JPH08331599A - 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置 - Google Patents

時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置

Info

Publication number
JPH08331599A
JPH08331599A JP13018795A JP13018795A JPH08331599A JP H08331599 A JPH08331599 A JP H08331599A JP 13018795 A JP13018795 A JP 13018795A JP 13018795 A JP13018795 A JP 13018795A JP H08331599 A JPH08331599 A JP H08331599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
motion vector
stereoscopic video
time
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13018795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3096612B2 (ja
Inventor
Shiyuugo Yamashita
周悟 山下
Haruhiko Murata
治彦 村田
Toshiyuki Okino
俊行 沖野
Yukio Mori
幸夫 森
Akihiro Maenaka
章弘 前中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13018795A priority Critical patent/JP3096612B2/ja
Publication of JPH08331599A publication Critical patent/JPH08331599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096612B2 publication Critical patent/JP3096612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/97Determining parameters from multiple pictures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/361Reproducing mixed stereoscopic images; Reproducing mixed monoscopic and stereoscopic images, e.g. a stereoscopic image overlay window on a monoscopic image background
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2213/00Details of stereoscopic systems
    • H04N2213/007Aspects relating to detection of stereoscopic image format, e.g. for adaptation to the display format

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、時分割方式立体映像信号を自動
的に検出できる時分割方式立体映像信号自動検出方法を
提供することを目的とする。 【構成】 時分割方式立体映像信号検出方法において、
入力映像信号の各フィールド毎に水平方向の動きベクト
ルを検出し、過去所定数のフィールドにおいて検出され
た水平方向の動きベクトルに基づいて、入力映像信号が
時分割方式立体映像信号であるか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時分割方式立体映像
信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および
立体映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近話題になっている3次元映像表示シ
ステムに使用される3次元映像ソフトは、その大半が3
次元映像表示システム用に特別に作成されたものであ
る。このような3次元映像ソフトは、一般には2台のカ
メラを用いて左目用映像と右目用映像とを撮像して記録
されたものである。3次元映像ソフトに記録された左右
の映像は、ほぼ同時に表示装置に重ね合わされて表示さ
れる。そして、重ね合わされて表示される左目用映像と
右目用映像とを、観察者の左右の目にそれぞれ別々に入
射させることによって、観察者に3次元映像が認識され
る。
【0003】ところで、現在、2次元映像ソフトが多数
存在している。したがって、これらの2次元映像ソフト
から3次元映像を生成することができれば、既存の2次
元映像ソフトと同じ内容の3次元映像ソフトを最初から
作り直すといった手間が省ける。
【0004】このようなことから、2次元映像を3次元
映像に変換する方法が既に提案されている。2次元映像
を3次元映像に変換する従来方法として、次のようなも
のが挙げられる。すなわち、左から右方向に移動する物
体が映っている2次元映像の場合、この元の2次元映像
を左目用映像とし、この左目用映像に対して数フレーム
前の映像を右目用映像とする方法である。このようにす
ると、左目用映像と右目用映像との間に視差が生じるの
で、この両映像をほぼ同時に画面上に表示することによ
り、移動する物体が背景に対して前方に浮き出される。
【0005】なお、左目用映像に対して数フレーム前の
映像は、元の2次元映像をフィールドメモリに記憶さ
せ、所定フィールド数分、遅延して読み出すことにより
得られる。以上のような、従来方法をフィールド遅延方
式ということにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法において
は、左目用映像および右目用映像の一方に対する他方の
遅延量を一定にした場合には、移動物体の水平方向の動
きが速くなるほど視差が大きくなるため、立体感が変化
し3次元映像がみにくくなる。
【0007】そこで、本出願人は、安定した立体感を得
るために、移動物体の水平方向の動きが速くなるほど、
左目用映像および右目用映像の一方に対する他方の遅延
量を小さくすることを考案した。このようにすると、水
平方向の動きの速い映像に対しては比較的新しいフィー
ルドが遅延画像として提示され、水平方向の動きの遅い
映像に対しては比較的古いフィールドが遅延画像として
提示される。
【0008】本出願人は、上記のような2次元映像を3
次元映像に変換する方法を採用した2D/3D変換装置
を備えた立体映像表示装置を開発した。このような立体
映像表示装置においては、次のような3種の表示モード
を設け、それらの表示モードを切り替えることによっ
て、3種類の映像を見れるようにすることが考えられ
る。
【0009】(i) 2D/3D表示モード:入力された2
次元映像信号から右目用映像信号と左目用映像信号とを
生成して、ディスプレイに供給することにより、立体映
像を表示するモード
【0010】(ii)2D表示モード:入力された2次元映
像信号をそのままディスプレイに表示するモード
【0011】(iii) シリアル3D表示モード:右目用映
像信号と左目用映像信号とが交互に1フィールドずつ送
られてくる時分割方式立体映像信号を入力させ、時分割
方式立体信号を右目用映像信号と左目用映像信号とに分
離して、ディスプレイに供給することにより、立体映像
を表示するモード
【0012】上記のような、3つの表示モードが選択可
能な立体映像表示装置において、2D/3D表示モード
または2D表示モードが選択されているときに、時分割
方式立体映像信号が入力された場合には、被写体および
背景が1フィールドごとに左右に振れるため、映像がみ
ずらくなるという問題がある。
【0013】この発明は、時分割方式立体映像信号を自
動的に検出できる時分割方式立体映像信号自動検出方法
および時分割方式立体映像信号自動検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】この発明は、入力された2次元映像から右
目用映像と左目用映像とを生成してディスプレイに供給
することにより、立体映像を表示する2D/3D表示モ
ードと、入力された時分割方式立体映像信号を右目用映
像と左目用映像とに分離してディスプレイに供給するこ
とにより、立体映像を表示するシリアル3D表示モード
とを備えた立体映像表示装置において、入力された信号
が時分割方式立体映像信号であるときには、表示モード
をシリアル3D表示モードに自動的に切り替えることが
できる立体映像表示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明による時分割方
式立体映像信号検出方法は、入力映像信号の各フィール
ド毎に水平方向の動きベクトルを検出し、過去所定数の
フィールドにおいて検出された水平方向の動きベクトル
に基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
あるか否かを判定することを特徴とする。
【0016】入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
あるか否かの判定は、たとえば、過去所定数のフィール
ドにおいて検出された水平方向の動きベクトルの方向
が、1フィールド毎に反対方向になっているか否かに基
づいて行なわれる。
【0017】入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
あるか否かの判定を次のようにして行なうようにしても
よい。つまり、水平方向の動きベクトルを検出する領域
を複数設定しておき、各領域ごとに、水平方向の動きベ
クトルの方向が過去所定数のフィールドにわたって1フ
ィールド毎に反対方向になっているか否かを判定し、1
フィールド毎に反対方向になっていると判定された領域
の数の全領域に対する割合が、所定値以上か否かに基づ
いて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号であるか
否かを判定する。
【0018】この発明による時分割方式立体映像信号検
出装置は、入力映像信号の各フィールド毎に水平方向の
動きベクトルを検出する検出手段、ならびに過去所定数
のフィールドにおいて検出された水平方向の動きベクト
ルに基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号
であるか否かを判定する判定手段を備えていることを特
徴とする。
【0019】判定手段としては、たとえば、過去所定数
のフィールドにおいて検出された水平方向の動きベクト
ルの方向が、1フィールド毎に反対方向になっているか
否かに基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信
号であるか否かを判定するものが用いられる。
【0020】水平方向の動きベクトルを検出する領域が
複数設定されている場合には、判定手段としては、たと
えば、各領域ごとに、水平方向の動きベクトルの方向が
過去所定数のフィールドにわたって1フィールド毎に反
対方向になっているか否かを判定する手段、ならびに1
フィールド毎に反対方向になっていると判定された領域
の数の全領域に対する割合が、所定値以上であるか否か
に基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
あるか否かを判定する手段を備えているものが用いられ
る。
【0021】この発明による立体映像表示装置は、入力
された2次元映像から右目用映像と左目用映像とを生成
してディスプレイに供給することにより、立体映像を表
示する2D/3D表示モードと、入力された時分割方式
立体映像信号を右目用映像と左目用映像とに分離してデ
ィスプレイに供給することにより、立体映像を表示する
シリアル3D表示モードとを備えた立体映像表示装置に
おいて、入力映像信号の各フィールド毎に水平方向の動
きベクトルを検出し、過去所定数のフィールドにおいて
検出された水平方向の動きベクトルに基づいて、入力映
像信号が2次元映像信号であるか時分割方式立体映像信
号であるかを判定する判定手段、ならびに入力映像信号
が時分割方式立体映像信号であるときには、表示モード
をシリアル3D表示モードに設定するモード設定手段を
備えていることを特徴とする。
【0022】判定手段としては、たとえば、入力映像信
号の各フィールド毎に水平方向の動きベクトルを検出す
る手段、ならびに過去所定数のフィールドにおいて検出
された水平方向の動きベクトルの方向が、1フィールド
毎に反対方向になっているか否かに基づいて、入力映像
信号が時分割方式立体映像信号であるか否かを判定する
手段を備えているものが用いられる。
【0023】水平方向の動きベクトルを検出する領域が
複数設定されている場合には、判定手段としては、たと
えば、入力映像信号の各フィールド毎に水平方向の動き
ベクトルを検出する手段、各領域ごとに、水平方向の動
きベクトルの方向が過去所定数のフィールドにわたって
1フィールド毎に反対方向になっているか否かを判定す
る手段、ならびに1フィールド毎に反対方向になってい
ると判定された領域の数の全領域に対する割合が、所定
値以上であるか否かに基づいて、入力映像信号が時分割
方式立体映像信号であるか否かを判定する手段を備えて
いるものが用いられる。
【0024】
【作用】この発明による時分割方式立体映像信号検出方
法または時分割方式立体映像信号検出装置では、入力映
像信号の各フィールド毎に水平方向の動きベクトルが検
出される。そして、過去所定数のフィールドにおいて検
出された水平方向の動きベクトルに基づいて、入力映像
信号が時分割方式立体映像信号であるか否かが判定され
る。
【0025】この発明による立体映像表示装置では、入
力映像信号の各フィールド毎に水平方向の動きベクトル
が検出される。過去所定数のフィールドにおいて検出さ
れた水平方向の動きベクトルに基づいて、入力映像信号
が2次元映像信号であるか時分割方式立体映像信号であ
るかが判別される。そして、入力映像信号が時分割方式
立体映像信号であるときには、表示モードがシリアル3
D表示モードに設定される。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0027】〔1〕2D/3D変換装置の説明 図1は、立体映像表示装置に設けられた2D/3D変換
装置の構成を示している。
【0028】この立体映像表示装置には、表示モードと
して、次のような3つの表示モードが設けられている。
これらの表示モードの切替えは、通常は操作者によって
行なわれる。
【0029】(i) 2D/3D表示モード:入力された2
次元映像信号から右目用映像信号と左目用映像信号とを
生成して、ディスプレイに供給することにより、立体映
像を表示するモード
【0030】(ii)2D表示モード:入力された2次元映
像信号をそのままディスプレイに表示するモード
【0031】(iii) シリアル3D表示モード:右目用映
像信号と左目用映像信号とが交互に1フィールドずつ送
られてくる時分割方式立体映像信号を入力させ、時分割
方式立体信号を右目用映像信号と左目用映像信号とに分
離して、ディスプレイに供給することにより、立体映像
を表示するモード
【0032】〔1−1〕2D/3D表示モード時におけ
る動作の説明 まず、2D/3D表示モード時における2D/3D変換
装置の動作について説明する。
【0033】2D/3D表示モード時において、入力端
子1に2次元映像信号aが入力されると、入力された2
次元映像信号aは、動きベクトル検出回路16、複数の
フィールドメモリ11および映像切換回路13にそれぞ
れ送られる。
【0034】動きベクトル検出回路16は、よく知られ
ているように、代表点マッチング法に基づいて、動きベ
クトルを検出するためのデータを生成するものである。
動きベクトル検出回路16によって生成されたデータ
は、CPU20に送られる。
【0035】代表点マッチング法について、簡単に説明
する。図5に示すように、各フィールドの映像エリア1
00内に、複数の動きベクトル検出領域E1 〜E12が設
定されている。各動きベクトル検出領域E1 〜E12の大
きさは同じである。また、各動きベクトル検出領域E1
〜E12は、図6に示すように、さらに複数の小領域eに
分割されている。そして、図7に示すように、各小領域
eそれぞれに、複数のサンプリング点Sと1つの代表点
Rとが設定されている。
【0036】現フィールドにおける小領域e内の各サン
プリング点Sの映像信号レベルと、前フィールドにおけ
る対応する小領域eの代表点Rの映像信号レベルとの差
(各サンプリング点における相関値)が、各動きベクト
ル検出領域E1 〜E12ごとに求められる。そして、各動
きベクトル検出領域E1 〜E12ごとに、動きベクトル検
出領域内の全ての小領域間において、代表点Rに対する
偏位が同じサンプリング点どうしの相関値が累積加算さ
れる。したがって、各動きベクトル検出領域E 1 〜E12
ごとに、1つの小領域e内のサンプリング点の数に応じ
た数の相関累積値が求められる。
【0037】各動きベクトル検出領域E1 〜E12内にお
いて、相関累積値が最小となる点の偏位、すなわち相関
性が最も高い点の偏位が、当該動きベクトル検出領域E
1 〜E12の動きベクトル(被写体の動き)として抽出さ
れる。
【0038】フィールドメモリ11は、2次元映像信号
aをフィールド単位で遅延させて出力させるために設け
られており、複数個設けられている。各フィールドメモ
リ11の書込みおよび読出しは、メモリ制御回路24に
よって制御される。
【0039】フィールドメモリ11の出力b(遅延され
た2次元映像信号)は、映像切換回路13および補間回
路12にそれぞれ送られる。補間回路12は、入力信号
bに対して、垂直方向の補間信号を生成するものであ
る。補間回路12の出力c(遅延された2次元映像信号
の垂直方向補間信号)は、映像切換回路13に送られ
る。
【0040】したがって、映像切換回路13には、入力
された2次元映像信号a、遅延された2次元映像信号b
および遅延された2次元映像信号bの垂直方向補間信号
cが入力される。映像切換回路13は、左画像用位相制
御回路14と右画像用位相制御回路15とに対し、信号
bおよび信号cのうちの一方の信号(副映像信号)と、
信号a(主映像信号)とを、被写体の動き方向に応じて
切り換えて出力する。ただし、遅延量が0の場合には、
左画像用位相制御回路14と右画像用位相制御回路15
との両方に、信号aが送られる。
【0041】信号bおよび信号cのうちから1方の選択
は、2次元映像信号aが奇数フィールドか偶数フィール
ドかに基づいて行なわれる。すなわち、信号bおよび信
号cのうち、2次元映像信号aのフィールド種類(奇数
フィールドか偶数フィールド)に対応するものが選択さ
れる。映像切換回路13による映像の切り換えは、CP
U20によって制御される。
【0042】各位相制御回路14、15は、入力される
映像信号の位相をずらすことにより、入力される映像の
表示位置を水平方向に移動させるために設けられてい
る。位相のずらし量およびずらし方向は、メモリ制御回
路24によって制御される。左画像用位相制御回路14
の出力は、左画像出力端子2に送られる。また、右画像
用位相制御回路15の出力は、右画像出力端子3に送ら
れる。
【0043】CPU20は、メモリ制御回路24および
映像切換回路13を制御する。CPU20は、そのプロ
グラム等を記憶するROM21および必要なデータを記
憶するRAM22を備えている。CPU20には、動き
ベクトル検出回路16から動きベクトル検出に必要なデ
ータが送られてくる。また、CPU20には、各種入力
手段および表示器を備えた操作・表示部23が接続され
ている。
【0044】CPU20は、動きベクトルに基づいて、
フィールドメモリ11による遅延フィールド数(遅延
量)を算出する。つまり、原則的には、動きベクトルが
大きい場合には、遅延量が小さくなるように、動きベク
トルが小さい場合には、遅延量が大きくなるように、遅
延量を決定する。
【0045】また、CPU20は、動きベクトルの方向
に基づいて、映像切換回路13を制御する。つまり、動
きベクトルの方向が左から右の場合には、入力された2
次元映像信号aを左目用位相制御回路14に、遅延され
た2次元映像信号bまたはcを右目用位相制御回路15
に送る。動きベクトルの方向が右から左の場合には、入
力された2次元映像信号aを右目用位相制御回路14
に、遅延された2次元映像信号bまたはcを左目用位相
制御回路15に送る。
【0046】また、CPU20は、設定されている表示
モードが2D表示モードまたは2D/3D表示モードで
ある場合には、現在入力されている映像信号が時分割方
式立体映像信号か否かを判定するための時分割方式立体
映像信号検出処理を行なう。
【0047】この時分割方式立体映像信号検出処理で
は、過去所定数のフィールドにおいて検出された動きベ
クトルに基づいて、入力映像信号が、2次元映像信号で
あるか、時分割方式立体映像信号であるかが判定され
る。そして、入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
あると判定されたときには、表示モードが強制的にシリ
アル3D表示モードに切り替えられるとともに、現在入
力されている映像信号が時分割方式立体映像信号である
ことが操作・表示部23に表示される。なお、時分割方
式立体映像信号検出処理の詳細については、後述する。
【0048】この2D/3D変換装置では、2D/3D
表示モード時においては、フィールド遅延方式によって
左目用画像と右目用画像とを生成することにより視差を
発生させ、生成された左目用画像と右目用画像の両方ま
たは一方に位相ずらしを施すことにより、被写体と基準
スクリーン面との位置関係を変化させている。
【0049】〔1−2〕2D表示モード時における動作
の説明 2D表示モード時には、入力端子1に入力された映像信
号は、映像切換回路13において、位相制御回路14、
15に分配される。この際、位相制御回路14、15の
位相制御量は零とされており、このため、出力端子2お
よび3からは、視差の無い映像、すなわち2次元映像信
号が出力される。
【0050】2D表示モード時においては、2D/3D
表示モード時と同様に、時分割方式立体映像信号検出処
理が行なわれる。したがって、2D表示モード時におい
ても、入力映像信号の動きベクトルが動きベクトル検出
回路16によって検出される。時分割方式立体映像信号
検出処理によって、入力映像信号が時分割方式立体映像
信号であると判定されたときには、表示モードが強制的
にシリアル3D表示モードに切り替えられるとともに、
現在入力されている映像信号が時分割方式立体映像信号
であることが操作・表示部23に表示される。
【0051】〔1−3〕シリアル3D表示モード時にお
ける動作の説明 シリアル3D表示モード時において、入力端子1に時分
割方式立体映像信号が入力されると、時分割方式立体映
像信号は映像切換回路13に送られる。そして、映像切
換回路13がCPU20によって制御されることによ
り、時分割方式立体映像信号中の左目用映像信号が位相
制御回路14を介して出力端子2に送られ、時分割方式
立体映像信号中の右目用映像信号が位相制御回路15を
介して出力端子3に送られる。
【0052】〔2〕時分割方式立体映像信号検出処理に
ついての説明 以下、表示モードとして、2D表示モードまたは2D/
3D表示モードが選択されているときに行なわれる時分
割方式立体映像信号検出処理について説明する。
【0053】時分割方式立体映像信号が入力端子1に入
力されている場合には、図3に示すように、入力端子1
に左目用映像信号Lと右目用映像信号Rとが1フィール
ド単位で交互に送らてくる。したがって、図3にハッチ
ングを有する円で示される被写体像およびその背景像の
水平方向の表示位置は、図3に示すように、1フィール
ド毎に、左から右へ、右から左へと変化する。このた
め、図3および図4に示すように、動きのある映像を含
む動きベクトル検出領域では、水平方向の動きベクトル
の方向が1フィールドごとに反対方向になることが多
い。
【0054】時分割方式立体映像信号検出処理では、過
去所定数のフィールドにおいて検出された水平方向の動
きベクトルの方向が、1フィールドごとに反対方向にな
っているか否かに基づいて、入力映像信号が時分割方式
立体映像信号であるか否かが判定される。
【0055】図2は、表示モードが2D表示モードまた
は2D/3D表示モードであるときに、CPU20によ
って1フィールドごとに行なわれる時分割方式立体映像
信号検出処理手順を示している。
【0056】各動きベクトル検出領域E1 〜E12毎に検
出された各フィールドでの水平方向の動きベクトルをx
ijとする。ここでiは、動きベクトル検出領域E1 〜E
12を示し、iは1から12までの数字である。また、j
は、フィールド番号を示している。この例では、現フィ
ールドを含む過去8フィールド分の水平方向の動きベク
トルに基づいて、現フィールドでの入力映像信号が時分
割方式立体映像信号であるか否かが判定されるものとす
る。したがって、jは、現フィールドのフィールド番号
をJとすると(J−7)〜Jまでの数字である。
【0057】また、変数aijを、次の数式1で示すよう
に定義する。つまり、変数aij は、水平方向の動きベ
クトルxijの絶対値|xij|が1より小さいときに”
0”となり、水平方向の動きベクトルxijの絶対値|x
ij|が1以上であるときに”1”となる変数であると定
義される。つまり、変数aijは、その領域内での映像の
水平方向の動き量が所定以上であるか否かを表す変数で
ある。
【0058】
【数1】
【0059】さらに、変数bijを、次の数式2で示すよ
うに定義する。つまり、変数bijは、水平方向の動きベ
クトルxijの極性が0または正のときに”1”となり、
水平方向の動きベクトルxijの極性が負のときに”0”
となる変数であると定義される。つまり、変数bijは、
水平方向の動きベクトルxijの方向が右方向であるか、
左方向であるかを示す変数である。
【0060】
【数2】
【0061】入力映像信号が時分割方式立体映像信号で
ある場合には、aijが”1”となる領域において、変数
ijは、フィールド毎に”0”、”1”を交互に繰り返
すことになる。2次元映像信号でこのような現象が継続
して現れることは極めて稀である。
【0062】また、1フィールド毎に”0”、”1”が
交互に割り当てられる2つの基準パターンPc,k (c=
0 or 1,k=0〜7)を想定する。第1基準パタ
ーンP0,k におけるkと、Pc,k の値の関係は、次の数
式3で示され、第2基準パターンP1,k におけるkと、
c,k の値の関係は、次の数式4で示される。
【0063】
【数3】
【0064】
【数4】
【0065】時分割方式立体映像信号検出処理では、ま
ず、今回の処理で用いられる基準パターンPc,k とし
て、前回用いられた基準パターンと異なる基準パターン
を用いるために、Pc,k のcが更新される(ステップ
1)。すなわち、前回設定されているcと1との排他的
論理和(XOR)がとられ、この結果がcとされる。し
たがって、前回c=0(第1基準パターンP0,k を表
す)である場合には、ステップ1によって、c=1(第
2基準パターンP1,k を表す)となり、第2基準パター
ンP1,k が選択される。前回c=1(第2基準パターン
1,k を表す)である場合には、ステップ1によって、
c=0(第1基準パターンP0,k を表す)となり、第1
基準パターンP0,k が選択される。
【0066】次に、各動きベクトル検出領域E1 〜E12
のうち1つが選択される(ステップ2)。そして、選択
された動きベクトル検出領域について、過去8フィール
ド分の水平方向の動きベクトルのうち、その絶対値が1
以上であったフィールド数が、7フィールド以上であっ
たか否かが判別される(ステップ3)。
【0067】つまり、次の数式5で示されるように、選
択された動きベクトル検出領域の過去8フィールド分の
変数aijの総和が6より大きいか否かが判別される。
【0068】
【数5】
【0069】過去8フィールド分の水平方向の動きベク
トルのうち、その絶対値が1以上であったフィールド数
が6フィールド以下である場合には、当該動きベクトル
検出領域に対する映像信号判別用評価値fi が”0”に
される(ステップ10)。ここで、iは、当該動きベク
トル検出領域を示す番号である。そして、全ての動きベ
クトル検出領域がステップ2で選択されたか否かが判別
され(ステップ6)、全ての動きベクトル検出領域がス
テップ2で選択されていなければ、再度ステップ2に戻
り、未だ選択されてない動きベクトル検出領域が選択さ
れる。
【0070】全ての動きベクトル検出領域がステップ2
で選択されていれば、ステップ7に移行する。ステップ
7の処理については後述する。
【0071】ステップ3において、過去8フィールド分
の水平方向の動きベクトルのうち、その絶対値が1以上
であったフィールド数が7フィールド以上である場合に
は、現在選択されている動きベクトル検出領域の過去8
フィールド分の水平方向の動きベクトルxijの方向が、
ほぼ1フィールド毎に反対方向になっているか否かが以
下のようにして判定される。
【0072】現在選択されている動きベクトル検出領域
について、数式6で示されるように、過去8フィールド
分の変数bijで表されるパターンと、上記第1基準パタ
ーンP0,k および第2基準パターンP1,k のうち、ステ
ップ1で選択された基準パターンPc,k とが比較され、
不一致であるフィールド数dが求められる(ステップ
4)。
【0073】数式6において、Jは現フィールド番号を
示している。また、XORは、排他的論理和を意味して
いる。したがって、数式6においては、過去8フィール
ドの各フィールドごとに、基準パターンPc,k の値と、
変数bi(J-k)の排他的論理和が求められ、各フィールド
毎に求められた排他的論理和の総和が求められる。
【0074】
【数6】
【0075】次に、現在選択されている動きベクトル検
出領域について、次の数式7に基づいて、過去8フィー
ルド分の変数bijで表されるパターンが、基準パターン
c, k とほぼ同期しているか、基準パターンPc,k とほ
ぼ反対のパターンとなっているか(反同期)、基準パタ
ーンPc,k と同期していないか(非同期)が判別され、
判別結果に応じた映像信号判別用評価値fi が求められ
る(ステップ5)。
【0076】
【数7】
【0077】つまり、基準パターンPc,k に対して不一
致であるフィールド数dが2より少ないときには、過去
8フィールド分の変数bijで表されるパターンが、基準
パターンPc,k とほぼ同期していると判定され、現在選
択されている動きベクトル検出領域についての映像信号
判別用評価値fi の値が”1”にされる。
【0078】基準パターンPc,k に対して不一致である
フィールド数dが6より多いときには、過去8フィール
ド分の変数bijで表されるパターンが、基準パターンP
c,kとほぼ反対のパターンとなっている(反同期)と判
定され、現在選択されている動きベクトル検出領域につ
いての映像信号判別用評価値fi の値が”1”にされ
る。
【0079】基準パターンPc,k に対して不一致である
フィールド数dが2以上でかつ6以下のときには、過去
8フィールド分の変数bijで表されるパターンが、基準
パターンPc,k と同期していないと判定され、現在選択
されている動きベクトル検出領域についての映像信号判
別用評価値fi の値が”0”にされる。
【0080】つまり、過去8フィールド分の変数bij
表されるパターンが、0と1とが交互に繰り返されるパ
ターンに近いパターンである場合には映像信号判別用評
価値fi の値が”1”にされ、そうでない場合には映像
信号判別用評価値fi の値が”0”にされる。
【0081】次に、全ての動きベクトル検出領域がステ
ップ2で選択されたか否かが判別される(ステップ
6)。ステップ2において、全ての動きベクトル検出領
域が選択されていないときには、ステップ2に戻り、未
だ選択されてない動きベクトル検出領域が選択され、ス
テップ3以降の処理が繰り返し行なわれる。
【0082】ステップ6において、全ての動きベクトル
検出領域がステップ2で選択されていれば、ステップ7
に移行する。つまり、全ての動きベクトル検出領域につ
いて、映像信号判別用評価値fi が求められたときに
は、ステップ6においてYESとなり、ステップ7に移
行する。
【0083】ステップ7においては、次の数式8に基づ
いて、映像信号判別用評価値fi が”1”である動きベ
クトル検出領域の数の、全ての動きベクトル検出領域の
数Mに対する割合が、所定値より大きいか否かが判定さ
れ、その判定結果が記憶される。この例では所定値は1
/4に設定されている。
【0084】
【数8】
【0085】映像信号判別用評価値fi が”1”である
動きベクトル検出領域の数の、全ての動きベクトル検出
領域の数Mに対する割合が、1/4より大きいときに
は、現フィールドJが時分割方式立体映像信号であると
の判定結果が記憶され、1/4以下のときには、現フィ
ールドJが時分割方式立体映像信号でないとの判定結果
が記憶される。
【0086】そして、現フィールドを含む過去所定数の
フィールド、たとえば30フィールドにおける判定結果
が、連続して、時分割方式立体映像信号であるとの判定
結果であるか否かが判別される(ステップ8)。そし
て、過去所定数のフィールドにおける判定結果が、連続
して時分割方式立体映像信号であるとの判定結果である
ときには、入力映像信号が時分割方式立体映像信号であ
ると最終決定される(ステップ9)。この場合には、前
述したように、表示モードがシリアル3D表示モードに
強制的に変更されるとともに、現在入力されている映像
信号が時分割方式立体映像信号であることが、操作・表
示部23に表示される。
【0087】過去所定数のフィールドにおける判定結果
が、連続して時分割方式立体映像信号であるとの判定結
果でないときには、入力映像信号が時分割方式立体映像
信号であると決定することなく、今回の処理は終了す
る。
【0088】
【発明の効果】この発明によれば、時分割方式立体映像
信号を自動的に検出することができる。また、この発明
によれば、入力された2次元映像から右目用映像と左目
用映像とを生成してディスプレイに供給することによ
り、立体映像を表示する2D/3D表示モードと、入力
された時分割方式立体映像信号を右目用映像と左目用映
像とに分離してディスプレイに供給することにより、立
体映像を表示するシリアル3D表示モードとを備えた立
体映像表示装置において、入力された信号が時分割方式
立体映像信号であるときには、表示モードをシリアル3
D表示モードに自動的に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2D/3D変換装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】CPUによる時分割方式立体映像信号検出処理
手順を示すフローチャートである。
【図3】時分割方式立体映像信号が入力された場合にお
ける各動きベクトル検出領域の水平方向の動きベクトル
の変化を示す模式図である。
【図4】図3の右目用映像信号Rおよび左目用映像信号
Rに対する各動きベクトル検出領域の水平方向の動きベ
クトルの変化を拡大して示す模式図である。
【図5】各フィールドの映像エリア内に設定される複数
の動きベクトル検出領域E1 〜E12を示す模式図であ
る。
【図6】動きベクトル検出領域内の複数の小領域eを示
す模式図である。
【図7】小領域e内に設定される複数のサンプリング点
Sと、1つの代表点Rとを示す模式図である。
【符号の説明】
11 フィールドメモリ 12 補間回路 13 映像切換回路 14、15 位相制御回路 20 CPU 21 ROM 22 RAM 23 操作・表示部 24 メモリ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 前中 章弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の各フィールド毎に水平方
    向の動きベクトルを検出し、過去所定数のフィールドに
    おいて検出された水平方向の動きベクトルに基づいて、
    入力映像信号が時分割方式立体映像信号であるか否かを
    判定する時分割方式立体映像信号検出方法。
  2. 【請求項2】 過去所定数のフィールドにおいて検出さ
    れた水平方向の動きベクトルの方向が、1フィールド毎
    に反対方向になっているか否かに基づいて、入力映像信
    号が時分割方式立体映像信号であるか否かを判定する請
    求項1に記載の時分割方式立体映像信号検出方法。
  3. 【請求項3】 水平方向の動きベクトルを検出する領域
    が複数設定されており、各領域ごとに、水平方向の動き
    ベクトルの方向が過去所定数のフィールドにわたって1
    フィールド毎に反対方向になっているか否かを判定し、
    1フィールド毎に反対方向になっていると判定された領
    域の数の全領域に対する割合が、所定値以上か否かに基
    づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号である
    か否かを判定する請求項1に記載の時分割方式立体映像
    信号検出方法。
  4. 【請求項4】 入力映像信号の各フィールド毎に水平方
    向の動きベクトルを検出する検出手段、ならびに過去所
    定数のフィールドにおいて検出された水平方向の動きベ
    クトルに基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像
    信号であるか否かを判定する判定手段、 を備えている時分割方式立体映像信号検出装置。
  5. 【請求項5】 判定手段は、過去所定数のフィールドに
    おいて検出された水平方向の動きベクトルの方向が、1
    フィールド毎に反対方向になっているか否かに基づい
    て、入力映像信号が時分割方式立体映像信号であるか否
    かを判定するものである請求項4に記載の時分割方式立
    体映像信号検出装置。
  6. 【請求項6】 水平方向の動きベクトルを検出する領域
    が複数設定されており、判定手段は、各領域ごとに、水
    平方向の動きベクトルの方向が過去所定数のフィールド
    にわたって1フィールド毎に反対方向になっているか否
    かを判定する手段、ならびに1フィールド毎に反対方向
    になっていると判定された領域の数の全領域に対する割
    合が、所定値以上であるか否かに基づいて、入力映像信
    号が時分割方式立体映像信号であるか否かを判定する手
    段を備えている請求項4に記載の時分割方式立体映像信
    号検出装置。
  7. 【請求項7】 入力された2次元映像から右目用映像と
    左目用映像とを生成してディスプレイに供給することに
    より、立体映像を表示する2D/3D表示モードと、入
    力された時分割方式立体映像信号を右目用映像と左目用
    映像とに分離してディスプレイに供給することにより、
    立体映像を表示するシリアル3D表示モードとを備えた
    立体映像表示装置において、 入力映像信号の各フィールド毎に水平方向の動きベクト
    ルを検出し、過去所定数のフィールドにおいて検出され
    た水平方向の動きベクトルに基づいて、入力映像信号が
    2次元映像信号であるか時分割方式立体映像信号である
    かを判定する判定手段、ならびに、 入力映像信号が時分割方式立体映像信号であるときに
    は、表示モードをシリアル3D表示モードに設定するモ
    ード設定手段、 を備えている立体映像表示装置。
  8. 【請求項8】 判定手段は、入力映像信号の各フィール
    ド毎に水平方向の動きベクトルを検出する手段、ならび
    に過去所定数のフィールドにおいて検出された水平方向
    の動きベクトルの方向が、1フィールド毎に反対方向に
    なっているか否かに基づいて、入力映像信号が時分割方
    式立体映像信号であるか否かを判定する手段を備えてい
    る請求項7に記載の立体映像表示装置。
  9. 【請求項9】 水平方向の動きベクトルを検出する領域
    が複数設定されており、判定手段は、入力映像信号の各
    フィールド毎に水平方向の動きベクトルを検出する手
    段、各領域ごとに、水平方向の動きベクトルの方向が過
    去所定数のフィールドにわたって1フィールド毎に反対
    方向になっているか否かを判定する手段、ならびに1フ
    ィールド毎に反対方向になっていると判定された領域の
    数の全領域に対する割合が、所定値以上であるか否かに
    基づいて、入力映像信号が時分割方式立体映像信号であ
    るか否かを判定する手段を備えている請求項7に記載の
    立体映像表示装置。
JP13018795A 1995-05-29 1995-05-29 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置 Expired - Fee Related JP3096612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018795A JP3096612B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018795A JP3096612B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08331599A true JPH08331599A (ja) 1996-12-13
JP3096612B2 JP3096612B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=15028163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13018795A Expired - Fee Related JP3096612B2 (ja) 1995-05-29 1995-05-29 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096612B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039927A1 (en) * 1997-03-07 1998-09-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcast receiver and display
JP2006121553A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Sharp Corp 映像表示装置
WO2010021450A1 (en) 2008-08-18 2010-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for determining two- or three-dimensional display mode of image sequence
WO2010064448A1 (ja) * 2008-12-05 2010-06-10 パナソニック株式会社 立体映像再生装置、立体映像再生システム、立体映像再生方法、および立体映像再生用半導体装置
US7839378B2 (en) 2004-08-17 2010-11-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Detection of view mode
CN101909182A (zh) * 2009-06-03 2010-12-08 索尼公司 图像处理设备,图像处理方法和图像显示设备
WO2010151049A2 (en) 2009-06-23 2010-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for automatic transformation of three-dimensional video
WO2011162737A1 (en) * 2010-06-24 2011-12-29 Thomson Licensing Detection of frame sequential stereoscopic 3d video format based on the content of successive video frames
JP2012029235A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Toshiba Corp 電子機器および画像処理方法
EP2489198A1 (en) * 2009-10-16 2012-08-22 LG Electronics Inc. Method for indicating a 3d contents and apparatus for processing a signal
EP2541948A1 (en) * 2011-06-30 2013-01-02 Acer Incorporated Stereoscopic image display method and display timing controller
CN102868902A (zh) * 2011-07-08 2013-01-09 宏碁股份有限公司 立体图像显示装置及其方法

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039927A1 (en) * 1997-03-07 1998-09-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcast receiver and display
US7839378B2 (en) 2004-08-17 2010-11-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Detection of view mode
JP2006121553A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Sharp Corp 映像表示装置
JP4602737B2 (ja) * 2004-10-25 2010-12-22 シャープ株式会社 映像表示装置
WO2010021450A1 (en) 2008-08-18 2010-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for determining two- or three-dimensional display mode of image sequence
US8553029B2 (en) 2008-08-18 2013-10-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for determining two- or three-dimensional display mode of image sequence
EP2314075A4 (en) * 2008-08-18 2012-10-03 Samsung Electronics Co Ltd METHOD AND DEVICE FOR DETERMINING A TWO OR THREE-DIMENSIONAL DISPLAY MODE FOR IMAGE RATES
EP2314075A1 (en) * 2008-08-18 2011-04-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for determining two- or three-dimensional display mode of image sequence
CN102187680A (zh) * 2008-08-18 2011-09-14 三星电子株式会社 用于确定图像序列的二维或三维显示模式的方法和设备
WO2010064448A1 (ja) * 2008-12-05 2010-06-10 パナソニック株式会社 立体映像再生装置、立体映像再生システム、立体映像再生方法、および立体映像再生用半導体装置
JPWO2010064448A1 (ja) * 2008-12-05 2012-05-10 パナソニック株式会社 立体映像再生装置、立体映像再生システム、立体映像再生方法、および立体映像再生用半導体装置
CN101909182A (zh) * 2009-06-03 2010-12-08 索尼公司 图像处理设备,图像处理方法和图像显示设备
JP2010283511A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Sony Corp 画像処理装置および方法、ならびに画像表示装置
US8421850B2 (en) 2009-06-03 2013-04-16 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method and image display apparatus
EP2422526A2 (en) * 2009-06-23 2012-02-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for automatic transformation of three-dimensional video
WO2010151049A2 (en) 2009-06-23 2010-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for automatic transformation of three-dimensional video
JP2012531797A (ja) * 2009-06-23 2012-12-10 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 自動三次元ビデオフォーマット変換方法及びその装置
US8624897B2 (en) 2009-06-23 2014-01-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for automatic transformation of three-dimensional video
EP2422526A4 (en) * 2009-06-23 2013-04-10 Samsung Electronics Co Ltd METHOD AND APPARATUS FOR AUTOMATIC THREE-DIMENSIONAL VIDEO TRANSFORMATION
EP2489198A1 (en) * 2009-10-16 2012-08-22 LG Electronics Inc. Method for indicating a 3d contents and apparatus for processing a signal
US8749614B2 (en) 2009-10-16 2014-06-10 Lg Electronics Inc. Method for indicating a 3D contents and apparatus for processing a signal
EP2489198A4 (en) * 2009-10-16 2013-09-25 Lg Electronics Inc METHOD FOR DISPLAYING 3D CONTENTS AND DEVICE FOR PROCESSING A SIGNAL
WO2011162737A1 (en) * 2010-06-24 2011-12-29 Thomson Licensing Detection of frame sequential stereoscopic 3d video format based on the content of successive video frames
JP2012029235A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Toshiba Corp 電子機器および画像処理方法
EP2541948A1 (en) * 2011-06-30 2013-01-02 Acer Incorporated Stereoscopic image display method and display timing controller
CN102868902A (zh) * 2011-07-08 2013-01-09 宏碁股份有限公司 立体图像显示装置及其方法
CN102868902B (zh) * 2011-07-08 2014-10-15 宏碁股份有限公司 立体图像显示装置及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3096612B2 (ja) 2000-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6314211B1 (en) Apparatus and method for converting two-dimensional image sequence into three-dimensional image using conversion of motion disparity into horizontal disparity and post-processing method during generation of three-dimensional image
JP2846830B2 (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
US6417880B1 (en) Stereoscopic CG image generating apparatus and stereoscopic TV apparatus
US8026950B2 (en) Method of and apparatus for selecting a stereoscopic pair of images
US5784097A (en) Three-dimensional image display device
JPH0568268A (ja) 立体視画像作成装置および立体視画像作成方法
JPH08149517A (ja) 2次元映像から3次元映像を生成する方法
JPH07287761A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
EP0707287B1 (en) Image processing apparatus and method
EP2389005A1 (en) Device, method and program for image processing
JP3096612B2 (ja) 時分割方式立体映像信号検出方法、時分割方式立体映像信号検出装置および立体映像表示装置
JPH07129792A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH10108220A (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する装置
JPH09200803A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH07296195A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3392627B2 (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
KR100322727B1 (ko) 2차원/스테레오영상변환방법및장치
JP3249335B2 (ja) 3次元映像変換方法
JPH09288735A (ja) 画像処理装置
JP3128467B2 (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
JP2846843B2 (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
JPH09107561A (ja) 2つのカメラの自動選択装置および2つのカメラの自動選択方法およびその用途
JPH08149513A (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
JP3096622B2 (ja) 2次元映像を3次元映像に変換する方法
KR100400209B1 (ko) 텔레비젼(tv)신호로부터삼차원동영상을발생시키는장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees