そして、この作成された2次元
画像情報が2次元画像情報格納部12に格納される。ス
テップS2で、上記デプス情報生成部13によって、上
記2次元画像情報格納部12から2次元画像情報が読み
出され、入力部24からの指示に従って上記デプス画像
情報が生成される。そして、この生成されたデプス画像
情報がデプス情報格納部14に格納される。ステップS
3で、上記立体視画像情報生成部15によって、上記2
次元画像情報格納部12から2次元画像情報が読み出さ
れる一方、上記デプス情報格納部14からデプス画像情
報が読み出される。そして、この読み出された両画像情
報に基づいて、左目用画像情報と右目用画像情報とから
なる立体視画像情報が生成される。そして、この生成さ
れた立体視画像情報が立体視画像情報格納部16に格納
される。ステップS4で、上記立体視画像情報修正部2
3によって、入力部24からの指示に基づいて、立体視
画像情報格納部16に格納されている上記立体視画像情
報が修正される。こうして、立体視画像情報作成処理動
作が終了する。
【0034】次に、上記デプス画像情報について説明す
る。このデプス画像情報は映像中における物体の奥行き
を表す情報である。本実施例におけるデプス画像情報
は、2次元画像情報に基づく原画像における各物体の奥
行きのクラスを、最も手前に位置するクラスには最も明
るいことを表す値“31"を対応付ける一方、最も奥に
位置するクラスには最も暗いことを表す値“0"を対応
付けた明暗情報によって表現したものである。したがっ
て、このデプス画像情報におけるより明るい画素に対応
する箇所はより近くに位置することを表す一方、より暗
い画素に対応する箇所はより遠くに位置することを表す
のである。
【0035】上述のようなデプス画像情報は次のように
して生成される。すなわち、まず上記入力部24を構成
するマウスによって、2次元画像情報格納部12に格納
された2次元画像情報に基づく原画像における各領域の
奥行きのクラスを指定する奥行き情報が入力される。そ
うすると、上記デプス情報生成部13によって、入力部
24からの奥行き情報に応じて原画像中の各箇所の奥行
きが複数のクラス(以下、デプス階調と言う)に分けられ
る。そして、原画像の各画素に対応した画素には、その
画素が表現しようとする原画像のデプス階調に応じた明
暗情報が画素値として与えられる。こうして、2次元画
像情報における各画素に係る上記デプス階調を明暗情報
によって表現したデプス画像情報が生成されるのであ
る。
【0036】その結果、図3に示すような原画像に対し
ては、例えば最も近くに位置するような“木"の画素に
は“30"なるデプス画像情報が与えられ、次に近くに
位置する“自動車"の画素には“25"なるデプス画像情
報が与えられる。また、最も遠くに位置する“背景"の
画素には“0"なるデプス画像情報が与えられる。こう
することによって、得られたデプス画像情報(すなわ
ち、デプス階調値を表す明暗情報)に基づいて、図4に
示すように原画像における各箇所の奥行きの程度を明暗
で表現したデプス画像を得ることができるのである。図
4では、デプス画像情報が“30"であって最も明るい
領域を白で表している。一方、デプス画像情報が“0"
であって最も暗い領域を狭いハッチングで表している。
【0037】そして、上述のようなデプス画像情報に基
づいて、デプス画像情報が“30"の“木"の部分やデプ
ス画像情報が“25"の“自動車"の部分が、デプス画像
情報が“0"である“背景"の部分よりも手前に在ること
を表すような立体視画像を作成するのである。尚、上記
デプス画像情報(デプス階調値)は、デプス画像の画素値
としてデプス情報格納部14の対応するアドレスに格納
されるのである。
【0038】このように、2次元画像情報の各画素に係
る奥行きを明暗情報であるデプス画像情報によって表し
ているので、このデプス画像情報に基づくデプス画像を
表示部20に表示することができる。そのために、オペ
レータは表示部20に表示されたデプス画像の明暗の程
度によって、設定された原画像の各箇所の奥行きの程度
を確認しながら立体視画像情報の作成を実施できるので
ある。したがって、本実施例においては、作成される立
体視画像における立体感をデプス画像によってイメージ
しながら上記原画像中の各箇所のデプス階調を設定で
き、リアルな立体感のある立体視画像を容易に作成でき
るのである。
【0039】次に、上述のようにして得られた2次元画
像情報およびデプス画像情報に基づいて、上記立体視画
像情報生成部15によって実施される立体視画像情報の
生成について説明する。
【0040】図5において、上記2次元画像情報に係る
原画像Aの横方向の画素数をxとする一方、縦方向の画
素数をyとする。同様に、デプス画像情報に基づくデプ
ス画像Dの横方向の画素数をxとする一方、縦方向の画
素数をyとする。今、原画像Aにおける画素A(i,j)に
付いて考える(ここで、0≦i<x,0≦j<y)。上述
のように、原画像Aに係る2次元画像情報からデプス画
像に係るデプス画像情報を生成する際には、画像領域に
おける各画素の位置の変更はなされていない。したがっ
て、原画像Aにおける画素A(i,j)に対応するデプス画
像Dにおける画素はD(i,j)と表すことができる。
【0041】ここで、上記原画像Aにおける画素A(i,
j)の画素値を“Aij"とし、デプス画像Dにおける画素
D(i,j)の画素値(すなわち、デプス階調値)を“Dij"と
する。以下、原画像Aにおける画素A(i,j)の画素値
“Aij"とデプス画像Dにおける画素D(i,j)の画素値
“Dij"とに基づいて、左目用画像情報および右目用画
像情報を得る場合について述べる。
【0042】上記左目用画像は、対象となる物体を顔の
左側にある左目の視点から見た場合の画像である。その
結果、左目用画像においては、対象物体の像の位置は原
画像における対象物体の位置よりも視差の1/2の距離
だけ右側に在ることになる。同様に、右目用画像は、対
象となる物体を顔の右側にある右目の視点から見た場合
の画像であるから、右目用画像における対象物体の像の
位置は原画像における対象物体の像の位置よりも視差の
1/2の距離だけ左側に在ることになるのである。その
結果、オペレータは、左目用画像および右目用画像にお
ける同一対象物体の像の位置の原画像における上記対象
物体の像の位置からのずれの合計(すなわち視差)の度合
いに応じて、対象物体の奥行きを感じるのである。つま
り、上記ずれの度合いの大きい対象物体ほど近くに在る
と感じるのである。
【0043】したがって、上記左目用画像および右目用
画像における対象物体の像の位置の原画像における対象
物体の像の位置からのずれ(すなわち、視差の1/2)の
度合いを上記デプス画像情報に基づいて決定すれば、立
体視画像情報を作成できるのである。
【0044】そこで、図5に示すように、上記左目用画
像B1において、原画像Aにおける画素A(i,j)の位置と
同じ位置の画素B1(i,j)の位置から右側に視差の1/2
である距離dだけずれた位置に在る画素をB1(i+d,j)と
する。そして、原画像Aにおける画素A(i,j)と左目用
画像B1における画素B1(i+d,j)とを対応付けるのであ
る。その際における上記距離dは、次のような式(1)に
よって設定する。すなわち、 d=Dij×rate (rate:正の実数)…(1) そして、左目用画像B1における画素B1(i+d,j)の画素
値B1(i+d)jとして、原画像Aにおける画素A(i,j)の画
素値Aijを与えるのである。同様に、原画像Aにおける
画素A(i,j)と右目用画像B2における画素B2(i-d,j)と
を対応付けて、右目用画像B2における画素B2(i-d,j)
の画素値B2(i-d)jとして原画像Aにおける画素A(i,j)
の画素値Aijを与えるのである。
【0045】上記原画像Aの画素値Aijとは、R(赤),
G(緑),B(青)の3成分からなり、各R,G,Bは“0"か
ら“31"の間の整数値を取る。
【0046】こうして、図3に示す原画像に係る2次元
画像情報と図4に示すデプス画像に係るデプス画像情報
とに基づいて作成された左目用画像は、図6(a)に示す
ように、図4における“木"に係るデプス画像情報(デプ
ス階調値)“30"に応じた距離dだけ、図3における
“木"の位置より右側にずれた位置に“木"の映像が存在
する画像となるのである。同様にして作成された右目用
画像は、図6(b)に示すように、図3における“木"の位
置より上記距離dだけ左側にずれた位置に“木"の映像
が存在する画像となるのである。
【0047】すなわち、本実施例においては、オペレー
タは膨大な3次元データを作成/入力することなく、原
画像における各領域に対して、表現したい奥行きのデプ
ス階調値を入力部24から指定するという簡単な操作の
みで、容易に立体視画像を作成することができるのであ
る。
【0048】その際に、上記左目用画像情報あるいは右
目用画像情報の各画素に係る距離dの値は各物体の奥行
きの程度によって異なる。したがって、左目用画像また
は右目用画像において各物体の映像が重なる領域が生ず
る。そこで、例えば図6(a)および図6(b)におけるより
近い物体“木"の映像領域(d=0)とより遠い“背景"の
映像領域とが重なる領域31においては、より近い物体
である“木"の映像がより遠い“背景"の映像によって隠
れてしまうのを防ぐために、上記立体視画像情報生成部
15は次のような処理を実施する。
【0049】すなわち、上記立体視画像情報格納部16
に左目用画像情報あるいは右目用画像情報を書き込む際
に、まず最初により遠い“背景"を表現する画素に係る
画素値を書き込む。そうした後に、より近い物体である
“木"を表現する画素に係る画素値を書き込むのであ
る。換言すれば、デプス画像情報のより小さな値に基づ
く左目用画像情報あるいは右目用画像情報から順に書き
込むのである。
【0050】こうすることによって、図6(a)あるいは
図6(b)において“木"の映像領域と“背景"の映像領域
とが重なる領域31においては、先に立体視画像情報格
納部16の領域31に相当するアドレスに書き込まれた
“背景"の画像情報が、後に“木"の画像情報によって置
き換えられるのである。その結果、図6(a)あるいは図
6(b)のように、上記領域31にはより近い物体“木"の
映像が表示されるのである。このような処理は、より近
い物体“木"の映像領域とより遠い物体“自動車"の映像
領域とが重なる領域32や、より近い物体“自動車"の
映像領域とより遠い“背景"の映像領域とが重なる領域
(図示せず)についても実施される。
【0051】図7は、上記CPU25の制御の下に、上
述のような処理を実施する左目用画像情報生成処理動作
のフローチャートである。以下、図6に従って左目用画
像情報生成処理動作について詳細に説明する。尚、この
説明における原画像Aおよびデプス画像Dの横画素数x
と縦画素数yとは“512"であり、デプス階調数は
“32"であるとする。
【0052】ステップS11で、デプス階調値DEPTHに上
記デプス階調の取り得る最小値“0"がセットされる。
ステップS12で、縦画素番号Jに“0"がセットされ
る。この場合の画素とは原画像Aおよびそれに対応した
デプス画像Dの画素である。ステップS13で、横画素番
号Iに“0"がセットされる。
【0053】ステップS14で、上記デプス情報格納部1
4からデプス画像Dの画素D(I,J)の画素値であるデプ
ス画像情報(明暗情報:デプス階調値)“DIJ"が読み出
される。ステップS15で、上記ステップS14において読
み出された画素値“DIJ"がデプス階調値DEPTHの内容と
同じか否かが判別される。その結果同じであればステッ
プS16に進み、そうでなければステップS20に進む。
【0054】ステップS16で、上記原画像Aの画素A
(I,J)に対応する左目用画像B1の画素が“B1(I+DEPTH,
J)"に設定される。すなわち、この場合には上記式(1)
において、rate=1である。ステップS17で、上記2次
元画像情報格納部12から原画像Aの画素A(I,J)の画
素値“AIJ"が読み出される。ステップS18で、上記左
目用画像B1における上記画素B1(I+DEPTH,J)の画素値
B1(I+DEPTH)Jに、原画像Aにおける画素A(I,J)の画素
値“AIJ"がセットされる。ステップS19で、上記画素
値B1(I+DERTH)Jが、立体視画像情報格納部16におけ
る左目用画像B1の画素B1(I+DEPTH,J)に対応するアド
レスに格納される。
【0055】ステップS20で、上記横画素番号Iの内容
がインクリメントされる。ステップS21で、上記横画素
番号Iの内容が最大画素数“512"より小さいか否か
が判別される。その結果、“512"より小さければス
テップS14に戻って横方向に次の画素の処理が実施され
る。一方、そうでなければステップS22に進む。ステッ
プS22で、上記縦画素番号Jの内容がインクリメントさ
れる。ステップS23で、上記縦画素番号Jの内容が最大
画素数“512"より小さいるか否かが判別される。そ
の結果、“512"より小さければステップS13に戻っ
て次のラインの画素に係る処理が実施される。一方、そ
うでなければステップS24に進む。ステップS24で、上
記デプス階調値DEPTHの内容がインクリメントされる。
ステップS25で、上記デプス階調値DEPTHの内容がデプ
ス階調の取り得る最大値(即ち、(デプス階調数−1)に
相当)“31"以下であるか否かが判別される。その結
果、“31"以下であればステップS12に戻って次のデ
プス階調値に係る処理が実施される。一方、そうでなけ
れば左目用画像情報生成処理動作を終了する。
【0056】こうして、左目用画像情報生成処理動作
は、デプス階調値の低い順に(すなわち、最も遠い“背
景"から順に)同一デプス階調値を有する原画像Aの画素
を検索し、その検索された原画像Aの画素に対応する左
目用画像B1の画素とその画素値とを上記デプス階調値
と原画像Aの画素値とに基づいて設定するのである。
【0057】図8は、上記CPU25の制御の下に実施
される右目用画像情報生成処理動作のフローチャートで
ある。尚、この場合にも原画像Aおよびデプス画像Dの
横画素数xと縦画素数yは“512"であり、デプス階
調数は“32"である。この右目用画像情報生成処理動
作のフローチャートは、図6に示した左目用画像情報生
成処理動作のフローチャートと大略同じである。但し、
以下の点のみが異なる。 ステップS36では、上記原
画像Aの画素A(I,J)に対応する右目用画像B2の画素が
“B2(I-DEPTH,J)"に設定される。 ステップS38で
は、上記右目用画像B2における画素B2(I-DEPTH,J)の
画素値B2(I-DEPTH)Jに、原画像Aにおける画素A(I,J)
の画素値“AIJ"がセットされる。 ステップS39で
は、上記画素値B2(I-DEPTH)Jが、立体視画像情報格納
部16における右目用画像B2の画素B2(I-DEPTH,J)に
対応するアドレスに格納される。
【0058】このようにして、上述のアルゴリズムによ
って生成された左目用画像情報に基づいて作成された図
3に示す原画像に係る左目用画像の具体例を図9に示
す。また、右目用画像情報に基づいて作成された図3に
示す原画像に係る右目用画像の具体例を図10に示す。
【0059】次に、上記左目用画像情報および右目用画
像情報の修正について説明する。上述のように、上記左
目用画像情報あるいは右目用画像情報における距離dの
値は各物体の奥行きの程度によって異なる。したがっ
て、左目用画像あるいは右目用画像において各物体の映
像間に画像情報が生成されない領域(原画像においてよ
り近い物体の死角に入っているため、元々2次元画像情
報に画像情報が無い領域:以下、死角領域と言う)が生
ずる。そこで、例えば図6(a)および図6(b)において、
“木"の映像領域と“背景"の映像領域との間に生じた死
角領域33や“自動車"の映像領域と“背景"の映像領域
との間に生じた死角領域34や“自動車"の映像領域と
“木"の映像領域との間に生じた死角領域35に映像が
無くなるのを防ぐために、次のような複写処理や描画処
理を実施するのである。
【0060】すなわち、図6(a)あるいは図6(b)におけ
る死角領域33や死角領域34のように、原画像に同じ
映像(“背景"の映像)が存在するような映像が表示され
るべき死角領域の画素値は、図1における入力部24か
ら描画処理内容“複写処理"を入力することによって、
立体視画像情報修正部23によって上記同じ映像の画素
値を複写して得るのである(以下、このような処理を複
写処理と言う)。また、死角領域35のように、原画像
に同じ映像が存在しないような映像が表示されるべき死
角領域の画素値は、入力部24から描画処理内容“描画
処理"を入力することによって、さらに入力部24から
入力された描画指示に従って、立体視画像情報修正部2
3によって新たに生成するのである(以下、このような
処理を描画処理と言う)。
【0061】その場合に、例えば左目用画像情報におけ
る死角領域35に対する描画処理を実施する際には、上
記画像情報出力部17によって立体視画像情報格納部1
6から読み出された左目用画像情報に基づいて、ゲート
18の制御によって表示部20に左目用画像のみを表示
するようにする。そして、オペレータは表示部20に表
示された左目用画像の死角領域35を見ながら死角領域
35に対する描画を行なうのである。上述のような複写
処理や描画処理によって生成された各死角領域に係る画
素値は、上記立体視画像情報格納部16の各死角領域に
対応するアドレスに格納される。
【0062】このようにして、図9に示すような左目用
画像を呈する左目用画像情報を修正した結果、図11に
示すような左目用画像を呈する左目用画像情報が得られ
る。同様にして、図10に示すような右目用画像を呈す
る右目用画像情報を修正した結果、図12に示すような
右目用画像を呈する右目用画像情報が得られるのであ
る。
【0063】こうして生成されて上記立体視画像情報格
納部16に格納された立体視画像情報に基づいて、ゲー
ト18の動作によって、図13に示すように左目用画像
と右目用画像とが表示部20に交互に表示される。その
際に、オペレータ36は、上述のように、上記ステレオ
スコピック部21の制御に基づいて液晶シャッタが開閉
される液晶シャッタ・メガネ22を装着して表示部20
の画面を見ることによって、立体的な映像を知覚するこ
とができるのである。
【0064】次に、上記左目用画像と右目用画像とが交
互に切り替わる立体視画像を表示部20に表示する立体
視画像表示動作について説明する。上述のような立体視
画像の表示は、CPU25による画像情報出力部17,
ゲート18およびステレオスコピック部21の制御に基
づいて行われる。その際における上記CPU25による
ゲート18およびステレオスコピック部21の動作制御
は、上述のように垂直同期信号に同期して実施されるの
である。以下、上記CPU25によって、上記垂直同期
信号に同期して実施される立体視画像表示処理動作につ
いて詳細に説明する。
【0065】図14は上記CPU25によって実施され
る立体視画像表示ルーチンのフローチャートである。以
下、図14に従って、立体視画像表示処理動作について
詳細に説明する。上記CPU25は、入力部24からの
立体視画像表示要求を受けて割り込み処理に入り、上記
立体視画像表示ルーチンが実施される。すなわち、ステ
ップS51で、垂直同期信号のレベルが“H"から“L"に
反転したか否かが判別される。その結果、“L"に反転
すればステップS52に進む。ステップS52で、直前にゲ
ート18に出力した制御信号の内容に基づいて、現在表
示部20に表示されている画像は左目用画像であるか否
かが判別される。その結果左目用画像であればステップ
S53に進み、そうでなければステップS55に進む。
【0066】ステップS53で、上記ステレオスコピック
部21に対して、左目側の液晶シャッタ閉/右目側の液
晶シャッタ開を指示する制御信号が出力される。ステッ
プS54で、上記ゲート18に対して、右目用画像情報出
力を指示する制御信号が出力される。こうして、上記液
晶シャッタ・メガネ22の左目側の液晶シャッタが閉鎖
されると同時に右目側の液晶シャッタが開放され、表示
部20には右目用画像が表示されるのである。
【0067】ステップS55で、上記ステレオスコピック
部21に対して、右目側の液晶シャッタ閉/左目側の液
晶シャッタ開を指示する制御信号が出力される。ステッ
プS56で、上記ゲート18に対して、左目用画像情報出
力を指示する制御信号が出力される。こうして、上記液
晶シャッタ・メガネ22の左目側の液晶シャッタが開放
されると同時に右目側の液晶シャッタが閉鎖され、表示
部20には左目用画像が表示されるのである。
【0068】ステップS57で、上記入力部24から立体
視画像表示停止の割り込み要求があるか否かが判別され
る。その結果、割り込み要求がなければステップS51に
戻って次のフレームの処理に入る。一方、割り込み要求
があればメインルーチンへリターンする。以後、上記ス
テップS57において立体視画像表示停止の割り込み要求
を受けるまで、上記ステップS51からステップS57まで
が繰り返されて、表示部20には立体視画像が表示され
る一方、液晶シャッタ・メガネ22の右目側の液晶シャ
ッタと左目側の液晶シャッタとが交互に閉鎖される。図
15は、上述のような立体視画像表示時での垂直同期信
号,表示画像,左目側の液晶シャッタおよび右目側の液晶
シャッタのタイミングチャートである。1/120秒毎
に垂直同期信号のレベルが“L"に反転し、それと同期
して液晶シャッタ・メガネ22の液晶シャッタの開閉制
御と表示画像の切り替え制御が実施される。
【0069】このように、本実施例においては、画像入
力部11から出力された2次元画像情報に基づく原画像
における各領域のデプス階調値が入力部24からの奥行
き情報によって指定される。そうすると、デプス情報生
成部13は、この指定されたデプス階調に応じた明暗情
報によるデプス画像情報を生成する。そうすると、立体
視画像情報生成部15は、上記左目用画像あるいは右目
用画像における同一物体の映像の上記距離d(=視差の
1/2)の値を式(1)に従って算出する。そして更に、こ
の算出された上記距離dの値と上記2次元画像情報とに
基づいて左目用画像情報および右目用画像情報を生成す
る。その際に、近い物体の映像と遠い物体の映像との重
なる領域の画素値は、上記2次元画像情報におけるより
近い物体の画素値とする。
【0070】こうして生成された左目用画像情報および
右目用画像情報から成る立体視画像情報が画像情報出力
部17によって読み出されて、左目用画像および右目用
画像がゲート18の制御によって表示部20に所定時間
間隔で交互に表示される。したがって、オペレータは、
ゲート18による左目用画像と右目用画像との切り替え
タイミングに同期してステレオスコピック部21によっ
て液晶シャッタが開閉される液晶シャッタ・メガネ22
を通して、表示部20に表示される左目用画像を左目で
見ることができる一方、右目用画像を右目で略同時に見
ることができることになる。その結果、オペレータは、
左目用画像および右目用画像における同一物体の映像に
係る位置のずれ(=2d=視差)によって上記各物体の奥
行きを感じることができ、立体的な映像を知覚できるの
である。
【0071】したがって、本実施例によれば、実際に立
体物を作成したり膨大な数の3次元データを作成/入力
したりする必要がなく、原画像の各領域のデプス階調値
を指定するだけで、2次元画像情報に基づいて短時間に
容易に立体視画像を作成することができる。
【0072】また、その際に、上記左目用画像あるいは
右目用画像における近い物体の映像に係る上記距離dの
値と遠い物体の映像に係る上記距離dの値の違いから生
ずる死角領域の画素値を、入力部24からオペレータに
よって入力される描画処理内容や描画指示に従って複写
処理や描画処理によって生成する。したがって、自然画
像のような複雑な2次元画像情報からであっても、リア
ルな立体感を与える映像を呈示できる立体視画像情報を
作成することができるのである。
【0073】上記実施例においては、例えば図6(a)に
おける死角領域33,死角領域34または死角領域35
に対する上記複写処理および描画処理の指定は、上記入
力部24から各死角領域毎に入力するようにしている。
しかしながら、この発明はこれに限定されるものではな
い。
【0074】例えば、総ての死角領域に対して複写処理
を実施して、一旦その死角領域の輪郭を構成する画素の
うちより遠方の物体に係る画素の画素値を水平方向に繰
り返して複写する。すなわち、上記死角領域33の場合
には、この死角領域33の輪郭を構成する画素のうち
“木"の映像より遠方に在る“背景"の映像を構成する画
素の画素値を右方向に繰り返して複写する。また、死角
領域35の場合には、この死角領域35の輪郭を構成す
る画素のうち“木"の映像より遠方に在る“自動車"の映
像を構成する画素の画素値を右方向に繰り返して複写す
るのである。次に、こうして生成された各死角領域の映
像を表示部20によって評価して、具合の悪い死角領域
−例えば、死角領域35の輪郭を構成する画素のうち
“自動車"の映像を構成する画素が“ドア"を表す画素の
場合には、死角領域35には実際より幅の広い“ドア"
の映像が描画される−に対してのみ上記描画処理を実施
して、死角領域の映像を修正してもよい。こうすること
によって、オペレータの負担を軽くすることができる。
【0075】また、上記実施例においては、一つの物体
に係るデプス画像情報を一種類のデプス画像情報の値に
よって表している。しかしながら、この発明はこれに限
定されるものではなく、一つの物体を更により近い領域
とより遠い領域とに分けて複数のデプス画像情報の値に
よって表現して、よりリアルな立体視画像をプレゼンテ
ーションするようにできる。
【0076】この発明における上記距離dの算出,左目/
右目用画像情報生成処理および立体視画像表示処理のア
ルゴリズは上記実施例におけるアルゴリズムに限定され
るのではない。また、上記実施例におけるデプス情報生
成部13は、明暗情報であるデプス画像情報をデプス情
報として生成している。しかしながら、この発明におい
てはこれに限定されるものではない。また、上記実施例
における立体視画像情報格納部16を外部記憶手段によ
って構成して、作成された立体視画像情報を保存できる
ようにしても何等差し支えない。また、上記実施例にお
いては、オペレータは液晶シャッタ・メガネ22を通し
て左目用画像と右目用画像とを見るようにしているが、
他のシッャタ手段を有するシャッタ付きメガネを通して
見るようにしても構わない。
【0077】また、上記実施例においては、カメラやイ
メージ・スキャナ等がら成る画像入力部11によって2
次元画像情報を得るようにしている。しかしなら、この
発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記画
像入力部11は描画手段を有して、上記入力部24から
入力される対象物体の描画情報に従って描画によって2
次元画像情報を作成するようにすれば、イラスト等の人
工画の立体視画像情報も容易に作成可能となり、さらに
利用範囲を広げることができる。
【0078】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
立体視画像作成装置は、画像入力部から出力された2次
元画像情報に基づく原画像中の各箇所の奥行きを、デプ
ス情報生成部によって、入力部から入力された奥行き情
報に従って複数のクラスに分ける。さらに、上記2次元
画像情報における各画素に係る上記奥行きのクラスを表
すデプス情報を生成する。
【0079】そうすると、立体視画像情報生成部は、上
記2次元画像情報とデプス情報とに基づいて、所定のル
ールに従って、左目用画像情報と右目用画像情報とから
成る立体視画像情報を生成する。そして、画像表示部に
よって、上記左目用画像情報および右目用画像情報に基
づく左目用画像と右目用画像とを交互に切り替えて表示
部に表示する。それと同時に、シャッタ制御部によって
シャッタ付きメガネのシャッタを制御して、上記表示部
に左目用画像が表示されている場合には右目側のシャッ
タを閉鎖する一方、右目用画像が表示されている場合に
は左目側のシャッタを閉鎖するようにしている。その結
果、オペレータは上記シャッタ付きメガネを通して左目
用画像を左目で見る一方、右目用画像を右目で略同時に
見ることができ、立体的な映像を知覚できるのである。
【0080】したがって、この発明によれば、立体物を
実際に作成したり3次元データを作成/入力したりする
必要がなく、入力部から奥行き情報を入力するだけで自
然画像等の複雑な立体視画像情報を容易に作成できる。
【0081】また、第2の発明の立体視画像作成装置
は、上記デプス情報生成部によってデプス情報を生成す
る際に、上記2次元画像情報における各画素に係る奥行
きのクラスを明暗情報生成手段による明暗情報で表現し
たデプス画像情報を上記デプス情報として生成する。そ
して、上記画像表示部によって上記デプス画像情報に基
づくデプス画像を上記表示部に表示するので、上記原画
像における各領域の奥行きの度合いを上記デプス画像の
明暗によって知ることができる。したがって、この発明
によれば、立体視画像を実際に表示する前に、上記原画
像全体の各部の奥行きの程度を確認してから立体視画像
情報を生成でき、自然画像等の複雑な立体視画像を更に
容易に作成できる。
【0082】また、第3の発明の立体視画像作成装置
は、入力部から入力された描画情報に従って、立体視画
像情報修正部によって、上記原画像では死角に入って見
えない箇所であって上記左目用画像または右目用画像で
は視点の移動に伴って見えるようになる領域の画像情報
を所定の手順によって生成して、上記立体視画像情報格
納部に格納された立体視画像情報の修正を行うことがで
きる。したがって、この発明によれば、更に複雑な立体
視画像を容易に作成できる。
【0083】また、第4の発明の立体視画像作成装置
は、入力部から入力された対象物体の描画情報に基づい
て、上記画像入力部の描画手段によって上記対象物体の
画像を表す2次元画像情報を作成して上記2原画像情報
格納部に格納できる。したがって、この発明によれば、
イラスト等の人工画の立体視画像情報を容易に作成で
き、さらに利用範囲を広げることができる。
【0084】また、第5の発明の立体視画像作成装置
は、上記立体視画像情報格納部を外部記憶手段によって
構成している。したがって、この発明によれば、自然画
像等の複雑な立体視画像情報を容易に作成して保管でき
ると共に、この保管された立体視画像情報に基づく立体
視画像をいつでも容易に表示できる。
【0085】また、第6の発明の立体視画像作成方法
は、対象物体の画像を表す2次元画像情報に基づく原画
像中の各箇所の奥行きを複数のクラスに分け、上記2元
画像情報における各画素に係る奥行きのクラスを表すデ
プス情報を生成する。そして、上記デプス情報に基づく
左目用画像情報と右目用画像情報とにおける対応する画
素に係る視差と上記2次元画像情報とに基づいて、左目
用画像情報および右目用画像情報を作成し、この作成さ
れた左目用画像情報および右目用画像情報に基づく左目
用画像と右目用画像とを所定の時間間隔で交互に切り替
え表示する。したがって、この発明によれば、立体物を
実際に作成したり3次元データを作成/入力したりする
必要がなく、上記原画像中の各箇所の奥行きを複数のク
ラスに分けるという簡単な操作によって自然画像等の複
雑な立体視画像を容易に作成できる。
【0086】また、第7の発明の立体視画像作成方法
は、上記デプス情報を生成する際に、上記2次元画像情
報における各画素に係る奥行きのクラスを明暗情報で表
現したデプス画像情報を上記デプス情報として生成す
る。そして、この生成されたデプス画像情報に基づい
て、上記原画像中の各箇所における設定された奥行きの
クラスを明暗によって表現したデプス画像を必要に応じ
て表示する。また、上記デプス画像情報におけるより明
るい画素に対応する箇所はより近くに位置するとする一
方、より暗い画素に対応する箇所はより遠くに位置する
として、上記デプス画像情報に基づいて上記視差を求め
るようにしている。その結果、上記原画像の各領域にお
ける奥行きの度合いを上記デプス画像情報に基づくデプ
ス画像によって知ることができる。したがって、この発
明によれば、上記原画像全体の各部の奥行きの程度を確
認してから立体視画像情報を作成でき、自然画像等の複
雑な立体視画像を更に容易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の立体視画像作成装置における一実施
例のブロック図である。
【図2】立体視画像情報作成処理動作のフローチャート
である。
【図3】図1における画像入力部からの2次元画像情報
による原画像の具体例を示す図である。
【図4】図3に示す原画像に基づくデプス画像の具体例
を示す図である。
【図5】左目用画像情報および右目用画像情報の生成の
説明図である。
【図6】図3に示す原画像および図4に示すデプス画像
に基づく左目用画像情報生成および右目用画像情報生成
の説明図である。
【図7】左目用画像情報生成処理動作のフローチャート
である。
【図8】右目用画像情報生成処理動作のフローチャート
である。
【図9】図3に示す原画像に係る左目用画像の具体例を
示す図である。
【図10】図3に示す原画像に係る右目用画像の具体例
を示す図である。
【図11】修正後の左目用画像情報に基づく左目用画像
の具体例を示す図である。
【図12】修正後の右目用画像情報に基づく右目用画像
の具体例を示す図である。
【図13】左目用画像および右目用画像の表示状態を示
す図である。
【図14】立体視画像表示ルーチンのフローチャートを
示す図である。
【図15】立体視画像表示時におけるタイミングチャー
トを示す図である。
【図16】従来の立体視画像を得る方法の説明図であ
る。
【図17】図16とは異なる従来の立体視画像を得る方
法の説明図である。
【符号の説明】
11…画像入力部、 12…2次元画像
情報格納部、13…デプス情報生成部、 14
…デプス情報格納部、15…立体視画像情報生成部、
16…立体視画像情報格納部、17…画像情報出力
部、 18…ゲート、20…表示部、
21…ステレオスコピック部、22…液
晶シャッタ・メガネ、 23…立体視画像情報修正
部、24…入力部、 25…CP
U、33,34,35…死角領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 史郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物体の画像を取り込んで、この取り
    込まれた画像を表す2次元画像情報を出力する画像入力
    部と、 上記画像入力部から出力された上記2次元画像情報を格
    納する2次元画像情報格納部と、 上記2次元画像情報に基づく原画像中の各箇所における
    奥行きのクラスを指定するための奥行き情報が入力され
    る入力部と、 上記入力部から入力された奥行き情報に従って上記原画
    像中の各箇所の奥行きを複数のクラスに分け、上記2次
    元画像情報における各画素に係る上記奥行きのクラスを
    表すデプス情報を生成するデプス情報生成部と、 上記デプス情報生成部によって生成されたデプス情報を
    格納するデプス情報格納部と、 上記2次元画像情報格納部に格納された2次元画像情報
    と上記デプス情報格納部に格納されたデプス情報とに基
    づいて、所定のルールに従って、上記対象物体を左目の
    視点から見た左目用画像を表示するための左目用画像情
    報と上記対象物体を右目の視点から見た右目用画像を表
    示するための右目用画像情報との組から成る立体視画像
    情報を生成する立体視画像情報生成部と、 上記立体視画像情報生成部によって生成された立体視画
    像情報を格納する立体視画像情報格納部と、 上記立体視画像情報格納部に格納された左目用画像情報
    および右目用画像情報を読み出して、左目用画像と右目
    用画像とを表示部に所定の時間間隔で交互に切り替え表
    示する画像表示部と、 オペレータが上記表示部に表示された上記左目用画像お
    よび右目用画像を見る際に用いるシャッタ付きメガネ
    と、 上記画像表示部によって実施される左目用画像と右目用
    画像との切り替えのタイミングに同期して、上記表示部
    に上記左目用画像が表示されている場合には上記シャッ
    タ付きメガネの右目側のシャッタを閉鎖する一方、上記
    右目用画像が表示されている場合にはシャッタ付きメガ
    ネの左目側のシャッタを閉鎖するシャッタ制御部を備え
    たことを特徴とする立体視画像作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の立体視画像作成装置に
    おいて、 上記デプス情報生成部は明暗情報生成手段を有して、上
    記2次元画像情報における各画素に係る奥行きのクラス
    を表すデプス情報を生成するに際して、上記奥行きのク
    ラスを明暗情報で表現したデプス画像情報を上記デプス
    情報として生成し、 上記画像表示部は、必要に応じて上記デプス画像情報を
    読み出して、上記原画像中の各箇所の奥行きのクラスを
    明暗で表現したデプス画像を上記表示部に表示すること
    を特徴とする立体視画像情報作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の立体視画像作成装置において、 上記入力部は、上記奥行き情報に加えて、上記立体視画
    像情報生成部によって生成された立体視画像情報に基づ
    く立体視画像に対する描画情報が入力されると共に、 上記入力部から入力された描画情報に従って、上記原画
    像では死角に入って見えない箇所であって上記左目用画
    像または右目用画像では上記視点の移動に伴って見える
    ようになる領域の画像情報を所定の手順によって生成し
    て、上記立体視画像情報の修正を行なう立体視画像情報
    修正部を備えたことを特徴とする立体視画像作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに
    記載の立体視画像作成装置において、 上記画像入力部は描画手段を有し、 上記入力部は上記奥行き情報に加えて対象物体の描画情
    報が入力されて、 上記入力部から上記対象物体に対する描画情報が入力さ
    れた場合には、この描画情報に基づいて、上記描画手段
    によって上記対象物体の画像を表す2次元画像情報を作
    成することを特徴とする立体視画像作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに
    記載の立体視画像作成装置において、 上記立体視画像情報格納部は、外部記憶手段によって構
    成されたことを特徴とする立体視画像作成装置。
  6. 【請求項6】 物体を左目の視点から見た左目用画像と
    上記物体を右目の視点から見た右目用画像との組から成
    る立体視画像を作成する立体視画像作成方法において、 対象物体の画像を表す2次元画像情報を作成し、 上記2次元画像情報に基づく原画像中の各箇所の奥行き
    を複数のクラスに分けて、上記2次元画像情報における
    各画素に係る奥行きのクラスを表すデプス情報を生成
    し、 上記左目用画像を表示するための左目用画像情報と右目
    用画像を表示するための右目用画像情報とにおける対応
    する画素に係る視差を、上記デプス情報に基づいて求
    め、 この求められた視差の値と上記2次元画像情報とに基づ
    いて、上記左目用画像情報および右目用画像情報から成
    る立体視画像情報を作成し、 この作成された左目用画像情報および右目用画像情報に
    基づく左目用画像と右目用画像とを所定の時間間隔で交
    互に切り替え表示することを特徴とする立体視画像作成
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の立体視画像作成方法に
    おいて、 上記デプス情報を生成する際には、上記2次元画像情報
    における各画素に係る奥行きのクラスを明暗情報で表現
    したデプス画像情報を上記デプス情報として生成し、 上記生成されたデプス画像情報に基づいて、上記原画像
    中の各箇所の奥行きのクラスを明暗で表現したデプス画
    像を必要に応じて表示すると共に、 上記左目用画像情報と右目用画像情報とにおける対応す
    る画素に係る視差を求める際には、上記デプス画像情報
    におけるより明るい画素に対応する箇所はより近くに位
    置するとする一方、より暗い画素に対応する箇所はより
    遠くに位置するとして、上記デプス情報である上記デプ
    ス画像情報に基づいて上記視差を求めることを特徴とす
    る立体視画像作成方法。
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