JP2003047027A - 立体画像形成システム、立体画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

立体画像形成システム、立体画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体

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JP2003047027A JP2001232700A JP2001232700A JP2003047027A JP 2003047027 A JP2003047027 A JP 2003047027A JP 2001232700 A JP2001232700 A JP 2001232700A JP 2001232700 A JP2001232700 A JP 2001232700A JP 2003047027 A JP2003047027 A JP 2003047027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然な立体感のある被写体の立体像を簡単な
操作で観察できる立体画像形成システムを提供する。 【解決手段】 カメラで撮影した画像を、処理プログラ
ムで扱えるデータに変換するため、画像処理部4である
PCのメモリに取り込む(S1)。取り込んだ画像デー
タを表示部5に表示する(S2)。画像中の被写体領域
を指定する(S3)。指定した被写体領域から視差マッ
プを生成する(S4)。視差マップを画像データに重ね
合わせて表示し(S5)、所望の視差マップであるか否
かを判断する(S6)。所望の視差マップを用いて多視
点画像を生成し(S7)、生成した多視点画像から3次
元ストライプ画像を合成し(S8)、その印刷を行う
(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等により取
得した画像から3次元画像を生成し、レンチキュラ板等
の光学部材を、生成した3次元画像に重ね合わせること
により、立体像が観察される立体画像形成システム、立
体画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体画像を形成する方法として、
インテグラルフォトグラフィやレンチキュラ板3次元画
像が知られている(大越孝敬著:「三次元画像工学」,
産業図書,1972発行参照)。
【0003】このような従来の立体画像の形成方法は、
写真的方法によるものである。例えば、レンチキュラ板
3次元画像では、被写体を多くの視点から撮影した画像
を取得し、これらの画像をレンチキュラ板を介して1つ
の写真乾板に焼き付けるものであり、以下に示す〜
の問題点があった。
【0004】 被写体の多地点からの画像を必要とす
るため、多眼式カメラなどの撮影装置が大掛かりなもの
となっていた。
【0005】 と同様、立体画像形成に関しても、
焼き付け装置が大掛かりなものとなっていた。
【0006】 上記装置を用いても、撮影や焼付けに
調整や熟練を要していた。
【0007】このような問題点を克服するため、特開平
5−210181号公報では、複数の視点の画像からよ
り多くの視点の画像を補間により生成し、それらの画像
を電子的な処理を用いて立体画像を形成する方法が示さ
れている。すなわち、画像の電子的補間により、撮影の
必要な画像の視点数を少なくした。また、近年のデジタ
ル写真術を利用し、立体画像形成を簡便なものにした。
【0008】しかしながら、複数の画像を必要とする以
上、撮影は困難であり、動被写体を撮影できないという
問題があった。
【0009】このような撮影における問題を解消するた
め、本願出願人は、先に、カメラに立体写真アダプタを
装着し、左右2つの視点のステレオ画像を撮影し、ステ
レオ画像から電子的補間により多視点画像を取得し、立
体画像を形成する方法を提案した。しかし、この場合、
通常の撮影では、必要としない立体写真アダプタが必須
であった。したがって、理想的には、1枚の画像から多
視点画像を取得し、立体画像を形成することが望まし
い。
【0010】これに対し、特開平8−140116号公
報では、撮影時に画像中の複数のブロック毎に測距を行
い、画像とともに距離値を記録し、その距離値を基に多
視点画像を取得し、立体画像を取得する方法が示されて
いる。
【0011】また、1枚の画像から多視点画像を取得す
る方法として、例えば、画像中の背景から被写体領域を
切り出し、背景に対して切り出した被写体領域がレンチ
キュラ板を重ね合わせて見たときに手前に飛び出して見
えるように、多視点画像生成時に背景画像と被写体画像
を所定の視差分ずらして合成する方法が知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平8−140116号公報に記載の方法では、
撮影時に複数のブロックの距離値を得るための特殊な装
置が必要であり、また、距離値を画像データとともに記
録しておく必要があるので、通常撮影される画像から立
体画像を形成することはできなかった。
【0013】また、上記従来の1枚の画像から多視点画
像を取得する方法では、取得した多視点画像から合成し
た3次元画像をレンチキュラ板を通して観察すると、背
景に対して切り出した被写体が衝立状のものとなり、立
体感が不自然になってしまうという問題があった。ま
た、被写体領域を切り出すことは、手作業を要し、簡単
に被写体領域を指定したいという要望もあった。
【0014】そこで、本発明は、特殊な撮影を行わず、
1枚の画像から多視点画像を取得し、多視点画像を合成
して立体画像として印刷し、レンチキュラ板などの光学
部材を重ね合わせることにより、自然な立体感のある被
写体の立体像を簡単な操作で観察できる立体画像形成シ
ステム、立体画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の立体画像形成システムは、被写体画像を取
得する画像取得手段と、前記被写体画像から被写体領域
を取得する領域取得手段と、前記被写体領域から被写体
の奥行き分布を表す視差マップを抽出する視差マップ抽
出手段と、前記被写体画像および前記視差マップを基
に、複数の視点からの前記被写体に対する多視点画像を
生成する多視点画像生成手段と、前記多視点画像の各画
像における同一座標の画素を、前記視点の配列に応じた
隣接画素となるように配列して3次元画像を合成する画
像合成手段と、前記合成された3次元画像を出力する出
力手段とを備え、前記出力された3次元画像に周期的構
造を有する光学部材を重ね合わせることにより、前記被
写体の立体像が観察されることを特徴とする。
【0016】また、本発明の立体画像形成システムは、
被写体画像を取得する画像取得手段と、少なくとも1つ
の3次元の形状モデルを記憶する形状モデル記憶手段
と、前記形状モデルを前記被写体画像に適合させ、被写
体の3次元形状を取得する3次元形状取得手段と、前記
取得した3次元形状から視差マップを抽出する視差マッ
プ抽出手段と、前記被写体画像および前記視差マップを
基に、複数の視点からの前記被写体に対する多視点画像
を生成する多視点画像生成手段と、前記多視点画像の各
画像における同一座標の画素を、前記視点の配列に応じ
た隣接画素となるように配列して3次元画像を合成する
画像合成手段と、前記合成された3次元画像を出力する
出力手段とを備え、前記出力された3次元画像に周期的
構造を有する光学部材を重ね合わせることにより、前記
被写体の立体像が観察されることを特徴とする。
【0017】本発明の立体画像形成方法は、被写体画像
を取得する工程と、前記被写体画像から被写体領域を取
得する工程と、前記被写体領域から被写体の奥行き分布
を表す視差マップを抽出する工程と、前記被写体画像お
よび前記視差マップを基に、複数の視点からの前記被写
体に対する多視点画像を生成する工程と、前記多視点画
像の各画像における同一座標の画素を、前記視点の配列
に応じた隣接画素となるように配列して3次元画像を合
成する工程と、前記合成された3次元画像を出力する工
程とを有し、前記出力された3次元画像に周期的構造を
有する光学部材を重ね合わせることにより、前記被写体
の立体像が観察されることを特徴とする。
【0018】また、本発明の立体画像形成方法は、被写
体画像を取得する工程と、少なくとも1つの3次元の形
状モデルを記憶しておく工程と、前記形状モデルを前記
被写体画像に適合させ、被写体の3次元形状を取得する
工程と、前記取得した3次元形状から視差マップを抽出
する工程と、前記被写体画像および前記視差マップを基
に、複数の視点からの前記被写体に対する多視点画像を
生成する工程と、前記多視点画像の各画像における同一
座標の画素を、前記視点の配列に応じた隣接画素となる
ように配列して3次元画像を合成する工程と、前記合成
された3次元画像を出力する工程とを有し、前記出力さ
れた3次元画像に周期的構造を有する光学部材を重ね合
わせることにより、前記被写体の立体像が観察されるこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の立体画像形成システム、
立体画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体の実施の
形態について図面を参照しながら説明する。
【0020】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における立体画像形成システムの構成を示す図である。
図において、1は被写体である。2はデジタルカメラで
ある。3はマウス、キーボード等の指示選択部であり、
ユーザインターフェース機能を有する。4は画像処理部
である。5は画像および処理情報を表示するCRTディ
スプレイ等の表示部である。
【0021】上記指示選択部3、画像処理部4および表
示部5は、例えば、汎用のPC(Personal C
omputer)から構成される。この汎用のPCは、
周知のCPU、ROM、RAM等の他、記録媒体として
ハードディスクを内蔵する。6は画像処理部4に接続さ
れ、画像処理部4で生成された画像データ等を印刷する
印刷部である。カメラ2、画像処理部4および印刷部6
は、USB(Universal Serial Bu
s)を介して接続される。
【0022】上記構成を有する立体画像形成システムで
は、まず、カメラ2で撮影された画像を画像処理部4に
取り込む。カメラ2で撮影・記録された画像データは、
例えば、カメラ2のドライバソフトウェアを画像処理部
4であるPC内で起動し、所定の操作を行うことで、U
SBインターフェースを介してPC内のハードディスク
に一旦記録される。
【0023】例えば、撮影された画像データは、CF
(Compact Flash、登録商標)カードに記
録されるので、画像処理部4にPCカードスロットがあ
る場合、カメラ2と画像処理部4とを接続しないでも、
一旦、カメラ2からCFカードを外し、CFカードをP
Cカードスロットに装着可能なCFカードアダプタに装
着し、それをPCカードスロットに装着することで、C
Fカードに記録された画像データをPCのハードディス
クに記録された画像データと同等に扱うことができる。
【0024】このようにして画像処理部4に取り込まれ
た画像に対し、画像処理部4は被写体の多視点画像を生
成し、3次元画像を合成して印刷部6に出力する。この
一連の処理は、例えば、PCのアプリケーションソフト
ウェアとして実行される。
【0025】図2は立体画像形成システムの画像処理部
4における3次元画像形成処理手順を示すフローチャー
トである。この処理プログラムは、PC本体に相当する
画像処理部4内のROM(図示せず)に格納されてお
り、同じく画像処理部4内のCPU(図示せず)によっ
て実行される。
【0026】まず、カメラで撮影した画像を、この処理
プログラムで扱えるデータに変換するため、画像処理部
4であるPC本体のメモリに取り込む(ステップS
1)。このとき、画像データのファイル名等の指示は、
指示選択部3により行われ、指定されたファイルをプロ
グラムに読み込む。また、画像データをRGBからなる
3チャンネルの2次元配列データやビットマップに変換
しておく。特に、入力する画像データがJPEG画像フ
ォーマットのような圧縮画像データである場合、そのま
まの圧縮画像データに対して処理することは困難である
ので、JPEG画像を解凍処理するような画像データの
変換を行うことが必要である。
【0027】ステップS1で取り込んだ画像データを表
示部5に表示する(ステップS2)。このとき、所定の
用紙に画像データを印刷する際の大きさ、位置などを確
認できるように、用紙を表す無地の矩形領域中に画像が
表示される。図3は画像データの表示例を示す図であ
る。図中、Rは用紙を表す無地の矩形領域である。Iは
取り込んだ画像である。印刷する用紙のサイズ、画像デ
ータの1画素当たりの印刷サイズ(解像度)などのパラ
メータから予め用紙中の画像の大きさ、位置が計算され
る。ユーザは、指示選択部3により、画像の大きさ、位
置および方向(紙面内での回転)を指定し、パラメータ
を変更すると、それに応じて、表示部5に表示される画
像が更新される。
【0028】そして、被写体領域を取得する(ステップ
S3)。まず、ユーザが表示部5に表示された画像を見
たときに、立体画像として手前に飛び出させたい被写体
領域を指示選択部3により指定する。例えば、図3に示
すように、背景の前に人物が立っているようなシーンで
は、ユーザが人物の輪郭に沿って被写体領域を指定す
る。図4は図3の画像に対して被写体領域を指定した例
を示す図である。図中、破線部分は、ユーザによって指
定された被写体の輪郭である。被写体領域のデータを、
例えば、指定した被写体領域では値1、背景では値0の
画像データと同じサイズの2値からなる2次元データと
して、メモリに記憶しておく。
【0029】この後、ステップS3で指定された被写体
領域から視差マップを生成する(ステップS4)。視差
マップは、画像データの2次元上の各画素に対応した被
写体を2つの視点で見たときのずれ量を表すものであ
る。2値の被写体領域データに所定のサイズの2次元平
均値フィルタを作用させ、2次元実数配列データを生成
し、視差マップとする。この平均値フィルタ処理によ
り、指定した被写体の輪郭がぼけて、被写体が衝立状の
ものではなく、背景から徐々に飛び出してくるような効
果が期待できる。
【0030】ここで、2次元平均値フィルタのサイズが
大きいと、立体感がより滑らかになるが、ユーザが指定
した被写体領域の輪郭がぼけ、形成される立体画像にユ
ーザの意思が忠実に反映されなくなる。また、2次元平
均値フィルタのサイズが小さいと、ユーザの意思はより
忠実に反映されるが、被写体が衝立状のものに近づく。
2次元平均値フィルタのサイズとしては、画像サイズの
5〜10%程度が望ましい。
【0031】また、ステップS1で取得した画像データ
のサイズが大きいと、フィルタ処理の計算量が大きくな
るので、予め所定の倍率で被写体領域のデータを縮小し
てフィルタ処理を行い、その後、元のサイズに視差マッ
プを拡大するようにしてもよい。
【0032】また、指定した被写体領域の輪郭から経験
的に望ましい3次元形状を得る方法として、輪郭形状を
多角形に置き換え、多角形の骨格を推定し、骨格を構成
する各頂点の高さを多角形の境界からの距離に応じて決
めることにより、3次元形状を擬似的に得る方法が知ら
れている(”Teddy:A SketchingIn
terface for 3D Freeform D
esign”, T.Igarashi, S.Mat
suoka, H.Tanaka, SIGGRAPH
99 Conference Proceedings
参照)。
【0033】この方法によれば、領域の幅に応じて、幅
が広い部分には太い断面、狭い部分には細い断面を仮定
した3次元形状が得られる。被写体領域から視差マップ
を得る方法として、上記方法を応用してもよい。すなわ
ち、ステップS3で取得した被写体領域を輪郭形状を表
すチェーンコード等の線図形データとして記憶してお
き、最初に輪郭形状を多角形に近似する。近似した多角
形データから上記方法で3次元形状を取得し、その3次
元形状を所定の2つの視点で透視投影変換を行って各画
素に対応した画素位置のずれ量として画像の視差マップ
を求める。尚、簡易には、求まった3次元形状の高さデ
ータに比例するように視差量を決めてもよい。
【0034】この後、視差マップを画像データに重ね合
わせて表示する(ステップS5)。視差マップのデータ
と画像データのRGB各成分の画素値の積を視差マップ
を表す画像データとして表示する。
【0035】本実施形態では、手前の視差は値0であ
り、奥側が値1であるので、手前ほど暗い画像が表示さ
れる。図5は図3および図4のデータから生成した視差
マップの表示例を示す図である。ユーザは、表示された
視差マップを見て、作成する立体画像の確認を行う。す
なわち、ステップS5の表示例から所望の視差マップが
得られているか否かを判断する(ステップS6)。所望
の視差マップが得られていると判断した場合、指示選択
部3で次の処理を行うように指示し、ステップS7の処
理を行う。一方、ステップS6で視差マップを修正し直
す必要があると判断した場合、指示選択部3で被写体領
域の再取得を行うように指示し、前述したステップS3
の処理に戻る。
【0036】この後、所望の視差マップを用いて多視点
画像を生成する(ステップS7)。ここで、生成される
画像は、3次元ストライプ画像を構成する多視点画像で
あり、それぞれの画像サイズは、画像数、印刷する解像
度および大きさに依存する。印刷部6の解像度をRPd
pi(dot per inch)、印刷サイズをXP
×YPinchとすると、印刷する画像のサイズは、X
(=RP×XP)×Y(=RP×YP)画素となる。画
像数Nは、レンチキュラ板のピッチRLinchに合わ
せて、N=RP×RLとなるように決める。Nは整数で
あるので、実際には、RP×RLに近い整数を画像数と
する。
【0037】例えば、プリンタの解像度600dpi、
レンチキュラ板のピッチ1/50.8inchの場合、
N=12の像が望ましい。このとき、各視点の画像のサ
イズは、H(=X/N)×V(=Y)となる。ここで、
実際には、H、Vが整数になるように、印刷サイズを決
める。例えば、H=200、V=1800画素である場
合、X=2400、Y=1800画素となり、印刷サイ
ズは、4×3inchとなる。
【0038】実際には、レンチキュラ板のピッチと画像
周期を合わせる必要があるので、多少サイズが変わる。
この処理は後述するステップS8で行われる。画像は、
ステップS1で取得した画像を視差マップを用いて変形
することにより生成される。
【0039】例えば、画像のサイズがh(=800)×
v(=600)画素である場合、水平方向の画素数H、
垂直方向の画素数vに合わせて、200×600画素の
画像を生成する。垂直方向の画素数が少ないのは、印刷
に必要な各画像の垂直方向の画素数が水平方向の画素数
に比べて著しく多く、視差を用いていきなり大きなサイ
ズの画像を生成すると、処理時間がかかるためである。
【0040】生成する画像の視点位置を、所定の視差量
が発生するように決定する。視差量が小さくなりすぎる
と、立体像を観察する際の立体感が損われる。逆に、視
差量が大きくなりすぎると、隣接する画像とのクロスト
ークにより観察する立体像が不鮮明になる。また、各視
点が左画像の視点位置を中心として等間隔かつ対称に並
ぶように、視点位置を決める。これは、画像シーケンス
の視点位置が等間隔に並ぶことで、立体像を安定して観
察するためであり、また、左画像の視点位置を中心とし
て視点位置を対称に並べることで、画像の変形量を最小
に抑え、被写体や撮影条件により視差マップに誤差が生
じても、高品位な立体像を安定して得るためである。
【0041】ステップS4で求めた視差マップを基に、
カメラ2から最も近い被写体位置に相当する視差と、最
も遠い被写体位置に相当する視差とを求める。本実施形
態では、視差マップは「0」から「1」の実数値となる
ので、最も近い被写体位置に相当する視差は「0」であ
り、最も遠い被写体位置に相当する視差は「1」であ
る。そして、最も近い被写体が所定の観察位置におい
て、観察時に印刷面から所定の距離だけ手前に観察さ
れ、最も遠い被写体が印刷面から所定の距離だけ奥に観
察されるように、視点位置を決める。
【0042】このとき、実際に画像生成に用いるパラメ
ータは、左右ステレオ画像対の視差に対する各画像の比
率r、遠近の視差調整量shであり、視点位置に対応す
る。例えば、比率r=0の場合、左画像そのものを表
し、比率r=1の場合、右画像の視点位置での画像を表
す。尚、視差マップに誤差がある場合、最近被写体の視
差および最遠被写体の視差にも誤差が生じる場合がある
ので、画像生成に用いるパラメータを、視差マップ全体
の統計的な分布から誤差に影響しないような方法で求め
るようにしてもよい。
【0043】以下、各視点画像を生成する方法を示す。
まず、新規視点画像の生成を左画像の画素を用いてフォ
ワードマッピングにより生成する。すなわち、まず、左
画像の各画素をマッピングする新規視点画像中の位置
(XN,YN)を、左画像の画素位置(x,y)における
視差d、視点位置を表す比率r、左画像のサイズと新規
視点画像のサイズから数式(1)により求める。
【0044】 XN = H/h×(x+r×(d−sh)),YN = y … (1) 左画像の画素位置(x,y)における画素を新規視点画
像の(XN,YN)の位置にコピーする。この処理を左画
像の全画素について繰り返す。つぎに、新規視点画像の
画素のうち、左画像から画素が割り当てられなかった画
素に対して穴埋め処理を行う。穴埋め処理では、求める
画素から所定距離だけ離れた有効な画素を探索し、その
画素値の距離をパラメータとした加重平均値を割り当て
る。有効な画素がない場合、探索する範囲を広げて、探
索を繰り返す。この処理で全画素有効な新規視点画像が
生成される。この処理を視点数分繰り返し、多視点画像
シーケンスとする。
【0045】そして、多視点画像シーケンスから3次元
ストライプ画像を合成する(ステップS8)。このと
き、多視点画像シーケンスの各画像の同一座標の画素
を、画像の視点配列に従って隣接画素として配列するよ
うに、3次元画像を合成する。j番目視点の画素値をP
jmn(但し、m、nはそれぞれ水平、垂直方向の画素
配列のインデックス)とする場合、j番目の画像データ
は、次のような2次元配列として表される。
【0046】 Pj00j10j20j30 ……… Pj01j11j21j31 ……… Pj02j12j22j32 ……… ……… 合成は、それぞれの視点の画像を垂直方向に1ライン毎
に短冊状に分解し、視点位置の逆順に視点数分だけ合成
する。したがって、合成後の画像は、以下に示すような
ストライプ画像となる。
【0047】 PN00…P200100N10…P210110N20…P220120 ……… PN01…P201101N11…P211111N21…P221121 ……… PN02…P202102N12…P212112N22…P222122 ……… ……… 但し、視点1が左端、Nが右端の画像を表す。ここで、
視点位置の配列順を逆にするのは、レンチキュラ板によ
り観察する際、レンチキュラの1ピッチ内で画像が左右
逆に観察されるためである。この3次元ストライプ画像
は、元の多視点画像がH×vのサイズのN視点画像であ
る場合、X(=N×H)×vのサイズとなる。
【0048】そして、この3次元ストライプ画像に対
し、レンチキュラ板とのピッチを合わせる。1ピッチに
RPdpiの画素がN画素分あるので、1ピッチはN/
RPinchとなるが、レンチキュラ板のピッチがRL
inchであるので、画像を水平方向にRL×RP/N
倍してピッチを合わせる。また、このとき、垂直方向の
画素数は、(RL×RP/N)×Y画素とする必要があ
るので、垂直方向に(RL×RP×Y)/(N×v)倍
して倍率を合わせる。したがって、3次元ストライプ画
像に対し、上記水平、垂直方向に変倍処理を行い、印刷
用の画像データとする。この変倍の処理は、例えば、双
線形補間などにより行う。このようにして合成した3次
元ストライプ画像は、PC内のハードディスクに保存可
能である。
【0049】最後に、ステップS8で得られた画像の印
刷を行い(ステップS9)、この処理を終了する。
【0050】以上示したステップS1〜S9の処理によ
り、印刷された画像に対してレンチキュラ板を重ね合わ
せると、ユーザの意思を反映した、自然な立体像が観察
される。このように、本実施形態では、特殊な撮影を行
わないで、1枚の画像から立体画像の印刷を簡単な操作
で行うことができる。
【0051】[第2の実施形態]図6は第2の実施形態
における立体画像形成システムの構成を示す図である。
前記第1の実施形態と同一の構成要素については、同一
の符号を付してその説明を省略する。図において、7は
形状モデル記憶部であり、複数の標準的な3次元形状を
ワイヤフレームモデル、サーフェスモデルなどのデータ
として記憶している。
【0052】図7は立体画像形成システムの画像処理部
4における3次元画像形成処理手順を示すフローチャー
トである。この処理プログラムは、PC本体に相当する
画像処理部4内のROM(図示せず)に格納されてお
り、同じく画像処理部4内のCPU(図示せず)によっ
て実行される。前記第1の実施形態と同一のステップ処
理については、同一のステップ番号を付してその説明を
省略する。
【0053】第2の実施形態では、前記第1の実施形態
のステップS3における被写体領域を取得する処理の代
わりに、形状モデルを選択・配置する処理(ステップS
3A)を行う。
【0054】まず、前記第1の実施形態と同様、ステッ
プS1、S2の処理により、ユーザの指示に応じて、取
得した画像が表示部5に表示される。
【0055】この後、ユーザの指示に応じて、形状モデ
ルの選択および配置を行う(ステップS3A)。この処
理では、3次元形状モデルを任意の方向および視点から
描画し、画像に重畳して表示する機能、および3次元形
状モデルを変形する機能が実行される。
【0056】すなわち、表示部5に形状モデル記憶部7
に記憶されている形状の一覧が表示される。ユーザは、
一覧の中から被写体の形状に最も適合すると思われる形
状モデルを指示選択部3により選択する。例えば、前述
した図3の画像に対し、被写体の形状モデルとして、図
8に示す形状モデルをユーザが選択した場合を示す。図
8は被写体の形状モデルを示す図である。
【0057】選択された形状モデルが標準的な方向およ
び視点位置で描画され、画像中に重畳して表示部5に表
示される。ユーザは、指示選択部3により、画像中に表
示された形状モデルを自由に移動、回転および変形させ
ることができ、画像中の被写体領域に重ね合わせる操作
を行い、被写体形状データを一時的に記憶する。図9は
選択された形状モデルを画像に合わせる様子を示す図で
ある。
【0058】ステップS3Aで取得した被写体形状デー
タから視差マップを生成する(ステップS4)。3次元
形状から視差マップを求める場合、前記第1の実施形態
のステップS4に示した方法を用いる。すなわち、3次
元形状を所定の2つの視点で透視投影変換を行って画像
の視差マップを求める。尚、簡易には、求まった3次元
形状の高さデータに比例するように視差量を決めてもよ
い。
【0059】そして、求めた視差マップを表示部5に表
示する(ステップS5)。ユーザは、この表示された視
差マップが所望のものであるか否かを判断する(ステッ
プS6)。視差マップを修正する必要があると判断した
場合、ステップS3Aに戻って同様の処理を繰り返す。
このとき、画像に重畳して表示される形状データは、ス
テップS3Aで一時的に記憶された形状データである。
一方、ステップS6で所望の視差マップが得られた場
合、前記第1の実施形態と同様、ステップS7〜S9の
処理を行い、3次元ストライプ画像を印刷する。
【0060】このように、第2の実施形態では、被写体
領域を切り出す代わりに、形状モデルを用いているの
で、被写体領域を切り出すことなく、1枚の画像から自
然な立体画像を形成できる。さらに、より被写体に適合
した形状モデルを用いることにより、より自然な立体画
像を形成できる。
【0061】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0062】例えば、上記実施形態では、画像処理部内
のハードディスクにカメラで撮影した画像を一旦記録す
るようにしたが、例えば、画像記録用として別のPCを
用意しておき、これにカメラで撮影した画像を一旦記録
した後、ネットワークを介して画像処理部が画像データ
を読み込めるようにしてもよい。この場合、さらに、あ
るユーザAが遠隔地でカメラ撮影を行い、その場でカメ
ラの画像を携帯型PCに一旦記録した後、ネットワーク
に接続してデジタル画像データを転送する。別のユーザ
Bは、別の地点で印刷部が接続された画像処理部である
PCをネットワークに接続し、デジタル画像データを直
接、処理プログラムに取り込み、3次元画像を印刷し、
その立体像を観察してもよい。また、ユーザAがリモー
トで画像処理部を操作することにより、遠隔地から立体
画像を即時に取得できるようにしてもよい。
【0063】また、上記実施形態では、生成した3次元
ストライプ画像をそのまま印刷していたが、フォトフレ
ーム、クリスマスカード、アニメキャラクタ等の画像テ
ンプレートや文字テンプレートを3次元ストライプ画像
に合成し、合成したデータを印刷するようにしてもよ
い。
【0064】さらに、上記実施形態では、レンチキュラ
板3次元画像の方式を用いた立体画像形成システムにつ
いて示したが、本発明は、この方式に限らず、インテグ
ラルフォトグラフィやバリア方式を用いた立体画像形成
システムにも適用できる。また、立体画像の最終出力を
プリンタ出力としての印刷である場合を示したが、これ
に限らず、液晶ディスプレイ等の表示部にレンチキュラ
板が取り付けられた、いわゆる眼鏡なしディスプレイへ
の最終出力であってもよく、立体画像の表示にも適用で
きる。
【0065】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードをシステム
に供給することによって達成される場合、プログラムコ
ード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。
【0066】上記実施形態では、図2、図7のフローチ
ャートに示すプログラムコードは記憶媒体に格納されて
いる。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、
ROM、フレキシブルディスク、不揮発性のメモリカー
ドなどを用いることができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、特殊な撮影を行わず、
1枚の画像から多視点画像を取得し、多視点画像を合成
して立体画像として印刷し、レンチキュラ板などの光学
部材を重ね合わせることにより、被写体の立体像を観察
できる。また、背景に対して被写体が衝立状にならな
い、自然な立体感のある立体画像を得ることができる。
さらに、簡単な操作で立体画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における立体画像形成システム
の構成を示す図である。
【図2】立体画像形成システムの画像処理部4における
3次元画像形成処理手順を示すフローチャートである。
【図3】画像データの表示例を示す図である。
【図4】図3の画像に対して被写体領域を指定した例を
示す図である。
【図5】図3および図4のデータから生成した視差マッ
プの表示例を示す図である。
【図6】第2の実施形態における立体画像形成システム
の構成を示す図である。
【図7】立体画像形成システムの画像処理部4における
3次元画像形成処理手順を示すフローチャートである。
【図8】被写体の形状モデルを示す図である。
【図9】選択された形状モデルを画像に合わせる様子を
示す図である。
【符号の説明】
1 被写体 2 カメラ 3 指示選択部 4 画像処理部 5 表示部 7 形状モデル記憶部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体画像を取得する画像取得手段と、 前記被写体画像から被写体領域を取得する領域取得手段
    と、 前記被写体領域から被写体の奥行き分布を表す視差マッ
    プを抽出する視差マップ抽出手段と、 前記被写体画像および前記視差マップを基に、複数の視
    点からの前記被写体に対する多視点画像を生成する多視
    点画像生成手段と、 前記多視点画像の各画像における同一座標の画素を、前
    記視点の配列に応じた隣接画素となるように配列して3
    次元画像を合成する画像合成手段と、 前記合成された3次元画像を出力する出力手段とを備
    え、 前記出力された3次元画像に周期的構造を有する光学部
    材を重ね合わせることにより、前記被写体の立体像が観
    察されることを特徴とする立体画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記被写体領域は、前記被写体画像の各
    画素に対応し、被写体であるか背景であるかを表す二次
    元配列のマスクデータからなり、 前記視差マップ抽出手段は、前記マスクデータを二次元
    フィルタ処理によりぼかすことで、前記視差マップを抽
    出することを特徴とする請求項1記載の立体画像形成シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記視差マップ抽出手段は、前記被写体
    領域から被写体の3次元形状を推定し、該推定された3
    次元形状を基に前記視差マップを抽出することを特徴と
    する請求項1記載の立体画像形成システム。
  4. 【請求項4】 被写体画像を取得する画像取得手段と、 少なくとも1つの3次元の形状モデルを記憶する形状モ
    デル記憶手段と、 前記形状モデルを前記被写体画像に適合させ、被写体の
    3次元形状を取得する3次元形状取得手段と、 前記取得した3次元形状から視差マップを抽出する視差
    マップ抽出手段と、 前記被写体画像および前記視差マップを基に、複数の視
    点からの前記被写体に対する多視点画像を生成する多視
    点画像生成手段と、 前記多視点画像の各画像における同一座標の画素を、前
    記視点の配列に応じた隣接画素となるように配列して3
    次元画像を合成する画像合成手段と、 前記合成された3次元画像を出力する出力手段とを備
    え、 前記出力された3次元画像に周期的構造を有する光学部
    材を重ね合わせることにより、前記被写体の立体像が観
    察されることを特徴とする立体画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記抽出された視差マップを評価する視
    差マップ評価手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは4記載の立体画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、印刷手段であることを
    特徴とする請求項1または4記載の立体画像形成システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記光学部材は、レンチキュラ板である
    ことを特徴とする請求項1または4記載の立体画像形成
    システム。
  8. 【請求項8】 前記画像取得手段により取得した被写体
    画像をデジタル画像データとして記録する画像記録手段
    を備え、 前記画像記録手段は、ネットワークを介して前記デジタ
    ル画像データを転送することを特徴とする請求項1また
    は4記載の立体画像形成システム。
  9. 【請求項9】 被写体画像を取得する工程と、 前記被写体画像から被写体領域を取得する工程と、 前記被写体領域から被写体の奥行き分布を表す視差マッ
    プを抽出する工程と、 前記被写体画像および前記視差マップを基に、複数の視
    点からの前記被写体に対する多視点画像を生成する工程
    と、 前記多視点画像の各画像における同一座標の画素を、前
    記視点の配列に応じた隣接画素となるように配列して3
    次元画像を合成する工程と、 前記合成された3次元画像を出力する工程とを有し、 前記出力された3次元画像に周期的構造を有する光学部
    材を重ね合わせることにより、前記被写体の立体像が観
    察されることを特徴とする立体画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記被写体領域は、前記被写体画像の
    各画素に対応し、被写体であるか背景であるかを表す二
    次元配列のマスクデータからなり、 前記視差マップを抽出する工程では、前記マスクデータ
    を二次元フィルタ処理によりぼかすことで、前記視差マ
    ップを抽出することを特徴とする請求項9記載の立体画
    像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記視差マップを抽出する工程では、
    前記被写体領域から被写体の3次元形状を推定し、該推
    定された3次元形状を基に前記視差マップを抽出するこ
    とを特徴とする請求項9記載の立体画像形成方法。
  12. 【請求項12】 被写体画像を取得する工程と、 少なくとも1つの3次元の形状モデルを記憶しておく工
    程と、 前記形状モデルを前記被写体画像に適合させ、被写体の
    3次元形状を取得する工程と、 前記取得した3次元形状から視差マップを抽出する工程
    と、 前記被写体画像および前記視差マップを基に、複数の視
    点からの前記被写体に対する多視点画像を生成する工程
    と、 前記多視点画像の各画像における同一座標の画素を、前
    記視点の配列に応じた隣接画素となるように配列して3
    次元画像を合成する工程と、 前記合成された3次元画像を出力する工程とを有し、 前記出力された3次元画像に周期的構造を有する光学部
    材を重ね合わせることにより、前記被写体の立体像が観
    察されることを特徴とする立体画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記抽出された視差マップを評価する
    工程を有することを特徴とする請求項9または12記載
    の立体画像形成方法。
  14. 【請求項14】 前記出力する工程では、印刷すること
    を特徴とする請求項9または12記載の立体画像形成方
    法。
  15. 【請求項15】 前記光学部材は、レンチキュラ板であ
    ることを特徴とする請求項9または12記載の立体画像
    形成方法。
  16. 【請求項16】 前記取得した被写体画像をデジタル画
    像データとして記録する工程と、 前記記録されたデジタル画像データをネットワークを介
    して転送する工程とを有することを特徴とする請求項9
    または12記載の立体画像形成方法。
  17. 【請求項17】 請求項9乃至16のいずれかに記載の
    立体画像形成方法を実現するためのプログラムコードを
    保持する記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項9乃至16のいずれかに記載の
    立体画像形成方法を実現するためのプログラムコードを
    有するプログラム。
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