JPH0568262A - ビデオidフオトプリント装置及び顔色変換装置 - Google Patents

ビデオidフオトプリント装置及び顔色変換装置

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JPH0568262A
JPH0568262A JP3314512A JP31451291A JPH0568262A JP H0568262 A JPH0568262 A JP H0568262A JP 3314512 A JP3314512 A JP 3314512A JP 31451291 A JP31451291 A JP 31451291A JP H0568262 A JPH0568262 A JP H0568262A
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JP
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video
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face color
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JP3314512A
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English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
Junichi Ishibashi
純一 石橋
Toshiyuki Ebihara
利行 海老原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、照明光源、ビデオ画像撮像装置の
各調整手段の調整、プリンタ特性等による影響を受けず
に、特に被写体となる人物の顔色を所望の色に補正する
ことを可能にしたことを特徴とする。 【構成】カラーTVカメラ13によって撮像された人物11
の顔色情報を抽出するため、顔画像の中にある肌色の部
分が検出点設定部26で検出され、この検出されたデータ
値と、予め作成されて標準色メモリ28に記憶されている
希望する肌色標準色のデータ値とが、比較部29で比較さ
れる。そして、この比較結果に応じて、ルックアップテ
ーブル30にて、撮影された顔画像の肌色が所望の肌色に
色変換されてフレームメモリ15に書込まれた後、フルカ
ラービデオプリンタ17にてプリントされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビデオIDフォトプリ
ントシステム及び顔色変換装置に関し、特に被写体とな
る人物の顔色を所望の色に補正または変換することが可
能なビデオIDフォトプリント装置及び顔色変換装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ画像撮像装置によって取込まれた
顔写真画信号に基いて、フルカラービデオプリンタによ
りIDフォトプリントをプリントアウトしたり、ファイ
ル装置に蓄えておいて任意に読出してモニタ上に表示し
たりプリントアウトする装置は公知である。
【0003】例えば図11は、特開昭63−31627
5に開示されているビデオIDフォト装置のブロック構
成図である。同図に於いて、被写体である人物1の顔画
像からは、カラーTVカメラ2によって撮像されてRG
B信号が得られる。このRGB信号はA/D変換回路3
によってデジタル信号に変換され、フレームメモリ4に
一旦収納される。そして、フレームメモリ4に収納され
た画像は、ルックアップテーブルメモリ5a、ルックアッ
プテーブル5b及び加算器5c等を有する画像処理回路5に
て、フルカラービデオプリンタに適用されている色材の
不正分光吸収要素による色にごりを除去するための演算
が行われる。
【0004】上記画像処理回路5から出力された画像
は、ルックアップテーブルメモリ6a、ビデオRAM6b、
D/A変換器6c、セレクタ6d、CRTコントローラ6e、
CRTディスプレイ6f、プリント部6g、現像処理部6h等
を有するフルカラービデオプリンタ部6に供給される。
また、7はシステム全体のコントローラで、メモリ8、
キーボード9、フロッピーディスク10等を制御するもの
である。
【0005】このように構成されたIDカード用のプリ
ント作成装置に於いて、撮影されたビデオ画像と、コン
トローラ7の部分で電気的に発生させるグラフィックス
画像とを合成編集したフルカラー画像が、ビデオプリン
タ部6でプリントアウトされるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなビデオID
フォトプリント装置に於いて、最も重要な点の1つは、
プリントされた人物の顔の色が適正であることと、顔色
を適正に保つための操作、取扱いが容易であることであ
る。
【0007】顔色の再現は、照明光源、ビデオ画像撮像
装置の各調整手段の調整に加えビデオプリンタのプリン
タ特性等による影響を受ける。特に専用の撮影スタジオ
でない場合は、照明光の光質は大きく変動する。また、
カラーTVカメラ等のビデオ撮像機材の調整個所は、種
類が多いうえに、調整結果はモニタで見た場合とプリン
トした場合では印象が大きく異なり、プリントには時間
を要する。このため、調整作業は困難をきわめる。
【0008】したがって、この種の装置の使用が、カー
ド作成の専門業者によって行われる場合は、その様な困
難も克服されるが、非専業的に、非日常的にカードを作
る場合には、顔色の再現の安定化と維持が極めて困難な
ものとなり、またそのための操作が極めて複雑で時間を
要するものとなってしまう。
【0009】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、照明光源、ビデオ画像撮像装置の各調整手段の調
整、ビデオプリンタのプリンタ特性等による影響を受け
ず、困難なビデオ撮像機材の調整作業を要さず、プリン
ト或いはモニタ上での画質の安定化を図ることが可能な
ビデオIDフォトプリント装置及び顔色変換装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、撮
影されるべく被写体を撮像してビデオ原画像信号を出力
するビデオ画像撮像手段と、このビデオ画像撮像手段に
よって撮像されたビデオ原画信号からその顔色情報を抽
出する抽出手段と、この抽出手段で抽出された上記顔色
のデータと予め設定された上記顔色の標準色データとを
比較する比較手段と、この比較手段の比較結果によって
パラメータが決定される顔色変換演算手段と、この顔色
変換演算手段で変換演算して得られた画信号に基いてビ
デオプリントを行うフルカラービデオプリンタとを具備
することを特徴とする。
【0011】またこの発明は、撮影されるべく被写体を
撮像して該被写体の顔部分のビデオ原画信号を出力する
ビデオ画像撮像手段と、このビデオ画像撮像手段によっ
て撮像されたビデオ原画信号からその顔色情報を抽出す
る抽出手段と、複数組作成された標準となる顔色信号を
予め記憶している標準色記憶手段と、撮像される各顔画
像毎に上記標準色の1つを選択指定する指定手段と、上
記抽出手段で抽出された顔色情報と選択された標準色を
比較する比較手段と、この比較手段の比較結果によって
出力されるビデオ画像の変換パラメータが決定される顔
色変換演算手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明のビデオIDフォトプリント装置によ
れば、ビデオ画像撮像時の照明条件の変化、ビデオ画像
撮像装置のカラーバランス、レンズの絞り値等の不適切
な調整が行われて、そのままの画信号でプリントを行っ
た場合には顔色のプリント色とは良好に受け入れられる
記憶色あるいは標準的な色彩とは著しく異った色にプリ
ントされてしまうところを、変換演算が行われることに
よって好ましい顔色のプリントが得られる画像信号に変
換する作用が生ずる。
【0013】また、この発明の顔色変換装置によれば、
ビデオ画像撮像時の照明条件の変化、ビデオ画像撮像装
置のカラーバランス、レンズの絞り値等の不適切な調整
が行われて、そのままの画信号でモニタ表示したりプリ
ントを行った場合には顔色のプリント色とは良好に受け
入れられる記憶色あるいは標準的な色彩とは著しく異っ
た色にプリントされてしまうところを、変換演算が行わ
れることによって好ましい顔色のモニタ表示やプリント
が得られる画像信号に変換する作用が生ずる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して、この発明の実施例を説
明する。
【0015】図1は、この発明を適用したビデオIDフ
ォトプリント装置の構成を示すブロック図である。同図
に於いて、被写体である人物11に対して、撮影時には照
明12から光が照射される。そして、カラーTVカメラ13
が、上記人物11の上半身を撮影すると、撮影したアナロ
グ画像データR、G、BがA/D変換器14でデジタルデ
ータに変換された後、そのデータはフレーム画としてフ
レームメモリ15に記憶される。このフレームメモリ15か
らのデジタル信号は、D/A変換器16にてアナログのビ
デオ信号に変換されて、IDカード用のプリントを出力
するフルカラービデオプリンタ17及びフレームメモリ15
にある画像を監視するためのモニタTV18に出力され
る。尚、19はこの装置全体を制御するコントローラであ
り、これらの制御状態や一時的に画像を見るために、モ
ニタTV20が結合されている。
【0016】また、上記コントローラ19には、操作者が
装置に動作させる指示に用いたり、数値入力に用いるキ
ーボード21、画像部分の間接指示や、コンピュータへ動
作指示するためのマウスコントローラ22、種々の画像処
理演算を行う演算部23、その演算時に一時的に画像デー
タまたは計算データを記憶するメモリ24、画像データや
制御プログラム等の記憶に用いるフロッピーディスク、
ハードディスク、光磁気ディスク等で構成される補助メ
モリ25が結合されている。これらキーボード21、マウス
コントローラ22、演算部23、メモリ24、補助メモリ25の
動作は、コントローラ19により制御される。
【0017】更に上記コントローラ19の信号バスには、
撮影した顔画像から顔色情報を抽出するため、顔画像の
中にある肌色の部分を指定する検出点設定部26と、その
設定により顔色データを検出して一時的に記憶する検出
顔色メモリ27と、予め作成された希望する肌色標準色の
複数組のデータを記憶している標準色メモリ28と、検出
顔色メモリ27及び標準色メモリ28の各色でのデータ値の
違いを比較するための比較部29が結合されている。尚、
30は撮影された顔画像の肌色を、所望の肌色にするため
の色変換用ルックアップテーブルである。このルックア
ップテーブル30の作成は、比較部29により求められたデ
ータ値を基にして行われる。以上の各要素は、コントロ
ーラ19にて動作されるようになっている。次に、同実施
例の動作について説明する。
【0018】カラーTVカメラ13によって、人物11の顔
を含めた上半身のフォト画像を撮影する。そのとき、顔
部分の画像が暗くならないように、照明12から適度に光
を照射する。また、カラーTVカメラ13側では、予め図
示されないホワイトバランス調整やレンズの絞り調整、
ピント調整を行っておくものとする。そして、カラーT
Vカメラ13のアナログビデオ信号R、G、Bを、A/D
変換器14にてデジタル信号に変換し、フレームメモリ15
に順次記録する。フレームメモリ15にあるデジタルデー
タは、ビデオ信号にして出力できるように同期をとりな
がら順次読出されて、D/A変換器16にてRGB信号に
変換される。この変換された信号がモニタTV18に入力
されると、人物11の上半身画像をモニタすることができ
る。
【0019】上記モニタTV18の画像を見ながら、顔画
像を適切に撮ることができるように、照明12やカラーT
Vカメラ13の調整が行われる。例えば、IDカード等に
用いる顔画像を撮像するには、先ず、撮影中の画像デー
タをフレームメモリ15に記憶させる。ここで、フレーム
メモリ15上にある顔画像を静止(フリーズ)させるた
め、コントローラ19よりコントロール信号をフレームメ
モリ15に出力する。操作者は、この動作を行うため、フ
リーズしたいときにキーボード21からキー入力して操作
を行う。コントローラ19は、このキー入力を受けてフリ
ーズできるようにフレームメモリ15の順次書込みデータ
アドレスカウンタを停止させ、書込み不能にする。しか
しながら、読出しアドレス側がそのままの動作を続行す
れば、フリーズ操作の有無にかかわらずフレームメモリ
15内にある画像データがD/A変換され、モニタTV18
にて、カメラ画像の動画または静止画を見ることができ
る。
【0020】いま、人物11の顔の静止画像を記録保存す
るには、フレームメモリ15に記憶されている画像データ
を、補助メモリ25に転送し記録する。その動作は、先ず
フレームメモリ15上のR、G、B各色の画像データのピ
クセル単位データを、コントローラ19により読取り、次
いでデータバスを経由して補助メモリ25に順次転送する
ようになっている。補助メモリ25側では、このデータを
記録媒体に順次記録する。ここでは、後で読出し易くし
ておくため、ファイル形式にしてファイル名データ、画
像情報データ等を記録できるようにしておく。ファイル
名入力等は、例えば操作者がキーボード21にてキー入力
すれば記録できる形、例えばアスキーコード化したデー
タに変換された後、コントローラ19により補助メモリ25
に記録される。
【0021】そして、記録保存された顔画像データを読
出す場合は、操作者が読出したい画像のファイル名をキ
ーボード21にてキー入力すれば、そのファイル名データ
にてコントローラ19が補助メモリ25から画像データを探
して読出す。読出されたデータは、データバスを介して
各色各ピクセル毎にフレームメモリ15に順次書込まれ
る。こうしてフレームメモリ15に書込まれたデータは、
一枚の画像として同様のプロセスにて出力され、フルカ
ラービデオプリンタ17でプリントされたり、モニタTV
18のCRTディスプレイを通して画像として視認され得
るようになっている。
【0022】ところで、IDカードのプリントの画像デ
ータは、顔画像の他に文字、CG画像等のデータが必要
である。文字データはキーボード21にて氏名、IDナン
バー等を操作者がキー入力することでデータ入力され、
必要に応じてベクトルフォント作成処理等が演算部23で
行われる。上記文字データは、また補助メモリ25にも記
録され、顔画像と関連できるようにファイル形式にして
保存される。また、グラフィックイメージ等のCG画像
は、予め専用の機器等で作成された画像データを、補助
メモリ25に記録して用意するか、カラーTVカメラ13を
用いてグラフィックイメージを撮影する等して、顔画像
データと同様に撮込み記録される。または、装置内でC
G作成プログラムが動作され、フレームメモリ15上にC
G画像が作成され、その後補助メモリ25に記録保存され
る。
【0023】このようにして用意された顔色変換された
画像及びその他の画像は、フレームメモリ15上で合成編
集され、1画面にした合成画像データがIDカード用画
像とされる。この画像データは、D/A変換器16にてビ
デオ信号とされた後、フルカラービデオプリンタ17に入
力される。そして、コントローラ19からの指示信号によ
りプリントが開始されると、IDカード用画像がプリン
トされる。次に、顔画像の顔色が変換する際に、装置内
で行われる基本動作について説明する。
【0024】人物11の顔の肌色は、モニタTV18のCR
Tディスプレイ(図示せず)を見ることで認識される
が、フルカラービデオプリンタ17のプリントに表れる色
にて認識される色とは異っている。ここで表現される肌
色は、カラーTVカメラ13の色バランスや、モニタTV
18、フルカラービデオプリンタ17の発色、着色の色バラ
ンス、若干の伝送系での歪み、及び照明12の色調等によ
り決定される。上記照明12やカラーTVカメラ13で色バ
ランスをとることは周知のことであり、フルカラービデ
オプリンタ17やモニタTV18も色、例えばR(赤)、G
(緑)、B(青)のバランスを調整することができるよ
うになっている。また、装置内で色変化を自在に調整す
ることができる部分としては、フレームメモリ15があ
る。すなわち、入力されたR、G、Bデータ値を変化さ
せて再びフレームメモリ15に入力するだけで、上記フル
カラービデオプリンタ17やモニタTV18の表現色を変化
させることができる。
【0025】そのため、同実施例では、このフレームメ
モリ15にある画像のR、G、B色を、後述する顔色変換
演算回路により変換し、好ましい顔色で出力できるよう
に構成している。演算処理時のフレームメモリ15の画像
は、撮影時の静止(フリーズ)画像、或いは撮影後記録
保存された補助メモリ25に記憶された画像を読出した画
像にする。この画像の顔色を抽出するには、顔部分の色
データを読込む必要がある。そのため、コントローラ19
にて、抽出したい顔の部分の、フレームメモリ15上のア
ドレスが指定され、そのアドレスが設定されることで、
フレームメモリ15のR、G、Bデータが読出される。そ
の抽出したい顔部分の指定はマウスコントローラ22を用
いて行われるもので、モニタTV18または20の画面にカ
ーソルを表示させ、その表示とフレームメモリアドレス
を関連させて上記カーソルの移動が行われる。カーソル
をモニタTV18または20の画面内の顔部分に移動させ、
抽出点と決定すればマウスコントローラ22の釦を押す
か、または操作者がキーボード21によりキー入力するこ
とで、そのアドレス上のR、G、Bデータが読出され
て、検出顔色メモリ27に記憶される。この顔の部分の指
定は、後述する顔色抽出を予め指定する方法もあり、そ
の場合は検出点設定部26に予め設定されたアドレス値を
入力しておき、そのアドレスにてフレームメモリ15上の
R、G、Bデータが読出されて検出顔色メモリ27に記録
されるようにする。
【0026】一方抽出された顔色に対し、予め指定した
一組、または希望する複数組の肌色のR、G、Bデータ
から指定した一組は、予め標準色メモリ28に記憶させて
おくか、予め補助メモリ25に記録された標準色データを
コントローラ19により読出し、データバスを介して標準
色メモリ28に記憶させる。尚、抽出された顔色を希望す
る肌色に変換するために用いるルックアップテーブル30
は、検出顔色メモリ27と標準色メモリ28に記憶されてい
る各R、G、Bデータを、比較部29にて比較した後、後
述する方法に従ってコントローラ19で作成されるもので
ある。
【0027】このルックアップテーブルの作成後、フレ
ームメモリ15内の画像のデータが順次画素単位で読出さ
れ、ルックアップテーブル30にて各色についてそれぞれ
濃度変換され、元のフレームメモリ15の同一アドレスに
書込まれることで、希望する肌色の顔画像に変換され
る。この動作は、コントローラ19により行われるもの
で、人物11が変わる毎に行う。但し、希望する顔色を同
一色にするならば、標準色メモリ28のデータ書換えは行
わなくともよい。
【0028】尚、上述した説明に於いて、ビデオ画像入
力装置は、ビデオTVカメラ以外にフロッピーディスク
メモリや半導体カードメモリを用いたスチルビデオカメ
ラ等であってもよい。また顔色情報を抽出する場合に
は、複数の位置の情報を抽出平均化して、サンプリング
誤差、ミスを防止することは当然である。更に、標準の
顔色も任意に指定したり、人種、性別でいくつかの値を
選択できるようにしておくと好都合である。次に、抽出
された顔色の演算、すなわち顔色変換演算の方法を図2
によって説明する。
【0029】各画素の信号はRGBの3色の輝度信号で
構成されている。各画素の信号レベルがとり得る値は、
0から255までで信号レベル0が最低輝度を、信号レ
ベル255が最高輝度を表すものとする。ここで、色変
換の特性は2つの色で指定する。その1つは顔写真デー
タから抽出された色データで変換指定色と称し、もう1
つは任意に指定した色データで目的色と称することとす
る。
【0030】先ず、顔写真データから変換指定色を抽出
する。色変換はこの変換指定色を中心に行われる。上記
変換指定色は、顔写真データの顔の部分から抽出するよ
うにする。顔の中でも、頬や額など顔色の印象を決定す
るような部分から選ぶのが好ましい。また、上記変換指
定色のRGB3色の信号レベルは、それぞれr0、g
0、b0とする。
【0031】次に、目的となる標準色(以下目的色と記
す)を決定する。この目的色には、変換指定色が抽出さ
れた部分(頬、額等)にふさわしいと思われる色を指定
する。上記目的色のRGB3色の信号レベルは、それぞ
れr1、g1、b1とする。
【0032】変換指定色と目的色から変換テーブルを作
成する。変換はRGB3色について独立して行われる。
ルックアップテーブル30も、上記3色独立に作成され
る。以下、Rについて説明を行うが、他の2色のルック
アップテーブル30についても同様に作成すればよいの
で、ここでは説明を省略する。
【0033】ここで、説明のために以下の用語を定義し
ておく。 S点:入力の輝度信号レベルの0を出力の輝度信号レベ
ルの0に変換するルックアップテーブル上の点(Sはシ
ャドーを表している)。 H点:入力の輝度信号レベルの255を出力の輝度信号
レベルの255に変換するルックアップテーブル上の点
(Hはハイライトを表している)。 変換指定点:入力の輝度信号レベルのr0を出力の輝度
信号レベルのr1に変換するルックアップテーブル上の
点。 ルックアップテーブルの特性線は次のように求める。
【0034】入力の信号レベルxが 0≦x≦r0 のとき、出力信号レベルyは y=x・r1/r0 とし、入力信号レベルxが、 r0≦x≦255 のとき、出力信号レベルyは y=(x−r0)・(255−r1)/(255−r0)+r1 とする。すなわち、このルックアップテーブルの特性線
は、図2に示されるように、S点、変換指定点、H点を
順番に結んだ折線で表される。
【0035】次いで、以上のように作成されたルックア
ップテーブルによって、各画素の輝度信号レベルの変換
が行われる。この変換により、輝度0である画素の出力
は輝度0であるから、シャドー部分の輝度は変化がない
ことがわかる。また、輝度255である画素の出力は2
55であるから、ハイライト部分の輝度も変化がない。
変換指定色r0は目的色r1となって出力されるので、
変換指定色を抽出した頬、額等の色は、完全にその部分
にふさわしい色となる。
【0036】入力の輝度信号rinは、図3に示されるよ
うに、rout として出力される。rinが変換指定色に近
いほど、rout も目的に近い色となる。反対に、上記r
inが変換指定色から遠ざかるほどrout は変換による輝
度の変化量が少なくなり、元の輝度を保つことになる。
この働きによって注目の色を中心とした自然な色変換が
行われる。尚、ルックアップテーブルの特性線の形状
は、同様の効果を奏するものであれば曲線等でもよい。
次に、顔色抽出をモニタ上の座標指定で行う方法につい
て説明する。
【0037】変換指定色を抽出する場所を顔画像データ
の上で指示するためにはマウスコントローラ、ディジタ
イザ(タブレット)等のポインティングデバイスを用い
ると便利である(タッチパネル、トラックボール、ジョ
イスティック等も使用可能)。そして、このような装置
を用いると、変換指定色の抽出のみでなく各種の処理の
指示も行うことができ、操作性が向上する。以下にマウ
スコントローラを用いた例を説明する。
【0038】コンピュータ上でマウスコントローラを使
用して、色変換をインタラクティブに行うために、図4
に示されるような画面を使用する。同図に於いて、31は
顔写真情報表示部、32は標準色表示部、33は変換指定色
表示部、34は目的色表示部、35はメニューを、それぞれ
表している。このメニュー35には、顔画像データのロー
ド(補助メモリ25からの読出し)、セーブ(補助メモリ
25への書込み)、色変換実行等の命令が用意されてい
る。尚、上記画面には、マウスコントローラの作用位置
を示すカーソル(図示せず)が表示されるものとする。
このカーソルは、マウスコントローラを例えば机上で移
動させるのに従って画面上を移動する。
【0039】先ず、メニュー35の中から顔画像データの
ロードが選択され、色変換の対象となる顔画像を画面に
表示される。対象画像の選択は、コンピュータに付属の
キーボード21を操作して行ってもよいが、ロードを選択
したときに従業員の名前やID番号の一覧が画面に表示
されるようにしておけばマウスコントローラだけで操作
することもできる。変換指定色を抽出するため、マウス
コントローラのカーソルが顔画像上の任意の場所に移動
され、マウスコントローラのキークリックがなされる。
この操作により、抽出された変換指定色は、変換指定色
表示部33に表示される。
【0040】次いで、目的色が標準色表示部32から選択
される。目的色を選択するには、マウスコントローラの
カーソルが標準色表示部32の任意の場所に移動され、マ
ウスコントローラのキーがクリックされる。この操作に
よって抽出された標準色は、目的色表示部34に表示され
る。標準色表示部には、予め目的色にふさわしい色が複
数組用意されており、文字、数字等の記号またはカラー
モニタの場合には色そのもので表示することができ、例
えば顔画像が男性のものであるか女性のものであるか等
により、顔色を使い分けることができる。また、新たな
標準色が追加登録されることにより、予め用意されてい
る目的色と同様に使うこともできる。
【0041】ここで、メニュー35の中から、色変換の開
始がマウスコントローラで選択される。コンピュータ
は、顔写真情報から抽出された変換指定色と標準色表示
部32から選択された目的色に従って、色変換を行うため
のルックアップテーブルを作成する。引続き、このルッ
クアップテーブルによって顔画像の全ての画素のデータ
の輝度が変換される。更に、必要に応じてメニュー35の
中から、顔画像データのセーブが選択され、色変換後の
顔画像データが補助メモリ25に書込まれる。次に、顔色
抽出の座標を予め指定して行う方法について説明する。
【0042】顔画像の位置が標準化されていて、いつも
決まった部分に顔色の重要な部分(頬、額等)が位置さ
れる場合は、変換指定色を抽出する座標を予め決めてお
くことができる。また、顔の位置が一定しない場合で
も、顔の部分をコンピュータに判断させることによっ
て、変換指定色の抽出を自動化することができる。
【0043】一例として、顔画像の中の額の部分の色を
抽出する方法について説明する。図5の(A)は、これ
から自動的に変換指定色を抽出しようとする顔画像を示
している。そして、図5の(B)は、同図(A)の点線
a−b上の画像の輝度分布を示したものである。輝度は
RGBのどのプレーンのものでもよいが、画像の性質を
考慮し、適切なものを選択するとよい。点線a−bは、
図5の(A)に示される画面を左右に2等分する位置で
よい。
【0044】図5の(B)を参照すると、輝度の違いに
よって顔の肌色の部分に相当する位置が検出できること
がわかる。例えば、始めに髪の毛に対応する特に輝度の
低い部分Pを検出しておき、それに隣接して輝度の高い
部分Qを捜せば、そのQの部分が顔の肌色の部分である
と推定することができる。したがって、その部分のRG
B3色の輝度信号を抽出すればよい。
【0045】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。尚、以下の実施例に於いて、上述した第1の実
施例と同じ部分には同一の参照番号を付して説明を省略
するものとする。
【0046】図6は、この発明によるビデオIDフォト
プリント装置の他の構成例を示すブロック図である。図
6に於けるビデオIDフォトプリント装置は、図1のビ
デオIDフォトプリント装置に対して、ビデオ画像を保
存し検索可能にするための画像データファイルメモリ36
が、フレームメモリ15に結合されている。また、文字情
報の保存、検索のためにビデオ画像ファイリング手段と
して文字データファイルメモリ37と、画像データファイ
ルメモリ36のデータをフレームメモリ15に転送、或いは
ルックアップテーブル30に転送する制御や、ルックアッ
プテーブル30の出力をフレームメモリ15に繋ぐ結合制御
の役目をするバスコントローラ38が備えられた構成とな
っている。加えて、カラーTVカメラ13によって撮影さ
れた画像データが、先ず記録、保存できるよう直接にフ
レームメモリ15から転送できるように結合し、また、そ
こから読出された原画像から顔色情報の抽出が可能なよ
うに検出顔色メモリ27が接続される。更に、上記顔色デ
ータと予め設定された希望する顔色標準色データが比較
されて作成される顔色変換用のルックアップテーブル30
が、上記バスコントローラ38を介して結合される。これ
らの制御は、コントローラ19により行われる。この他の
構成は、上述した第1実施例と同じである。
【0047】次に、この第2の実施例の動作について説
明する。動作は、上述した第1の実施例と略同様である
が、撮影した静止画像を記録保存するビデオ画像ファイ
リング手段を用いており、撮影したとき、最初にコント
ローラ19の制御によってフレームメモリ15内の画像デー
タを、画像データファイルメモリ36へ転送し、記録す
る。この記録時に、後から検索し易いように、IDナン
バや氏名等、文字データとを関連付けてファイル構成に
して、上記文字データは文字データファイルメモリ37に
記録する。文字入力は、操作者がキーボード21によりキ
ー入力して行う。
【0048】一方、顔画像をモニタTV18で見たり、I
Dカード用にプリントする場合は、操作者がキーボード
21から検索キーワード、例えばIDナンバや氏名の文字
をキー入力すれば、コントローラ19が画像データファイ
ルメモリ36から該当する画像ファイルを検索する。そし
て、その画像データはバスコントローラ38を介してフレ
ームメモリ15またはルックアップテーブル30に転送され
る。また、同時に文字データファイルメモリ38から、関
連のある文字データがコントローラ19で読込まれ、モニ
タTV20に表示される。以上は、顔画像データをそのま
ま用いる場合と共通したことである。次に、顔色変換す
る場合について述べる。
【0049】既に、画像データファイルメモリ36に取込
まれている顔画像の顔色変換を行うには、先ず、同様の
検索にてフレームメモリ15に変換したい顔画像を転送
し、第1の実施例のように顔色検出する部分をモニタT
V18のカーソル(図示せず)を見ながらマウスコントロ
ーラ22で指定する。その後、再び画像データファイルメ
モリ36から画像データを読出し、指定したアドレスのデ
ータを検出顔色メモリ27に転送する。これは、フレーム
メモリ15よりバスを介して検出顔色メモリ27に転送して
も同様に行うことができる。
【0050】この顔色データと、標準色メモリ28内の希
望する肌色データが、比較部29にて比較され、これによ
って顔色変換するためのルックアップテーブル30が作成
される。作成後、バスコントローラ38にて画像データフ
ァイルメモリ36からのデータ信号が、ルックアップテー
ブル30に通され、ここで顔色変換されてその出力がバス
コントローラ38からフレームメモリ15に転送される。こ
れにビデオ画像ファイリング装置から読出された顔画像
の顔色が、希望する顔色に変換され、フルカラービデオ
プリンタ17によってIDカード用プリントが行われる。
これら一連の動作は、コントローラ19の制御により行な
われる。ここでは、ファイリング装置を別に設けて行う
方法を述べたが、第1実施例でも同様のことを行うこと
ができる。次に、この発明の第3の実施例について説明
する。
【0051】図7に参照されるビデオIDフォトプリン
ト装置は、上述した図6の第2の実施例と同様の構成要
素を有しているが、次に述べる結合が異なる点である。
すなわち、フレームメモリ15の画像データが、顔色変換
されて画像データファイルメモリ36に転送できるよう構
成され、また、フレームメモリ15の画像データが直接に
画像データファイルメモリ36に転送されることもできる
ように構成されている。更に、画像データファイルメモ
リ36上の画像データ読出し時は、直接フレームメモリ15
に転送されるようにしている。画像データファイルメモ
リ36に直接記録する場合は、上述したとおりであるの
で、ここでは顔色変換した画像データが画像データファ
イルメモリ36に記録される動作について述べる。
【0052】先ず、撮影された顔画像がフレームメモリ
15にあるとして、その顔色変換が最初に行われる。上述
した第1の実施例のように、顔色検出する部分がモニタ
TV18のカーソル(図示せず)を見ながらマウスコント
ローラ22で指定される。その指定された座標の顔色デー
タは、検出顔色メモリ27に転送され、ここで一時記憶さ
れる。この顔色データと標準色メモリ28内の希望する肌
色データは、比較部29にて比較されて顔色変換するた
めのルックアップテーブル30が作成される。ルックア
ップテーブル30の作成後、バスコントローラ38にてフレ
ームメモリ15からの画像データがルックアップテーブル
30へ転送される。このルックアップテーブル30にて顔色
変換されたデータは、バスコントローラ38から画像デー
タファイルメモリ36に転送され、記録される。これらの
一連の動作は、コントローラ19の制御による。これによ
って撮影した人物11の顔色が希望する顔色に変換され、
その画像はビデオ画像ファイリング装置に保存されるこ
とになる。この顔画像をIDフォトとして用いるには、
ビデオ画像ファイリング装置より読出すだけで、すぐに
フルカラービデオプリンタ17にてIDカード用プリント
が行われる。ここではファイリング装置を別に設けて行
う方法を述べたが、第1実施例でも同様のことを行うこ
とができる。
【0053】ところで、上述したようなビデオIDフォ
トプリント装置や、顔写真ベース等で扱われるビデオ顔
画像に於いて、最も重要なのは、被写体である人物の顔
の色が適切であることであり、顔色を適切に保つための
操作、取扱いが容易であることである。
【0054】ビデオ顔画像信号は、ビデオプリントやモ
ニタ上に表示される顔写真の顔の色に直接関連するもの
であるが、顔画像を撮像する場合の照明光源、ビデオ画
像撮像装置の調整等によって影響を受けて変化する。
【0055】ビデオカメラを例にとると、ホワイトバラ
ンスの調整や、オートアイリスの作動状態が変化する
と、ビデオ顔画像の色、すなわち色調や明るさが変化す
る。そして、ビデオカメラ以外の変化要素として、照明
の変化や顔色の個人差による変化がある。
【0056】一方、好ましく感じられる顔色としては、
現実の色に忠実な再現ではなく、好ましく感じられる記
憶色が表現されることである。そして、この好ましい顔
色は、性別、人種、日焼けの程度等によって異なる、す
なわち、好ましい顔の再現色は、性別や人種等の個人差
によって一律ではないものである。このような種々の変
動、変化要素が存在する中で、好ましい顔色を簡易に、
且つ安定的に得ることは極めて困難なものであった。こ
のため、第4の実施例として、プリント或いはモニタ上
で好ましい色調の顔画像を安定して表現する顔色変換装
置に適用した例を説明する。
【0057】図8は、この発明を適用した顔色変換装置
の構成を示すブロック図である。図8に於ける顔色変換
装置は、図1のビデオIDフォトプリント装置に対し
て、コントローラ19の信号バスに、標準色の1つを選択
指定するため標準色選択指定部39を更に結合する構成と
なっている。その他の構成及び動作は、上述した第1乃
至第3の実施例と同じであるので説明を省略する。
【0058】いま、人物11の顔の静止画像を記録保存す
るには、フレームメモリ15に記憶されている画像データ
を、補助メモリ25に転送し記録する。その動作は、先ず
フレームメモリ15上のR、G、B各色の画像データのピ
クセル単位データを、コントローラ19により読取り、次
いでデータバスを経由して補助メモリ25に順次転送する
ようになっている。補助メモリ25側では、このデータを
記録媒体に順次記録する。ここでは、後で読出し易くし
ておくため、ファイル形式にしてファイル名データ、画
像情報データ等を記録できるようにしておく。また、こ
の画像情報データの中に標準色の1つを選択指定するコ
ードも含めておくと便利である。ファイル名入力等は、
例えば操作者がキーボード21にてキー入力すれば記録で
きる形、例えばアスキーコード化したデータに変換され
た後、コントローラ19により補助メモリ25に記録され
る。
【0059】そして、記録保存された顔画像データを読
出す場合は、操作者が読出したい画像のファイル名をキ
ーボード21にてキー入力すれば、そのファイル名データ
にてコントローラ19が補助メモリ25から画像データを探
して読出す。読出されたデータは、データバスを介して
各色各ピクセル毎にフレームメモリ15に順次書込まれ
る。または、標準色選択指定部39へ標準色の1つを指定
する。こうしてフレームメモリ15に書込まれたデータ
は、標準色選択指定部39からの指定コードに従って、変
換パラメータを決定し、顔色変換処理を加えた後、フル
カラービデオプリンタ17でプリントされたり、モニタT
V18のCRTディスプレイを通して画像として視認され
得るようになっている。次に、標準色選択指定部39で指
定される標準色について述べる。
【0060】抽出された顔色に対し、希望する複数組の
肌色のR、G、Bデータは、予め標準色メモリ28に記憶
させておくか、予め補助メモリ25に記録されたデータを
コントローラ19により読出し、データバスを介して標準
色メモリ28に記憶させる。
【0061】標準色となる顔色の種類は、3色乃至5色
程度用意しておき、各標準色を示す数字、または文字の
コードを割当てておき、このコードを用いてハンドリン
グするようにするのが好適である。標準色のそろえ方と
しては、人種や日焼けの程度によって異なる黒さを指定
し、例えば3段階程度に変化させるとよく、標準を1種
類にした場合に比べて、はるかに見映えがよくなる。更
に、性別による色調差等を加えて、5段階程度に刷れ
ば、通常のID写真用途のニーズは十分満たすことがで
きる。
【0062】この顔色変換装置は、上記各標準色を指定
するコードを有しており、更にこのコードに対応させた
色調データを標準色メモリ28に登録しておくが、そのデ
ータは、後述するように、顔の平均的な色濃度を示す
R、G、BまたはC、M、Yの信号強度で与えたり、色
相と明度で与えたりすることができる。
【0063】尚、抽出された顔色を指定した標準の肌色
に変換するための手段であるルックアップテーブル30
は、検出顔色メモリ27と標準色メモリ28に記憶されてい
る各R、G、Bデータ1組の1つを標準色選択指定部39
の指定に従って読出し、比較部29にて比較した後、コン
トローラ19で作成されるものである。
【0064】このルックアップテーブルの作成後、フレ
ームメモリ15内の画像のデータが順次画素単位で読出さ
れ、ルックアップテーブル30にて各色についてそれぞれ
濃度変換され、元のフレームメモリ15の同一アドレスに
書込まれることで、指定した標準の肌色の顔画像に変換
される。この動作は、コントローラ19により行われるも
ので、人物11が変わる毎に、人物毎に指定した標準色を
対象に行う。
【0065】尚、上述した説明に於いて、ビデオ画像入
力装置は、ビデオTVカメラ以外にフロッピーディスク
メモリや半導体カードメモリを用いたスチルビデオカメ
ラ等であってもよい。また顔色情報を抽出する場合に
は、複数の位置の情報を抽出平均化して、サンプリング
誤差、ミスを防止することは当然である。或いは、サン
プリング位置で、点ではなく面積を持たせた領域から平
均化した情報をサンプリングすることで、サンプリング
のミスを防止することができる。次に、抽出された顔色
の演算、すなわち顔色変換演算の方法の一例を図2を参
照して説明する。
【0066】各画素の信号はRGBの3色の輝度信号で
構成されている。各画素の信号レベルがとり得る値は、
0から255までで信号レベル0が最低輝度を、信号レ
ベル255が最高輝度を表すものとする。ここで、色変
換の特性は2つの色で指定する。その1つは、個々の顔
写真データから抽出された色データで変換指定色と称
し、もう1つは任意に指定した色データ、すなわち標準
色として指定した色データで目的色と称することとす
る。
【0067】先ず、顔写真データから変換指定色を抽出
する。色変換はこの変換指定色を中心に行われる。上記
変換指定色は、顔写真データの顔の部分から抽出するよ
うにする。顔の中でも、頬や額など顔色の印象を決定す
るような部分から選ぶのが好ましい。また、上記変換指
定色のRGB3色の信号レベルは、それぞれr0、g
0、b0とする。
【0068】次いで、目的色を選択して読出す。この目
的色には、変換指定色が抽出された部分(頬、額等)に
ふさわしいと思われる色が、標準色として複数組用意さ
れていて、その1つを選択指定する。上記目的色のRG
B3色の信号レベルは、それぞれr1、g1、b1とす
る。以降の動作は、上述した第1の実施例と同様である
ので、ここでは説明を省略する。次に、図4を参照し
て、マウスコントローラを用いた例を説明する。
【0069】先ず、メニュー35の中から顔画像データの
ロードが選択され、色変換の対象となる顔画像を画面に
表示される。対象画像の選択は、コンピュータに付属の
キーボード21を操作して行ってもよいが、ロードを選択
したときに従業員の名前やID番号の一覧が画面に表示
されるようにしておけばマウスコントローラだけで操作
することもできる。変換指定色を抽出するため、マウス
コントローラのカーソルが顔画像上の任意の場所に移動
され、マウスコントローラのキークリックがなされる。
この操作により、抽出された変換指定色は、変換指定色
表示部33に表示される。
【0070】次いで、目的色が標準色表示部32から選択
される。目的色を選択するには、マウスコントローラの
カーソルが標準色表示部32の任意の場所に移動され、マ
ウスコントローラのキーがクリックされる。この操作に
よって抽出された標準色は、目的色表示部34に表示され
る。標準色表示部には、予め目的色にふさわしい色が複
数組用意されており、文字、数字等の記号またはカラー
モニタの場合には色そのもので表示することができ、例
えば顔画像が男性のものであるか女性のものであるか等
により、顔色を使い分けることができる。また、新たな
標準色が追加登録されることにより、予め用意されてい
る目的色と同様に使うこともできる。
【0071】ここで、メニュー35の中から、色変換の開
始がマウスコントローラで選択される。コンピュータ
は、顔写真情報から抽出された変換指定色と標準色表示
部32から選択された目的色に従って、色変換を行うため
のルックアップテーブルを作成する。引続き、このルッ
クアップテーブルによって顔画像の全ての画素のデータ
の輝度が変換される。更に、必要に応じてメニュー35の
中から、顔画像データのセーブが選択され、色変換後の
顔画像データが補助メモリ25に書込まれる。
【0072】標準色の選択指定は、このように顔色の変
換作業時に行うこともできるが、対象となる人物の名前
やID番号と同時にインプットしておく。以降は、それ
らの情報を読出して顔写真を表示、プリントする場合に
は、指定コードが自動的に選択されるようにしておくと
操作性がよい。また、標準色の選択基準の中に性別が含
まれる場合に、性別情報はID情報にあるものを自動的
に適用し、標準色の選択肢には加えないが、実質は性別
による選択を自動的に行うようにして、操作を簡略化す
ることも可能である。次に、顔色抽出の座標を予め指定
して行う方法について説明する。
【0073】顔画像の位置が標準化されていて、いつも
決まった部分に顔色の重要な部分(頬、額等)が位置さ
れる場合は、変換指定色を抽出する座標を予め決めてお
くことができる。また、顔の位置が一定しない場合で
も、顔の部分をコンピュータに判断させることによっ
て、変換指定色の抽出を自動化することができる。
【0074】一例として、顔画像の中の額の部分の色を
抽出する方法について説明する。図5の(A)は、これ
から自動的に変換指定色を抽出しようとする顔画像を示
している。そして、図5の(B)は、同図(A)の点線
a−b上の画像の輝度分布を示したものである。輝度は
RGBのどのプレーンのものでもよいが、画像の性質を
考慮し、適切なものを選択するとよい。点線a−bは、
図5の(A)に示される画面を左右に2等分する位置で
よい。
【0075】図5の(B)を参照すると、輝度の違いに
よって顔の肌色の部分に相当する位置が検出できること
がわかる。例えば、始めに髪の毛に対応する特に輝度の
低い部分Pを検出しておき、それに隣接して輝度の高い
部分Qを捜せば、そのQの部分が顔の肌色の部分である
と推定することができる。したがって、その部分のRG
B3色の輝度信号を抽出すればよい。次に、この発明の
第5の実施例について説明する。
【0076】図9は、この発明による顔色変換装置の他
の構成例を示すブロック図である。図9に於ける顔色変
換装置は、図8の顔色変換装置に対して、画像データフ
ァイルメモリ36がフレームメモリ15に結合されている。
また、ビデオ画像ファイリング手段として文字データフ
ァイルメモリ37と、バスコントローラ38が備えられた構
成となっている。加えて、カラーTVカメラ13によって
撮影された画像データが、先ず記録、保存できるよう直
接にフレームメモリ15から転送できるように結合し、ま
た、そこから読出された原画像から顔色情報の抽出が可
能なように検出顔色メモリ27が接続される。更に、上記
顔色データと予め設定、選択された顔色標準色データが
比較されて作成される顔色変換用のルックアップテーブ
ル30が、上記バスコントローラ38を介して結合される。
【0077】また、各個人毎に標準の顔色の1つを指定
したコードは、文字データファイルメモリ37に格納され
ている。これらの制御は、コントローラ19により行われ
る。この他の構成は、上述した第4の実施例と同じであ
る。
【0078】次に、この第5の実施例の動作について、
上述した第4の実施例と異なる部分を説明する。この第
5の実施例では、撮影した静止画像を記録保存するビデ
オ画像ファイリング手段を用いており、記録時に、後か
ら検索し易いように、IDナンバや氏名等、文字データ
とを関連付けてファイル構成にして、上記文字データは
文字データファイルメモリ36に記録する。同時に標準色
の1つを選択指定するコードも同じメモリに記録してお
く。
【0079】一方、顔画像をモニタTV18で見たり、I
Dカード用にプリントする場合は、操作者がキーボード
21から検索キーワード、例えばIDナンバや氏名の文字
をキー入力すれば、コントローラ19が画像データファイ
ルメモリ36から該当する画像ファイルを検索する。そし
て、その画像データはバスコントローラ38を介してフレ
ームメモリ15またはルックアップテーブル30に転送され
る。また、同時に文字データファイルメモリ36から、関
連のある文字データがコントローラ19で読込まれ、モニ
タTV20に表示される。更に、標準の顔色を選択したコ
ードも読出されて、標準色選択指定部39へ転送される。
次に、顔色変換する場合について述べる。
【0080】既に、画像データファイルメモリ36に取込
まれている顔画像の顔色変換を行うには、同様の検索に
てフレームメモリ15に変換したい顔画像を転送し、第4
の実施例のようにマウスコントローラ22で指定する。そ
して、指定した座標のデータを読取って、検出顔色メモ
リ27に転送する。これは、フレームメモリ15よりバスを
介して検出顔色メモリ27に転送しても同様に行うことが
できる。この顔色データと、標準色メモリ28内の選択指
定された肌色データが、比較部29にて比較される。次
に、この発明の第6の実施例について説明する。
【0081】図10に参照される顔色変換装置は、上述
した図7の第3の実施例と同様の構成要素を有してお
り、コントローラ19の信号バスに、標準色の1つを選択
指定するため標準色選択指定部39を結合する部分が異な
る点である。
【0082】次に、顔色変換した画像データが画像デー
タファイルメモリ36に記録される動作について述べる。
先ず、撮影された顔画像がフレームメモリ15にあるとし
て、その顔色変換が最初に行われる。上述した第4の実
施例のように、顔色検出する部分が、マウスコントロー
ラ22で指定される。その指定された座標の顔色データ
は、検出顔色メモリ27に転送され、ここで一時記憶され
る。この顔色データと標準色メモリ28内の選択指定され
た肌色データが、比較部29にて比較されて顔色変換する
ためのルックアップテーブル30が作成される。
【0083】ルックアップテーブル30の作成後、バスコ
ントローラ38にてフレームメモリ15からの画像データが
ルックアップテーブル30へ転送される。このルックアッ
プテーブル30にて顔色変換されたデータは、バスコント
ローラ38から画像データファイルメモリ36に転送され、
記録される。これらの一連の動作は、コントローラ19
の制御による。これによって撮影した人物11の顔色が
希望する顔色に変換され、その画像はビデオ画像ファイ
リング装置に保存されることになる。この顔画像をID
フォトとして用いるには、ビデオ画像ファイリング装置
より読出すだけで、すぐにフルカラービデオプリンタ17
にてIDカード用プリントが行われる。ここではファイ
リング装置を別に設けて行う方法を述べたが、第4の実
施例でも同様のことを行うことができる。
【0084】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、照明光
源、ビデオ撮像装置等のビデオ画像入力装置部または入
力時、或いはプリント時に生ずる各種の色を変化させる
要素の作用による再現色の変化を補正して、複数組用意
された希望する顔色の選択された1つにプリント画像が
安定して、簡易な操作で得られる効果が生ずる。また、
顔色変換のための原画情報の抽出を適切かつ間違いなく
行える効果がある。更に、顔色変換のための原画情報の
抽出個所を指定する操作を省略して、自動的に良好なプ
リント、顔画像を出力できる画信号変換ができる効果を
生ずる。
【0085】加えて、ビデオ画信号の取込み速度を低下
させる事がなく、かつ取込まれたビデオ画像に、プリン
ト等に不適切な色バランスの画像があったとしても、良
好な顔色の再現が得られる効果を生ずる。
【0086】また、ビデオプリンタによってプリントさ
れるプリントの顔色が良く安定化すると同時に、ファイ
ルされた画像をモニタ上で観察する場合の画質も安定化
した良い色とする効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例でビデオIDフォトプ
リント装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のルックアップテーブルの特性線を説明す
る図である。
【図3】図1のルックアップテーブルの特性線を説明す
る図である。
【図4】図1のモニタTVに表示される画面の例を示し
た図である。
【図5】(A)は自動的に変換指定色を抽出しようとす
る顔画像を示した図、(B)は(A)の点線a−b上の
画像の輝度分布を示した図である。
【図6】この発明の第2の実施例でビデオIDフォトプ
リント装置の他の構成例を示すブロック図である。
【図7】この発明の第3の実施例でビデオIDフォトプ
リント装置の更に他の構成例を示すブロック図である。
【図8】この発明の第4の実施例で顔色変換装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】この発明の第5の実施例で顔色変換装置の他の
構成例を示すブロック図である。
【図10】この発明の第6の実施例で顔色変換装置の更
に他の構成例を示すブロック図である。
【図11】従来のビデオIDフォト装置を示すブロック
構成図である。
【符号の説明】
11…人物、12…照明、13…カラーTVカメラ、14…A/
D変換器、15…フレームメモリ、16…D/A変換器、17
…フルカラービデオプリンタ、18、20…モニタTV、19
…コントローラ、21…キーボード、22…マウスコントロ
ーラ、23…演算部、24…メモリ、25…補助メモリ、26…
検出点設定部、27…検出顔色メモリ、28…標準色メモ
リ、29…比較部、30…ルックアップテーブル、39…標
準色選択指定部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影されるべく被写体を撮像してビデオ
    原画像信号を出力するビデオ画像撮像手段と、 このビデオ画像撮像手段によって撮像されたビデオ原画
    信号からその顔色情報を抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出された上記顔色のデータと予め設定
    された上記顔色の標準色データとを比較する比較手段
    と、 この比較手段の比較結果によってパラメータが決定され
    る顔色変換演算手段と、 この顔色変換演算手段で変換演算して得られたビデオ画
    像の画信号に基いてビデオプリントを行うフルカラービ
    デオプリンタとを具備することを特徴とするビデオID
    フォトプリント装置。
  2. 【請求項2】 上記ビデオ原画像信号の顔色情報を表示
    するモニタ手段を更に具備し、上記ビデオ原画像信号の
    顔色情報は上記モニタ上に表示された画像上に位置指定
    された個所の信号を抽出して得られる請求項1に記載の
    ビデオIDフォトプリント装置。
  3. 【請求項3】 上記原画像信号の顔色情報は、予め位置
    決めされている座標位置に於ける上記原画像の情報が抽
    出されて上記顔色情報とされる請求項1に記載のビデオ
    IDフォトプリント装置。
  4. 【請求項4】 上記ビデオ画像を保存して検索可能なビ
    デオ画像ファイリング手段を更に具備し、上記抽出手段
    は上記ビデオ画像ファイリング手段から読出された原画
    像信号から顔色情報を抽出し、上記顔色変換演算手段は
    上記ビデオ画像ファイリング手段から読出された原画像
    を変換演算する請求項1に記載のビデオIDフォトプリ
    ント装置。
  5. 【請求項5】 上記ビデオ画像ファイリング手段は上記
    ビデオ画像撮像手段からの原画像信号と上記顔色変換演
    算手段によって変換演算された画信号を一旦収納し、上
    記フルカラービデオプリンタはそのプリント時に上記ビ
    デオ画像ファイリング手段から読出された信号に基いて
    プリントを作成する請求項4に記載のビデオIDフォト
    プリント装置。
  6. 【請求項6】 撮影されるべく被写体を撮像して該被写
    体の顔部分のビデオ原画信号を出力するビデオ画像撮像
    手段と、 このビデオ画像撮像手段によって撮像されたビデオ原画
    信号からその顔色情報を抽出する抽出手段と、 複数組作成された標準となる顔色信号を予め記憶してい
    る標準色記憶手段と、 撮像される各顔画像毎に上記標準色の1つを選択指定す
    る指定手段と、 上記抽出手段で抽出された顔色情報と選択された標準色
    を比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果によって出力されるビデオ画像
    の変換パラメータが決定される顔色変換演算手段とを具
    備することを特徴とする顔色変換装置。
  7. 【請求項7】 上記ビデオ原画信号の顔色情報を表示す
    るモニタ手段を更に具備し、上記ビデオ原画信号の顔色
    情報は上記モニタ上に表示された画像上に位置指定され
    た個所の信号を抽出して得られる請求項6に記載の顔色
    変換装置。
  8. 【請求項8】 上記ビデオ原像信号の顔色情報は、予め
    位置決めされている座標位置に於ける上記原画像の情報
    が抽出されて上記顔色情報とされる請求項6に記載の顔
    色変換装置。
  9. 【請求項9】 上記ビデオ画像を保存して検索可能なビ
    デオ画像ファイリング手段を更に具備し、上記抽出手段
    は上記ビデオ画像ファイリング手段から読出された原画
    像信号から顔色情報を抽出し、上記顔色変換演算手段は
    上記ビデオ画像ファイリング手段から読出された原画像
    を変換演算する請求項6に記載の顔色変換装置。
  10. 【請求項10】 上記ビデオ画像を保存して検索可能な
    ビデオ画像ファイリング手段と、上記ビデオ画像撮像手
    段からの原画信号を上記顔色変換演算手段によって変換
    演算し、その演算した画信号を収容するビデオ画像ファ
    イリング装置を更に具備する請求項6に記載の顔色変換
    装置。
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